2007,1,21 念願のスキートレッキング初体験でした!
しかし・・・ホロ苦い初体験でした・・・(-"-;)
船山A
1479m
 

(岐阜・高山市)
 ☆駐車場-(60分)-別荘地分岐-(42分)-御岳展望地-(32分)-ヘアピンカーブ-(60分)-船山
 
船山-(14分)-旧ゲレンデトップ-(37分)-ゲレンデ-(14分)-駐車場
高低差 610m 距離 7,5km
登り 3時間15分 下り 50分
メンバー 単独 アプローチ 120km 2:10
昨年末、念願の「アルペントレッカー」を楽山荘で購入。アルペントレッカー+シール+アイゼンで38000円。このアルペントレッカーは、どのビンディングにも合う訳ではなく、ブーツとトレッカーを少し加工をしてナントか調整しました。そこで早速試したくなり行き場所に悩んだ結果、ラクチン、展望、スキー場の近くと言うことで、昨年4月にも雪の中を位山峠から登った船山に決定!今回は一番奥のスキー場Pから林道を歩いて山頂を目指す事にする。
しかし、今年は異常なほどの暖冬で雪は少ない。もし林道に雪が無かったらゲレンデから登ろうと安易に考えておりました。さて、結末は・・・(^。^;)
【先ずはアルペントレッカーの説明】
アルペントラッカーはダウンヒルスキー、ブーツ、バインディングにセットするだけでバックカントリースキーができるギアです。バインディングとブーツにアルペントレッカーをセットすれば、ヒールはフリーになり、雪面を登れます。しかし、それだけでは斜面を登れないので、板の裏にシールと呼ばれるカーペットのような布製の滑り止めを貼り付けます。そして滑降の時はアルペントレッカーを外し、シールを剥がして滑ります。
出発前夜、早く寝ようと携帯で掲示板をチェックすれば(PCが修理中だった)TOKIOさんが隣の位山スキー場へ家族で滑りに行くので、来れたら遊びに来るようにとの書き込みがありました。
8時から歩き出し、順調に行けば昼ごろには下りてくる予定だったので、昨年の9月に乗鞍へ一緒に登って以来だったので会うのが楽しみでした。6時少し前に家を出て2時間ほど走るとトイレを催したので、スキー場手前の道の駅「なぎさ」でトイレ休憩をします。
そこで又しても何気に携帯から掲示板を確認すると、今度はこばさんからスキーで歩く場合の疲れない歩き方のアドバイスが書かれておりました。
スキーを雪面に着けたまま踵だけを上げ、スキーを滑らせるように前に進むのが疲れない秘訣です。こうすればセットの重さは気になりません。このコツが掴めれば良いのですが・・(笑)
実にありがたいアドバイスにウルウルしてきました。(^。^;)
8時少し過ぎにスキー場へ着くが、積雪量60cmのせいか?客足は悪く、ガラーンとしていて係りのオジサンもいません。ゲレンデ沿いの車道を上へ進み、一番奥のPへ行きます。
そこから奥へと続く林道にはナントか積雪も有りましたが、心配だったので少し先まで車で行ってみる事にしました。2年前にスキーに来た時、午後はスノーシューで徘徊した辺りまで入って行きましたが、ナントか白くなっていて歩いて行けそうだったのでUターンをしてPまで戻ります。
Pからゲレンデ最上部辺りを見れば、積雪で白くなっているのが確認できました。
よし!あれなら下りて来れそうだな。(良く見ろ!ブッシュまるけだっちゅうのに・・・)
振り返り東を眺めれば北アルプスの山々が朝陽に照らされお目覚めです。
数日前までの予報では雨だったのに素晴らしい晴天の朝で〜す。(^O^)/~~
オイラのスキートレッキング初体験を祝ってくれているかのような、素晴らしい朝でした。(^-^*)/
ん〜とんでもない錯覚ですな・・・

8:31 Pから山頂方面を眺める

9:11 大汗を掻き歩く・・・タイヤ痕が 
不安と楽しみが入り混じった気持ちで、早速準備を済ませ予定より遅く8:35歩き出します。
山頂までは標高差600m、距離にして約5kmの行程です。2時間半かな??
今回は滑る事より不慣れなスキーで歩く事に重点を置いているが、やはりチョッと不安・・・
歩き出しの林道の雪は薄っすらと積もっているだけなので足がバラつき、ぎこちないです。
こばさんのアドバイスを思い出し、滑らすように歩こうとしても、やはりぎこちなく疲れます・・・
まだ10分歩いただけなのに疲労感タップリ・・・そこでTOKIOさんから携帯コール!
「いまどこ?」「林道を歩き出して10分です」「昼はロッジフジに居るのでおいでよ」
「昼には下りてくるつもりなので行きます」と言って切りました。(考えが甘〜い)
この時TOKIOさんは、まだ家を出る時だったそうです。
林道は何故か除雪がしてあり、日当ではアスファルトが出てるので道路端を歩きます。
ガニマタのオイラはスキーの先端が逆ハの字になろうともがきます。
それを阻止すべく並行歩行を続けますが、気持ちに反してやはり先端が開きます・・・(x_x;)
そして、厄介な事にシモヤケ(仕事の関係で毎年出来ます)の指先が痛くなってきました。
おまけに歩き出して40分辺りで足先がシビレてきました・・・ん〜辛いの一言。。。
林道の雪も丁度途切れた所だったので、足を解放してやる為に板を外しました。
そして振り返ると穂高連峰から乗鞍岳までが、あざ笑って居るかのように一望できます!
暫し写真撮影で小休は5分で歩き出しましたが、雪も無いので暫く板を担いで歩きました。
正面に建物を見て左へカーブすると別荘地への入口に着きます。

乗鞍岳

穂高岳

槍から乗鞍までが一望できます

9:31 別荘地分岐を右へ進む

別荘地分岐からはトレース無し!
西の森別荘地の立て看板の傍のカーブミラーで写真を撮っていて気が付きました。
ここから先は道路は下っていて別荘が並んでいます。そこには車も止まっているので、その為に除雪がしてあるようでした。そこで地図を出し場所を確認します。
すると此処で進路変更なので先を見ると、お〜〜・・・除雪がして有りません。
ハリウッドスターなどが歩くレッドカーペットならぬ、ホワイトカーペットが敷き詰められたように真っ白な林道が続いておりました。(^O^)/~~ さも、おいで〜と手招きをしているような錯覚すら感じました。(ウソ)なんのトレースも無い新雪は、さてどれほど沈むのか?板を踏み入れますと5cmしか沈みません。これは有りがたいです。一人で新雪ラッセルなど考えただけでゾットしますもんね!

9:43 花木園入り口

10:16 カーブミラーで遊ぶ
なんのトレースも無いと思っていたら結構色々な小動物の足跡があり、何かは分からないが楽しませてくれました。すると前方に開いたゲートがあり、手前には花木園の案内板があります。ここから奥へ行くと13年前、子供が小さかったころに来た事があるオートキャンプ場が有る筈です。
その時は車で山頂近くまで登りましたが、林道からの展望などの記憶は全くありません。
ゲートには通行するに当っての注意書きと関係者以外はご遠慮してくださいの両方が有ります?
そこから20分ほどで、今回の目的の一つの御嶽山が樹間から姿を現しました。
振り返ると今度は黒部五郎も現れてきます。そして林道の前方が明るくなってきました。
いよいよ大展望の予感がしましたね。途中で、今日は山頂へ着けなくても、せめて御嶽山とか北アルプスの展望地までは是が非でも辿り着きたいと思っていたので、満足気に写真を撮りまくりました。

乗鞍岳

御嶽山

10:19 乗鞍を振り返る

槍から穂高連峰も丸見え!

御嶽山の山頂部をトリミング 勿論今年も登るよ!

此方は県内最高峰の笠ヶ岳

10:35 2時間経過で8分の小休
気温も上がって来て暑くなってきます。時計を見れば10時半で既に2時間が経っていました。
小腹も空いてきたので、一口ようかんを食べ腹を少しだけ満たしました。
標高は1300mを示しておるので、まだ180mは登らなければなりません。(-"-;)
少し前から右足の内側に靴擦れ箇所が出来てきたようです・・・やっぱり。。。
シモヤケは痛いは靴擦れは痛いは股関節も痛いは・・・で、此処までにも何度と無く足を止めては歩きの連続でした。少し先のヘアピンカーブを過ぎると真っ直ぐに伸びた林道にウンザリでしたね。この辺りからスキーが重くなり、板に乗った雪が融けて重くなったのだと思っていましたが、良く見ると板の裏のシールに雪がこべり付いているではないか!
一旦板を外して様子を見るが、雪を取っても直ぐに着きます。
しかし、痛い、重いの我慢の歩行が続きます。(ToT)
20m歩き1分休む、の連続。。。気のままに休める単独は気楽だね!(・ω・;)

10:51 延々と続く・・・

シールに雪がこべり付く(ToT)

11:32 やっとアンテナ確認

11:40 林道終点駐車スペース
延々と続く林道歩きも3時間が経った頃、ようやく山頂のアンテナが姿を現し、正直ホットしました。
そして林道終点の広場に着きます。道は左へ延びていますが、前方の道へ入って行きます。
この頃には足に重りを付けて歩いているようで、足が抜けるのではないかと思えるほど重くなって来ています。そしてアンテナの周りのフェンスまで来て動けなくなりました。
板の裏には15cmほどの厚みの雪がこべり付いています・・・(x_x;)
まるで足かせを付けられた囚人のようで笑えます。
取っても取ってもくっ付くので諦めてここで板を外し、三角点までは後少しなので止むを得ずツボ足で歩く事にしました。ブーツが沈むくらいのツボ足で、フェンスの間を通り抜け山頂へ辿り着きました。3時間15分掛けての登頂でした。(^O^)/~~

11:53 山頂プレート前で記念撮影

三角点からの御嶽山
山頂一帯には当然のように誰の足跡もありません。
昨年4月の時と同様、自分だけの独り占め状態です。しかし、あの時のように歩き回る元気は無く、早速記念撮影を済ませスキーのシールとトレッカーを外し滑走の準備です。
食事は旧ゲレンデトップの展望地で食べるので、山頂には15分の滞在で先へ進みます。
今まではヒールがフリーだったのを固定した為に感覚がおかしく、ぎこちない滑りでスキーを初めて履いた時のようで笑えました。

12:09 船山神社

神社から北のゲレンデへ
山頂から北へ少し行くと船山神社が有るので、横を向いたまま無事に帰れますように安全祈願をします。その先からは水平のため滑らないのでストックで漕いで行きますが、腕もかなり疲れていて力が出ません。旧ゲレンデトップまでは2回ほど下って登り返します。
この辺りは右側が開けていて素晴らしい展望が広がっています。
昨年来た時も此処まで足を延ばせばこの展望が得られたのにな〜。

笠ヶ岳から穂高連峰が一望

やはり御嶽山は雄大である 昨年の継母岳登頂で全てのピークを制覇しました
やっとの思いで、旧ゲレンデトップへ辿り着きました。やはり想像した通りの大展望です。
朝より雲が出てきていますが、アルプスの山々はハッキリと確認できました。
しかし、かなり腹も減って来ていたので、展望よりもランチの用意をしようと板を外し片足をついた途端、足がズボッと入りひっくり返りました・・・(x_x;)
その穴を利用して、もがきながら足で踏み固めてランチ場所の確保です。σ(^◇^;)。。。
先ずはカップ麺の湯を沸かしながらパンを食べ、下る予定のコースを見て愕然としました。
雪が少なくブッシュがいっぱい出ているではないか!どうやって降りようか・・・
そこで思い立ったかのようにTOKIOさんに携帯コールをしました。
この時間には下山していた筈なのに、山頂に着いたばかりだと言ったら笑われました・・・
「ブッシュだらけなので、体を休めてからノンビリ下ります」と言って切りました。
下る先が心配だったので30分でランチを切り上げ、いざ滑降の開始です。

旧ゲレンデトップからの大展望
しかし、滑降などとは程遠い滑りで、雪質も悪くブッシュの中を強引にターンをしていきなりの転倒です。転倒して手を突こうとすると沈んでしまいナントもなりません。やっとの思いで立ち上がり進路を探しますが何処も同じです。このコースは10年ほど前に息子と滑った記憶ですが、数年前からリフトもコースも閉鎖されていて荒れ放題でした。コースを間違えたか?と思い右のリフト沿いへ行こうとしましたが、そちらの方が険しく行けれるよな所ではない。仕方が無くキックターンの連続でもう少し下ってみます。斜滑降でゆっくり滑ってもブッシュに足を取られ転倒・・・金具が外れ四苦八苦・・・そして又しても転倒・・・逆さまになり身動きが取れません。ストックのリングに小枝を引っ掛け引き寄せます。それをナントか掴み、引き寄せてナントか立ち上がれました。(x_x;)
やはりコースには間違いないようだが、あまりのブッシュの多さに悪戦苦闘で、ま〜〜あかん・・・
この状態のコースで下までは到底無理と判断。右側の樹林帯の向こうに少し明るい所を見つけ進路変更します。色々な障害物の為、斜滑降もままならず。
太腿の疲労もピークを過ぎ両足とも攣りそうです。でも、やっとの思いで行き着くとゲレンデの一部が見えました。内心ホッとして写真を撮りました。気が付けば此処まで一枚も撮っていません。
撮る余裕など無かったのが本音ですね。ゲレンデが見えて来ても足が言う事を利かず、中々近付けません。結局、滑り出してコースに合流するのに要した時間は37分でした。
4〜5回は転倒しましたが、スキーでこれほど転倒したのは二十数年ぶりです。
と言うと聞えはいいが、子供と滑るようになって険しい所を滑らなかっただけですよ。(^。^;)
良く見る山スキーのレポで、木々の中を滑るのをツリーランと聞きます。藪の中を滑った今回のオイラはヤブランかな?我が家の庭には春になるとヤブランの花が咲くけどね・・・・(^。^;)
いや、ブッシの中を滑ったので、ブッシュマンか? あかん、も〜何でもいいわ・・・

13:17 やっとゲレンデが・・・

13:37 ゲレンデから振り返る
ゲレンデの宮様コースへ合流しても足の疲労が限界を過ぎていて、へっぴり腰スタイルでヨレヨレでした。そこへ来て、下手な滑りの小学生の女の子4人とのランデブーです。中級コースで滑走者も少ないコースを転倒して身動き取れず「助けて〜」と言うので助けてやったりで、ホトホト疲れました。メインゲレンデへ出た頃にはカッ飛び状態で、あっと言う間に車に着きました。
あ〜〜〜疲れた〜〜〜そして、無事帰れてホッとしました。

空いているゲレンデをカッ飛び車へ戻る
車に戻って帰り支度を済ませ、隣の位山スキー場で家族で滑っているTOKIOさんに無事戻った事を携帯コールしました。TOKIOさんは「まだ滑っているので此方へ来い」と言われるので、久し振りに会いに行くことにします。ロッジで待って居るとTOKIOさん登場!
昨年は8月の御岳と9月の乗鞍へご一緒して以来の再会でした。
今日の悪戦苦闘の話とか、山スキーなどの会話であっと言う間に楽しい時間が過ぎました。
まだ4時までは滑ると言われるTOKIOさん家族とは3時に別れ帰宅の途に着きました。
そのTOKIOさんの奥さんも愛娘さんも道具は山スキーだったのには驚きました。
そして、TOKIOさんのお兄さん二人も山スキーヤーです。一族全て山スキーヤー・・・(x_x;)
帰宅後、修理中だったパソコンが戻ってきていたので、早速嫌いなレポ作りでした・・・σ(^◇^;)。
今回初めて山スキーまがいのスキートレッキングを体験してみたが、初めての事だらけで失敗も多く貴重な体験が出来ました。慣れれば多少は楽になるかもしれないが、ただ登るだけの登山とは違ってかなりハードで有ります。私の様な体力ではTOKIOさんから誘われる猫岳も、こばさんが3月に待っている根子岳もどちらのネコも遠〜い存在だな・・・(-"-;)



(注)高低図&ルート図は実測ではないので正確ではありません
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