2008,11,9
大白木山
 1234,5m (岐阜・本巣市) 【岐阜百山】【175座】

【登り 1時間27分】 【下り 1時間8分】 【往復約5,6km】 【累計差684m】

折越峠登山口-(47分)-29号鉄塔跡-(40分)--山頂
山頂-(36分)-29号鉄塔跡-(32分)-折越峠登山口


真っ盛りの折越峠より反射板巡視路を歩き反射板建つ山頂へ 

左門岳より眺め、舟伏山からも眺め、岩岳より見上げ気になっていた山。
富山県境の白木峰へ登り、似たような名前で気になっていた山。
近くなのに登り損ね気なっていた未踏の山へ、やっと行く事になった。
日曜でも午後は毎度の仕事なので午前中登山で遊ぶのだが、
登りに2時間は掛らないので余裕で行けるだろう・・・(^^♪
本来なら舟伏山の紅葉が気になるところだが、昨年登ったので今年はパスだ。

 12時帰宅予定で、逆算して6:40に家を出た。
道中唯一の美山のコンビニでモーニングセットを買おうとしたが・・・潰れていた。(先週と同じパターン)
インスタントコーヒーと行動食は持っていたので、そのまま通過して先を急いだ。
美山から尾並坂峠を越え根尾へ出て、上大須の表示に従い戻るような感じに右折して北上。
標高300mの根尾東谷川沿いを走っていて、意外な紅葉の素晴らしさに驚いたね!
写真を撮ってみたが・・・曇っている為に光不足で全く綺麗に写らないのである。(-"-)
上大須ダムも近づいて来るとトイレのある駐車場先で折越林道へ左折して行く。
この林道の紅葉も素晴らしかった!

7:25 左折して折越林道へ(ここにトイレ有り) 7:32 折越林道の綺麗な紅葉だが光不足・・・
トイレの有る駐車場から左折して折越林道へ入って行き驚いたね!
何がって?勿論紅葉さ! でもねぇ〜光が足らんのやわ。
7:35 折越峠着(760m) 7:45 まわしも済み歩き出す
トイレの有る駐車場から左折して約6km10分で折越峠へと着いた。
ここは昨年屏風山へ行った時に通過し、場所は確認済みだったので直ぐに分かった。
小さな祠が有るカーブ地点が、唯一の駐車スペースなのだ。
Uターンして先行者の車の後ろに着けた。
ナンバーが三河だ・・・大白木山は岐阜百山だが、ガイドブックには出ていない山である。
そんな山へ三河から? アッ!ヒョットして・・・でも、まさか。。。 

動揺しながらそそくさとまわしをして紅葉の中、林道先の登山口へ向かう。
標高760m程の峠近辺が紅葉真っ盛りであった。
林道からは目指す山頂の反射板が見えたが、天王山のようであまり遠く感じなかったね。

登山口の写真を撮っていると軽トラのオッチャンが止まり「毎週この先の集落へ戻ってくるのだが、必ず車が止まっておるよ。冬でも登りに来とるよ。みんな登るんやね」と言われた。
7:45 いきなり急な登山口 7:50 折越峠を見下ろす(光不足で色が悪い)
登山口はいきなりの急斜面で、設置された鉄パイプにつかまってよじ登る感じ。
屏風山へ登るみたいだが、でもチョッとだけよ!で尾根に上がる。
そして良く見る景色、折越峠を見下ろす。
曇っているのが実に残念だ。
ここは右側が崩れていて登山道が細くなっているので、景色に見とれているといけない場所。

先へ歩き出すと周りはシロモジの黄色が際立つと言うか、黄色ばかりである。
左の緑一色の植林地の下にも背丈の低いシロモジが一杯で面白い光景だ。
7:53 シロモジ シロモジ シロモジ 8:05 越波谷方面
春には黄色い花を一杯咲かせ、秋にはまっきっき〜に染まるのにシロノジは変な話・・・
いっそうの事、名前をキイモジに変更した方がいいのでは?
そう言えば3年前の春に登った木曽の糸瀬山は全山シロモジの黄色の花で染まっていた。
さぞかし春にはまっ黄っ黄〜に染まるのだろうね〜 秋にも行ってみたい山だなぁ。

緩やかだった登山道が急斜面に変わりアキレス腱が痛くなってきたので足を止め、振り返ると素晴らしい紅葉が広がっていたので写真を撮りまくるが・・・光不足なんだわね。
紅葉が鮮やかに写る前のカメラ(CASIO)を持ってこれば良かったなぁ。
8:09 お〜〜白山だ! (^^♪ 8:14 お〜〜屏風山だ! (*^^)v
足を止め、フッと振り返ると白っぽい山が見えるがね。
よ〜く見れば、お〜冠雪した白山だ!(@_@;)
そして更に暫く行き振り返ると、今度はピラミダルな屏風山のお出ましである。

昨年の4/29同級生トリオでヒイヒイ言いながら登ったな〜
そして山頂ではかみちゃん夫妻と出会った思い出の山だ。
そのかみちゃん夫妻は、この日は福井の銀杏峰へ登っていたと、
山頂で寒そうに写った写メが午後に届いた。(バースディ登山だったとか)
8:19 根上りヒノキ 8:23 根上りヒノキで4分の休憩後歩き出す
振り返りながら紅葉の谷の写真を撮りながら登っていて、ふと見上げると根上りヒノキへ着いた。
歩き出しは寒かったので何時ものバンダナを止めキャップを被って来たが、結構な大汗を掻いたので結局ここでバンダナに変更した。
ヒノキの反対側へ回り込めば屏風山と白山が並んでいた。

小休後歩き出せば右に反射板が建つ山頂を眺めながら歩く気持ち良い尾根歩きだ。
この辺りは標高も1000mを超え、葉っぱは無く冬枯れ状態の登山道である。
オイラ冬枯れ状態の明るくなった山も好きである。
8:28 ここにも有った熊の爪痕? 8:43 お〜〜御嶽山だ!(@_@;)
落葉しきった登山道の落ち葉をカサカサ踏みしめ歩いていると、木には熊さんの爪痕が(@_@;)
そう言えば、先週登ったkiyoさんが、掲示板へ「熊の糞が一杯ありました」との書き込みがあった。
それで今回も歩き出しから熊鈴を鳴らしながら登って来たのだ。

以後、周りを眺めながら聞き耳を立てながら歩いたが、冷たい風の音だけが耳に入って来るだけ。
すると土が剥き出しの開けた所へ出た。
鉄塔巡視路で良く見る黄色の番号札には番号では無く、反射板巡視路と書かれていた。
ここが以前29号鉄塔が建っていた跡地のようだ。
反射板の撤去は見た事があるが、鉄塔の撤去は聞いた事が無いなぁ。
左にも踏み跡が延びているが、ここは右へ進路を取る。

そして、どんどん下って行き、当然登り返す。
登り返して展望が広がり、振り返ると日永岳の左に御嶽山が頭を出した。
まさか今日、御嶽山まで拝めるとは予想外だったので、とても嬉しいねぇ。
8:46 気持ち良い尾根歩き 8:50 ハッキリと白山が!
気持ち良い尾根歩きをしていると、遮るものが無い白山も登場!
その後には遠く平家岳と美濃平家岳、手前には左門岳とドウの天井。
今日下山後に上大須ダムへ行き、ドウの天井への林道入口を見に行く予定だ。
8:53 下に上大須ダム 遠くに平家岳 美濃平家岳 手前に左門岳とドウの天井
9:00 左遠くに裏山三山 大きく舟伏山と目前が岩岳
ゆうに直径1m以上ある枯れ木を過ぎると急斜面のプラ階段が始まった。
そのプラ階段も5分でこなすと左側の展望が開けてきた。
春は花、秋は紅葉の名所である舟伏山、目前には3年前に登った岩岳が近い。
昨年は11/15に舟伏山の紅葉が綺麗だったが、今年は一週早いのかな。

展望写真を撮りながら進んで行き、ふと前方を見上げると単独女性が下ってきます。
ン?あれ?お〜!見た事があるような女性だ・・・向こうも足を止めこちらを凝視。(*_*;
ナント!なんと!nanto!先週も大洞山で会った岡崎のレイさんじゃないか。(@_@;)

前回レポに良い様に書かれたお礼が言いたく、今回も追っかけて来たとか。律儀な方だ。
申し訳ない事に50分近く待っていたが、あまりの寒さに下山されたとか。
しかし、一緒に再び山頂へ!
9:10 反射板が2基建つ大白木山山頂 ハッキリ クッキリと白山が!(^^♪
そして反射板が2基そびえる山頂へ、歩きだして1時間27分で着いた。
山頂プレートには1235mになっているが、登山口には1234,5mと書かれていた。
1234mの貝月山と同じになる。
その貝月山は7年前の残雪期に登っただけなので、又登ってみたいな。

反射板から北西へ薄い踏み跡が続いているが、これは高屋山へと続いているそうだ。
しかし、その踏み跡も直に消え藪こぎとなるらしい。
ネットで見た記録には背丈を超える藪こぎで、2時間半ほどで高屋山へ着いたと書かれていた。
オイラは越波集落から登るだろうな。
山頂北の展望 ピラミダルな屏風山、左奥は荒島岳、右奥は経ヶ岳、遠くに白山
山頂の展望は期待していなかったが、なんのなんの曇天ながら素晴らしい展望が広がっていた。
やはり屏風山と冠雪した白山が際立って目立つ山でした。
ここへ辿り着く間に29号、28号、27号と鉄塔が建っている筈だったが、撤去されたのか?
何も無かった。

反射板が2基建つ山頂は、今までの陽気は何処へやらで、風が吹き荒れ寒い、寒い。
そこで風を避け木陰に腰を下ろし、レイさんとコーヒータイムにした。
寒さの余り、鼻水をすすりながらコーヒーをすすった。(*_*;

レイさんは、先週は初めてで緊張感があったらしいが、
今回は2度目なので、お互い気楽に笑いを交え会話が進んだね。(*^^)v

岡崎からではこちらの山は遠く、近辺の山では能郷白山を登っただけとか。
そこでオイラ迷惑かえりみず、知った顔して色々と説明してやった。

会話の中で、先週のいたずらまっちゃんの話が出た。
レイさんが「おもしろいまっちゃんにも会ってみたい」と言われたが、オイラ彼女と知り合ってから笑ジワが3本は増えたので、用心するように忠告しておいた。
いつか会えるといいね!
ノーマルな記念撮影 禁マウス 9:54 下山とする
話も弾んだが40分が経ち10:00近くなったので、12:00帰宅予定なので下山とします。
そうだった、まだ記念撮影を済ませていなかった。
そこで山頂プレート後ろで記念撮影する事に。

オイラの追っかけをして来たと言うことは、アレがしたいのかな?と尋ねれば、
「いいですよ、やりましょう」と来た。
オイラが気を使ってバックにしようかと言えば、正面からがいいと大胆発言には参りました。
で、正面からやってしまいましたよ、アレをね。
先週は緊張していて言い出せなかったのかな?^_^;
10:36 あれ〜能郷白山か? 10:39 越波(おっぱ)谷
登りには気が付かなかったが、左に見えている大きな山は能郷白山だった。
途中で年配御夫妻と出会うと気さくに「早い下山なのでこれから別の山ですか」と話しかけられた。
この方達はドウの天井へ行こうとされたのだが、上大須ダム林道入口ゲートで管理人に止められたとか。
管理者によると「ネットで入れると情報が流れているようだが絶対入ってはだめです」
と入れてくれなかったそうです。
そのゲートも周りを隙間なく金網で覆われていて、入る余地は無かったそうな。
オイラも帰りに下調べの予定だったが、この話を聞いて諦めたね。
春に美濃平家への登路から振り返って気になっていた、面白い山名のドウの天井は諦めるしかないのかなぁ。
まぁいいか、入れたとしてもどうせ車道歩きばかりだしな。

この会話中、4人組が登って行かれ、結局今日の登山者計は8名で意外に少なかった。
まっ黄っ黄〜と言うより黄金色の中を下るレイさんが阿弥陀如来像に見えてきた
朝と同じような曇天だったが、見た目には幾分明るい感じに写ってくれてありがたい。
シロモジまるけ! オイラも下る
10:58 折越峠を見下ろす 朝よりはいい感じ 折越林道の紅葉
車が4台に増えている折越峠へ降り立ち、帰り支度を済ませ帰路に着きます。
実はこの日、ひろろとろろさんは左門岳へ登られ10:30頃にこの峠を通過されていたようでした。
その後、福井県境の蝿帽子嶺へ登られたとかで、毎度の素晴らしい紅葉画像が並んでいた。
いつか行ってみたい山だな。

さて、レイさんは美濃インターから帰られるので、結局我が家の前まで先導して帰って来た。
そして家の近くで手を振って別れた。
さ〜帰って仕事だ〜今日も充実した一日だった!(*^^)v

今回の事をネタとして話せば、太っ腹(デブ)のかあちゃん「へ〜モノ好きな人やね〜ワッハッハ〜」で終わった・・・^_^;
今回は10/31に登られた福井のひろろとろろさんと先週に登られたkiyoさんの紅葉情報を元に来たのだが、当然山頂付近の紅葉は済んでいた。
しかし、峠近辺の素晴らしい紅葉の中を登ることができ満足だ。標高が違う全山紅葉は有り得ないが、週を変えても結構楽しめれるものだと実感した登山だった。
近くで未踏だった大白木山へ、それも紅葉の中やっと登れたので、満足満足。
近くに1時間半で気軽に登れる山がまた増えたね。


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