2007、6,24     
  そぼ降る雨の中 西ウレ峠 徘徊 (^^;)(高山市清見)
1113m

☆西ウレ峠P-(5分)-遊歩道入口-(28分)-最高点1320m-(50分)-G地点分岐-(15分)-
   こもれび広場-(15分)-ミズナラの巨木-(33分)-西ウレ峠P
所要時間 3時間弱 距離 5km(累計高低差350m)
参加メンバー 風花さん 月光さん
まっちゃん クリリンさん
ホリリンさん ごっちゃん
アプローチ 88km 1:10
今年の春、地元保木山のカタクリも咲きだした頃だった。我が掲示板「わっちとおまはんの架け橋」に相応しい岐阜弁丸出しの書き込みが有り驚かされた。(笑)その主は3月にHPまっちゃんの多花良物を開設した管理人のまっちゃんでした。まっちゃんはわっちと同郷で、関市のカタクリ情報を探していて我が恥ずかしきサイトへ辿り着いたとの事だった。(^^;) それ以後、頻繁に訪問してくれたので、早速同郷のよしみでリンク集の仲間入りに。(^^;) そして早速山行計画を立て、行き先は花好きなまっちゃんに合わせて花と展望の銚子ヶ峰に決めたのだったが、まっちゃんの同郷の山仲間の都合が中々合わず延期に。
やっと日にちが決まったのが梅雨真っ盛りの6月24日・・・だと、花も期待薄いが梅雨の天気も心配だった。まっちゃんにその旨伝えると、「たくさんのてるてる坊主作るわ〜花?
わっちんたが花やて、忘れたらあかんて・・・?会うまでは何とでも言えるから
」と自信満々?の返信メールやった・・・ん〜好き勝手に言えるのは会うまでだな。さて、その実態は?
そして急遽、風花的日常の管理人の風花老師殿が見かねて参加表明?もう一人月光さんを含め、以上総勢6名でのお遊び会が結成されたのだった。でも、やはり心配なのが天気だった。一時は雨予報で諦めたが、日中曇りで夕方から降り出す予報に変わり、土曜の昼に決行する事にして慌しく皆さんに連絡。曇り予報も好転する事に期待を寄せます。
今朝は寝ぼけず予定の時間に起き、準備をしていると外で雨音がするではないか!(T_T)
5時半に我が家へ来た月光さんと重い心でコンビニで買い物を済ませ、何時もの美濃市某所へ6時少し前に着く。小雨が降っている中、最初に現れたのがクリリンさん(勝手に命名)で、話しを聞くと我が家の近くのカタクリの里近くの出身だった。そしてお姉さんがオイラより二つ下の良く知っている方で、その方の妹さんだったのには驚き!そしてホリリンさん(勝手に命名)とまっちゃんが別々に現れます。皆さん初めてとは思えない話しっぷりだった。。。
やっぱり、花、はな、華、鼻?でした。(^O^)/~~
小雨降る中そうこうしていると風花老師殿登場!車から降りるなり憂うつそうな表情で「この雨ではどうしますかな」と此方へ振られた。ベテラン老師のアドバイスを受け、早速二人で密談。
直ぐに銚子ヶ峰は中止と決め、何処へ転進するかで簡単に登れる鷲ヶ岳か猪臥山で、
あ〜でもない、こ〜でもないと決まらない。
取り合えず白鳥方面へと走り出すことにするが、相変らず雨はショボショボと降り続いている。
気分もショボンだな・・・途中で風花さんが、せせらぎ街道の西ウレ峠に原生林の中を歩く遊歩道が有るので、どう?ってなことで、迷わずそこに決定します。なおも雨は降り続いております。
後席の仲良し同級生のお姉さま方は、何処でもいいよ〜ってな感じで話に夢中。
せせらぎ街道を走り旧清見村へと入って行き、7:35標高1113mの西ウレ峠遊歩道起点の管理棟Pへと着きます。ここら辺りは紅葉で有名な峠です。さて、いよいよ準備に掛かりますが、小雨は降っているので雨具を着るか着ないかで皆さん探り相が続く。その中でもクリリンさんは、昨日雨具もスパッツもザックも買ってきたばかりだとかで、着け方も分からない様子。(T_T) 
あ〜だ、こ〜だと無事装着終了。。。┐('〜`;)┌ ヤレヤレ・・・
雨の中をカッパを来て歩けるとはしゃいでおる。
小さな子供が長靴を買ってもらい、水溜りの中を喜んで歩く心境か?童心に返っておりました。
まっちゃんは5月に新調したザックが、オイラが6月に買ったドイターのザックと同じだと嬉しそうだった。どいた!どいた!とペアドイターが嬉しいようだった。。。
クリリンさんとホリリンさんは、昨年の秋からまっちゃんの誘いで山を始めたばかりの初心者。
無理して雨の中を銚子を目指すより、此方への転進が正解だったのではないかと思わせる・・・
7:45 あ〜でもない こ〜でもない 8:00 やっとこさスターと・・・
生活環境保全林 四季の郷 西ウレ峠遊歩道案内図
この一帯はブナ林などの原生林が広がっていて、岐阜県が大金を叩いて整備をしたらしい。
先ずは5分の舗装路歩きだが、歩き出して直ぐに風花老師が怪訝な顔をして「熊の匂いがする、熊が居るな〜」と脅します。以前、山中で20m程の距離で遭遇した経験がおありだとか。
何か臭う様な、臭わない様な・・・だれだ〜熊に会って見たいと言うのは〜〜(`ε´)
8:12 遊歩道入口で何を見つけたか! 8:14 ブナの巨木を眺め
5分の舗装路歩き後はいよいよ登山道(遊歩道)だが、草が茂っているので全員雨具の下を履く事にする。風花老師のアドバイスで皆さんスパッツの上に雨具を履くが、オイラだけ裾が汚れるのを嫌いスパッツを上側にする。臨戦態勢も整い歩き出し、いきなりブナの巨木が現れ驚かされる。近くには白く房状に咲くヤグルマソウがお出迎えだったが、あまり花は期待できそうに無いな。
8:30 暑くなり衣類調整 8:53 遊歩道最高点1313m
歩き出して30分、雨も小降りになってきたのと暑くなってきた為の衣類調整をする。
その10分後に遊歩道最高地点1320mへと着きます。
此処までのピストンでは皆さん怒りかねないので、15分ほど休んでから先へと進んでみます。(^^;)
8:59 ブナの巨木の脇を通過 ブナを仰ぎ見る
9:09 僅かな展望で川上岳が! 9:24 ブナ林は続く
所々の分岐には案内板が設置して有るので迷う事無く歩くと言うか、先頭の風花さんの行く方向に写真を撮りながら付いて行くだけです。
最高地点からは当然ながらアップダウンを繰り返しながらの下りが多くなるね。
足元の縁石と石畳は苔生しており古さを感じる遊歩道です。
一部開けた笹原が現れ、樹間からは川上岳らしきピークが望めました。(唯一の展望)
歩きながら同郷のオネエサマ方との会話では驚かされてばかり。
歳もそんなに離れていないので、知っている名前がいくらでも出てくる。
特に友達の中に親戚の子が居たのには驚き、思わずHPの事は内緒にね!と呟く。
月光さんも我が町に友達が多く、知り合いの名前が出て来てはお互い驚いておる。(^^;)
癒しのブナ林  新緑満開の森林浴
9:37唯一の急降下 濡れているので慎重に 9:43 G地点分岐を右へ
9時半を過ぎた頃、雨足が酷くなってきたので脱いでいた上着を羽織ります。
幾ら降って来ても皆さん楽しそうだった!(^_^)v
9:57 折り返し地点のこもれび広場 思い思いに散策
歩き出して2時間で緑一色のこもれび広場へと下り立ちました。
中々良い雰囲気の所ですが、せせらぎ街道が脇にあり車が走っております。(-"-;)
そのせせらぎ街道も幾度と無く通りましたが、この様な空間が存在する事も知らず通過するのみでしたね。雨降りのシットリとした雰囲気がたまらないですよ。
小さな湿地帯には花期が済んだ水芭蕉の巨大化した葉でしょうか?小さな密集地あり。
こもれび広場 癒される空間だ! しかし車道脇で車の音がマイナスか
10:03 せせらぎ街道越しのこもれび広場 10:12 何度も渡り返す
こもれび広場からはせせらぎ街道を横切り、反対側の馬瀬川沿いの遊歩道を歩きます。
今回スタート地点の西ウレ峠は分水嶺で、南側がこの馬瀬川で岩屋ダムへと流れ込み、飛騨川から木曽川へ流れ込み太平洋へ。西ウレ峠から北側は川上川として高山市へ流れ、高山市からは宮川と合流して北へ流れ富山県からは神通川として日本海へと続いております。
暫く進むと小さな池があり、小枝に泡の塊があります。モリアオガエルの卵だろうか?
10:15 ミズナラの巨木脇でシェ〜 ミズナラの巨木を遠望
馬瀬川沿いに歩いて行き、再度せせらぎ街道を渡り進んで行くと、すっげ〜デカイミズナラの巨木が出現します。此れほどの巨大なミズナラを見たのは初めてで、早速カメラを向けます。
大きさが分かるように傍に居たまちゃんに寄ってもらうと、いきなりシェ〜のポーズの大サービス。
今回の目的の一つがこれだったようですが、いきなり出て度肝を抜かれました!アッパレ!
まっちゃんは今朝鏡の前で練習して来たとか。意気込みが違います!楽しい人だ。(^-^*)/
10:34 今度はカラマツ林下を歩く ヤマオダマキだ!
花は少なかったんですが、ヤマオダマキとかギンリョウソウを見つけることができました。
歩きながらの会話で、KさんとHさんにはハンドルネームが無い事が分かったので、Kさんはクリリン、Hさんはホリリンと勝手に命名しました。Kさんは「クリちゃん」と言われた事があるのでお気に入りのご様子。クリちゃんではチョッとねぇ・・・呼び難い (^з^)
土曜の昼にPCを開くと送信者「○○協同組合」のメールが来ていたので、新手の迷惑メールかと思い削除しようとしたら、そのクリリンさんからのメールでした。(苦笑)
10:46 管理棟が見えて来た 10:48 管理棟へ帰着
なんだかんだと言いながら、3時間弱の森林浴とも森林徘徊とも言える山遊びを終え、無事に管理棟へ戻って来ました。
管理棟裏の池 楽しいランチ風景
11時になり小腹も空いてきたので、雨を避け管理棟の中でランチにする事にします。( ^-^)_旦~~
管理棟と言っても中は空っぽで、三部屋ありました。
入口を入った部屋が一番広く、椅子とテーブルもあったので使わせていただく。
各自持参の食料を食べますが、オイラは寒かろうと思い持って来たカップ麺をすすります。
まっちゃんがリンゴとパイナップルを振舞ってくださります。
仲間と山へ行くとオイラの好きなパイナップルがよく出てくるので嬉しいですね!(^-^*)/
オイラ、パイと付く物は何でも好きなんです。(^^;) アップルパイとかね。あとは・・・
楽しい会話の中で、女性陣はヘッドランプを常備していない事が判明。
早速風花老師がザックから取り出し、講習の始まり。
それを見たまっちゃん「押入れの掃除の時に役立ちそうやね」だと・・・主婦の発想。。。
おかんず3人の旦那衆は山には縁の無い方ばかりだとかで、生まれ変わったら山好きの旦那を見つけるんだ!と言っておった。
でもね〜見事人間に生まれ変われれば良いけど、虫とか動物だったらどうする?
アリだったら里山に登るにも何日も掛かりそうだし、トドだったら山行けんし・・・(^_^;)
ま〜無事に人間に生まれ変われるように、わたし祈ってます〜♪
楽しかったランチの締めにクリリンさんが持参した缶コーヒーを温めますが、オイラには熱くて持てなかったのに姉さま方は平気で素手で持ちます。
茶碗蒸しなどを持ち慣れているので平気との事。母は強しでした。(^。^;)
1時間ほど居たでしょうか?お腹も会話も満たされ帰路に着きました。
最後に悔やまれるのが、揃ってシェ〜の記念撮影を忘れた事でした。(T_T)
まっちゃんはヤル気満々だったそうだが、ま〜〜あれは山頂での儀式としよまい。
帰りの車中でも風花老師から色々な話を聞きましたが、一番興味を持ったのはスネのモッコリでした。よく聞けば若かりし頃、スピードスケートのショートトラックでバリバリの選手だったとか。ズボンを捲り上げた向う脛には、何処かでぶつけて腫れ上がった様にしか見えない筋肉の盛り上がり。これには一同唖然!早速激写しようとしたら隠されました。
シャイなんだ!(^_^;)現役中の怪我で無冠の帝王に終わったとかで、
悔しくて夜の帝王に変身したとか。 (嘘ですよ)
引退後は指導者になり、教え子が活躍されたとか。
そのスネの筋肉が老師になっても衰えずに残っている事は凄いな〜
結局それが山歩き、テレマークスキーに役立っているのでしょうね!

まっちゃん達もオカンズからババーズへ、そしてシワクチャーズになるまで仲良く山遊びを続けてくださいな。(^O^)/~~ また、ご一緒願いますね!m(_ _)m
楽しい一日をありがとうございました。


赤い点線が歩いたコースです

(注)高低図は実測では無いので正確ではありません

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