2009,3,15
橋ヶ谷山 
1421mm 天狗森山 1338m (岐阜・中津川市) 

【登り 1時間40分】 【下り 1時間20分】
【登り累計 500m】 【距離 6,3km】

営林署小屋-(14分)-登山口-(36分の内15分の道迷い)-鞍部-(49分)-橋ヶ谷山
橋ヶ谷山-(20分)-鞍部-(27分)-天狗森山-(11分)-鞍部-(21分)-営林署小屋


急きょ鈴鹿を変更、東濃の未踏の山へ!

久し振りに鈴鹿を予定していたのだが、山友の体調不良で急きょ単独で行き先をを変更。
最近山でバテバテだったオイラは、実は肺炎を患っていたことが判明。
しかし山へ行きたい思いが強く、比較的楽に登れ2座ゲットできる東濃の山をチョイスした筈が・・・


8時に林道ゲート到着予定で、6時に家を出る。
関市の長良川に掛る新鮎の瀬橋を通過していると、恵那山の横から出たオレンジ色の朝陽が眩しかった。
土岐からR19を走り恵那の正家交差点で右折、阿木川ダムを目指す。
ダム手前で振り返ると、笠置山と二ツ森山山頂部が僅かに白い、えっ冠雪かよ?
ダムからはガイドブックと同じルートで、花無山トンネルを出た所で左折し阿木を目指す。

7:45 風神神社の案内に導かれ 7:52 風神神社前通過

阿木へ入ると交差点各所に設置されている「風神神社」の案内に従い、
すんなり阿木川沿いの阿木林道へと入って行く。
由緒有りそうな風神神社前を通過すると林道には徐々に雪が・・・(@_@;)

7:57 林道には雪が! 8:06 二ヶ所目の分岐は右へ
林道を進むと閉まっている筈のゲートが開いているではないか!はて?
一旦車から出てゲート前で躊躇するが、車が入った形跡が無いし雪道を1時間歩くのも嫌なので、ゲートを通過して入って行く事にした。(写真を撮ったつもりだったが無し)
林道の雪も増え雪道を歩くと1時間以上はかかりそうなので、ゲートから先へ車で入れてラッキーなんて浮かれておりました。

ここで大きな間違いをしでかしたのです。
レポの最後に書くと見ない方もいるかもしれないので、先に書いておきます。
このゲートは入ってはいけないゲートで、「無断で入ると閉める」と書かれております。
実際私は帰りに閉められて出れませんでした。
通常は閉じているそうですが、開いていても絶対に入らないようにしてください。
この結末は最後に書きます。
8:10 営林署小屋裏の樹氷 8:24 営林署前の分岐(左へ)からスタート
20分程の林道走りで営林署小屋へと着きます。
小屋裏の唐松が樹氷で綺麗だったので、思わずニンマリ。
まさか此処で樹氷が見れるとは思ってもいなかったので、感激である。
ここで樹氷が見れるのならば、南沢山方面へ行けば良かったかな?と一瞬思った。

営林署小屋前の広場にケイコを止め、さて準備にかかるとしよう。
何時も愛用している革靴は靴底が擦り減っていて先週良く滑ったので、今日はゴア製の軽登山靴を持参であるが、大きな間違いであった。
この軽登山靴も古く、ゴアでも水が浸みるので防水は施してきたが、さて大丈夫だろうか?
もし浸みてくるようだったら、その時点で撤退だな!と決め込む。
ズボンも何時ものより撥水性が落ちるので、こちらもチョッと心配だな。

小屋前の林道を右へ行くと焼山方面で、工事が行われているらしく林道には前日のタイヤ痕有り。
橋ヶ谷山、天狗森山へは左の林道へと入って行きます。
どうせならここにゲートを作れば良いのになぁ。
8:26 雪に埋もれた林道を行く 8:38 登山口案内表示に従い
積雪5cm程の林道を歩いて行くと、獣の足跡だけが付いています。
しかし雪が無い所はアイスバーンだし、少しの雪でも神経を使い結構歩き難いもんだ。
その林道歩きも14分で登山口へと着きます。
8:39 広い沢をリボンに導かれ 8:46 雪に埋もれた登山道
登山口案内表示に従い狸沢の広い沢へ入って行くと、
先ずは飛び石を利用しての沢の徒渉からです。
その先は積雪の為に何処が登山道なのかサッパリ分からいので、
点在するピンクのテープを頼りに前進するしかないなぁ。
すると沢の流れの中に入って行き、各所での徒渉が待っています。

先が分からなくなると疑惑のピンクのテープが現れ、それに従って前進あるのみ。
途中登山道が雪を被った笹で判別できない所も現れるが、テープに助けられ前進。
途中ハッキリしていた登山道も徐々に怪しくなり、沢に沿って何とか前進。
そろそろ山腹へ取りつくはずじゃないのかな?と前進、不安がよぎる。
8:50 行く手が無くなる・・・ 8:58 登山道を発見!
前方が深い笹で覆われ本当に登山道か?周りを見渡すと沢の対岸にテープを発見!
沢を渡り深い笹の中を前進すると、又しても対岸にテープが?・・・ここで前進を断念。

どうもルートが違うようなので、戻りながら探すことにする。
暫く戻るとハッキリとした登山道を発見。(^^♪
鋭角に戻る感じに登る登山道を見落とし、
前方に見えた疑惑のピンクテープに従ったのが間違いの元でした。
ここで15分のタイムロスであった。

あとは植林地の中のハッキリとした登山道を緩やかに登って行きます。
安堵したからか?ドッと疲れが襲ってきた。
植林地の中は風も無く汗が噴き出してきたので、ここで何時ものバンダナを巻く。
9:14 コルの分岐 9:24 登山道の樹氷
コース間違いしたお陰で、歩きだして50分でやっと分岐のコルへ辿り着けたね。
ここは右折して、先ずは展望の悪い?橋ヶ谷山を目指します。
少し登ってから一旦下り、細い尾根伝いに進むのだが、尾根は風が強く手が冷たいし耳も痛くなってきた。
取り合えず薄手の手袋を冬用にチェンジします。
すると目の前に完璧ではないが樹氷が出現!プチ樹氷とでも言おうか?
念の為に携帯でも撮る。
9:47 直登が辛い 9:50 焼山登場
登山道の積雪も少し増えてきたが、それでも10cmほどです。
しかし、靴底にくっ付いて高下駄状態になり、歩き難いんだわ。
何度も靴底の雪を落として歩く羽目に。

この登山道には「境界見出標」が各所に立っていて、途中のピークから左折します。

登山道も直登が続き、肺炎を患っているオイラにはメチャメチャ辛く、
何度も何度も足が止まります。
月曜に肺炎が発覚してから毎日点滴を打ってきたが、咳も止まらないし深く息を吸うと息苦しいのは全く治っていないのである。
こんな状態で山へ来ること自体が間違っている事は百も承知なんだが・・・来てしまうんだね。

樹林帯から抜け、笹が広がる明るい登山道に変わると右手に焼山が大きな姿を現します。
9:52 最後の登りか? 9:55 雪が積もった笹がとうせんぼ・・・
登山道が明るくなると雪を被った笹が進路を塞ぎだします。
初めのうちは膝丈だった笹も徐々に背丈が伸び、腰丈になると結構厄介です。
ストックで雪を叩き落としたりしながらの前進で、一行に進めません。
オーバーズボンでも履いておれば雪で濡れる事など気にせずに歩けるのだが、
今日は持ってきていないんだ。(*_*;

腹が減ってきてストックを振り回す元気も無くなってきた・・・

進路を塞ぐ笹も密になり、本当に登山道か?と疑いながら雪まみれになっての前進です。
ズボンに着いた雪が解け、冷たいよ〜〜(T_T) と叫びたい気分。
やっとの思いで笹斜面を登り切ると、そこが三等三角点の橋ヶ谷山山頂だった。
10:03 橋ヶ谷山山頂着  焼山方面の展望のみ
山頂からの展望は東方面だけで、藪山の焼山が大きくそびえています。
樹間からは僅かに恵那山の山頂部もチラッとだけ見えました。

さてシャリバテ寸前なので、花見団子を3本食べて小休止としよう。
今回鈴鹿へ同行予定だった山友にメールを送ろうと携帯を出せば、ナイスタイミングで向こうから先に「山頂へ着いた?」の着信。
風邪をひいて大人しくしているようだったので、画像を送れば悔しがっていたね。
寒い為か、カメラのバッテリーが切れそうなので、ここで予備と交換します。

実はここで予備に持っていた1GBのSDメモリーカードを落としたようです。
ビニールケースに入ったSDカードを拾った方はご連絡を!
先週登った今淵ヶ岳の画像が入ったままのカードです。m(__)m
僅かに恵那山山頂部が 10:26 橋ヶ谷山 記念撮影
さて腹も少しは満たされたので、山頂滞在25分で撤退し、次の天狗森山を目指します。
山頂直下の手こずった笹の登山道も、蹴散らして呆気なくクリアーして下る。

気温も上がり木の上から落ちて来る解けた雪が、
散髪したての頭を直撃し「冷て〜」の連続。
10:44 天狗森山 10:48 コルの分岐を直進
辛かった直登コースもスリップに気を付けながら、サッサとクリアー。
苦しんだ登りが嘘のように下りは早い。
登りで50分掛った所を、山頂から20分でコルの分岐へと戻る。
10:56 又しても直登が・・・ 11:06 登山道の樹氷
コルから先で少し下るが、直ぐに登りが待っている。
それも直登である・・・当然足が何度も何度も止まる毎度の鈍足、牛歩である。
一頃登ると日向の木の雪は溶けているのだが、日蔭の唐松にまだ樹氷が付いていた。

そして登山道沿いの木々も白く、足を止めノンビリ撮影タイムである。
急登も過ぎ登山道も緩くなると山頂近しです。
その前に登山道を塞ぐ垂れ下がった木の雪を叩き落としながらの前進だった。
それでも積雪は15cm程です。
11:14 天狗森山の反射板 11:15 天狗森山山頂
ひょっこりと開けた所へ出ると反射板が建っていた。
この反射板が建っている所の一段上の狭い所が天狗森山山頂です。
反射板を建てる為に山頂部を削った感じである。
山頂から先にも登山道が下って延びていたので、少し行って見ると樹氷が見事だったので勿論撮影タイム。
山頂からは遠くに真っ白な御嶽山と手前には、先程登ってきた橋ヶ谷山がそびえている。
反射板の建つ敷地へ下りると笠置山から二ツ森山方面の展望も得られます。
天狗森山からの展望  中央遠くに御嶽山 右手前の山は橋ヶ谷山
御嶽山 保古の湖と二ツ森山
天狗森山記念撮影 遠くに恵那山の山頂部も
一通り写真も撮ったし、腹も減ってきたので手作りうどんとサンドイッチでランチにしよう。
サンドイッチは流石に冷たいが、うどんは暖まったね。
風も当たらず日向でノンビリでき、ここでも時間潰し携帯を出して遊ぶ。

今日はこの山へは誰も来ないようだ。
実に静かな山頂独り占めですが、時々反射板のツララが溶けて「バッシャー」とか「ガッシャ」とか落ちてきて驚かされた。

気が着けば1時間が経過、慌てて記念撮影を済ませ1時間5分の山頂滞在で下山としました。
12:25 樹間から恵那山が 12:40 広い沢を行く
12:53 樹氷が消えた営林署小屋 13:03 日蔭は冬模様
天狗森山からは、ナント!32分で営林署小屋へ戻ってきました。
帰り支度を済ませ13:00ジャストに帰路へと着いたのだが・・・
林道の日向では雪解けは早いですが、日蔭では朝のままで真っ白でした。
そして10分程走って行くと、ガーン!!朝開いていたゲートが閉まっています。(@_@;)
ケイコをゲート手前に止め、途方に暮れる・・・一瞬ここで野宿か?
取り合えず神にすがる思いでゲートの鍵を確認すれば、当然シッカリと閉じられています。
仕方が無い、ゲートが開いていたにしろ入った自分が悪いのである・・・
あ〜〜・・・失意で頼みの綱の携帯を出せば圏外です。(T_T)
さて、どうしようか・・・悪い頭で思案する。
そこで取った行動は、地図帳の現在地のページを破り、手帳とペンを持って林道を暫く徒歩で下ります。
200mほど行くと幸運にも携帯のアンテナが辛うじて1本立ち、おお喜びである。
そこで意を決して110番へコールしました。(110番初体験である)
最初は岐阜市の県警本部に繋がり「緊急ですか事故ですか」
の問いに「チョッと聞きたい事が・・・」
すると女性に変わり「どうされましたか?」と尋ねられたので訳を話します。
すると場所が中津川市なので、中津川署へ転送されました。
しかし、暫く繋がりが悪く切れそうだったので焦ったね。
やっと受信が安定してからは、中津川署の方も親切に対応して下さり、事情が分かり「駐在さんがカギを持っているので其方へ向かわれますので、神風神社方面へ歩いてください」と言われた。
そうか、神風神社方面へ歩いて行けば駐在さんがミニパトで迎えに来てくれると思って、ひたすらに歩いたんだが・・・20分程下ると前方からバイクにまたがった駐在さんが来るではないか(*_*;
そこで駐在さんに改めて事情を話せば「じゃ着いてきて」と言い残し先へ行かれた。
オイラガッカリして後を追う。。。勿論徒歩で、トホホだよ。
暫く歩くと前方から軽ワンボックスが下りてきた。(こいつか閉じ込めたのは?)
汗を掻き30分ほど歩いてやっとゲートに着いたね。
そこで駐在さんから当然のように職務質問だった。
最後にオイラは「本当にお世話掛けました」と平謝りです。
同年輩の優しい駐在さんは「山で遭難したとかじゃなく、笑い話ですんで良かったね」と。
そこでオイラ「こんな事はたまに起きますかね」と聞けば「いや〜初めてだよ」・・・とニンマリ^_^;
「通常は工事に入る人が開け、閉めて行くのがルールで、開けたままになっていたのが不思議だよ」と言われました。
再度駐在さんに頭を下げ、1時間遅れで帰路に着けました。感謝、感謝だった。m(__)m
これを見た皆さんも、ゲートが開いていても絶対に入らないように!
急きょ選んだ楽な筈の山は、思い掛けない積雪と最後の落とし穴で想い出の山となった。
しかし、病を押しての登山で、相変わらずの苦行の登山でした。
毎日点滴を受けたにも拘らず一向に良くならないので、大きな病院で精密検査を受ける事となった。診断によっては暫く山へ行けないかもしれない状況です。(T_T)


注意 高低図&ルート図はいい加減です


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