2012,7,22

前鉢伏山
1836m鉢伏山 1928、5m

高ボッチ山
1665m

(長野・岡谷市) 

【鉢伏山 ノンビリ2時間の周回】


鉢伏山荘P-(20分)-前鉢伏山-(16分)−分岐ー(24分)−鉢伏山山頂(30分)
鉢伏山山頂-(25分)-鉢伏山荘P

【高ボッチ山 ノンビリ30分散策】

自然保護センターP-(10分)−高ボッチ山頂
高ボッチ山頂-(10分)-自然保護センターP


以前TVの旅番組で見たアルプス展望の山 高ボッチ山、そして鉢伏山。。
元気な頃なら行く事は無かった山だが、今ならピッタリの簡単に登れる山だぞ。
なら行って見よう!
心配した予報はイマイチだったが、行かずに後悔するより行って見るべし。
 


天気予報が気になり前夜松本市のメッシュ予報を見れば午前は晴れマークで安堵して寝た。

翌朝確認するとナント!10時ころだけが晴れマークだった・・・そして外は小雨、、、
半分諦めモードでドライブ気分でのお出掛けとなった。
中央道も恵那山トンネルを貫けると路面は乾いていたので期待をしたが、周りの山々は全く見えず。

岡谷ICで下り、二十歳の時ドライブで通って以来の塩尻峠を下って行くと
「高ボッチ→」の道標に従い右折するが道路が狭い?入口が違っていたようだった。

ガスガスの高ボッチ高原から10分ほどで車道行き止まりのガスガス鉢伏山荘Pへと着いた。
管理小屋からオバちゃんが出てきて「はい500円」と徴収される。
すると急に雨が降り出し、駄目だこりゃ、、、(T_T)
しかし母ちゃんに「ここまで来たんやで行こ!」と励まされ渋々まわしをしたのだった。
半袖では寒かったので長袖シャツに雨具の上着だけを着て、おまけに傘差しスタイル。
今回新調した32Lのザックカバー内蔵のザックを背負っていく。
オイラ肌寒いと言うのに母ちゃん「蒸し暑い」と言う。
さすが3D母ちゃん体感気温が違うらしい。
(3Dとはデブでデカくてデラックス)

歩き出して直ぐに分岐で、右山頂、左前鉢伏山なので先ずは左折して前鉢伏山を目指す。
山頂はほとんど駐車場と同じ標高だが、少し下って登り返すハイキングコースだな。
すると何と言うことでしょう!降っていた雨が止むではないですか。(^^♪

林道のような広い登山道脇には、多くは無いが嬉しい事に花々が点在しているではないか。
久し振りに見るオダマキ、ハクサンフウロ、ウツボグサ、トラノオ等々。
伊吹山にでも登った気分だな。
写真撮影に没頭しながらノンビリと歩いて行き
道標に導かれ丘のような前鉢伏山へと入って行く。

オダマキ ウスユキソウ
ウツボグサ イブキトラノオ
カワラナデシコ
レンゲツツジ ハクサンフウロ

登山道辺り一面にはレンゲツツジの木が密集している。
さぞかし満開時期の6月には綺麗に咲きそろうであろう。
すると一株だけにレンゲツツジの花が残っていた。
その近くにはニッコウキスゲが一輪木々に隠れるように咲いていて嬉しかった。

10:47 前鉢伏山山頂 バックにガスる鉢伏山

分岐から10分で着く前鉢伏山に20分かけての到着だ。
山頂は三等三角点らしいが、欠けていて判読不明だった。
展望は天気が良ければ
北アルプス、美ヶ原高原一帯、眼下には松本平が望めるはずだが・・・真っ白け!!
暫く散策してみたが何も無いので戻る事にした。

分岐から鉢伏山へ15分となっているが、急ぐ事は無いのでノンビリと。

立派な避難小屋?良く見るとテラスが朽ち果てていて立ち入り禁止となっていた。

富士見台のような雰囲気で、登山道もソックリのゴロゴロ石道で歩き難い。
こちらにも同じような花が点在しているので写しながら、そして母ちゃんを励ましながら登って行く。

分岐から15分で着く二等三角点の山頂へ24分かけて到着。
ガスっていて幻想的な雰囲気がいいなぁ。
ガスで展望が無いのは分かっていても一応展望台へ行って見る事に。

生憎の天気で誰も居ないと思っていたら、ご覧の賑わいだ。
我々も空いていたベンチでランチとした。
下界は蒸し暑いだろうが、
暖かいラーメンでも持って来れば良かった気候だぜぇ。

ランチも済ませた頃、一部雲が切れ松本市方面が明るくなってきたぞ。
早速カメラを持ち出せば、前方に鹿のファミリーが現れた。
山中でカモシカは何度も見たが、斑点のあるニホンジカは初めて見た!

天気が良ければ八ヶ岳と南アルプスの間に富士山、麓には諏訪湖の展望が得られるはずだったが・・・
一部晴れ間が出てもアルプス方面は見えないので30分の滞在で12:05下山とした。
振り返ると鉢伏神社の鳥居の向こうが明るくなっていた。

登りでは雨の重みで倒れていた唯一のニッコウキスゲが元気に立っていた。

登山道脇の高台からの鉢伏山荘方面

12:30鉢伏山荘P帰着
何気に立ち入り禁止内を覗くと荒れ地に一輪のニッコウキスゲが咲いている。
そして管理人小屋のオバちゃんと話していると目の前に見慣れぬ花が。
オバちゃんにコウリンタンポポと教えていただく。
オバちゃん曰く「昨日霧ヶ峰へ行った方がニッコウキスゲが全く咲いていなかったと言っていたよ」と。
今年は何処も不作らしい?

  

コウリンタンポポ                       ニッコウキスゲ


さて期待はできないが高ボッチ山へ寄って帰ろう

広い高ボッチ第二駐車場に着き、先ずはトイレへ。
用足しをしながら壁のシールに目が点。
「急ぐとも 外に漏らすな 松茸の露」笑ったなぁ

    

トイレを済ませ自然保護センター前の遊歩道で伊吹山でしか見た事無いルリトラノオ
そして初めて見たオドリコソウに似た白い花発見。

13:12 山頂まで400m、高低差20m、一応ザックを背負って登り10分の登山開始・・・

この短い行程にも避難小屋?長椅子だけなので、まぁ休憩舎ってところか?

長い行程なので休憩だ・・・
八ヶ岳中信高原国定公園 高ボッチ高原 だって。

 

あっと言う間の山頂で、やっぱりガスで何も見えず・・・
前夜TVでの旅番組でここをやっていたが、諏訪湖を見下ろし、その上に富士山。
南アルプスも望める絶景は・・・次回のお楽しみってところだな。

   

何も見えない山頂だが、一応散策してみると模型グライダーで遊んでいるオジサン組あり。
あとは何も無いので、山頂方位版で駒ヶ根SAで買った飲むヨーグルトで乾杯。
一応去り難い気分だが、山頂滞在12分で下山とした。

ガスって展望は無かったが、来て良かったぜぇ〜
やっぱ行かずに後悔するより行って見るべし!だな。
帰路は木曽路の19号をノンビリと道の駅巡りしながら
美味しいパスタを食べたり、桃とかワインを買って帰宅。
充実した一日だった。

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