07,11,18
宮指路岳946m仙ヶ岳961m (三重・鈴鹿市)


小岐須渓谷を起点にヤケギ谷から宮指路岳〜仙ヶ岳〜仙鶏尾根〜仙ヶ谷で下る周回コースを楽しむ

★小岐須P-(47分)-ポイント5-(33分)-東海展望-(20分)-宮指路岳-(41分)-小社峠-(22分)-仙ヶ岳
★仙ヶ岳-(12分)-仙の石-(18分)-尾根分岐-(36分)-林道終点-(24分)-小岐須P
高低差 累計約1000m 距離 8,5km
登り 3時間3分 下り 1時間30分
メンバー 単独 アプローチ 106km 2:00
当初は東濃の低山歩きを計画していたのだが、毎年この時期恒例の鈴鹿詣でに切り替える事に。
も一つ気になっていた舟伏山の紅葉も見て来た事だし、心置きなく鈴鹿を楽しめそうだ。(^^♪
鈴鹿の山はヒルがお休み中の春か秋に年1〜2回歩く程度で、北から霊山山、御池岳、鈴北岳、藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳とピークハント中心に南下してきているが、唯一鈴鹿Mt7の雨乞岳だけが残っていた。しかし今回行く山は、昨年登った入道ヶ岳から眺めて気になった山域と決めていて、小岐須渓谷を起点に宮指路岳〜仙ヶ岳を周回する。(*^^)v
土曜は穏やかな晴天だったが、日曜は昼前が晴れで午後はよろしくないようだったので、早目に登る事にする。
鈴鹿までは国道走りで2時間なので、5時少し前に出て行く事に。長良川左岸堤を快調に走り、1時間で木曽三川公園。
後はいなべ市からR306を南下して鈴鹿市へ入りカーナビに従って進むのだが、細い道ばかり走って小岐須渓谷入り。
この小岐須渓谷はキャンプ場があるものの、車一台分の幅しかなく対向車が来たらどうするの?という細い道路だった。
早朝なので対向車も無く順調に進み、小さな大石橋先の林道車止め手前の駐車スペースへ一番乗り出来た。
6:48 林道止め手前駐車(400m)スペース一番乗り 7:03 宮指路登山口(通報ポイント1)
まわしと準備体操を10分で済ませ、車道を少し戻ると斜面に取り付くように宮指路岳登山口がある。
今回はガイドブック「地図で歩く鈴鹿の山」の地図をプリントして持って来ているのだが、沢沿いに登るようなので橋まで様子を見に戻ると、橋の向こうの広場の木に赤いテープが付いていた?新しい足跡も付いていたので林の中へ入って見たが、直ぐに足跡もルートも消えたので引き返す。
枝分かれした林道も有ったが、何の印も無いので登山道の案内版に従って斜面へ取り付く事にする。
人工林の中を進むと堰堤に出た。結局枝分かれ林道を来れば楽に堰堤まで来れたのだった。
7:12 通報ポイント2 カワラコバルート分岐 7:26 谷から離れジグザグ急登の始まり
堰堤を越えてから暫し沢沿いに進み、谷を渡ってペイント矢印に導かれて行くとカワラコバ谷ルート分岐に出くわす。
此処は左のヤケギ谷へと入って行くと左下に落差15m程の細い滝が現れ、一応写してどんどん奥へと入って行く。
ルートは沢から離れ右のガレ沢の横を登り出し、しばし急斜面のジグザグが続くと一気に汗が噴き出す。
ここで暑くなってきたので、手袋を外し腕まくりをして歩き出す。
苦しんだ急登も10分で終わり多少緩やかな登りに変わるが、えらいのは変わらないのだ。思わず足が止まった・・・
聞こえる音と言えば、落ち葉を踏みしめる音とゼエゼエと喘ぐ自分の息使い、そして時折強風に揺られた木々から枯れ葉がガサガサと落ちて来る音だけである。
7:48 通報ポイント5 行程いの半分 8:06 通報ポイント7
沢沿いのルートに飽きてきた頃、尾根道に変わったが直に小沢沿いの登山道になる。
上空では相変わらず強風が吹き荒れているらしく、木々がざわめいている。
谷でこれだけ吹いていると稜線歩きは大丈夫だろうかと少々不安が過る・・・
何故ならば、県境尾根の始まりには犬帰しの険と言われる難所があるらしいのだ。
今回のルートもそうだが、鈴鹿の山には「通報ポイント」なる番号が設置してある。
怪我人などが出た場合に場所を知らせる時に分かり易いように設置してあるのだが、と言う事は騒難が多いのかな?
8:08 沢から離れ尾根へ 8:21 東海展望の浮石(900m)
通報ポイント7を通過して小沢を渡ると小谷を詰めて尾根道へと変わる。
この辺りでかなり寒く感じて来たので、外していた手袋をはめ捲っていた袖も伸ばしての僅かな防寒対策をする。
尾根上には何の木だろうか?完全に落葉した殺風景な木々が立ち並ぶ中の明朗な登山道を10分も歩けば通報ポイント8があり、その先に東海展望と呼ばれる岩場がある。
早速展望を楽しもうと寄っては見たが、凄い風で油断すると岩場から落ちそうになる。
まだまだ人生を楽しみたいので、こんな所から落ちるわけにはいかない。

ここからの眺めは良く、前方には目指す仙ヶ岳と県境尾根が延びていたし、伊勢湾も僅かに光っていた。
強風に耐えながら、それでも恐る恐る写真だけは数枚撮り登山道へ戻る。
東海展望からの仙ヶ岳(左の双児峰)とこれから歩く県境尾根
東海展望付近から北の眺望 左奥から御在所 尖った鎌ヶ岳と手前が水沢岳? 右端が入道ヶ岳
目指す宮指路岳 左下が危険個所の犬帰し
暫く平坦な登山道を行けば左下に三体仏岩が現れ、踏み跡もあり行けそうだったが、強風だったので素通りする。
登山道は真っすぐと右への分岐に出たが、真っすぐ行って見ると犬帰しの険辺りの岩場が見下ろせた。
分岐まで戻ると下に古びた案内板が落ちていたが、何も読み取れなかった。
その分岐先にテープが有ったのでそちらへ進み、一旦下ると通報ポイント9があり、
登り返して数分で、強風吹き荒ぶ宮指路岳山頂だった。
8:30 三体仏岩 8:41 宮指路岳山頂(946m)
真新しい表示板の宮指路岳山頂へ着けば、西からの風が更に強まり台風並みだった。(*_*;
そしてその風に乗って雪雲の様な黒い雲がどんどん押し寄せて来るではないか!
早速記念撮影を済ませ、今回は無理しない方が無難かな?と思案しながら問題の犬帰しの険を見下ろせる石の上に立って見れば、まともに立って居れないのだ。
おまけに強風の為、呼吸もままならない状態で息苦しいのだ。(ー_ー)!!
犬帰しの険は、上から見た目では大した事ないように見えたが、強風でバランスを崩してはお陀仏なので、
ここで諦めカワラコバ谷経由で下山を決める。
強風にさらされながら、犬も帰すような危険個所は歩きたくないのが本音だ。
ところで宮指路岳の山名の由来は、標高の数値946のくしろのゴロ合せらしい。いい加減な由来だな。苦死路は・・?

11月4日にひろろとろろさんがカワラコバ道から宮指路岳へ登り、同じルートで仙ヶ岳を登られていて、改めて山頂写真を見ると古い山名表示板しか写っていないが、今回は新しい表示板が付けてあったので最近設置されたようだった。
馬乗り岩付近の奇岩 9:08 無事通過出来るか?唯一の難所 犬帰しの険
強風に耐えながら写真を撮りつつ馬乗り岩方面へ行くと3人の登山者がやって来た。
若い女性と中年男性2人の3人は仙ヶ岳へ向かうと言って去って行った。
ここで心が揺らめいた。。。もう一度犬帰しの険が見下ろせる所まで戻り、3人が犬帰しの険を通過するのを確認する。
ルート取りが難しいらしいが、3人は何度か立ち止まりながらも無事に通過して行った。
通過ルートを頭に入れ、オイラも行く気になって急斜面を下って行ったのだった。(宮指路岳で25分の滞在)
最初のザレと岩登りは無事通過したが、その先のコース取りをミスって何ともならない所へ出てしまった・・・
仕方なしに少し戻るとザレ地に先行者の足跡を見つけ、それに続くと画像左斜面の滑り易い斜面に取り付いた。
下を見れば奈落の底・・・四つん這いになって登ろうとするとズルズル後退し始めた。(@_@;)
慌てて目の前の小岩に掴まるも石が取れた〜他には掴まる物が無い・・・マジヤバイ!と一瞬あせった。
すると右手の届く所に何とか掴まれそうな岩の出っ張りがあり、命拾いをしたのだった。ホッ・・・
後は必死で這い上がり、安全ポイントに辿り着くが、 ドッと疲れた。^_^;
無事通過出来て良かったが、無理せずに引き返した方が正解だったような・・・
ガイドブックには左寄りに進むと書いてあったが、これが正規のルートだったのかな?
こんな所は絶対に下りでは歩きたくないルートだ。
その後もザレ場が2ケ所程あったが、犬帰しを登った後なので何て事はなかった。
9:20 アップダウンの県境尾根から仙ヶ岳 三体仏岩と東海展望の奇岩を振り返る
県境尾根のアップダウンはヤセ尾根の急降下と急登を繰り返しながら徐々に登って行くのだが、犬帰しの険で緊張したためか?太腿がパンパンになり辛い歩きだった。
それとも舟伏山の張りが残っていたのか?

相変わらず強風が吹き荒れ、見通しの良い尾根では姿勢を低くして歩かないと飛ばされそうになる。。
すると登山道に一株のイワカガミが狂い咲き?していて笑えたと同時に気持ちが和んだのは大げさでは無い。
9:37 急降下と急登の繰り返し 9:46 小社峠鞍部 130mの登り返しだ!
この県境尾根のしっかりとした踏み跡から想像すると、かなりの登山者が歩いたと思われるが、
犬帰しの険辺りでは今までに事故は無かったのかな?オイラもこのルートの二度目は無いな。
宮指路岳から40分で着いた小広い鞍部が、仙ヶ谷ルートの分岐でもある小社峠だった。
林道駐車地点から仙ヶ谷を詰めると此処へ辿り着くようだ。
そして、いよいよ最後の標高差150m程の登り返しが始まるのだが、30分くらいかな?
少し登ると前方には笹原が広がった山頂部が見え出し、先行する3人が見え出した。
何度も足を止めながら振り返ると、歩いて来た県境尾根の展望も開けてくる。
丸っこい宮指路岳の上には尖った鎌ヶ岳がニョッキリと突き出ている。
後日知ったのだが、福井のkyuさんの仲間とひろろとろろさんが鎌尾根から鎌ヶ岳を歩いていたらしい。
オイラも鎌尾根は2年前に歩いたが、今回の県境尾根の方が厳しかったなぁ。。。
それとも2年前の苦しみなど既に忘れたか?物忘れが激しいなぁ。
10:03 山頂手前から歩いて来た県境尾根を振り返る 10:08 仙ヶ岳山頂(西峰) 先客者5人
登山道脇に背丈の低い笹が現れ出すと、ひょっこりと仙ヶ岳山頂へ辿り着いた。
意外にも小社峠から22分、宮指路岳から1時間チョイで着いた事になる。
雨が降り出さないかと心配で、急いで必死に歩いた結果だな。
山頂の先客は先行者の3人と他の2人の5人だけで、早速先行者に写真を写していただく。
風は相変わらず強いが、風を避けて木陰にしゃがんで暫しの休息。
谷ルートでは圏外だった携帯も山頂では使えそうだったが、充電をしてこなかったので切れる寸前だった。
そこへ10人以上のオバチャン軍団が次から次へとやって来て、一気に賑やかになった。
こりゃたまらん!ここでは寒いし時間も早いので、10分の小休で仙の石まで移動する事に。
仙の石までの間に多くの登山者とすれ違った。
こんな強風下にも拘らず、結構多くの登山者が登って来たのには驚かされたな。
ガス迫る鎌ヶ岳の手前に宮指路岳 10:30 寂しい東峰
仙ヶ岳西峰から一旦下った鞍部に白谷道分岐があり、登り返し左の踏み跡へ行くと何も表示が無く寂しい東峰だった。
登山道へ戻るとその先の右側に仙の石が立っているので、寒さに耐えながらの何時もの記念撮影だ!
誰も居ないので4ポーズ撮ったが、公開できるのはこれだけね。^_^;
それにしてもバランス良く立っているもんだなぁ。
10:34 仙の石を支える(^◇^)いや寒いのだ・・・ 10:43 仙の石と仙ヶ岳
仙の石から登山道を戻ると丸っこい岩に囲まれた小広い場所があったので、風を避けて暫し休むことに。
眼下の亀山辺りには、白い東名阪自動車道がハッキリと確認できた。
取り合えず腹ごしらえだが、ガスを使うのが面倒でパンをポットのお茶で流し込み、17分後には歩き出していた。
ついでに登りたかった野登山 11:00 ヤセ尾根の急降下
歩き出す前方には野登山がそびえていた。ついでに登りたかったが・・・次回の楽しみか。
下り出した登山道の何か所かにロープ場があり、一気に下る急降下の連続だ!!
このルートで登ると、かなり辛そうな急斜面の連続で、登りたくない登山道だった。
途中の展望から仙の谷を見下ろせば、僅かに残った紅葉が奇麗だった。
11:06 尾根分岐を左折(屏風岩) 11:18 沢沿いの急斜面の細道
仙の石から20分で尾根分岐に出合い、真っすぐ行くと野登山なので小岐須(屏風岩)方面へ左折して下って行く。
沢沿いの急斜面に掘られた細い登山道を20分程行くとナメ滝の沢を渡る。
11:31 ナメ滝を渡る ナメ滝上に仙ヶ谷道分岐あり
ナメ滝の写真を撮っていると背後から人の声がしたので、振り返ればそこが仙ヶ谷道合流地点だった。
11:42 堰堤を越えると林道終点 11:45 林道からの紅葉
仙ヶ谷道と合流すると直に林道終点へと辿り着き、荒れた登山道を歩きながら僅かな紅葉写真を撮りながら歩いた。
この辺りの空には青空が広がっていて、その林道歩きも20分程で杉林が現れ出すと駐車地点へと辿り着く。
駐車スペースの車は13台に増えていて、その先に3台、もう少し先のも2台が停めてあった。
着替えを済ませ、残ったオニギリを一つ食べ帰路に着く。
鈴鹿ICから東名阪に乗ったが、風当たりの大きいワゴン車は強風でよくあおられた。
13:30頃だったか?揖斐川左岸堤を走っていると、とうとう雨が降り出し始め周りの山々は完全に消えた。
早く下りてきて本当に良かったなぁ。
後は前方に虹を見ながらのドライブでしたが、家の近くでも見えたのには驚いた。
鈴鹿の山々は標高こそ低いが、侮れない山も多く油断大敵である。
今回の様な強風下の天気には、本当なら無理しない方が賢明だったように思われる。反省。
来年は残っている雨乞岳を登り、その後は登った山をルートを変えて再訪したものだ。
そして無理だろうが、北から少しずつ繋いで一本の登山道で繋げてみたいなぁ。
鈴鹿の山は登山道が何本も入りくねっていて、色々なルート選びが出来るのも楽しみの一つだね。


注 高低図&ルート図は実測では無いので正確ではありません
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