2008,8,31

瓢ヶ岳
 E 1163m (岐阜・美濃市)

【登り 1時間30分】 【下り 1時間27分】 【メンバー 7名】


ふくべの森から瓢ヶ岳へ登り、下山後は東屋でランチパーティー

最近体力が落ち高い山は自信が無くなっていたところへ、ひばりさんからお誘いメールが届く。
その内容は「瓢ヶ岳で昼食会」だった。足も鈍っているし、たまにはこう言うのもいいか!で参加。(*^^)v

過去の瓢ヶ岳登山記録
1 1999,3,28 ふくべの森〜瓢ヶ岳〜南岳〜抜戸岩コース〜林道周回
2 2002,5,12 奥宮林道〜奥瓢ヶ岳〜瓢ヶ岳ピストン
3 2005,10,2 板山神社〜片知山〜南岳〜瓢ヶ岳〜ふくべの森〜林道周回
4 2007,7,8  中美濃林道〜奥瓢ヶ岳〜瓢ヶ岳ピストン
5 2007,9,23 釜ヶ谷ルート ゴルフ場登山口〜南岳〜瓢ヶ岳ピストン
7:50 ふくべの森公園Pからの展望 8:17 展望台コース登山口
8時スタート予定なので、7時少し過ぎにノンビリ家を出る。
7:50ふくべの森トイレPへ着くが誰も来ていないがね。(-"-)
情報によれば東屋でランチ予定なので、上段の広い駐車場へ移動すれば
釣り師らしき2台のみでメンバーは未だのよう。
皆さん、えらいノンビリしてござる事。

車を停めると直ぐに入って来た車のドライバーと顔を合わせれば、
4月の美濃平家岳以来の月光さんだった。
二人が準備をしながら待てば、8時過ぎてからやっとこさ参加者全員到着。
それにしても駐車場で直射日光を受けると焼けるような暑さだ・・・そうか、まだ8月だった。。。
先が思いやられるなぁ・・・

ひばりさん梅さん服さんは昨年5月の銀杏峰以来の再会だ。
もう一人の黒ちゃんは2年前の天王山で出会って以来。
もう一人のひばりさんのお友達の御婦人、東京出身の中さんはお初でした。
以上の7名、ひばりさんの紹介でメンバーに挨拶。

ひばりさんの同級生の梅さんは、オイラが5月の連休に登った鎌ヶ峰レポ内の心霊写真を見つけて下さった恩人です。(^。^) 恩人って言うのも変かな?
8:30 展望台分岐 8:42 増水した沢を渉る
準備も整い、さて何処から登ろうか?と協議する。決まっていないのか?
雨降りに2回登って難儀した経験のあるひばりさんの助言では、従来の登山道は途中の沢が前夜の雨で増水しているとヤバそうなので、沢を渡らない展望台コースから登る事に決定!
駐車場から少し林道を奥へ登ると右側に表示が無い登山口が有り、そこから入って行く。

過去に5回登っている瓢ヶ岳も毎回コースを変えていて、ふくべの森から登るのは初めて登った時以来9年ぶりである。
だが展望台コースは初めてで、これはこれで初めての山のようで楽しみだね。
展望コースは人があまり歩かないのか、笹が茂っておる。夏だから仕方ないが・・・

撮影班として最後尾を歩き、ひばりさんから皆さんとかひばりさんの近況報告を聞きながら登る。
と言うか、毎度のひばりさんのさえずりを聞きながら登るのであった。^_^;

もっと暑いかと思っていたが、結構涼しい!
特に沢沿いの登山道は涼しく快適だ!(^^♪

8:45岩屋不動分岐で小休。
初めて来た9年前は岩屋不動へ登り、この分岐で登山道と合流した記憶だ。
此処から先は踏み跡が入り乱れた人工林の中を進む。
ヤマジノホトトギス 9:04 〔汗ふき処〕だって 拭かないかん
人工林に入り、先行するメンバーが足元を覗いている。
近付けば、ヤマジノホトトギスだった。
3年前の空木岳登山道で見て以来だったが、ここに咲いていて驚いたね。何処にも咲くのかな?

皆さん踏み跡が乱れる人工林の中を黙々と登る。
たまには、あっちだよ、こっちだよと言いながら。
桧に「汗ふき処」と記されていたので、皆さん一応指示どおりに足を止め汗を拭くが直ぐに歩き出す。
何の花? 9:17 骨ガ平で一服
ノンビリ歩きだして丁度1時間で骨ガ平へと辿り着く。
昨年9月に釜ヶ滝ルートで登った時、南岳から此処まで登山道には笹が茂っていたので、皆さん休んでいる間に南岳方面へ少し足を延ばしてみれば、登山道には笹が茂ったままであった。

さぁ、ここから山頂までは緩やかに登って下り、またダラダラ登りで山頂だ。
月光さんと梅さんは何時ものように足早に先へ、Wストックの服さんはノンビリマイペース。
最近腰痛で苦しんでいた黒ちゃんは「暑い・・暑い・・」の連発。今日は涼しいほうだよ?
腰痛の為、東屋で待っている予定だったひばりさんも元気にさえずりながら登って行くがね。
9:46 瓢ヶ岳山頂着 お決まり記念撮影
やっぱり、ダラダラ登って意外に明るくなった?誰も居ない山頂着である。
青葉が茂って展望も余り良くないと思っていたが、
周りが少し切り開かれていて展望チョコット良し。
ガスる御嶽山 ラクダ雲発見!(^^♪
先週と同じで、予報に反しての青空が広がる山頂。
その展望はと言うと、乗鞍も御嶽山も上半分はガス。
中央アルプスもガスガス、笠置山そっくりの形の山は恵那山だった。
恵那山と重なるように手前に聳える山が笠置山だ。

だれかが「ラクダそっくりの雲だ〜」と叫ぶ先には、確かにラクダが浮かんでいたね。

遠く能郷白山               高賀山      遠く美濃平家岳
北西方面の展望は、左端に能郷白山、一番手前が高賀山、バックに福井県境の山々。
4月に登った美濃平家岳、その手前に蕪山、滝波山への山並み。

虫も居なく、さほど暑くも無く、8月とは思えない瓢ヶ岳山頂である。
でも日向は暑いので、木陰に移動して暫しお茶で喉を潤し雑談タイム。
そこへ途中抜きつ抜かれつで登って来た後続の3人衆到着。

今日のランチは下山後の休憩舎なので、山頂滞在27分で10:13下山とする。
10:53 岩屋不動分岐 11:01 岩屋不動への登り
順調に岩屋不動分岐まで戻り、下山コースを吟味する。
結局、岩屋不動経由で下りる事にしてメンバー先に行く。
最後尾のオイラとひばりさんが案内版を良く見れば
「岩屋不動コースは急なので下山には向きません」と書かれておる。
それを見たひばりさんが「お〜い!こっちは下山には向かないそうよ〜」
と叫ぶも虚しく響くだけ・・・皆さん先へ行ってしまう。(-"-)

5分も歩けば周りの景色は、岩岩岩へとポニョでも居そうな岩場へと一変する。
そこには来週の岩屋不動の祭礼の為、掃除に来ていた地元の方達が
下りて行かれるところだった。
その中にひばりさんの知り合いの御主人がいたので、しばしさえずり笑わす。
服さんは岩屋不動は止め、ここで地元の皆さんの後を着いて先に下山される事に。

巨岩の下をトラバースして先へ進めば錆びたトタン張りのトイレが現れる。
9年前に来た時は、このトイレ辺りまで来て岩屋不動が分らず下りたのだった。
この手前では、山経験の浅い中さんも「岩場が怖い」と言われUターンして下山された。
11:04 岩屋不動への最後の登り 11:05 岩屋不動休憩所
すると意表を突いた鐘の音が「ガ〜ンガ〜ン」と鳴り響く。
どうやら先行した梅さんと月光さんがウサ晴らしに何かを叩いて鳴らしているようだ。
ホースがロープ代りに垂れ下がった急斜面の左側を巻いて登れば、
そこには鉄骨製の立派な休憩小屋が建っていた。
そして「ガ〜ン ガ〜ン」の正体のドラが吊下げられていた。
中には立派な水屋まで置いてあったが、どうやって担ぎあげただろうかな?
タンス担ぎ名人の大川栄作にでも担ぎ上げてもらったかな?
休憩所前の水場に驚く 休憩所からの展望
休憩小屋の前には廃物利用の浴槽に、谷から引っぱてあるホースから勢い良く
冷たく美味しい水が出ているのにも驚かされたね。
梅さんこれを見て「小屋も有るし行水も出来て泊まれるね」だと。確かに浴槽だが・・・

南側には展望が開け、美濃市街地から誕生山辺りが広がっている。
そして遠くには名駅ビルもクッキリと確認できた。
11:14 最奥の岩屋不動へ登る 不動尊内
展望を楽しんで下山しようとした時、
誰かが上にも何かの建物が有るのを見つけ、男性3人衆で行って見る事に。
ひばりさんと黒ちゃんは先に下山。

岩壁の斜面に建てられた建物に入ってみれば、ここに岩屋不動尊が祭ってありました。
正確には不動尊は建物の外で、岩陰に小さな祠が祭ってある。
よくぞこのような地形に建てたものだと登った男性3人は感心しきりだった。

そしてお賽銭を何時もの20円入れ、あんな事、こんな事、えっ!そんな事も・・・
いや〜それはいかんて、でも、ま〜いいか!と一瞬に拝みまくる。
他の二人は何を拝んだのか?
梅さんは、〔参拝中に地震が来て崩れないように〕かな?いや〔世界平和〕であろう。
月光さんは賽銭15円を入れ「充分な御縁が有りますように〕かな?と勝手に想像する。
11:23 急な岩場下り 滑り易い岩場を慎重に
無事に参拝を済ませ、いよいよ岩場の急降下だ。
9年前にこの岩場を登った時は、このルートで下りたくないと思ったのだが、
とうとう下りる羽目になった。(*_*;
苔むした岩が滑るので慎重に下っていると先に下山されたひばりさんと黒ちゃんに追い着いた。

フッと右の巨岩を見上げると、そこには巨大な立岩が立っている。
大き過ぎてカメラに収まり切らない。

梅さんこの急降下で膝が痛くなったようだった。
11:27 巨大な立岩 11:32 心配だった渡渉地点は問題なし
岩場の急降下も10分でクリヤーして登山道と合流すると、登りで回避した沢が目前に現れ、心配していたほど増水しておりませんでした。
充分渡れる程度だった。

登山道を下って行けば中さんにも追い着き、あっと言う間にふくべの森へと降り立った。
11:41 青空広がるふくべの森 暑い・・・ 12:21 さて食事会の始まり〜
登山道は涼しかったのだが、林道へ出れば凄い暑さ・・・(@_@;) 山の中は涼しかったな〜
沢で濡らしたバンダナを暑さしのぎで頭に乗せ歩く。
駐車場に戻り、着替えを済ませランチパーティの始まり始まり〜
今日は会費制なので、遠慮無く食べれるのが嬉しいね!(*^^)v

駐車場の休憩舎にシートを敷いたりテーブルを置いたりとセッティング完了。
先ずは服さんが手作りコーヒーゼリーを7人なのに間違えて6人に分けて振る舞います。(笑)
そうめんの湯が沸くまで、ひばりさんが出したパイナップルと服さんのコーヒーゼリーで一服。
ひばりさんが友達から今日の山の為に頂いたみょうがぼちも美味しく頂く。

湯が沸いたのでそうめんを茹で上げ、若い月光さんとオイラが沢水で冷やしに行く。
その後は持参した氷で冷やし、いっただきま〜す!
ひばり家特製のつゆが美味しく、何回も箸が伸びる。
中さんが用意して下さったキュウリとオクラの漬物も最高!
粕漬けも枝豆も出ていた頃にはビールが欲しくなってきた・・・
ひばりさんが酢で煮て作って来た骨付き鶏肉も柔らかく美味しい。
次から次と出る御馳走 イチジクのデザート美味しかった〜
そうめんは2回茹でて平らげたね!
今度はモヤシを敷き詰め、その上に豚肉を並べ塩コショウで軽く味付けし、蓋をして蒸したものをゆずポンで食べると、これまた美味しい(^。^)y
これも2回作って食べたね。
もう腹いっぱいだが、次に備え臨戦態勢でベルトを緩める。

次に出てきたひばりさん作のイチジクゼリーも絶品で、腹いっぱいでも別腹で入って行く。
このレシピを聞いた梅さん、いろいろ聞き過ぎて頭がこんがらがったそうだ。(笑)
モヤシと豚肉の蒸し焼きは簡単で美味しく、山でも作れそうな一品だった。
今度ビールのつまみに作ってみよっと。

ここまでは食べるのに忙しく料理の話ばかりだったが、最後に服さんが用意して下さったドリップコーヒーを飲みながらの雑談が続きます。
あっと言う間に時間が経ち、時計を見れば14:00過ぎているので、そろそろ片付け出します。
結局2時間半居座って14:20に解散となりました。(^◇^)
実に充実した楽しい一日でした。
まさかこの時期に瓢ヶ岳へ登るとは想像し得なかった。
でも意外に涼しく、とても8月下旬とは思えない日和でした。
9年前に見つけれなかった岩屋不動も拝めたし、何と行っても下山後のランチパーティでは腹一杯食べ、満腹感に浸って帰宅。山から帰って体重が増えていたのは初体験だった。
お付き合い下さった皆さん、有難うございました。勿論会費制でいいので、また誘ってチョ!

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