2008,11,23
権現山
(武儀)524,7m (岐阜・関市) 【177座】

【登り 1時間12分】 【下り 1時間10分】

登山口P-(38分)-尾根上-(28分)-権現山
権現山-(30分)-谷-(20分)-別荘-(20分)-登山口P


ナガザコ〜水晶山とのセット登山で旧武儀町の里山・権現山歩き 

ナガザコ569m(新・岐阜百山)と水晶山(546m)を登り、下山後車で権現山登山口まで移動。

意外に交通量の多い関金山線(県道58)へ戻り、津保川を渡る手前で左折、県道80号へ入る。
轡野(くつわの)川に沿って奥へと入って行くのだが、その分岐に「乳岩神社」なる立て札。
乳の文字に老師が反応するかと思いきや、この時点では反応が薄かったのが??意外だった。
民家も途絶え、祭礼中の白山神社を過ぎ、案内板が立つ分岐に着いた。
この分岐手前の右側にはフェンスで囲まれた資材置き場があり、道路反対側に駐車スペースあり。

左登山口 右下山路谷コース 分岐の案内板
天王山の案内板に似た分岐の案内板に目をやると、
分岐右側が下山路なので、左の林道を奥へと進むと直ぐに舗装路は終わる。
10:36 林道駐車スペース発 10:39 登山口より山中へ
林道も荒れた地道に変わったので、道路の膨らみに止めることにした。(3台は可)
ここから前方をよ〜く見ると、登山口の案内板らしき物も確認できる。
登山靴のまま運転して来たので準備は早い。

過去にも数回車移動のセット登山は経験あるが、
2座めの登りはとても辛いものだが、さて今回はどうかな・・・(-"-)
10:50 急登は続く 10:56 岩場が多い山腹
登山口からは人工林の中のいきなりの急登から始まり、ず〜っと続く。。。
車の移動が35分程で、既に体は鈍っていたのでキツイ!

歩き出して10分で老師の足が止まる・・・やはり何時もの元気が無いようだ。
こちらとしても休憩が多いのは有難い。(^^♪

水晶山にも有った炭窯跡がここにもある。
登山道には、距離が細かく刻まれた[←権現山 0,9km]の案内が至る所に設置してあり迷うことはない。
植林地の中のジグザグ道、尾根の直登と、ひたすら登る。
11:00 まだまだ続く急登・・・ 11:17 ワシ シャリバテね・・・実は寂しい・・・
尾根上に登る手前で「ここは井戸(雨乞池)」と書かれたプレートが掛っていた。
足元を覗けば小さな水溜りがあるのだが、池には程遠い。
昔は林業に携わる人達の飲料水用の井戸が有ったのかな?

歩き出して40分で広い尾根上の休憩ポイントに辿り着いた。
老師「ワシ シャリバテであかんわい」とパンをパクつく。
本当にシャリバテか?座っておられる姿に寂しさが感じられる。
普段強がりを言っておられるが、奥さんの居ない生活に疲れているのではなかろうか?
(注 奥様はヨーロッパへ旅行中)

そんな事よりオイラも腹が減ってきたところなので、コンビニで買ってきた八ツ橋大福をパクつく。
暫し休憩・・・ここから山頂まで稜線歩きの500mらしい。
11:26 左側は切れ落ちているが大丈夫 11:33 足元にはヒトツバ
11:37 山頂手前の激下り 11:41 そして最後の急登
頂上まで150mの表示の後に激下りで、つかまらないと滑るでね。
鞍部に降り立ち、いよいよ最後の登りである。
この時点では老師も元気ハツラツで登って行ってしまった。
オイラ写真を撮りながらヒイヒイ、ゼエゼエと後を追う。
  
権現神社跡地           H20年設置の方位盤        二等三角点
権現山なので神社の祠が有ると思いきや、社跡地の立て看板だけだ。
そして結構周りの木が伐採され、意外に広い山頂へと辿り着く。
足元には平成20年5月と刻まれた方位盤が埋め込まれていて、その傍に二等三角点。
周りの切り開かれた木の切り口が新しいので、この時に伐採されたようだった。

展望も予想外に良く、北側と南側が開けていて展望良し!
やはり山頂からの展望が良い事はいいもんだ!

山頂には先客の二人連れが居たが、登山口近くに車が有った記憶が無く不思議だった?
山頂より北側の展望  左端が高賀山 中央は白山方面
山頂より南側の展望  関南アルプスの彼方には名古屋駅ビルも確認できた
丁度昼に権現山山頂着の予定通り、腹ぺこで昼に辿り着けた。
早速展望を楽しみ、ノーマルな記念撮影を済ませ、さぁメシだ。

かみちゃんが主婦らしく手際よくけいちゃんを焼いてくれた。
オイラもミニ明宝ハムを焼いたが、あ〜ビールが欲しいなぁ・・・(^◇^)
かみちゃんのけいちゃん のどかなランチ風景
おにぎり一個とカップ麺、けいちゃんと柿で満腹状態。
水晶山の「水」を・・・表現 ^_^; 権現山のゴンッ!を表現 (-"-)
ランチの後の余興は、水晶山で披露するはずだった水晶山のを披露。
権現山のは3人がかりでも難しいなぁ・・・そこで考えたのがこれ。
標柱に頭をぶつけゴンッ!これでどうだ! (ー_ー)!! いい歳してなぁ・・・子供には見せれんわ。
息子の学校の先生には見られているかもしれない・・・あ〜情けない。。。(ー_ー)!!
関南アルプス方面 12:51 体も冷えてきたし変えるか
腹も満腹でずつないし、曇って来て寒くなって来たので、山頂滞在1時間チョイでサッサと下山だ。
登って来たルートとは反対側に「下山コース」の案内があり、それに従って下山とした。

直ぐに薄暗い人工林に入り、真っ直ぐ下る「沢へ近道」に逆らい
「森林欲に適」に釣られトラバースして植林地内を前進。
13:00 「森林浴に適」につられ 13:14 荒れた植林地内
トラバースからジグザグ下りに差し掛かる地点で、
ハッキリした踏み跡に釣られ真っ直ぐ進んでしまい踏み跡が薄くなってきた。
しばし右往左往したが、諦め戻り登山道見っけ!
その地点で他の方も間違わないように、落ちていた枯れ木で止めをしておいた。

途中、人工林内では珍しく、拳大から頭の大きさの石でガレた荒れ地に出合う。
一面ガラガラ、ゴロゴロ状態だ。

ここで聞いた話。
先日○歳の誕生日を迎えたかみちゃん、父ちゃんから岐阜新聞発行の岐阜百山の本を古本屋で見つけプレゼントされたとか。(^◇^)
オイラも以前欲しくて岐阜新聞に問い合わせたが、今では手に入らない本だ。
そして息子からも分県登山ガイドをプレゼントされたとか。
夫婦愛、家族愛に満ちた話だなぁ。恨めしい・・・

そのかみちゃんは、今日のように父ちゃんが仕事だと他の仲間と平気で山へ行く。
自分が用があって行けない時は、父ちゃんに行くな!と言うわがままな一面も披露。(-"-)
どこの家庭もかあちゃんが指導権を握っておるようだ。
13:23 谷へ降り立つ 13:30 谷川もヒョイッと一またぎ
薄暗い植林地から谷へ降り立ち、後は谷川に沿って下るだけね。
この谷ルートはガレていたり、石がゴロゴロしていて歩き難い個所もあるので、注意が必要。
13:34 岩壁の下を通過 13:36 今にも落ちてきそうな赤クズレ
周りには巨岩、岩壁と、あまりの大きさに圧倒されながら下りて行く。
途中の赤クズレでは、見上げるとセッピのようにセリ出た部分が今にも落ちてきそうだ。
ここでかみちゃんの大笑いの「ワッハッハ〜」が出ると崩れそうなので、
かみちゃんを刺激しないように通過、事なきを得た。

が〜〜オイラ、何かにつまずいてアレ〜〜スローモーションのように側転気味に一回転・・・(T_T)
右手に持っていたカメラも手も土まるけ・・・(@_@;)

石も無い登山道で、どうしてコケタのか不思議で不思議で、戻って現場検証すれば、地面から木の突起物が出ていた。
爪先が外を向いているガニ股歩行の為につまづいたようだ。
検証の結果、同じ歩行姿勢の登山者が、年間5〜6人はコケルだろうな。

帰宅後カメラを良く見れば角がへっ込んでいたが、撮影には影響なかったので良かったね!
一回転後の照れ笑い 13:44 別荘地から出る
アクシデントを乗り越え降り立った所に別荘が現れる。
その敷地内に乙女滝入口の案内が立っているが、乙女に釣られる事無く、滝見物はパスである。

後は林道歩きね。
途中イノシシ狩りのハンターに出合う。
山中で仲間が追っているイノシシが下りてきたら狙う係りらしい。
ついでに、この辺りに熊はいるのか聞けば、この辺りにはいないらしい。

それにしても登山者が居る山で狩猟されてはたまらんな。
こんな山では、熊鈴代わりのワッハッハ〜のかみちゃんは貴重な存在だ!

視界が広がった前方の山腹には白い岩壁が広がっており、岩場の多い山だと分かる。

分岐まで帰り着き、車まで5分で帰着。
チョッとしたハプニングは有ったが、何とか無事に帰還できた。
13:55 林道分岐へ戻る 14:00 無事帰着 おどける老師
帰り支度を済ませ、充実感?に満ちて帰路に着く。
轡野(くつわの)集落まで出てきた分岐で、老師「乳岩神社が気になるでやっぱり止めて」ときた。
やはりに関心が有るようなので、仕方なしに車を路肩に止めてやった。
男たるもの、歳に関係なくには興味があるようだ。
勿論オイラも例外では無いが・・・

ここから乳岩神社までは細い林道を奥へと入って行くようなので、行く事は止め案内板の撮影だけで我慢してもらったが、、、悔しそうだった。
きっと誰かが行って見て、結果報告が届くような気がする。

後日、レイさんから「愛知には 乳岩峡(チイワキョウ)と言う所があります」と聞いた。
全国にはもっとにまつわる名所が有りそうだね。(*^^)v
前半のナガザコとこの権現山は新・岐阜百山なので、一日で2座ゲットできた。(^^♪
かみちゃんもオイラも岐阜百山を目指しているわけではないが、一応肩書きがある山ということで、まぁ嬉しいもんだ。
ちなみに風花老師は興味が無い様子。

こんなマイナーな里山でも、結構楽しめるもんだな。
オイラも初めての山だったが、御二人さんにも満足していただけただろうか?
12月に一人寂しく歩くはずだったが、楽しいメンバーで充実した一日だった。

老師殿のGPS軌跡


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