2009,2,22
福地山 1671m (岐阜・高山市)
【登り 3時間10分】 【下り 1時間22分】 【距離 5,7km】 【累計標高差 約840m】
福地温泉登山口-(73分)-展望尾根分岐-(17分)-憮然平-(55分)-第三展望地-(44分)-福地山
福地山-(33分)-憮然平-(11分)-展望尾根分岐-(38)-登山口
イザ!冬の福地山へ!
山友のリクエストで冬の福地山へ行く事になった。
福地山へは登山道が整備され一般登山者が登れるようになった05,10,16に登っている。
しかし、紅葉が始まった福地山は歓迎してくれず、ホワイトアウトの真っ白け!で展望ゼロだった想い出しかない。。
次回行くならば、是非とも残雪期!と思っていたので、好都合と言える。
待ち合わせ場所は道の駅「ロックガーデン七宗」に6時なので、
予定の時間より早めに着けば山友は既に到着していた。
そこからオイラの車(かあちゃんの車の使用許可がおりたのです)で、目指すは奥飛騨・福地山へ!GO!
山間部は前日の朝まで降雪予報だったのでチョコっと心配だったが、R158からは予想通り徐々に路面には雪が・・・
それでも四駆エブリィー君は快調に走り、クマ牧場の先で左折し奥飛騨・福地温泉へと辿り着く。
冬の奥飛騨は、若かりし頃に新穂高ロープウェイスキー場へ毎週通って以来ではなかろうか?
8:15 朝市Pへ駐車 | 人工的に作られた青だる |
愛車を4年前の前回と同じ朝市Pへ駐車する。 直ぐ横には人工的に作られた「青だる」が幻想的に青く光っていた。 青だるについてはこちらで http://www.okuhida.or.jp/winter/fukuchi.html 手前の駐車場には5人が準備中だったし、同じPの車の方も準備をされていた。 意外や意外!今日は賑やかな感じである。 オイラ達は予定より早く着いたので、先ずは腹ごしらえをしてからノンビリ準備にかかる。 隣の車の二人が歩き出せば、次に入って来た岐阜ナンバーの二人も早々と歩きだす。 それに手前の駐車場の5人も我々の前を、意気揚揚と歩いて行かれた。(*_*; オイラ達は腹ごしらえの後準備にかかり、到着してから30分後にスタートだった・・・^_^; 道中の路面温度は−10°の峠もあったのに、寒さを全然感じない暖かい気温にビックリです。 心配だった天気もこの時点では青空も広がっていたが、今日の予報は昼から曇りのようです。 さて、山頂に着いた頃はどうなっているのだろうか? それまで晴天が続いてくれ!と願うばかりだ。 |
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8:45 資料館横が登山登山道入口 | 8:55 人工林の中の雪は少ない |
身支度を済ませいよいよ登りにかかるのだが、高低差700mの道中どれくらいの積雪だろうか? やはりラッセルが心配だったが、分かっているだけでも先行者が9名なので内心ホッとしたのが本音である。 今日は2月22日で、猫の日だそうな。 自称野良猫の山友さん、今日はどんな歩きを披露してくれるだろうか?楽しみだニャ〜 資料展示館横の階段を上り、青だるの裏を通り人工林のジグザグへと入って行く。 人工林の中は、流石に積雪も少なく快調に登る。 |
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9:07 焼岳登場 | 9:09 獣出没注意!オイラが獣って? |
歩きだして十数分で焼岳が姿を現します。 前回はガスでな〜んにも見えなかったので、意外でしたね。 山頂に着いた頃は拝めないかもしれないので、見える時に写すのが鉄則です。(*^^)v 次は見覚えのある「獣出没注意」の標柱・・・オイラは獣じゃね〜よ!とポーズ。信じてくれん・・・ 暫く進むと賑やかな5人パーティーに追い付くが、しばし間隔を保って進む。 聞こえてくる会話の内容で釜ヶ谷山の名前が出たので、多分?岐阜県民だと断定。(^^♪ それにしても御婦人方の声の通る事。。。 登山道の新雪は20cmほどで、しっかりと9人分のトレースが付いていて歩きやく有難いね。 この辺りの急斜面の樹間には、至る所にシリセードの跡が残っているではないか。 よくもこんな急斜面を下りたもんだと感心しながら歩きます。 それにしても幅が広い・・・スリムな山友ちゃんの倍はあるなぁと笑う。 |
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9:49 カラマツ林をワッセワッセと進む | 9:58 尾根ルート分岐 |
登山道は延々と続くジグザグ道を登って行く。 今日は風も無く、拍子ぬけするほど寒くないのが有難かった。 ジグザグの途中、登り始めて1時間弱経ったので喉を潤しながらの小休止。 前回の無積雪期の記録では尾根ルート分岐まで50分だったが、今回は流石に時間がかかり1,5倍の73分で到着でした。 この計算だと順調に登れても山頂まで3時間かな?と甘い考え。 尾根ルート分岐からは、当然第一展望地の尾根ルートへと進みます。 皆さん考えが同じで、反対のルートにはトレースが有りません。 この辺りからは山頂稜線に上がるので、急登もなく緩やかな登山道が続き有難い。 |
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10:07 トレースを追って尾根ルートを! | 10:10 第一展望地手前 |
登山道前方から賑やかな会話が聞こえてきて、5人パーティーが展望を楽しんでおります。 そして右側の樹間からは穂高方面が見えだし、第一展望台へと辿り着く。 |
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槍も登場! | 西穂も登場! |
第一展望台の部分だけ木々が無く、槍から西穂、焼岳の展望が広がっておりました。 しかし、おしいです・・・青空が広がっておれば稜線がクッキリとするのになぁ。 写真撮影を終え、5人パーティーを追い越して先へ行くと直ぐに広くなった憮然平です。 |
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10:15 篠原憮然さんに礼をする山友ちゃん | 10:40 シャリバテで小休止 |
お初の山友ちゃん、先ずは社会教育の先覚者篠原憮然さんの石像に挨拶です。 雪に埋もれて寒そうな憮然氏への挨拶も終え、サッサと先へ進みます。 この辺りは緩やかな登山道だが、2時間近く経ち小腹がすいて来たので、 登山道脇で小休止にします。 山友ちゃんからイチゴ大福を2個頂き元気が出たね。 その山友ちゃん、何時もは身軽で山中を駆け回っているのだが、 流石に今回は荷物が重いらしくお疲れの様子?普段元気な山友ちゃんの弱点見っけ!(*^^)v ここで5人パーティーに追い越されます。 以後、抜きつ抜かれつでした。 歩きだして前方を見れば、第三展望台のようなピークが現れる。 そして右手の尾根が下山路で歩く予定の尾根ルートだった。 前回はガスで何も見えなかったルートなので、全く別の山へ来たようでウキウキ〜(^^♪ |
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11:00 笠ヶ岳も頭を現す | 11:01 同じ関市の5人パーティーを追う |
第二展望台へ着けば先行の5人組に追い付き、話を聞けば同じ関市民だったので驚きました。 オイラ達がたまに仲間と歩けば、遅い者、早い者勝手気ままバラバラに歩くのだが、 ヒップソリを携帯されている5人組は、整然と隊列組んで歩いて行かれるのに感心しますね。 第二展望地から右へルートを取れば、第三展望地のピークをパスして山頂目指して行けるのだが、未だトレースは無し。 皆さん同じ考えのようで、第三展望地目指し左のルートへ進んで行かれます。 勿論我々も同じく左へ行きます。 第二と第三の中間点が一番展望が良かったような。 第二、五展望地と命名。(*^^)v |
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11:04 第二展望地と第三展望地中間からの展望 槍 穂高 焼まで | |
第三展望地からの展望 焼から乗鞍方面 | |
11:10 第三展望地より | 風が出て来て寒いよ〜 |
第三展望地には先行されていた若い二人も居られ、9人が展望を楽しみます。 しかし、ここからの展望は焼岳から乗鞍岳方面がメインですね。 それにしてもせっかくの展望なのに、あ〜青空が欲しい〜〜(ー_ー)!! いかん、じっとしていると風も出て来て寒いので先へ急ぎます。 ここから一旦下り登り返していけば、今日先頭でラッセルして下さったワカンを装着された二人が休んで居られました。 5人組の事を「ラッセル泥棒だ」と、ぼやいておられた。(笑) その先からは若い二人だけのトレースなので、新雪も増えチョッと歩き辛くなってきます。 オイラも頑張ってミニラッセルをして行きますが、結構疲れるんだよ・・・ 直ぐに休んでいると5人組、ワカンの二人が追い越して行く。(*_*; |
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11:31 ラッセル交代 | 11:46 山頂手前の尾根ルート |
ここで少々疲れてきた山友ちゃんも荷物を軽くする為にスノーシューを装着して歩きだす。 山頂まであと少しなので、オイラはそのままツボ足で行くけどね。 |
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11:54 山頂へ着いたよ〜 | 山頂からの槍ヶ岳から西穂高岳 |
そして予定通り?に歩きだして3時間10分で、薄曇りながら展望が広がる山頂着です。 山頂には我々を入れて合計11名が居ます。 風は有りませんが、体が冷えるので早速上着などを重ね着して寒さ対策します。 新雪の深さはツボ足だと40cmほど沈みます。 |
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4年前の前回は360度のガスで何も見えなかった山頂からは、素晴らしい展望が広がっており感激モノです。 そして写真撮影に暫し没頭しますが、ここまでの展望地からの眺望とほぼ同じですね。 |
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一通り写真を撮ってから腹ペこなので、早速ランチの準備にかかります。 先ずはテーブルを兼ねた椅子と足場作りです。 そして今日は、おでんとうどんで暖まる予定。 山友ちゃんが「おでんはバクバク食べる!」と言っていたので、 重くなるが、レトルトおでんを3袋持ってきた。 そこへうどんを入れると鍋が満杯になったね。 温まるのにチョッと時間がかかったが、温まれば二人ともガツガツ食べて暖まったのだ。 途中に単独男性到着。 その後にも女性二人組到着。 |
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暖かいおでんとうどんでランチタイム | お決まりのポーズで |
お腹は満たされたが未だ記念撮影前だった事に気が着き、帰り支度を済ませてから撮影へ。 先ずはノーマル撮影を済ませ、周りに人が多いので今日はアレは止めようかと言ったものの カメラをセットすれば、無意識にやってしまったね。 それを近くで見ていた関市の5人組の中の男性が「ひょっとしてHPの有る方ではないですか?」 これには苦笑いでした。 しかし、オイラの名前が出てこなかったようでした・・・まだ知名度が低いですね。(^◇^) そこへ中高年の二人が到着、シェ〜ポーズを見て「いいね〜」でした。(*^^)v 結局今日の登山者は16名でした。 |
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13:10 さ〜帰りましょ〜 | 焼岳にも別れを |
笑える記念撮影も色々なポーズで写し、そうこうしているとだいぶ体が冷えてきたので、山頂滞在1時間15分で下山とします。 下山ではオイラもスノーシューを履き快調に下ります。 |
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13:25 ヤセ尾根ルートへ | 13:33 尾根コースの急降下 |
下山路は第三展望地のピークはパスして、下の登山道で第二展望地へ着きます。 そこからはヤセ尾根のルートへと踏み入れたのだが、ヤセ尾根コースはスノーシュー装着ではチョッと歩き辛い所もあります。 前回の記憶ではヤセ尾根も短かったつもりでしたが、 結構長く感じ木に掴まらないと降りれない所も。 最後は尾根の急降下で広い登山道へ合流でした。 一瞬ルートを外したのではないかと感じたのだが、 今回山友ちゃん持参のGPSが頼りになったね。 いよいよ最後のジグザグ下りになれば、先行する5人組の「キャ〜キャ〜」の悲鳴が! 良〜く聞けば、シリセードで戯れる御婦人方の叫び声だった・・・(ー_ー)!! 山中に響き渡っておりました・・・ |
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13:55 キャ〜足の長さが〜足りないよ〜 | 14:00 シリセード軍団絶好調! |
オイラ達も負けじと緩やかな斜面はショートカットすれば、登山道に降りる地点で四苦八苦。 シリセード組、それにしても急斜面をえらい勢いで滑り降りると言うより、滑り落ちて行かれます。 オイラより年配の方達だが、童心に帰って「キャ〜キャ〜 ワイワイ」・・・ アルプスにまで響き渡る歓声・・・(*_*; |
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14:03 我々もショートカットでね | 14:10 シリセードの順番待ち |
14:13 又しても釣られてショートカット | 14:31 行きに見落とした東屋へ |
何箇所かでショートカットしたお陰か?予定より早く下りてきたようだ。(^^♪ 前回も今回も登りで気が付かなかった東屋は、「獣出没注意」の標柱手前に建っていたね。 シリセード組は一人が落し物をしたようで、オイラ達の方が早く下山出来たんだ。 |
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14:26 青だるの裏を通過 | 14:31 無事帰着 |
登山口近くでスノーシューを外し、登りの半分以下の時間(1時間22分)で無事帰着。 あ〜楽しかった〜(^^♪ 山友ちゃんも満足げだったので、案内した者としては嬉しゅうございます。 帰路はR41の渋滞も無く、順調に走り道の駅へ戻る。 山友ちゃんと別れ、約1時間で帰宅。 |
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山友の依頼で4年振りに登った福地山は、前回のガスガスと違い展望も楽しめ、満足度の高い山でした。それに秋と冬では、全く違った山を楽しめた感じです。 依頼者より自分の方が楽しんだかもしれないな。 次回は紅葉の綺麗な時期の晴天の中を登りたい山であった。 |
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注意 ルート図はいい加減だぞ! |
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