2008,12 ,21
屏風山
 794m (岐阜・瑞浪市) 【179座】
【岐阜百山】

【登り 1時間44分】 【下り 1時間3分】


東濃の里山で、年末には珍しい山遊びを楽しむ。
大草南ルート〜湿地帯〜仲ヶ平ルートの周遊

先週我が裏山を楽しまれたレイさんから、次週山遊びの時は誘ってくださいとメールが届いた。
だが、この時期は年内無休モードで仕事をするので無理だが、幸か不幸か仕事が減ってきたがね。
仕事が少ない事は当然不幸だが、幸に転じることもあるもんだ。
そこで話は早い!毎度驚かされるレイさんと初めてのコラボでご一緒する事にした。
行先は、今年中に行きたかった屏風山と米田白山のセット登山である。
まてよ、先週も汾陽寺山と権現山、古城山と欲張りセット登山をしたレイさんに合わせ、
屏風山、米田白山、高社山の里山トリプル登山を企画してやった。
ところがナント!レイさんは前日の土曜に御主人と南信の網掛山と大船山にも登った欲張りなのである。

気になる天候は曇り予報だったが、急に悪化して午前中から降り出す予報に変わったのだ・・・
行く気満々のレイさんに負けて、結局降り出すまでの行程で行く事にしたのです。

5:25に家を出ると月も星も出ていて、曇り空を想定していたオイラはビックリ!
その星空は土岐、瑞浪へ行っても変わりない。
前日の大船山の大船神社で、レイさんが晴れるようにお願いしてくると言っていた御利益か?
決して日頃の行いが良いとは言えないので、御利益だろうな・・・
R19を瑞浪で右折、県道20、66号と進み、大草登山口を目指す。

6:45 県道66号の屏風山登山口案内右折 6:58 林道終点を右が大草南ルート
以前数回県道66号を走った時、登山口の案内板を見た記憶がったのと、カーナビのお陰で直ぐに発見できたね。
民家の中の道を登って行くと急に狭くなり不安になったが、右側に屏風山の案内板を確認。
どんどん登って行くと未舗装路となるが、気にせず入って行くとレイさんの車が止まっていた。

さてと、駐車スペースが少ないので周りを見回すが無い。
結局レイさんの車の前に付けて止めた。
レイさんと顔を合わせて開口一番、「いくらで神様を買収した」と聞いてやったが
「大金は持っていなかったのでね・・・」との返事。
この時点では、大船神社の御利益で晴れていると信じておった純なオイラ。(^_^;

晴れていれば、なんでもいいよ〜(*^^)v で、準備を済ませ歩き出す。
案内板が立つ分岐を左へ行くと「大草北ルート」で右が「大草南ルート」である。
今回は南ルートで登り、黒の田東湿地を周回して屏風山へ登る。
そして仲ヶ平ルートで下山、車道歩きで大草登山口へ戻る予定である。

登山口から直に堰堤の横を通り、丸太橋を渡り110号鉄塔方面へと進んで行く。
7:26 落ち葉を踏みしめて 7:42 屏風山分岐を右折
登山道は中央が掘れた中堀状の道で始まったが、
落ち葉が敷き詰められた気持ち良い登山道だった。
しかし、オイラ久し振りの登山で、実は歩き出しからえらかったのよ・・・(T_T)

それに比べ先週も欲張り登山、前日もセット登山をしたレイさんは、話声の息も乱れない(@_@;)
「私は足が遅い」なんて微塵も感じない歩きだったね。

冬枯れした木々越しに左側に山頂らしきピークが望めると、
その先が黒の田東湿地と山頂への分岐です。

ここは一旦右折して黒の田東湿地へと向かいます。
途中に馬ノ背山767mの表示を見て通過。
7:46 黒の田東湿地(左)分岐 7:51 造成中の林道を横切る
レイさんは今回屏風山は初めてかと思っていたが、以前笹平から山頂へのピストンをされていた。
しかし今回は別ルートなので歩く気になったとか。

この屏風山は笹平ルート、大牧百曲りルート、大草南ルート、大草北ルート
寿老の滝南ルート、寿老の滝北ルート、常盤ルート、仲ヶ平ルートと沢山ルートがあるようだ。
そこで今回も、何時も参考にしている「可児からの山歩き」さんの記録が大いに役立ちました。
勿論、この後に登る予定の高社山も米田白山も参考にしました。

黒の田東湿地の案内表示の分岐は帰路予定が右なので、表示に従い左へ進みます。
するとビックリ!造成中の林道へ出ます。
林道終点が広くなっていたので、新しい林道ルート?林業用?
その林道を横切り、檜林の中を進めば黒の田東湿地へと辿り着く。

道中、レイさんを退屈させないように色々なネタ話をして歩く気配りも忘れません。
7:58 黒の田東湿地 湿地帯には木道が延びる
一応湿地帯の雰囲気はあるのだが、冬では枯草が茂っているだけですね。^_^;
可児からの山歩きさんの記録では、7月にサギソウが咲くそうだが、
7月に里山歩きは暑くて大変そうだね。
サギソウは見たいが、チョッとちゅうちょするなぁ・・・
レイさんは7月にこの山は絶対イヤ!と語気を強めた〜(@_@;)
8:02 湿地帯の中央を横断する(振り返る) 8:07 湿地帯周回路
湿地帯を外周するような登山道も確認できたが、中央の木道を横切って周回する事にします。
この湿地帯はガイドブックには書いてないので、是非訪れたい所でした。
しかし、この時期は草むら・・・

そうそう、実はここで山頂での記念撮影に使う小道具にする為のススキを採るつもりだったが、
ススキが無いがね・・・空は晴れているが、チョッと暗雲が漂って来たぞ!
8:14 道標に従い右折 8:27 展望台へ寄る
分岐には案内表示があるので、屏風山方向へ進路を取れば馬ノ背山近くの分岐へと戻り
後は山頂を目指しだけね。

登って来た大草南ルートを左に見送り登って行けば、直に展望台分岐です。
勿論寄り道して行く。
一応開けていたが、方角がサッパリ分からないので、磁石で確認すれば西側の展望と判明。
展望台から西側の土岐市方面の眺めだが、ハッキリしないなぁ。
展望台から登山道に戻り、登ってから一旦下り登り返して屏風山山頂だ。
ところが、途中に標高800mの八百山が有る筈が未確認だった〜
8:42 誰も居ない屏風山山頂 それぞれのピークに山名が付いていた
7時前に登り出して、寄り道はしたが1時間44分で一等三角点の屏風山へと着いた。
山頂には伐採した丸太が椅子代わりに設置してある。
風も吹きチョッと寒いので上着を羽織る。

ガイドブックでは山頂の展望は無しになっているが、結構切り開かれていて、
展望台からの眺めより悪いが、一応西側が少し。
そして反対の東側も数本の木を残して切り開かれているので、まずまずの展望だな。
何処かで見た感じ?そうだ!この山頂の感じ、武儀の権現山そっくりだったね。

山頂の立派な登山道案内図を見ると、小さなピーク全てに山名が付いているようだ。
山頂から東側の展望だがイマイチ・・・
さて、山頂では子年最後のネズミをレイさんにやってもらうつもりだったが、
肝心のヒゲ(ススキ)が入手できず、仕方なく笹の葉を使う事にした。
流石に山頂では風もあり、至難の業だったなぁ。
ノーマルな記念撮影 禁マウス 9:22 常盤口(仲ヶ平)へ
記念撮影を無事終え、暖かいお茶とおやつで休憩。
遠くの高校の野球部の練習だろうか、風に乗って掛け声が風に乗って良く聞こえていた。
まだ先の山が待っているのでノンビリできず、36分の滞在で山頂を後にした。

直ぐに分岐へ着くが右は笹ヶ平二又入口方面なので、左の常盤口(仲ヶ平)方面へ進路をとる。
9:27 大草北ルート分岐は右へ 9:31 針葉樹の巨木出現
大草北ルート分岐を左に送り進んで行くと、針葉樹の巨木、その後の坊主山近辺が鈴鹿の山に似ているので、良く木を見ればアセビの木が密集していた。
入道ヶ岳へ登った事があるレイさんも納得してくれたね。
岐阜の山でこれだけのアセビの群生は珍しい。
9:34 坊主山通過 9:42 仲ヶ平ルートは真っ直ぐ 常盤ルートは右
落ち葉の敷き詰められた登山道を下りて行き、鉄塔、朽ち果てた小屋、峰山観音堂跡
と通過すると開けて来て、山頂から40分で仲ヶ平登山口へ着いた。
9:59 仲ヶ平ルート登山口着 10:18 車道突き当りは真っ直ぐ前進
後は30分弱の車道歩きで、なんやかんやと話しながら山沿いの車道歩きです。
途中民家の裏で草が生えた未舗装路となり、近くにいた主婦に聞けば
最初は「突き当りを右へ行くといいよ」と言われたが、直ぐに呼び止め「突き当りを真っ直ぐ行くといいよ」と変わってきた?突き当りを真っ直ぐ?変な話だが、行って見て分かったよ。^_^;
車道歩きも23分で済み、大草登山口へと戻れました。
途中放し飼いの犬に吠えられ、猫派のレイさんは当惑気味だったが、
こう言う場合は無視して歩いた方が無難である。

帰着後、早速登山靴を履き変え、両車のカーナビをセットして40分の車移動で高社山へと向かう。

注 ルート図は実測では無いので正確ではありません

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