2008,4,20
美濃平家岳 1450m (岐阜・関市板取) 【165座】


板取から巡視路伝いの長い尾根を登り関市最高峰の頂へ!
藪山のはずが残雪タップリで素晴しい展望に感動!(^^♪

福井の平家岳は8年前に登っているが、福井県境の美濃平家岳は未踏のピークだった。
その美濃平家岳の存在を教えて下さった近所のアルピニスト・すっさと中年ジェット君とオイラが
顔を揃えたのは3月初旬の自治会の総会だった。
総会後の会食で、ビールを飲みながら「何処かの山へ行こうか」で盛り上がり、
4月20日に三人が未踏の美濃平家岳へ登る事に決定。
その後悲しい事にジェット君が行けなくなるが、すっさの休みが20日だけなので渋々強行す事にした。
2人では寂しいので久し振りに月光さんを誘うも、昨年の体調不良から今年復帰したばかりで一末の不安も・・・
今回の美濃平家岳の山頂部は藪で展望が無いらしく、おまけに5月、6月辺りでは虫が酷いらしい。
その虫を避ける為に少し早い4月20日に設定したのでした。
そして僅かに残雪を期待していましたがね。(*^^)v

美濃平家岳をネット検索すれば昨年登られたネット仲間のそうそうたるメンバー
むっしゅ〜さんsyunさんRAKUさんジオンさんのレポが並んでいます。
早速拝見し、皆さんのレポを参考に登れば鬼に金棒!

登山口-(48分)-48鉄塔-(47分)-44鉄塔-(43分)-41鉄塔-(37分)-39鉄塔
   -(23分)-山頂
美濃平家岳-(24分)-40鉄塔-(33分)-42鉄塔-(38分)-46鉄塔-(45分)-登山口
高低差 970m 累計差1095m 距離 往復約11km
登り 3時間35分 下り 2時間30分
メンバー すっさ 月光さん
ごっちゃん
アプローチ 約36km 1時間
7時には登り始めたいので、逆算して我が家に6時に集合です。
先ずは久しぶりの月光さんは道を間違えず5分前に無事到着。
それと同時にすっさも到着し、すっさの四駆に荷物を載せ、さ〜出発だ〜(^^♪
何時も欲しい物が揃っていない美山のコンビニで食糧調達して板取を目指します。!
蕪山登山口進入路から奥は久しぶりで、川浦渓谷を目指して行き着けばビックリ!
旧道は閉鎖されていて新しい道路が出来ていました。
そして真新しいバイオトイレを過ぎ、2つ目の新深山トンネルを出た右側が登山口です。
登山口反対側にも駐車スペースはあるが、登山口前が空いているので止めます。
7時だと言うのに何も無い林道奥へ入って行く車がいるので驚くが、奥に水汲み場あるそうです。
7:06 急登から始まる登山口へ(480m) 7:14 30分続く急登・・・(T_T)
そそくさとまわしをして距離約5,5km、高低差970mの登山道へと歩き出す。
登山口を示すものは巡視路を示す半分割れた黄色プレートが唯一の目印で、
他には何も表示が無い登山道へ入って行きます。

さて今日の山はどんな山なのだろうか?期待が膨らみます。
アルプスの山々を殆ど歩いたという登山歴30年近いアルピニストすっさが先頭なので、
スローペースで歩くようにお願いします。(^_^;
今日のオイラは最後尾を歩く撮影班です。

歩き出して待っているのが行き成りの急登で、メンバー無口で登って行く。
ロープ場、朽ちかけた梯子階段、杉林のジグザグ、登山道を塞ぐ倒木等をクリアーして一気に高度を上げます。
ところで、この巡視路にはあの黒いプラ階段が有りませんね。

心配した急登もスローペースで歩いて行ったお陰で、比較的楽だったのはありがたい。
7:45 日永岳見っけ! 7:52 48鉄塔手間への明るい尾根へ
36分で最初の49鉄塔(7:43)へと辿り着き、振り返ると反射板が建つ日永岳が頭を出していました。
そうなんです、今回のルートは福井県まで続く鉄塔巡視路を49番から美濃平家岳傍の38番まで歩くのです。
鉄塔巡視路を辿って行けば福井県まで続いていますが、体力の無いオイラには無理な話です。。。

49鉄塔を通過すると明るい尾根に出て、見晴らしの良い48鉄塔を目指します。
そして歩き出して48分で48鉄塔(7:54)に着き、急登から解放され一服入れました。
周りを見回すと谷を挟んだ対岸の山にも登山道らしき踏み跡が続いています。
その右の山の山頂付近まで林道も伸びているようですが、さて何処へ続いているやら。
(この山は後日調べるとドウの天井1333mのようだった)

その山の左から日永岳が頭を出しています。
今回の美濃平家岳もこの日永岳も関市の山なのです。

先が長いので、ここでは6分で腰を上げ先へと歩き出しました。
8:06 広く伐採された巡視路 8:12 まってましたブナ林!
送電線の下が広く切り開かれた巡視路を登り切るとブナ林に入りコースが分かれます。
取り合えず右の47鉄塔(8:12)へ行きましたが、鉄塔までだったので左のコースへ戻る事に。
すると広い尾根には見事なブナ林が広がり、最後尾なので何枚も写真を撮りながら進みます。
そこから直に46鉄塔(8:19)へ着き登路を振り返ると視界が広がり
蕪山、高賀山も望めるようになります。
その先へ緩くアップダウンして行くと登山道脇に残雪が現れ出し、ヒョットして!の淡い期待が・・・
45鉄塔(8:30)は通過して44鉄塔で休む事にします。

新芽が出る前のこの時期の山は明るく、新緑の山より好きです。
その中で存在感を示すのが、白いタムシバだけでした。
他の花と言えば、歩き出しに咲いていたスミレだけでした。
8:47 残雪が有る44鉄塔で一服 9:11 登り始めから見えていた山はドウの天井
歩き出して1時間40分で44鉄塔に着き2回目の一服。
まだ本調子でない月光さんは大汗を掻いています。
その月光さんから大福の差し入れがあり、美味しく頂く。

気が付けば足元にはほんの僅かな残雪が、そして遠くの稜線にも残雪が確認できます。
これは期待が持てると心底喜びましたね。(*^^)v

ここでも6分の小休で歩き出します。
この先には急斜面の細い登山道があり、慎重に通過します。
その後の展望の良い尾根歩きは風が気持ち良く、火照った体をさましてくれますね。

標高1200m付近の43鉄塔(9:10)に着き、
左に視線を送ると残雪タップリの能郷白山もお出ましです。
想像以上に展望が広がり、おまけに春としては珍しく視界が効き驚きの連続です。

43鉄塔を過ぎた辺りで、初めて登山道にも残雪が出現。
月光さんは今年初めての雪上歩きだそうで、嬉しそうでした〜(^^♪
9:19 ガレたロープ場を慎重に 御嶽山がお出まし〜
唯一のガレ場を登り切ると展望が良く、振り返ってみると遠く鈴鹿の鎌ヶ岳と御在所が確認でき、あまりの視界の良さに驚きです。(@_@;)
そして視線を東に向けると、お〜〜御嶽山だ〜
この日はTOKIOさん御一行が山スキーに行っている筈でした。皆さんお元気な事。。。
今日参加出来なかった中年ジェット君には申し訳ないが、この様な天気に来れて最高!!
9:26 登山道にも残雪が現れ出す 9:36 41鉄塔の三角点(1373.3m)
42鉄塔(9:22)を通過して暫くで、嬉しや!雪道へと変わります。
今年初の雪上歩きを喜んでいた月光さんだったが、何か足が重そうで徐々にペースが落ちます。
そして遂に「ゆっくり行くので先に行ってください」と告げたのだった。。。
昨年の元気だった月光さんが別人のようでした・・・
お言葉に甘えて先に行くが、着いて来ない後ろが気になる。
そうこうしていると、歩き出して2時間半で三角点が有る41鉄塔へと辿り着きました。
三角点で記念撮影を済ませ40鉄塔を見上げれば、稜線が残雪で白いではないか!(*^^)v
そしてその右側には野伏ヶ岳から大日ヶ岳までの展望が広がっております。
ここで、ガスが増え出した御嶽山も全容を現します。
西に視線を送れば能郷白山もバッチリ!
今度は北へ視線を送れば福井の平家岳の山頂部も見え出す。(*_*;
9:40 右端が日永岳 中央奥が舟伏山 9:40 全容を現した能郷白山
9:56 40鉄塔手前からは残雪タップリ 10:00 遠く高賀山と手前に蕪山
41鉄塔でも5分の小休で、高まる気持ちを抑えながら先へと急ぎます。
その先には幻想的なブナ林のお出迎えで、
次に明るい尾根に出れば残雪タップリの稜線歩きでした。
オイラこんな登山道を待っていたのです!嬉しくて嬉しくて。(*^^)v

早速残雪の汚れた表面を除けて雪をしゃぶります。お〜つめて〜(@_@;)
遅れて来た月光さんも早速しゃぶって「あ〜生き返った〜」とね。(そうか、死にかけとったか)
次回は練乳を持ってこないかんね〜(^^♪

標高も1400mを越え、振りかえると1224mの高賀山も1068mの蕪山も低くなってきますね。
10:02 40鉄塔から美濃平家の向こうに白山 残雪の姥ヶ岳と手前に屏風山
周りが残雪で覆われた40鉄塔に着けば、ロケーションも一気に広がり圧倒されます。
そして行く手には残雪を頂いた美濃平家岳、そしてそのバックには真っ白な白山も現れます。
しばし足を止めてシャッターを押しまくります。
この展望に流石のアルピニスト・すっさも満足げな様子。
月光さんも「連れて来てもらって良かった〜」と感嘆の声。(*^^)v
勿論オイラも感動!感動!ウルウル・・・(T_T)

それにしても福井は雪国だね。

40鉄塔からの眺め

10:20 美濃平家岳を目前に 10:27 38鉄塔手前のトラバース
美濃平家岳の山頂にも雪原が広がっているようなので、山頂からの展望も期待が持てそうだ!
そして一通り写真を撮り先へと急ぎます。
39鉄塔(10:18)を通過すると嬉しい事に再び雪原歩きです。

美濃平家も近付くと藪山好きのすっさが「直接藪こぎで真っすぐ登ろうか」と言われたが、
オイラ藪漕ぎ嫌いなので「ここは忠実に登山道を行こまい」と制止します。
右に美濃平家岳を見ながら斜面をトラバースして行くと、何か所かで残雪トラバースをクリアー。
ここらでオイラ、チョッとシャリバテ気味・・・
10:30 38鉄塔からの登りだし 急斜面のトラバースを慎重に
最後の38鉄塔(10:30)へ辿り着き、いよいよ山頂を極める事に。
ここでシャリバテだったのでパンを食べるつもりだったが、それも忘れ喜び勇んで先へ進みます。
38鉄塔斜面上の赤テープに取り付き、取り合えず左へと回り込んで行きます。
すると急斜面に残雪が現れ、チョッとやばいトラバース出現です。
先頭のすっさはストックもピッケルも無いのにステップを刻んでいとも簡単に進みます。
後続のオイラは更にステップを切り、足場を固めて慎重に歩を進めます。
2ケ所残雪を横切ると賑やかにテープがぶら下がる登り口が現れ、いよいよ藪突入です。
10:33 美濃平家岳登り口から藪突入 10:40 雪原が広がる山頂一帯
激藪を想定して来たのだが、然程の事も無く登れましたね。
振りかえると月光さんが来ません?すると「足が攣りそうなのでユックリ行きます」と声がした。
「じゃ〜十数分で山頂なので先に行くよ〜」と返事を返して行けば7分で雪原出現!(@_@;)
これ程の雪原は想定外で、よだれが落ちそうなくらい嬉しかった〜
取り合えず前方の山頂ピークを目指し、先行するすっさのトレースを追って歩きます。
直ぐにテープで賑やかな山頂は見つかり、振り返れば白山がドッカ〜ンと待っていました!
すると、すっさが「ここは三角点が無いなぁ」・・・
(岐阜の山旅100コース[下]には三角点は無いと書いてある)
だが、山頂プレートから東に20m程の所がもっこりしています。
茂みの中を覗くとアレッ!三角点の石柱が埋っています。「あるじゃん」(?_?)
そこへ遅れて月光さんも到着。

当初の予想では、4時間は掛かりバテバテで登頂予定だったが、3時間35分で到達は意外でした。
それに余り疲労度が無いのは、登り始めの急登をユックリ登ったお陰だろうか。?
単独だったら最初にガツガツ登り、最後にバテる何時ものパターンだったろうになぁ。
無いと思っていた三角点見っけ! 白山も見っけ!
この美濃平家岳は県境ではあるが、我が関市の最高峰1450mの山です。(^。^)y-.。o○
福井県側の平家岳が続・岐阜百山にも入っているのに8,5m高い美濃平家岳が岐阜百山に
入っていないのが残念ですし、チョッとおかしい話だね。
ランチ風景 山頂記念撮影風景
あ〜余りの感動に忘れとった!腹ペコだった〜〜早速三角点前に陣取ってのランチとしました。

アルピニスト・すっさは普段は各務原山岳会の方達と行動を共にされていて
最近ではメンバーの方達は「登る山が無くなった」と言って三角点廻りをされているとか。
すっさもその方達と隣の滝波山とか千回沢山などの登山道が無い山を沢登りで登る強者です。

夜中にタクシーで摺古木山登山口へ行き、暗い中を歩き出し安平路山〜越百山〜木曽谷
まで歩いたとか、北アルプスを北上して日本海へ抜けたりとか、私には想像出来ないヤマヤです。
昨年は南ア・鋸岳へも登頂されているとの事。
我が町が誇る登山家ですね。(^◇^)

山頂では意外な事に携帯が繋がるようだったので、今回弘法様の元で参加出来なかった
中年ジェット君に白山のシャメを送ってやりました。
(直ぐに返信は無かったのだが、下山始めに届いたシャメが「今餅をついとる」との返事で
お返し画像が丸めた餅の写真だったのには笑えました)

さてランチの後は山頂での記念撮影をお互いに何枚か撮り合います。
月光さんを単独で撮ろうとした時、山頂名が書かれたプレートの裏を見ていた月光さんが
「あ〜凄いのを発見!」と叫びます。なんだ??
ナント!天王山最多登頂記録を続けている美濃市のSさんの名前が書いてありました。



白山・別山・三ノ峰・銚子ヶ峰などが一塊りになっております

東方面には北アルプス〜乗鞍〜御嶽と眺望が広がっていましたが、生憎のガスでハッキリしませんでした。

滝波山へ続く尾根を見ていると登ってみたくなるが残雪期限定のルートのようだ。
こちらの尾根にも巡視路が有れば楽に登れそうだがなぁ・・・
その滝波山へすっさは沢登りで山頂へ登りつめたそうだ。(@_@;)

関市が作成した冊子「関市の山々」によると
島口の上流の滝波谷に沿って所々消えかかった踏み跡を探しながら登ります。
突き当った三俣の谷で、尾根に取り付き藪をこぎながらの急登を続ける事2時間余りで山頂に達する。
経験者の同行が必要条件の山です。
と紹介されています。

11:37 藪めがけ下山開始 苦しみもがく月光さん (-"-)
山頂滞在も1時間近く経ったので、名残惜しいがそろそろ下山とします。
するとすっさが、登路とは反対の南へ藪を漕いで行こうと言います。(*_*;
チョッと躊躇しましたが、距離も短い事だし何事も経験と思い着いて行く事に。
そこで藪に備えてスパッツと手袋をはめて南へ下れば、残雪は直ぐに消え笹藪へ突入します。
笹は下に向かって傾いているので、滑らないようにシッカリ掴んで行けば
あっと言う間に我々のトレースの付いた残雪道へ出ました。
ヤバイ残雪のトラバースを避けれたので、結果的に此方で良かったようでした。(^◇^)

後は黙々とアップダウンを繰り返して下山です。
40鉄塔手前の残雪尾根を歩いていると後ろで月光さんの叫び声が「あ〜〜・・・」
振りかえると残雪に埋没してもがいています。
谷側が急だったので山側へ近付き過ぎて踏み抜いたようでした。
靴が引っ掛かり直ぐに出れずもがいているではないか。^_^;
残雪に落ち込んで、気分も落ち込んでいたようなので笑ってやった。。
12:01 40鉄塔に佇むすっさ 12:04 美濃平家岳に別れを・・・(ToT)/~~~
12:15 残雪のブナ林 12:30 誕生山と天王山見っけ!
午後から曇る予報でしたが、雲が出てはきたものの陽が射すと暑くてバテますね。
暑くて何度も雪をしゃぶって歩きました。
13:35 えっ!何?呼んだ? 14:06 登山口へ戻る !(^^)!
疲れた足で48鉄塔からの急降下は大変で、遅れがちな月光さんに「膝が笑わない?」
と聞けば「膝が痛いです・・・」と辛そうに下りてきます。
昨年は余裕の表情で後ろを着いて歩いたのに、今は6kg増量でかなりお疲れモード。
昨年の面影は全くなし・・・
登りの最中に「今日は死ぬかと思いましたよ」と告白されたのが印象的でした。(笑)

山頂から2時間半で登山口へ戻り、登山口横の沢の水で顔を洗い喉を潤しました。
結局、先週同様今回も他の登山者とは出会わなかった。
もし今回単独だったら3週連続で山頂独りぼっちになっていたようでした。

近所の登山家すっさと初めてご一緒できて嬉しい一日だった。
またよろしく〜(^^♪
それにしても充実した山歩きができ、大満足の一日でした。
今回の美濃平家岳は思い掛けない雪山で、虫も居なく白山もバッチリのロケーションでした。
藪山で展望が無い山だったので気が向かなかった山も、今ではお気に入りの山へと
変わりました。もっと雪が多い時期だと尾根から直接山頂を目指せそうなので、
次会の楽しみと言う事です。あ〜まだ雪が恋し〜


注 ルート図&高低図は実測では無いので正確ではありません。
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