05,12,18                  雪の天王山へ久しぶりに登る
                            倉木谷Aコースで登りDコースで下る
   天王山15
           538m
倉木谷駐車場-(24分)-鉄塔-(22分)-
Bコース分岐−(31分)−Cコース分岐-17分()-
頂上-(21分)-鉄塔-(11分)-登山口-(10分)-
倉木谷駐車場
 高低差: 395m
登り累計: 466m
距離: 4,2km
登り:  1時間34分 下り:  43分
単独 家から15分
私は12月は殆ど山へは行かなく、過去に登ったのは2回だけです。何故ならば、我が家は自営業なので、12月は無休モードで仕事をします。今年も例外無く仕事を予定していたら、悲しいかな仕事が余分に無かった。(泣)天気予報も大寒波が来て大雪と言っていた。PCを始めてから慢性的な寝不足が続いていたので、たまにはゆっくり寝ていようと思い寝たのだった。翌朝7時過ぎに眼が覚め、外を見て唖然!ナント!天気が良く晴れ間が出ていた。屋根の積雪は30cmだが新雪は10cmほどだったので、こりゃ〜行くしかない!GO〜
何も準備がしていなかったので、簡単な持ち物(デイバックにフリース、湯とコーヒーセットのみ)で身軽に出かけた。道路は日陰は白かったが、既に9時を過ぎていたので日当は融けていて快調に進む。今年の冬になって初めての積雪路走行を楽しみながらデリカは快調に走った。美濃市に入り直ぐのコンビニ(ファミリーマート)のある交差点を左折して天王山を正面に見て進み、大矢田トンネルへと登って行く。トンネルを出ると下りだして直ぐに、半道コース登山口がある。此処からは昨年2月に登っているので、チラッと見たら微かにトレースが付いていた。半道集落を過ぎ、民家が途切れると右に小さな工場がある。その先に右へ渡る橋が現れるので、それを渡って奥へ行くと行き止まりの駐車スペースがある。
9:18 天王山を見ながら大矢田トンネルへ向かう 9:26 ゲートがある橋を渡る
右折して橋を渡るのだが、此処にはゲートが有り各自が開けて通過し、閉めておくのがルールです。しかし開けたままで閉めた形跡もも無いので、そのまま通過する。
行き止まりの駐車スペース 9:38 Aコース登山口
橋から先へ行くと直ぐ左側にAコース登山口が有り、その先へ行くと5〜6台は止めれそうな駐車スペースがある。意外な事に一番乗りだった。この辺りで積雪は20cmほどある。一番乗りと言う事は、トレースが無いので嬉しいもんだ。(^^)10分で準備を済ませ、身軽な格好で歩き出す。
トレースの薄い登山道 9:54 駐車スペースからの近道
道路を少し戻りAコース登山口から登りだす。登山口の案内板には「頂上2,6km120分」と書いてあるが、だいたい1時間で登れる。積雪期に以前来た時は雪は少なめだったが、1時間16分で登れた。今回はその時よりは雪も多めなので、楽しみながらユックリ登りたいものだ。登り始めは人工林の中のジグザグ道で始まり高度を稼ぐ。途中で木が雪の重みで登山道を塞いでいた。其れを想定してストックを持ってきていたので、雪を払い落としながら進む。人工林も終わり雑木林になると、右に駐車スペースからの登山道と合流する。駐車スペースは2段になっていて、上の駐車スペースから此処へ続いている。駐車場分岐から少し展望が開け頂上の反射板が確認できた。まだまだ遠い!歩き始めたばかりなので当たり前だ。(^^;)その先に鉄塔への分岐が有り、展望が開けているので寄り道をして行く事にした。毎回そうである。
9:57 最初の鉄塔からの北側の矢坪ヶ岳方面の眺め
第一鉄塔へ寄って展望を楽しむ。今淵ヶ岳、矢坪ヶ岳方面かな?
9:59 御手洗コース分岐 10:00 二つ目の鉄塔
鉄塔から登山道へ戻り、歩き出して直に御手洗コース分岐へ着く。天王山には6本の登山道があるが、唯一歩いた事が無いルートである。「御手洗」は「おてあらい」では無く「みたらい」と読む。その先には2つ目の鉄塔があり、此処からも展望が得られる。鉄塔の下には「ササユリ七株程有り 身頃6月下旬 ※取らないように」の表示がして有った。今まで何回も歩いていたが、全く気が付かなかった・・・アップダウンを繰り返し進むと今度は「ヒカゲツツジ群生地 身ごろは4月上旬〜下旬 大切にしよう」の表示有り。此方も全く気付かなかった・・・余裕が無いんだね・・・
10:06 急斜面だ! 急斜面より振り返る
ヒカゲツツジの表示の後は雪に覆われた急斜面が待っている。しかし、スリップする事無くすんなりクリアーできた。其処から振り返ると歩いて来た尾根が見れた。
10:22 Bコース分岐 10:26 三つ目の鉄塔
進むにつれ雪も徐々に増えて来たようにも感じ、小さなアップダウンを繰り返し所々開けた展望を眺めながら進むとBコース分岐へ着いた。初めて登った時に此処から降りたのだが、急斜面の下りで木々に掴まりながら展望の無い中を降りた。その次の積雪期に降りた時には木々が伐採され、開けた明るいコースに変身していた。その中、トレースが全く無い所を降りた記憶だ。Bコース分岐から先に三つ目の鉄塔が現れる。此処は登らずに右へ巻くルートも有るが、何時も鉄塔へ登っているので、トレースが無い状態でかなり沈む中を楽しんで登った。スパッツの上まで来るので40cmはありそうだ。この辺りからは雪が降り出した。
10:50 トレースが薄い 10:55 立岩分岐
鉄塔から26分辺りでCコース分岐がある。このコースは一度だけ下りで使った事があるが、全く記憶が無い。その先には、立岩への分岐が現れる。下のコースを直進すれば立岩の先へ出るエスケープルートです。左のコースには岩登りがあるが、迷わず行ってみた。
立岩手前の崖 崖を登りきり見上げる立岩
立岩手前の岩登りをスリップに気を付け登りきると立岩が現れる。立岩の上に立つには岩の左のロープ場をよじ登るのだが、岩の上には登った形跡も無く、登っても今日は雪降りで展望が無い為、登らずに先へ進む。天気が良ければ立岩からは御嶽山が見れます。
11:02 誕生山縦走路分岐 11:05 大矢田神社分岐
立岩を過ぎると直に誕生山縦走路分岐へと着いた。このコースは今年1月16日に、今年の登り始めで歩いている。誕生山から2時間40分のミニ縦走が楽しめるお薦めルートなので、次回は積雪期に歩いてみたいな。そこから3分歩くと一番登山者が多い大矢田神社からのルートと合流する。流石は此処まで来ると新しいトレースが付いていた。少し先で登山者とすれ違い挨拶を交わす。「誰か居ますか?」「いや誰も居ないよ」の返事は意外だった。
11:08 頂上近し 11:09 天王山頂上小屋
11:10 1時間34分掛けて天王山頂上へ着く やはり雪道は1,5倍かかるね
小屋の中には既に2006年のカレンダーが掛けてあった。天王山は多くの登山者が訪れ、多くの常連さん達が守っておられる里山です。私も毎年1〜2回は訪れていて、常連さんのSさんHさんとは顔馴染みになっている。ビーグル犬を連れて登っているSさんは、今回記帳ノートに960回と書いてあった。スッゲ〜
名前を記入するノートは頂上の木の元にあるボックス内に有ります。ちなみに私は今回で15回めです。
天王山頂上 538m コーヒータイム(三脚代わりになるテーブルがある)
誰も居ない静かな頂上で展望を楽しみながらコーヒーを飲む。名古屋駅ビルは確認できたが、名古屋ドームはハッキリしなかった。空気が澄んでいる時には名古屋港の貨物船が見えた事も有った。今日は雪予報に反しての天気で、金毘羅山辺りから金華山、百々ヶ峰も良く見えた。今回此処へ来た目的の一つが、長野の服神院さんの足跡確認である。小屋の中にある記帳ノートを調べたら有ったので、服神院さんの書き込みの下のスペースに早速記入してきました。服神院さんは必ず一句詠まれる方で、今回も詠まれていた。服神院さんとは今年の9月に蝶ヶ岳で出会い、それ以来ネットでのお付き合いをしています。服神院さんは百名山〜三百名山を完登し、更に全国の地域別の百山などを数々完登されておられ、アルプスだけに拘らず低山でも登っておられる凄い登山家です。11月中旬から12月中旬に掛け、この辺りの山々をキャンピングカーで寝泊りしながら登られて居たのは知っていたので、帰宅後のレポを見て天王山にも登られたのを知り、必ず記帳されたと思いやって来たのです。
南側180度の展望 名駅ビルは確認できた
上のズーム 美濃市 関市の展望
北側の展望  高賀山 片知山 瓢ヶ岳方面
誕生山からの縦走路 悪ガキに戻り足跡をいっぱい残す
40分近く居たが誰も登って来なかったので、名残惜しんで下山に掛かる。
11:49 下山に掛かる トレースが無い! 嬉しいね!
11:51 このコース唯一の岩場 12:02 半道コース分岐
12:08 人工林の中を駆け下る(コケタ) 12:20 Dコース登山口
積雪にも関わらず余り滑らないので、調子に乗って下っていたら登山者が現れ視線を移したとたんに滑ってコケテしまった。照れ笑いを浮かべ、そそくさと降りる。その先でも単独の男性とすれ違う。
トレースの無い所を歩いた 12:30 駐車スペースへ着く
Dコース登山口からは暫く林道歩きなので、トレースの無い所を選んで童心に返り楽しんで歩いた。暫く行くと単独の男性と出会う。「雪はどんなもんですか?」と話し掛けられたので、暫し会話をする。この方は中美濃林道から瓢ヶ岳を目指したが、積雪が多く釣堀辺りから歩き出して結局、雪が多く断念して此方へ変更して来たと言われた。駐車スペースに戻ったら車が4台になっていた。近くの天王山でミニ冬山体験が出来楽しかった〜。12月としては記録的な積雪になり、山にはかなりの量が積もったらしい。雪深い山へ単独で行くよりも、多少の雪が有る里山歩きで満足しておこう。あ〜スノーシュートレッキングもしたいな〜。
今年の登り始めも登り収めも天王山だったので、来年の登り始めも天王山の初日の出登山で始まりそうです。(^^)v
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