2008,9,23
恵那山
 B 2190m (岐阜・中津川市)

【登り 3時間30分】 【下り 2時間44分】 【往復約13,6km】 【累計差1225m】
神坂峠-(36分)-鳥超峠-(40分)-大判山-(40分)-天狗ナギ-(64分)-前宮道分岐-(25分)-山頂
山頂-(22分)-前宮道分岐-(64分)-大判山-(30分)-鳥超峠-(42分)-神坂峠


今回初の神坂峠ルートで紅葉まだ早い恵那山へ3年振りに登る 

この時期は日帰りアルプスを楽しみたいが、行けない・・・(T_T)
高いアルプスだけが山では無いぞ!そこで今回は日本百名山の恵那山へ行く事にする。
まてよ、恵那山は中央アルプス主稜線から外れてはいるが、中央アルプス南端の山だったなぁ。(^^♪
その恵那山へは山登りを始めて経験が浅い9年前、黒井沢ルートで登っている。
2回目は3年前に長野のネット仲間の皆さんと広河原ルートで登った。
そこで今回はチョッと長い行程の神坂ルートで初めて登ることにした。
先週登った大川入山にもアブラムシによる笹枯れが広がっていたが、
富士見台にも広がっていると聞いた。
さて、その中間の恵那山にも広がっているだろうか?

7時前には歩き出したいので家を4:30に出た。いいね〜空には星が輝いている。(*^^)v
土岐市からは恵那山が朝焼けの中に薄っすらとシルエット浮かび上がらせてる。
ところがR19を恵那市に向かっているとガスが広がり中津川市まで真っ白け・・・
沖田交差点を右折して神坂峠を目指すも、真っ白け・・・(T_T)
驚いた事に神坂峠への林道沿いにも笹枯れが広がっているではないか・・・・
そして予定時間を過ぎた6:52に神坂峠へ着けば・・・ガスで真っ白け!おまけに強風と来ている。
だが、直に強風がガスを吹き飛ばしてくれるだろう。

7:06 神坂峠登山口 7:15 早速笹枯れが・・・
神坂峠先の駐車スペースへ行けば、奥を空けて5台が入口付近に駐車していて入れない。
此処は諦め峠を少し戻った3台は止めれそうな路肩スペースへ止めることにした。

何時ものシャリバテ防止の為にオニギリを一つ食べ身支度をする。
そして予定の7時を少し過ぎた7:06寒いので長袖シャツを着て、何時ものバンダナの代わりにキャップを被り歩き出す。

恵那山までの距離を地図上で計測すると6,2kmだったが、登山口には6.8kmとなっているので
今回は表示に従って6,8kmとしよう。

車道の歩き出しはガスガスだったが、
登山道を歩き出し尾根の上に出れば直ぐにガスは薄くなり明るくなってきたね。
そして10分もしないうちに青空広がる世界、しかし・・・早速笹枯れを目にする。

左の展望が広がれば、雲海の上に南アルプスが広がっていた。
昨年秋の富士見台登山と同じ展望だ。
でもあの時は冠雪したアルプスが綺麗だった。
7:24 御嶽山登場! 千両山から富士見台を振り返る
20分でお気に入りの千両山へと着き御嶽、中ア、南アなどの360度の展望を楽しむ。
富士見台を振り返ると山頂方面の笹枯れは確認できないが、
手前の山腹ににも一部広がっていた。(T_T)
それにしてもキャップが飛びそうな強風で涼しい(寒い)が・・・暑いより断然まし!(ー_ー)!!
目指す恵那山は、どっしりと構え存在感を示している。

オイラが持っているパノラマCDによると別名・胞衣山(ふなぶせやま)と書いてある。
船を伏せた形なので船伏山なら分かるのだが・・・読めんな。
雲海の上には南アルプス 7:25 さ〜てと 恵那山を目指そう
涼しい強風の千両山では写真撮影のみで歩き出す。
そう言えば、この先には大判山が控えている。
千両だの大判だの、ヒョットしてこの辺りには徳川埋蔵金が埋まっているのか?
でもこの辺りには徳川に関係した地があったかな?
いかん、歴史に詳しくない者が歴史を語るのは止めて、サッサと先を目指そっと。

笹枯れが広がる登山道を下れば、もったいないくらい下るがね。
それに登山道を覆う笹が朝露で濡れていて本来ならズボンがベチョベチョだが、
今日はオニューのズボンでバッチリ水分を弾くのでありがたい。

下っていく途中に「山頂まで5,5km」表示あり。
以後各所に案内表示があった。
7:43 鳥越峠(1540m) 7:55 しばらくは水平道
千両山から高低差150m下りきると、神坂峠より標高が低い鳥越峠である。
林道登山口から此処へ直接登れるので、次回の富士見台は林道登山口から此処へ登り
展望の良い千両山経由で富士見台を目指すのもいいかもね。

ガイドブックによれば、以前は峠越えルートとして神坂峠同様この鳥越峠も利用されていたそうだが、信州側が廃道となったと書いてある。
だが、現在は復活したのか?反対側には新しい切り開きが延びていた。
ここも次回の富士見台歩きで歩いてみよう。

後日、恵那山ファンと言われる方から情報が以下のようにありましたので紹介します。
鳥越峠の切り開きですが、あれは廃道ではなく、
そのまま辿るとヘブンス園原山頂入り口の前に出る道だと思います。
一度歩いたことがありますが、等高線沿いにだらだら長く延びた道で、あまり時間短縮にはなりません。観光に熱心な阿智村が何年か前に作りました。
当初はヘブンスへという看板もありましたが、その後撤去されました。
廃道は鳥越峠から沢沿いに下るように昔の地図には破線が入っています。
niftyの古い記録で笹をこいで下ったというのを読んだことがあります。
距離的には近いのですが、途中崩壊があるかもしれません。


ここから先は県境のアップダウンの尾根歩きだと思っていたが、稜線下の等高線に沿ったような水平道が続いていて、この辺りは実に楽ちんルートだね。
周りの木はブナ、ダケカンバ、ヒノキ、カラマツなどの混ざり合っている。
そして「山頂まで4,5km」表示。
8:10 大判山を目指す 8:17 崩落修復工事現場か?
水平道を15分も歩くと右側が切れ落ちたウバナギが現れる。
そして徐々に傾斜を増し、いよいよ大判山が姿を現す。
振り返ると御嶽山、乗鞍岳、穂高岳までの展望が待っていたね。

眼下には林道工事現場?が見下ろせる。
この林道を延ばして行くと、その先にはウバナギがあるのに何処まで延びるのかな?
待てよ、よく見ると崩落個所にセメントを吹き付けた跡がある。
これは林道工事ではなく、里への土石流を食い止める為の崩落箇所の工事かもしれないな?
こりゃ〜自然対人間のプロジェクトX級の大きな工事だわ!と感心ていると大判山だった。
8:21 大判山1696m山頂 大判山からの御嶽と乗鞍
歩きだして1時間15分で大判山山頂着。
ここには単独男性が休憩中だったが、挨拶後直に歩きだされた。

行動食用にお彼岸のお供えだったバナナを持ってきたので一本食べる。
水分補給も今日初めてだが、流石に涼しいので半分凍らせてきた冷たいお茶を飲む気にはなれず、常温の水を飲んだ。

ガイドブックによれば大判山は360度の展望と書いてあったが、笹などが伸びスッキリとはしない。
一応中アも南アも御嶽方面も見れるが、背の低い方は無理かもね。

地図を眺めていると、この大判山辺りが中間にも思えるが、これからが本格的な登りが始まる。
誰も居ない大判山では6分の休憩後、気合いを入れ歩き出す。
ここから先は高低差50mほどの下りの後登り返すのだ。
このルートは、これからドウダンツツジが赤く染まり紅葉を楽しめるようだが、
まだ微かに変色した程度。
8:36 天狗ナギへの登り 8:43 振り返れば富士見台はガスガス
この辺りからは先行者の熊鈴を聞きながらの天狗ナギへの登りである。
気が着けば、ここら辺りから先には笹枯れが無かったね。
笹自体が少ない事もあるが。
すると登山道には「山頂まで3km」表示だ、半分を切ったな。
陽が当りだし汗をタップリかくも、風が涼しく意外に快調である。でも、牛歩だ・・・
8:44 「山頂まで3km」表示 秋の空
南アルプスの展望とか御嶽が姿を現す度に写真を撮りまくる。
9:07 天狗ナギ辺りを振り返る 9:11 中央アルプス
天狗ナギ辺りは崩落が激しく、歩き難い巻き道を歩く。
一ヶ所ナギ脇の急な岩場を通過すると下界が見下ろせる(@_@;) 吹き上がる風が冷たい。

この岩場を通過した所で単独の老人とすれ違った。
小屋泊まりだったのか尋ねると、今朝の5時半に神坂峠を歩き出し下山されたとのこと。
現在時刻は9:15・・・ナント健脚な老人か〜(@_@;)
オイラもそんな老人になりたいなぁ・・・
9:17 富士山が見えだした〜 9:18 山頂手前の急登・・・
健脚老人と別れると直に山頂が見えだす。
左の展望も開けたので南アルプスを眺めていると、お〜聖岳の横に富士山だがね!
今年初の富士山だな。
山頂手前で拝めるとは知らなんだ〜(^^♪

この後でも日帰り下山者とすれ違う。
この方曰く「このルートは意外に時間は掛らんね〜ガイドブックに偽りあり」だとさ・・・

すると何度も行き来していたヘリの音が近づいてきた。
情報収集の為に覗いた某掲示板で知ったのだが、昨年秋のセスナ機墜落事故の残骸を回収するためのヘリポートを作る話がでていたようだ。
そのヘリポートも完成して作業が進められているのだろうか?

途中の樹林帯の開けた処で大判山で会った方が休憩中だった。
話を聞けば東京の方で、昨日は伊吹山を登り疲れが残っているとか。
東京の方が伊吹山と恵那山とくれば百名山狙いだと直感、ズバリそうだった。
恵那山で48座との事。
目標があっていいねぇ〜オイラみたいにHP更新の為に登っているのが嫌で仕方ない。
HPなど止めて気楽に遊びたいと毎度思うのである。(-"-)
9:23 何度も荷揚げするヘリ 9:55 しらびそ林の急登
いよいよ傾斜も増しシラビソ林?の針葉樹林帯の中を登りだす。
しかし直に足を止め、大判山で休んで以来1時間半が経っていたので、
急登に備えて2回目の休憩を(高度1985m地点)取ることにした。

休憩も5分で歩き出し、苔むした滑りやすい所とかザレた登山道を15分も登ると樹林帯の先の空が低くなり稜線近しを感じる。
すると呆気なく樹林帯の中の稜線へ登り切る。
この急登は意外に短かった。
10:10 3時間で前宮ルート分岐 10:15 事故現場先の開けた辺りがヘリポート?
頂上台地へ登り切るとそこが前宮ルート分岐だ。
このルートは恵那山で一番長いルートで、何時か挑戦したいと思うのだが・・・
常人で登り6〜7時間の長丁場は、オイラのような軟弱者には無理かな。(-"-)
すると分岐先の前宮ルートから熊鈴の音が聞こえ、人影も見えた。
話が聴けそうだと待っていたが、近づくのではなく遠ざかって行った。
この時間にこのルートで下山とは、ピストンだったのか?信じられん。

山頂方面へ進むと突然開けた所へ出た。
赤いテープが張り巡らされた周りの雰囲気で、ここがセスナ機の墜落現場だとわかる。
まだセスナ機の残骸も散らばっていて生々しさを感じた。
思わず写真を撮ったが、テープが張り巡らされていて、吊るされた段ボールの切れ端に
「撮影禁止、ここから引き返せ。中津川警察署」と書かれてあった。
また何か見たくない者が写ると嫌なので、合掌してから脇目を触れず先へ進んだ。

その先に新しい祠で二乃宮社が建っていた。
そしてその先が広く切り開かれている。
ヒョットしてここが事故機の残骸を回収する工事関係者が乗り降りする為のヘリポートなのか?
10:23 ドウダンツツジも色付く 10:29 避難小屋には茨城の団体が
水平道に近い登山道を歩いて行けばドウダンツツジが僅かに色づいていた。
そして「山頂まで0,5km」表示で、四乃宮社が建っている。
よく見るとこの小さな祠は全て社名が違っているのを発見。

その先が避難小屋で、団体で賑やかだったので山頂へ行く事にする。
聖岳の右に富士山! 10:33 山頂手前の僅かな紅葉
小さな祠も五乃宮社、六乃宮社と続き、最後が恵那山神社本社で、その裏が山頂だ。
10:35 意味の無い展望台?櫓? 展望台から左端に麦草岳
歩きだして3時間半で山頂着だったが、4時間を想定していたので上出来だな。
体力的にも涼しかったお陰で、まずまずだ。(*^^)v

その頂上には噂では聞いていた小さな展望台?ができている。
一応登ってみたが、全く展望は無い。
僅かな樹間から中央アルプス北部が望め、麦草岳と微かに牙岩が確認できただけ。
何も見えない盆踊りの櫓のような小さな展望台を作る意味があるのだろうかね?

今日のランチは先日試食したカップヌードル・ミルクカレーのはずだったが・・・
朝寄ったコンビニ2軒には売っていなく、京風どんべえ(ゆず風味)最近ゆず味に縁がある。
湯が沸く間にパンを食べ、デザートにお彼岸のお供えだった梨を丸かじり。
その最中、避難小屋に居た茨城の団体が来て賑やかだったが、去ってしまえば静かな山頂。

そこへ東京の方も着かれ、他の登山者と山談義である。
広河原ルートで登って来られた方に笹枯れの現状を聞けば、
やはり各所で枯れていたそうです。
結局山頂滞在36分と短く避難小屋裏の岩場へ向かう。
小屋裏からの八ヶ岳 小屋裏からの中央アルプス
展望岩からは当然中央アルプス〜八ヶ岳〜南アルプスが見渡せる。
すると左の方からはガスが見る見る押し寄せてくるので、下山時はガスの中かな。
そこへ東京の方も来られたので、10分の滞在で場所を譲り下山とした。

前宮分岐では、同じルートで3人が登ってきたところだった。
樹林帯の急降下では、意外にも3人、2人と登ってくる。
12:13 湧き上がるガス 12:30 大判山への登り返し (*_*;
快調に下って行き50mほどの登り返しで、山頂から1時間半で大判山へと戻る。
ここではザックを下ろしての小休で、アミノ酸ゼリーで千両山への登り返しに備える。
13:03 ウバナギの崩落 13:36 千両山へ最後の登り返し 笹枯れが・・・
大判山からはウバナギを眺めながら下り、巻き道を通過すれば水平道なので体力回復。
13:44 あとチョッとで登りは終わる 初めて見る花?
13:51 千両山着 千両山より恵那山を振り返る
大判山から30分で鳥越峠に戻り、いよいよ千両山へ150mの最後の登り返しである。
ゆっくりゆっくり登り28分で千両山へ着くも、直ぐに峠に向けて下った。
なかなか歩き慨があるルートで、満足して戻ったのでした。(^^♪
中央アルプスに属しながら主稜線から離れているため、御嶽山同様独立峰のようにドッシリしている恵那山へ初めて登ったのが、山登りを始めて間がない頃だった。当時は展望の良い山を選んで登っていたので、初めて恵那山を訪れた時は正直失望した。
その後色々な山を登り、そして紅葉の広河原ルート、今回の神坂ルートで恵那山へ登り、やっと恵那山の良さが分かってきたね。登った3コースの中では、今回の神坂ルートが変化に富んで一番気に入った。残るコースは一番長い前宮ルートだが、歩く事はあるだろうか?いや、機会があれば是非歩いてみたいルートだね。

この日、先週ご一緒したかみちゃん夫妻が中アの経ヶ岳へ登られた。
その後の情報では、経ヶ岳でもアブラムシによる笹枯れが広がっていたようです。
中央アルプス北端と南端に広がっていると言う事は、中央アルプス全域なのかな?
これ以上広がらなければよいのだがね・・・


注)ルート図&高低図は実測ではないので正確ではありません


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