2009,8,23
日本百名山 瑞牆山(みずがきやま) 2230m (山梨・北杜市)
【登り 2時間17分】 【下り 1時間30分】 【累積標高差 830m】 【距離往復約 5,3km】
瑞牆山荘前-(38分)-富士見平小屋-(22分)-天鳥川出合-(77分)-瑞牆山2230m
瑞牆山-(36分)-天鳥川出合-(21分)-富士見平小屋-(26分)-瑞牆山荘
富士山に次いで二度目の山梨遠征は好展望の奥秩父の日本百名山へ!
百名山ビデオを見ながらのエアー登山(筋トレ)で気になったのが山梨県の瑞牆山です。
別に百名山など目指しているわけではないが、比較的短時間で登れる好展望の山だったので
軟弱なオイラに打って付の山のようで即決定!
8年前の富士山登山に次いで二度目の山梨遠征と初のETC1000円登山である。
この読み難い山名は難読としても有名らしい。
その「みずがき」とは「神がみの囲い」の意味で、人々は神が宿る山として敬っているそうです。
さてと、一ヵ月振りの山を楽しもう〜(^^♪
ところで今回、山行回数300回記念登山です。
7時半には歩き出したいので家を3時半に出る予定としたが、実際には3時20分に出た。
家から数分の関広見ICから東海環状線〜中央道と快調に走る。
恵那山トンネルを潜り長野県へ入ると南アルプスが茜色に染まり日の出のお出ましだった。
諏訪SAでトイレ休憩とオニギリで腹ごしらえを済ませる。
それにしてもガソリンの消費が激しいなぁ・・・国道のGSは早朝でも営業しているだろうか?
須玉ICを出て直ぐのGSが営業(6:20)していたのでセーフです。
252kmで26,2gとは・・・軽四なのに燃費が悪すぎだ。飛ばし過ぎたかな?
カーナビの指示に従い、みずがき湖から増富温泉経由で瑞牆山荘へ。
瑞牆山荘辺りの少ない駐車スペースは満車なので、奥の大駐車場へ入って行き停めます。
7:00 広い駐車場着 | 7:13 瑞牆の森案内板 |
広い駐車場には、まばらながら各県ナンバーの車が勢揃いと言った感じです。 (岐阜ナンバーは無し)流石に百名山です。 オイラは逸る気持ちを抑えノンビリと準備をします。 すると準備を終えた登山者が次々と車道を歩いて行くがね。あれれ? 駐車場端に〔瑞牆の森〕案内板が立っており、その近くに登山道らしき踏み跡が延びているので、 オイラは迷わずここから入って行きます。(車道を戻ると瑞牆山荘前に登山口がありました) スタート地点の標高は1500mなので、半袖では涼しいなぁ。 樹林帯の中を緩やかに登って行くと見慣れない黄色い花が一輪咲いていて目を引きます。 フキのような大きな葉にキオンに似た花が咲いています。 初めて見る花でした。(マルバタケブキ) 車道を歩いて行った登山者が前方に見えますが、アレレ?何処で合流したのかな? |
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7:28 富士見平林道出合い | 初対面の花 |
前方が明るくなると富士見平林道に出、反対側に丸太階段が続いています。 行く手には「みずがき山 金峰山」の道標が。 ここから金峰山は遠いなぁ、瑞牆山の倍はかかりそうだ。 嫌いな丸太階段を登って行くと、又しても見慣れない緑色の花が。 するとベンチが設置された休憩ポイントに着くが、まだ元気なので先へ急ぎます。 |
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7:42 富士見平のミズナラ林 | 7:48 水場近くのマルバタケブキ |
登山道も徐々に傾斜が増し、登山者が多い為か踏み跡も乱れてきます。 そして登山道の一部が濡れて来ると左に水場があるようだが、涼しいので味見はパス。 この一帯には初めて見た黄色いマルバタケブキの群生が見られます。 そして前方が開けると富士見平小屋へと辿り着きました。 |
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7:51 静かな富士見平小屋 | 8:06 瑞牆山山頂部の全容 |
歩き出して約40分で数個のテントが張られた富士見平小屋へと着きます。 ここを起点に瑞牆山と金峰山を登るようです。 ここまでは元気で、数人の登山者を追い越したね。 小屋の周りにもマルバタケブキが見事に群生しています。(この時点では名前は知らなかった) 未だ余裕も有るし先が楽しみなので、休憩無しで先へ進むと登山道はトラバース気味に 進んで行きます。 追い着いた二人に黄色い花の名前を聞けば 「小屋の主人がヒナギクゲシと言っていましたよ」との返事が。 この辺りの花は鹿の食害にあってほぼ全滅で、黄色い花だけが残っているとか。 (帰宅後調べれば、ヒナギクゲシは存在しなく、マルバタケブキが正解でした) トラバース道が少し登りになると樹間から見てくれ!とばかりに岩峰が現れます。 まさに瑞牆山山頂の岩峰群です。 さて何処から登るんだろうね・・・ワクワクか。 その先の木に「小川山」のプレートが付いています。 ここから小川山も遠いなぁ・・・ ここからは石混じりのザレタ登山道をグングン下りだします。 途中で小1くらいの女の子とお父さんと挨拶をかわし、追い越して行きます。 下り切った所が天鳥川出合でした。 |
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8:13 天鳥川出合 | 8:16 桃太郎岩の右に階段 |
天鳥川出合に瑞牆山まで90分との表示あり。 天鳥川を渡ると休憩地にベンチがあり、その先には巨岩の桃太郎岩が現れます。 何故かまん中に見事な亀裂があります。 そして桃太郎岩の下には無数の木が・・・皆さん木で支えをしたがるんだね? この後も数ヶ所で確認。 桃太郎岩横の階段から登って行くと、その先にダイモンジソウが僅かに咲いていました。 |
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ダイモンジソウ | 8:57 傾斜も増す |
桃太郎岩からは岩混じりの登山道になりロープ場があったりで、登山道らしくなってくる。 いかん、歩き出して1時間チョイなのに、既にシャリバテ気味です。 ここまで休憩を取っていなかったので、早速腰掛けれそうな岩を見つけエネルギー補給とします。 そこへ小1の親子が追い付いて来ました。 同じ所で休憩したので、元気な女の子としばし会話を楽しみました。 |
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9:00 巨岩の間を登る | 9:02 富士山登場!(*^^)v |
休憩後歩き出せば益々傾斜も増し、巨岩と岩の点在する登山道をヒイヒイ登って行きます。 オイラ急登は苦手で、元気な後続者数名に追い越されます。 後は周りの登山者を抜きつ抜かれつで高度を上げます。 ふと振り返ると、お〜〜富士山が望めました!絵になるなぁ。 山頂からの展望が楽しみです。(*^^)v よ〜し山頂は近いぞ! 木の根っことか岩に掴まり、時には岩の狭い隙間をすり抜けたり潜ったり。 面白い登りが続きます。 |
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そそり立つ岩峰(大ヤスリ岩) | 9:15 岩まるけの中を登ります |
突然前方に岩峰がそびえているのが見えます。 これが大ヤスリ岩だろうか? 近くを登っていた登山者の会話で、ここを登る人が居るそうな。そんなぁ・・・ 画像では分かり辛いけど、結構な高さです。 振り返ると甲斐駒も登場! すれ違った下山者に山頂までの時間を聞けば「10分ですよ」の言葉、信じよう。。。 すると頭上に物凄い垂直な岩壁が聳えていて、その下を通過します。 そして一登りで山頂まで10分の表示。 あと10分は正解でした。 この辺りシャクナゲの木が密集しています。 さぞかし花期は見事な咲きっぷりだろうな。 |
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9:25 山頂まで10分表示 | 9:30 山頂から八ヶ岳方面 |
物凄くデカイ垂直岩壁を巻くように行きロープ場、階段を登るといきなり山頂だった。 山頂は花崗岩の巨岩の塊の集まりだった。 展望は雲が多いものの、富士山、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、小川山から金峰山 遠く北アルプス、御嶽山、浅間山までも望める好展望の山頂です。 タイムは2時間半〜3時間を予想していたが、2時間17分と予想以上に早く着けました。 このタイムでこの展望が得られるとは、ナント素晴らしい山だろうか。 早速近くに居た方に記念撮影をお願いします。 山頂は風が吹き涼しく、色々と持ってきた冷たい食べ物はパス。 風を避け岩の隙間での早めのランチは、稲荷ずし3個で簡単に済ませます。 流石に百名山です、登山者も続々と登ってきます。 そして小1の女の子も元気に無事登頂でした。 |
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やっぱり富士山 | 甲斐駒ヶ岳ズーム |
やっぱり日本一の富士山を眺めると嬉しいもんです。 朝の中央道からカッコよく聳え立っていた甲斐駒も勿論望めます。 その甲斐駒の左に連なる鳳凰三山には、仲の良い梨丸、かみちゃん夫妻がテン泊してたそうだ。 |
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眼下に大ヤスリ岩 | 山頂西側の岩峰 |
左に小川山と遠くに朝日岳と金峰山 | |
金峰山は9月に大弛峠から登る予定で、余力が有れば峠反対の国師ヶ岳とのセットでね。 荒れた林道の状態が心配だが・・・はたして行けるか。 |
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八ヶ岳 | |
今年は八ヶ岳は無理かな・・・でも来年には必ず!ETC1000円のうちに必ず | |
南アルプス 中央アルプス 御嶽山 | |
北アルプ 鹿島槍〜五竜〜白馬 無縁の山域をズーム | |
山頂東側岩峰群 | 遠く御嶽山が望めたのが嬉しい |
簡単なランチの後は岩の上でノンビリと寝そべります。 しかし、今日は高校野球の準決勝戦で県勢の県岐商の試合が11時から始まるので 気になり落ち着きません。 一応携帯ラジオ持参だが、下山中の樹林帯で果たして聞けるかな? そんな事を考えているとノンビリして居れんぞ。 10時半近くなってきたので、結局1時間弱で下山としました。 下山途中に11:00になったので、ラジオのスイッチを入れてみるが雑音だけ・・・(T_T) 11:10辺りで再度スイッチオン、すると雑音が多いものの何とか聞き取れました。 中々の好ゲームで両チーム得点が入りません。 |
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10:22 下山とします | 11:19 富士見平小屋前でしばし休息 |
矢鳥川出合からの登り返しも一気に登り、 富士見平小屋で持参した梨を丸かじりしながらラジオを聞きながら10分の休憩です。 小屋から駐車場までの26分間には0対0のままだったが、 駐車場では受信しないので聞けなかった。(カーラジオは聞けたのに・・・・) 着替えていると12時になったので、山頂で食べなかったうどんを食べてから瑞牆山荘へ 山バッジ目的で寄ります。 すると9月に予定している金峰山もあったので、ついでなので買っておきます。 久し振りの山バッジ購入であった。 そこで山荘の方に金峰山登山での大弛峠の様子を聞けば、やはりかなり荒れているようだった。 さて、エブリィ君で入れるだろうか? 山荘の方が北周りでみずがき湖へ出た方が走りやすいと言われたので、北周りで行くと やはり此方の方が走り易かったね。 ところで高校野球は、知らないうちに2点が入り県岐商が不利な展開になっていた。 結局9回に1点返したものの、2対1で負けてしまった。 でも45年振りのベスト4は立派だ!! 帰路も中央道〜東海環状線と順調に走り、予想外な4:15に無事帰宅。 |
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ETCを付けなかったら絶対来なかった山域へ、今回来れた事が何より嬉しかった。 そして2時間チョイであの展望が得られる素晴らしい百名山でした。 次回の金峰山も必ず登って見せるぞ! |
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