2020 ,11,1 (日)

長野・阿智村


  網掛山 1133,2m
  

紅葉前線追いかけ南信へ
古代東山道を歩く
 

登り 大平神社P−(17分)−登山道入口−(43分)−網掛峠−(37)−網掛山

下り 網掛山−(15分)−東展望台−(26分)ー登山道入口−(7分)−大平神社P




【 登り 1時間43分 】 【 下り 48分 】 【 距離 約4q 】 【 高低差 406m 】


紅葉前線追いかけは聞こえがいいが
城山巡りついでの山歩である

6:00家を出て中央道まで来ると車の多い事
久しぶりに園原ICで下り登山開始場所の大平神社Pを目指す
11年前に来ているので場所は把握していた
前回は軽トラだったので感じなかったが道の狭い事

狭い道を通り大平神社Pへ7:45着く
4〜5台停めれそうな駐車場だが一番乗りのようだ
ここに停めれないと智里東公民館まで戻ることになる
しかし登山者用などと書かれていないので初めての方は戸惑うだろうな
以前無かった仮設トイレも設置してある
日陰は霜で白い中、8:00スタート

歩き出して直ぐウエストンも感激した?という南アルプスの眺めだが・・・
左から北岳〜塩見〜悪沢〜前聖までのパノラマ

奈良・平安時代(701年)に朝廷が作った近江国から出羽国(東北)
までの千qに及ぶ古代東山道の記念碑前通過
中でも美濃〜信濃境の御坂峠が通行困難場所と知れ渡っていたと記されている

獣除けゲートを開けて入って行くと登山道入口表示だが
まだ林道歩きなので元気だ

林道左は檜の人工林だが右側は自然林で木々が黄色に染まっていて
山頂辺りの色付きに期待が膨らむね(^^♪

歩き出して30分程で林道終点でいよいよ山道となる
急に足が重くなる軟弱パターン健在!

ここからジグザグ道でどんどん高度を上げていく

歩き出して1時間の9:00網掛峠着
ここからは古代東山道とはお別れだ

展望舎で一服 温かいお茶で喉を潤し僅かな展望を楽しむ

ヘブンス園原の展望台リフトと終点の展望台をズーム撮影
ズームなので紅葉の色付きが分かり辛いが現地では綺麗に見えるだろうな

6分の一服後歩き出せば黄色一色
よく見ればこの辺りの山モミジは全て黄色なので驚きだ

足元には松ボックリが一杯落ちていて歩きにくい所もある
ドングリも落ちている
各地で熊出現騒動が頻繁に報道されているが
ここの登山口には珍しくクマ出没注意!の表示が無かった
ちなみに我が町でも2回目撃情報が流れた

急斜面も一旦緩みいい感じ

何度も足を止め撮影タイム

すると松の巨木出現
幹で二股に別れているが一番太いところで直径1mはある巨松だ

登山道前方の空が低くなってきたら山頂手前分岐で
上も下も黄色尽くめだ
ここから左へ数十mで山頂だった

1時間43分要して9:43木々に囲まれ展望無い網掛山山頂着
11年前は何も無かったが賑やかになっていた
前回はは1時間4分で登っているが老いたので仕方ない
11年前のレポ

展望無いので記念撮影済ませさっさと移動

前回は1月4日で完全に冬枯状態で明るかった山頂台地は
期待通りに黄色に染まっていて何度も何度も足を止め撮影タイム
画像より実際の方が綺麗に見えた

この辺りはたまらんなぁ〜

しかし遠くで何者か?獣のけたたましい鳴き声が不気味に響く

15分ノンビリ歩きの頂上台地も終盤いよいよクライマックスが

10:06南アルプスの展望が素晴らしい東展望台へ着いたぞ〜
まだ壊れずに健在だったが、恐る恐る入る
誰も居ない よしよし

やっほ〜やったね!南アルプスがバッチリ見える!

仙丈ケ岳〜北岳〜間ノ岳

悪沢岳〜赤石岳〜前聖岳

さ〜展望を楽しみながらコーヒー沸かし小休しよまい
眼下に昼神温泉と中央道
誰も居ない展望台で好物のアップルパイ食べながら至福の時
この展望に相方もご満悦

すると訳の分からない獣同士の喧嘩だろうか
凄まじい不気味な鳴きあいが響く
相方 怖がる・・・



不気味になり22分の休憩で早々に退散した

さーて ここから急斜面の下りが続くのだ

画像では分かり辛いが急降下である

この辺りで初めてオジサン2人組とすれ違う

延々続く急降下に相方も「こっちから登らなくて良かった〜」と言わっせる

長く感じた急降下も15分もすれば緩やかになってきた
それにしても長く感じたのは老いた証拠

登山道から林道に下り少し歩き獣除けゲート通過
前回同様大平神社近道を行こうとしたが
草ボウボウで確認できなかったので車道下り

11:00大平神社Pに戻ればアレレ他車は無し
網掛山の登山者は11月が一番多い筈だが意外や無しとは
途中出会った二人組は何処から歩かれたのか?

さて帰り支度を済ませ帰路は中央道で帰るつもりだったが
早く戻れたので国道走りで帰ることに
先ずは治部坂峠方面へ

治部坂峠近くまで来ると標高も上がり周りの紅葉が素晴らしい
標高1190mで網掛山より高いので当然だ
当然交通量も多いし各所で工事の交互通行あり

信州の山には美濃の山には無いカラマツ林が多いので景色が全く違う
紅葉ドライブだけでも十分楽しめる所だ

休憩ついでに治部坂高原 ジャム工房へ寄ってみた

治部坂高原 ジャム工房内のレストランで名物鍬そばなるものを注文
鍬の形した鉄板で焼かれた茶そばに薬味と牛肉が乗っていて
めんつゆで食べるのだが結構美味しく頂けました
そのレストランから中央アルプスをズーム
仙漉艨E越百山辺りが重なる

さて腹も満たしたので次なる目的地、明智町の明智城本丸跡へゴー
地元では白鷹城(しらたか)と呼ぶらしい

近道を選択して細い山道を延々と走り続け
隣の相方のボヤキが続く

13:40明智町日本大正村 無料駐車場
観光案内所で場所を聞けば片道25分に相方のボヤキが聞こえた
大正村ロマン館目指し古い大正路地を登って行くと
ロマン館手前で二手に分かれ周回できるので
左から時計回りで攻めることにした
いざ 入城

案内板に導かれ山中へ

20分程で本丸跡

白鷹城は1247年に遠山明知氏始祖景重が築いた山城
1574年に武田勝頼に攻められ落城
明智光秀は本丸より南西の落合砦(土岐明智城)で生まれる
母の供養塔も存在する

しかし大河ドラマの明智の荘は可児市の明智(長山)城となっている



本丸 二の丸 出丸と周り下城
途中には菅原道真公を祭神とする神社天神神社と
隣には光秀公が若かりし頃学問に精進した
明智光秀公学問所なる小さな建物あり

山城探索40分の周回を終え大正ロマン館へ戻り大河ドラマ館(一階)を見学
展示物はドラマに使った衣装とか出演者のサイン多数、ビデオ上映など
主に撮影禁止だが光秀と煕子の等身大パネルの間に入り記念撮影
駐車場まで戻り五平餅とみたらし団子で一服後
充実感に浸り帰路に着く

瑞浪ICから中央道へ入ると直ぐノロノロ渋滞
東海環状道に入ると対向車線も交通量が多くノロノロが延々と続いていた
多くの皆さん高山方面へ紅葉ドライブに行かれた様だ

紅葉山歩と紅葉ドライブ
城山探訪と大河ドラマ館
なんていい日なんだ!

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