2007,3,4  根子岳 2207m (長野・須坂市)
 
総勢21名の山スキーツアー 【登り 2:36 】 【下り 1:00 】 
メンバー どえらい大勢・・・岐阜11名 三河5名 長野3名 大阪2名


 今回は長野のこばさん企画で根子岳に誘われ、22年ぶりのスキーによる信州遠征を安易に承諾する。。。
 よくよく考えれば、自分の行動範囲を遥かに超えた山域だった。(-"-;)
 返事はしたものの、遠過ぎて・・・
 そんな迷いを察知したのか、企画を知ったTOKIOさんが軍団を率いての参加表明をされました。(^_^)v
 強力な助っ人が現れ、渡りに船とはこの事である。TOKIOさんには昨年から毎度の誘いを受けていたが、
 ゲレンデスキーは長年やって来たが山スキーとなると事は別で、中々ご一緒出来なかった。
 しかし、今年はアルペントレッカーなる簡易山スキービンディグを手に入れ2回ほど経験をしてみた。
 これならナントかやれそうかなと、ほんの少しだけヤル気が出ましたね。(^。^;)

 そして話しはみるみる進み、三河初心者軍団も参加表明され、ナント総勢16名になりました。
 迎え撃つ信州軍団は、大阪から特別参加の二人を加えた5名。(長野山岳協会東北信支部ご一行33名)
 さて、どんなツアーになるんでしょうか?

 【根子岳は長野と群馬の県境にそびえる日本百名山・四阿山(あずまやさん)の前衛峰で初歩的山スキーのメッカである】


早く起きる自信が無かったので2:10に目覚ましを2個セットして寝ます。するとどうでしょう!見事に起きました。(笑) 
集合時間3:40に間に合うように、真夜中に車を走らせ集合場所のTOKIO邸に向かい10分前に到着します。
TOKIO邸からは昨年乗鞍へご一緒したHGさん、今回初めて会うSさんと4名がTOKIO号に乗り、他のメンバーとの落ち合い
場所の駒ヶ根SAへと向かいます。車中では山スキー談話で花が咲き、あっと言う間に駒ケ岳SAへと着きました。
まだ誰も着ていなくノンビリと朝食を食べていると皆さん続々と登場で、昨年御岳ご来光登山をしたN夫妻とHGさん以外は
皆さん初対面の方ばかりです。TOKIOさんに紹介して頂きF兄さんS兄さんとも挨拶を交わします。
皆さん優しそうな方ばかりで一安心。三河軍団も到着し、全員揃った所で根子岳目指し早朝のハイウエードライブです。
同乗者に今回最年長の黄門様を加え賑やかなスタートでした。
この黄門様が冗舌な方で、よくしゃべるはしゃべるはで眠気も吹き飛びます。ここからは今までの山スキーの経緯、
失敗談などが出るは出るは・・・話しを聞いていると色々な体験が今までの皆さんを支えて来たように感じましたね。
岡谷JCからは中央道と別れ、私は初めての長野自動車道へと進みます。
松本辺りからは左に冠雪したピラミダルな常念岳が微かに確認できました。
冬の常念岳を間近に見たのは初めてで、又登りたくなりましたね。03,9,7常念レポ
時間も6:30頃になると右手の山々のバックが茜色に染りご来光が拝め、左手には飯縄山その右には黒姫山も確認できます。
程なく須坂長野東ICで長野道から降り、一路奥ダボススキー場を目指します。


6:36 車中から眺めるご来光

6:40 根子岳方面らしいが・・・
7:16まだ営業していない奥ダボススキー場へ到着します。ここの駐車場には更衣室も有り、早速着替えを済ませ準備万端整い気も漫ろにゲレンデへ向かいます。今回初山スキーの三河軍団5名とオイラの山スキーセットは全て
TOKIOさんが用意をされました。感謝で頭が下がります。m(_ _)m しかし、足に合うのか?一抹の不安も・・・
こばさんとの待ち合わせ時間の9:00まで未だ時間がタップリ有るので、三河軍団の面々はFさんの指導のもと、
ゲレンデへ出向き山スキー初体験の歩行訓練をします。いきなりこける人も居ました・・・
私は体力消耗を避け余り動きませんでしたがね。既に着いていた大阪から参加のみいさんとご主人とは初対面です。
ご夫妻は信州大好きで、暇があれば毎週でも大阪(片道600km)から通われ、雪山も登るアルピニストでもあります。
そして虫倉山荘ではマドンナ的存在で御馴染みのみいさんは最近ブログを始められました。
それにしても待つ時間の長く感じた事か・・・すると8:50やっとこばさんの車を確認。手を振るとクラクションの返事。(^-^*)/
ゲレンデに着いたこばさんとは昨年11/3にヒロちゃんと3人で小秀山へ登り、下山後に下呂のフルオープンの河原の露天風呂に入り、世間に裸体をさらして以来の再会でした。(笑) 06,11,3小秀山レポ
そこへ今度は初対面のたかちゃんの登場!!
ちょっと強面の風貌ながら満面の笑みで登場でした。(^。^;) 今回お会いするのを楽しみにしていた方の一人です。
たかちゃんはこばさんの誘いで昨年から山スキーにはまってしまったそうな。勿論バリバリの山男ですよ。
そして驚く事に!高校時代は体操の選手として国体出場の経験も有ります。
おっと〜、こばさんも高校時代に山岳競技で国体出場の経験があり、何方もツワモノ揃いです。
取り合えず簡単に挨拶を済ませ、全員集合と言うことで、いよいよリフトに乗ってゲレンデトップへと向かいました。
9:16 ゲレンデトップからのスタート 9:27 緩やかなスロープをワイワイガヤガヤ
ゲレンデトップから眺める根子岳は、なだらかな易しそうな山容をしておりました。チョロイナ!
全員揃ってから日置軍団の指示で、初挑戦の三河軍団5名に其々サポートが着き、全員シールを剥がし、
なだらかな雪原を大勢がワイワイガヤガヤと賑やかに歩き出します。
その中でもTOKIOさんの笑い声が一際高く響き渡ります。ハイテンションは何時まで持続するか??

9:40 何処までも続くスロープ

9:57 無数のトレースで徐々に斜度も増す
緩やかな斜面には無数のトレースが付いていて、如何に多くの方が登る山だと分かりますよ。
歩き出して間が無いのに、それにしても暑いですぅ〜。皆さん直に上着を脱ぎました。
そう言えば岐阜の最高気温予報は20度といって言ったなぁ〜(後日分かったのだが岐阜は22,2度、長野は19度でした)
ここから振り返ると望める北アルプスの山並みは、余りの暑さに霞んでいて見えません・・・残念。
それでも左の樹間からは飯縄山、火打山、妙高山辺りが確認出来、感激です。(^O^)/~~
先頭はまっちゃん、みいさんご夫妻が快調に進み、しんがりは三河軍団がサポートされ登っていきます。
なだらかだった斜度も多少増してきて、休憩ポイントの避難小屋目指し、皆さん大汗を掻いての歩行が続きます。

10:10 避難小屋で小休 暑い!

10:10 くつろぐこばさん 昨晩は飲み過ぎ?
1時間近く経って全員避難小屋へ着きます。余りの暑さに此処へ着くまでに既に半袖シャツ1枚の方もいます。
こばさんに「長野は寒い所かと思っていましたが暑い所だったんですね!」と言えば
「ごっちゃンが太陽を連れてきたんだね」と切り返されます。オイラそんな情熱なんか無いのにな〜(-"-;) 
この時ばかりは、周りを凍らせるTOKIOさんの寒いオヤジギャグが恋しかったですね。(苦笑)
10分ほどの休憩で歩き出しますが、厚くて手袋も外します。それが全く寒くない?5月の陽気です・・・これはヘン!

10:23 僅かな展望  火打 妙高かな?

10:42 HGさん こばさん暑くて薄着
この山ではヘリスキーが実施されていて、爆音を発て定期的にヘリが飛んできます。一回の料金が9000円也!
貧乏人は9000円が惜しくて歩きます。そうで無い方も歩きます。だったら誰が乗るの?勝手にせい・・・
三河軍団のメンバーと歩いている時に初対面のとうこさんと言葉を交わしました。
そのとうこさんは可愛いインコの風太君を飼って居られます。
オイラもその昔、とても可愛くなついていたインコのブン太を飼っていたので、インコ話で暫し盛り上がりました。
今回歩き出して直に足首の辺りに違和感があったのだが、ここまで来ると痛みに変わって来ていたのだった。(-"-;)
我慢出来ずにバックルを外して歩けば、多少は楽になりホッ。
N婦人との会話。「何時もはドン尻になり他のメンバーに迷惑を掛けている様で辛い思いをしていますが、
今回は初心者が多いので気が楽ですよ」と言われる。(理解出来るコメント!)
その気持ちよく分かるね〜。やはり劣等感に陥るより優越感に浸る方がいいもんね!(^。^;)

右手が山頂 ツアーコース上もやはり雪不足
11:06 生徒に逃げられたオイタ姫(ワカガエッタ姫) 11:22 生徒をサポートするFさん
途中でF兄さんがオイラの仕事を聞きます。それに答えてビックリだわ!!!
S兄さんも同じ会社の仕事をしていたとの事。それも同じ○○の仕事を。。。
でも、日曜も夜毎やるが儲からないので転職したとの事。それは私も日々体験しているのでよ〜く分かります・・・(x_x;)
そして、TOKIOさんも20数年前に我が親会社へ入社寸前までいったらしいのだ。これには二度驚きでした。

11:36 ヘリツアー用のヘリポート

11:45 山頂手前の稜線 お気に入り(^-^*)/
左に小根子岳を見ながら登り、益々斜度が増します。前方に見える樹林帯の向うが山頂との事。
驚いた事に、気が着けばドン尻に近く、TOKIOさんと歩いていて後ろはFさんがサポートしているだけでした。
知らないうちに皆さん行ってしまっていたのだった・・・(驚) そこでTOKIOさんが進路を左に取ります。??
立ち止まり何やらしていたので、てっきり写真を撮っているのかと思いフォーカスをすれば、コキジでした・・・又しても!
その先にはヘリポートがあり、樹林帯の中へとトレースが続いています。
その樹林帯の中からメンバーの声が盛んにします。?後で分かったのだが、樹林帯の急斜面で手こずっていたのでした。
その樹林帯を通過すると左が開けた稜線に出ますが、今回一番雰囲気の良い所でしたね。
此処からは百名山の四阿山が初めて姿を現します。

救助ヘリではなくツアーヘリです

11:52 根子岳からの百名山・四阿山(あずまやさん)
樹林帯を抜けると展望が開け山頂到着です。ナント50名ほどがたむろしています。(@O@)
そこでこばさんが号令を掛け記念撮影です。我々以外の30人ほどは、こばさんが役員をしている長野山岳協会東北信支部の皆さんで、昨日から恒例の交流会をされていて今日はメンバー全員で根子岳山スキーに参加をされていました。
長野山岳協会のメンバーの記念撮影の後は我々の記念撮影大会で、何枚も撮り合いました。
今回の為にしばし封印していたシェ〜を連発しましたよ〜。大勢の中では目立たないと分からんもんね!(^O^)/~~

長野山岳協会・北信支部の皆さん

岐阜・三河・大阪軍団

単独ショット

12:07 見る見る仕上がるランチテーブル
山頂での記念撮影を済ませ、いよいよ待ちに待った宴会ヶ岳に突入です。
しかし、その前に先ずはランチテーブル作りからですが、どうやって作るのか興味津々に眺めていると、スキーを履いた方が二人で雪面を踏み固めます。そして人数に合わせてテーブルの大きさを決める線を引きます。
後はそのラインに沿って外側を掘ります。すると見事なランチテーブルが完成です!(@@)
何時もTOKIOさん達の宴会ヶ岳の様子はブログで見ていましたが、やっと現実になりました!ヤッホ〜
結局オイラは感心しながら見ていただけでした。。。ゴメン!

12:27 ジンギスカン・うどん・とんちゃん等々

自己紹介中のみいさん
今回の宴会ヶ岳はTOKIOさんの命名では「根子岳ジンギスカン宴会ヶ岳」とのネーミングが付いています。
名前の如く、こばさん達がが3kgのジンギスカンを担ぎ上げてくださいました。m(_ _)m
此方としては信州組だけに負担を掛ける訳にはいかないので、オイラは美濃名物の「柳屋のとんちゃん」を持参しました。
一斉に幾つかのフライパンでジュージュー焼きだせば、周りにはいい香りが充満します。
近くに野良熊でもいたなら、犬より嗅覚の鋭いと言われる野良熊が匂いに釣られてやって来そうです。来るなよ〜
乾杯の後は食べる、飲む、しゃべる、奇声を発する者(TOKIOさん)と入り乱れガヤガヤ宴会ヶ岳!!(^O^)/~~
まだ色々とオツマミが有ったらしいが、大勢過ぎて回ってきません・・・(涙)
途中からはオイタ姫(ワカガエッタ姫)さん持参のうどんがあちこちの鍋で作られ、体が暖まります。
TOKIOさんの号令で自己紹介が始まりますが、皆さん食べるのに忙しく聞いていません。(x_x;)
ジンギスカンも柔らかく美味しかったし、持参したとんちゃんも好評だったのが嬉しかったね!
そこへ今度はみいさんの持参で、私も愛用しているチューブ型の容器に入った赤ワインが回ってきます。
すかさずTOKIOさんがガブ飲みで「おいし〜」と又しても奇声を発します。点滴薬を飲んでいるように見え笑えます。(^_^;)
 やっぱりビ−ルよりワインだな〜 欧米か! などとは誰も言いませんでした。(^_^;)
オシロイの様な日焼け止めクリームを塗ったTOKIOさんの顔を見ていたら、昔柳ヶ瀬に居たオカマのしょうちゃん
を思い出しました。(キモイ)
このレポを見て当時有名だったオカマのしょうちゃんを見た事がある人は居るだろうか?30年前の話しだが・・・
この時、オイラも水入れに持参したチューブ型の容器の蓋が壊れ、中身の水を捨てるハメに。
しかし、これが後から後悔する事になろうとは・・・

13:10 ランチも終わりいよいよ滑走開始

13:18 下界を目指しゴー
1時間弱の楽しかった宴会ヶ岳も終了し、勿論ランチテーブルは埋め戻します。
そして、いよいよ滑走スタートです。既に出来上がっているTOKIOさんは、パホーマンスなのかマジなのか?いきなりコケて騒いでいます。無視した皆さんは順次に滑り出し、オイラも滑り出したが・・・何故か自由が効かずいきなり転倒虫に・・・
気を取り直して滑るが、同じ事の繰り返しで転倒虫・・・道具のせいにはしたくないが、自分のブーツと違い浅いので足首がシッカリとホールドしてくれません。よって踏ん張りが利かずに後傾になってしまうのだった。
こんな筈じゃなかったのに・・・酔いもあるのか・・・(ToT)
意を決してスピードを上げ滑ると、今度は頭から突っ込む始末。転倒すると自力で起きれない・・・完全に落ち込む。
どうしてか?どうしてか?頭の中がグルグル巡る。以前ならカッコよくゲレンデを滑っていたのに。。。
昨年から悪化してきた持病の腰痛の為、腰も体も切れが無いのは分かっているが・・・もう引き際か・・・(-.-;)

山頂直下のチョッとした急斜面を降りるのに三河の一部メンバーは板を外して降ります。
そこで、こばさんの指示で初心者の三河軍団と滑れるチームに別れ、別々のコースを滑る事にします。
こばさんの「ごっちゃんは我々と同じでいいね」の問いに頷き滑り出すも何故か不安である。
ナントか滑り出すも不安定な滑りです。オカシイ・・・ブーツも板も全くマッチしません。(これが実力か?)
結局、情け無い話だが滑れる皆さんと別れ、初心者チームを引率している日置軍団と合流する事にしました。(涙)

13:44 ゲレンデコースを滑る三河軍団

14:03 ゲレンデトップへ滑り込む
カメラを構えているTOKIOさんを意識して滑りますが・・・全く体に切れがありません。当然フラフラ状態です。。
三河チームを撮影しているTOKIOさんの所まで行き着くも、何故か喉がカラカラでたまりません。
水を飲もうとしますが、山頂で捨ててしまっていた〜(x_x;) 
喉が痛いほどカラカラなので、皆さんが滑り終えるのを待っておれなく一人で先に下る事にしました。
滑りながら思ったのは、今更練習だの修行だのする気持ちは全く無いし、気力も湧かないし、楽しくも無い。
男たるもの何事も引き際が肝心である。決めた!スキーはもうやめよう。。。(涙)
それにしても最後のなだらかな緩斜面はかなり辛かった〜
全員無事に滑り終えて帰りの準備を済ませ、駐車場では既に来週の打ち合わせが行われています。
すでにその気が無いオイラは関心無し。それを察したのかたかちゃんが声を掛けてくれますが、時すでに遅し。。。
会話も済み、楽しかった皆さんと別れ3時に帰路に着きます。
車が走り出して10分辺りで携帯が鳴りました。長野市のひらさんからでした!久し振りの生声だ!
そのひらさんも今回の根子岳ツアーをお誘いしたのだが、予定が入っていて参加されませんでした。
そう言えば、最近ご無沙汰の須坂市の仙人・服神院さんには連絡を入れるのを忘れてしまった・・・
帰路の車中では缶ビール片手のTOKIOさんが、相変らずのハイテンションで喋りまくります。
みいさん、みいさんとね!(笑) 勿論、運転はしませんよ!
行きと同じで帰りの高速もETCをフル活用で帰ってきました。7時にTOKIO邸、8時に我が家へ。
そして今回のレポ製作中にも腰痛が酷く、辛い日々。
私の腰痛歴は30年もので、当時は数知れず医者通いしましたが一向に良くなりませんでした。
昨年末辺りから痛みが増し、最近は特に辛い日々です。そんな訳で、もうスキーは無理と判断しました。
でも今回の根子岳スキーツアーは、最後に相応しい想い出に残る山となり感激&感謝しております。
こんな事を書くと、こばさん、TOKIOさんから怒られるかもしれないが、
思うように滑れ無い時が引き際・・・燃え尽きました・・・m(_ _)m
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