4:50に目覚ましで起こされる。今日は山頂モーニングは無しなので、軽く朝食を取る。
美濃市を流れる板取川沿いに右岸を走り、橋を渡り対岸の片知川沿いへと入って行く。
今日は林道の距離を測る為、先ずは片知山登山口の板山から計測をする。
2年前の秋に板山〜片知山〜瓢ヶ岳〜林道と歩いた事があり、その時の1時間半の林道歩きが6kmと判明。(^^;)
今回何故林道の距離を測るかと言うと、冬の積雪期にスキーを履いて歩いてみたく、どれ程の距離か知りたいのである。
通常ここまで除雪がしてあるフィッシングエリアから計測してみる事に。
結構勾配が在り、見事スキーで歩き通せるだろうかなぁ?
今年の1月、5kmの雪の林道歩きで船山へ登った時は3時間15分も掛かったのだ。。。 |
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6:14 これより郡上市 瓢ヶ岳登山口 |
霞んで墨絵の世界 |
6時少し過ぎた辺りで瓢ヶ岳登山口を通過、早朝にも関わらず1台の車在り。
6:08通行止めになっている高賀神社方面へのT字分岐通過。
8年前に初めて瓢ヶ岳へ登った時、此処まで様子を見に来て以来だ。
そこに居た四駆の男性は、人が登らない山ばかり歩いていると聞き驚いた記憶がある。
フィッシングエリアから此処まで7kmもあるではないか!まともにスキーで歩くと4時間?ムリ!
さて、此処からはオイラにとって未開の地である。
見通しが悪いのでユックリ進むと途中左側が開けていたが、ガスっていてどの辺りかわからん。
すると左に駐車スペースが有り、この先郡上市の表示が現れると此処が中美濃林道からの瓢ヶ岳最短登山口だった。T字分岐から1,8kmだった。
林道も徐々に開け、晴れていれば素晴らしい展望が広がっている筈だが・・・今日はダメ。 |
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高賀山をバックに絵になる景色 |
6:28 御坂峠附近より通行止め |
遠望は効かないが林道近辺は明るく、前方には高賀山も姿を現す。
御坂峠が近付くと、この先行き止まりの表示が有るが先へ進むと登山口があったので、そこまで戻り駐車する。
ナント!T字分岐から5,5km!フィッシングエリアから12,5kmにもなった・・・
スキーでは絶対ムリだ!(>_<) |
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熟したキイチゴ 美味しい! |
6:33 御坂峠登山口 ウチワ片手に! |
軽登山靴を履いて来ていたので、車から降りそのまま歩き出すとキイチゴ発見!
よく熟しており甘く美味しかった。(^_^)v
前方の工事現場にはトラック2台が止まっており、工事をしているのかと思ったが音が無いのでやっていないようだった。早朝だもの当たりまえだ!
ところでこの林道、何のためなのかな?税金の無駄使いにならなければ良いのだが・・・
さて気を取り直して、いよいよインチキ登山の始まりだ〜〜! |
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御坂峠からの登山道 |
ヨツバヒヨドリ |
御坂峠から登山道に入るが、早朝登山に着きもののクモの巣払いが待っている。
そういう時はウチワが活躍するのだ!
高賀山へ初めて登ったのが9年前の12月だった。
その翌年だったか、その翌々年だったかな?この辺りで名古屋のご婦人が登山道にザックを残し、登山道下で亡くなっていた事を思い出した。
まさか高賀山で命を亡くすとは思ってもいなかったろうになぁ・・・合掌
そう言えば今年の2月だったか?天王山の登山道脇でも白骨死体が発見されたと聞いた事があるし、登っている時に心臓発作で亡くなった方もいるとか。
いくら里山でも油断大敵なのだ!インチキ登山でも気を引き締めて行こう!
登山道脇にはヨツバヒヨドリの白とピンクの蕾が点在していた。
そうだ!9年前に初めて高賀山へ登った時、途中の開けた辺りの南側の遠く名古屋方面に建設中の高いビルを発見しても何処のビルか判らなかったが、翌日の新聞で名古屋駅ビル完成近し!を見て、名古屋駅ビルを作っている事を初めて知ったのだった。田舎暮らしをしているとそんなもんだな。(^^;) |
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ブナ林もあるで〜 |
ササユリ |
ネタ探しをしながら足元を見ていると、花期が済んだみすぼらしいギンリョウソウがあり、物凄く哀れに思えたな。すると今度は思い掛けないササユリが登場!
白色とピンクが3本咲いていたので、癒されたね!(^-^*)/ |
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6:48 緩やかに登り山頂近し |
恒例の記念撮影 |
神坂峠登山口から20分で山頂着だった・・・本当にインチキ登山だな。。。σ(^◇^;)。。。
その20分の緩やかな登りでも汗が噴出してきたので、ここでバンダナを巻く。(^^;)
6年ぶり3回目の高賀山も木々に囲まれていて、一箇所開けた所からの展望も真っ白け!
ネタを探すが何も無し、展望も無し。
西側の茂みの中へ赤テープが続いておるが、これが冬季限定コースの西尾根へのルートだな。
立て看板には、板取側へは下山できませんと注意書きがしてあるが。
虫も多少いたが、ウチワで仰げば問題なし。今回もウチワが活躍したのだ!
お茶で喉を潤し、つまらんので10分で下山とする。 |
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ガスの中美濃林道を見下ろす |
峯稚児神社へ350m |
下山途中、左側3箇所に登りでは気が着かなかった笹の切り開き?があった。獣道か?
中美濃林道が見下ろせる辺りまで来るとガスが酷くなっていた・・・(T_T)
御坂峠まで下りて来て、一度も寄った事が無い峯稚児神社へ寄ってみる事にする。
尾根道の直登りコースが登っているので、こちらかと思いきや指示は水平道なので従って歩く。
辺りにはコアジサイ?が点在していたので写真を撮りながら歩くが、朝露の笹でズボンが濡れた。
ジグザグに登ると結局直登コースと合流していた。
しばし階段をこなすと雰囲気の良い緩やかコースになり、直ぐに峯稚児神社へと着いた。 |
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コアジサイ? |
急な木段の後は緩やか |
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7:25 峯稚児神社 |
御坂峠から距離350mを8分で巨岩の上に祠が鎮座する峯稚児神社に着いた。
石碑には「壹萬五千之神霊社」と記してあったので、ご利益ありそうで思わず手を合わせ「一攫億金」と願わずには居られなかった、貧乏人でした。(^。^;)
その後6分で御坂峠へ降り、車で林道を下り次の瓢ヶ岳登山口へと向かったのだった。
中美濃林道は登り返しがあり、ここまでスキーで来るとヤッカイのようだな。
それよりも、ま〜絶対ここまで辿り着けんやろうな〜 (^з^) |