大日ヶ岳1709m C
スキートレッキング (岐阜・郡上市)
【登り 1:37 】 【下り 0:43 】 【単独 TOKIOさんと遭遇 】
3月4日のこばさん企画の根子岳目指し、大日ヶ岳でのスキートレッキング修行です。
混雑と渋滞が嫌で敬遠していた奥美濃へ、スキーシーズンの日曜日に出向くのは20数年ぶりである。
候補としては白尾山、オサンババ等が上がったが、ダイナランドスキー場の無料一日券が手に入った
のでアッサリと大日ヶ岳に決定!若い頃は良く奥美濃のスキー場へ通ったが、混雑と渋滞が嫌で徐々
に足が遠のき、子供と行くようになってからは奥美濃は平日、日曜は高山近辺ばかりであった。
そんな訳で、ダイナランドで滑るのも20数年ぶりである。
実は先週も予定したのだが、朝のザーザー降りの大雨で意気消沈しての出直しでした。(^_^;)
目覚ましに起こされ5時に起床。朝食、トイレ、洗面を済ませ5時半に着替えていると携帯コールです?
どうせ間違いだと見れば、ナント!TOKIOさんからでした。ここでドキッとしました。
何故ならば、先日の夢で根子岳への出発日に寝過ぎてしまい、TOKIOさんの携帯コールで飛び起き
結局行けなかった悪夢が過ぎったのでした。一瞬、今日は根子岳の日だったかな???と頭が混乱。。
しかし、違いました。TOKIOさんは早朝滑走を楽しむ為に既にダイナランドのゲレンデを歩き出しているとの事。
昨年も何回か暗い時間に歩き出し、日の出と共に滑降して驚かされましたが、今回もそのパターンのようでした。
と言う事は、こちらがスキー場に着いた頃にゲレンデに下りてくる時間だと会えそうです。(^-^*)/
そうとなってはノンビリしておれません、慌ててまわし(ふんどしではなく準備の事だ)をして家を出ました。
コンビニで買い物を済ませ、美濃市からイチコロ(R156)を北上する。何時も仕事中に聞いているラジオでは、
スキー帰りの週末の渋滞が10数キロに達っするのは百も承知です。
しかし、予想に反して車は少なくスンナリ走れました。
白鳥の道の駅でトイレに寄り、走り出すと6:52にTOKIOさんから「これから下山」のコールでした。
それにしても国道沿いには全く雪がありません。スキー場入口辺りに僅かに有っただけでした。(x_x;)
7:06にダイナランドスキー場Pに到着。一番下の駐車場かと思っていたのだが、意外な事に立体駐車場の
手前の車道脇に停めれました。ラッキー 数年前までは早朝3時〜4時には満車になる人気スキー場だったのだが、
直ぐ隣にビッグゲレンデの高鷲スノーパークがオープンしてからは、そこまで早く満車になら無いようでした。
さて、TOKIOさんはどの辺りまで来ているのか?気にしながら着替え、ゲレンデへと向かいます。
リフト券を買うためにセンターハウスへ着くとTOKIOさんからのコールで「車に着いて帰るとこ」コール。
それを引き止め、センターハウスまで来てもらいました。待つ事数分、TOKIOさんの登場!!
一ヶ月前の位山スキー場以来の再会です。何故かゲレンデばかりですね。(^_^;)
来週の根子岳の打ち合わせと山頂からの滑走ルートの雪質を聞き、所用の為急ぐTOKIOさんとは10分程で別れ
ました。この時に山頂から写した画像を見せて頂けば、素晴らしい写真でしたので早速使わせて頂きます。
雲海に浮かぶ御岳の空が茜色に染まる |
御岳からのサンライズ |
TOKIOさんは4時20分からゲレンデを登り日の出に合わせゆっくり登り、6時30分の日の出を写されました。 この時期には私には絶対真似が出来ない画像なので、使わせて頂きました。m(_ _)m |
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さて、いよいよ20数年ぶりの大日岳スキー場・・・じゃない、ダイナランドスキー場を滑ります。しかし・・・ コースレイアウト、リフトの配置などが変わってしまい昔の面影は無く、良く滑った中央ゲレンデ等が何処なのか サッパリ分かりません。コース上も雪上車で綺麗に均してありコブも無く、アイスバーン気味ですが気持ちよく滑れました。 予定では9時に登り出すつもりなので、それまでリフトを使ってのゲレ練です。 昔は自然の地形を利用した狭い尾根とか谷のコースばかりだったのが、どのコースもかなり整地したようなオープンバーンばかりです。結局滑った本数は一日券でクワッド5本だけでした。。。(苦笑) 無料券だとこんなもんです。 |
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9:00 アルファーライナークワッド終点から |
9:21 既に汗が噴き出します |
予定の9時近くなって来たのでアルファーライナークワッドに乗り終点に降り立ちます。 先ずはコース反対側へ移動し、小腹が空いたのでパンを食べ腹ごしらえをします。 そしてスキーにシールを貼り、前回の教訓でシールワックスを塗り、アルペントレッカーを装着します。 汗をかくのでニット帽からバンダナへ変更。ウエアーの上着も脱ぎ、臨戦態勢を整え歩き出します。 実は私のウエアーは20数年前に一世を風靡したワンピースタイプです。 それを今でも使っていますが、要するに物持ちがいいのである。だから脱ぐと言っても離れないので腰に巻きつけます。 さて、いよいよ歩き出します。ベーターライナーからの連絡コースから滑って来るボーダーを横目にひたすら歩きます。 連絡コースのトップへ着いた所が丁度アイスバーンだったので、不用意に進み滑ってコケました。(笑) 体制を整え再度アタックするも滑ってコケ、金具も外れました・・・TOKIOさんも途中からスキーアイゼンを装着した と聞きましたが、アッ!いかん!オイラそのスキーアイゼンを持って来るのを忘れてしまいました・・・(-"-;) 何とかアイスバーンを通過し、ロープを潜り9:13いよいよ夏道の登山道へと踏み出します。 古いツボ足のトレースと新しい山スキーのトレースが付いています。多分早朝に登ったTOKIOさんのだと思います。 TOKIOさんのトレースに従い登って行くと、トレースが少し外れてレモンシロップがかけて有りました。 こきじの跡。。。のようなので、勿論回避して進みましたよ!(笑) 歩き出して20分程で左の稜線越しに鎌ヶ峰らしきピークも頭を出してきたので、展望に期待を寄せます。 |
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9:29 TOKIOさんのトレースを追う |
9:51 最初のピーク目指しひたすら登る |
慣れないスキー登行と体にエンジンが掛からない為、休み休み登ります。(体力が無いだけの話し・・・) 大日にはひるがのコース、檜峠コース、昨年のスキー場コースと登りましたが、昨年登ったスキー場コースは 今回の下見を兼ねていたので、景色を思い出しながらの登りです。 昨年5月21日レポはこちら 9:40には樹間越に高鷲スノーパークのゴンドラ終点駅が見え出します。この辺りで少し下ります。 客足が減る一方の飛騨地区に比べると、ダイナランドにしてもスノーパークにしても大賑わいです。 昔よく行った新穂高ロープウェイスキー場は数年前に、そして子供と何回も行った鈴蘭高原スキー場が今年から 営業を止めたのは寂しい限りです。 3月からはこのダイナとスノーパーク両スキー場が5500円の共通一日券で、岐阜のスキー場としては初めて二つの スキー場を行き来が出来るようになるそうですが、自分には関係ない話である。 9:45にゲレンデ真上を通過して行きますが、この辺りからはスキー場から登ってきたと思われるボーダーのツボ足、 スノーシューの跡、山スキーのトレースが一気に増えだし歩き辛い所もあれば、歩き易くなっている所もあります。 少し登った先で休憩中の山スキーヤー3人を追い越します。 |
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9:57 気持ちよく滑れそうなバーン |
10:08 前大日目指し先行の登山者を追う |
最初のピークには短いながらも急登が有りますが、右へトラバースしたトレースがあったので有り難く追う。 この時間では未だ雪質も問題無いようだが、下山時には気温も上がり緩んで来ると滑りにくいかな? この辺りから振り返るとひるがの高原が見下ろせますが、その上に聳えているはずの御岳はガスの中でした・・・ 急斜面を横切る時、エッジを効かせ過ぎると滑るので、雪面にフラットになるように心掛け登ります。 |
10:15 前大日まで来ると山頂が見えてきて多くの登山者、ボーダー、スキーヤーが山頂を目指しています。
手前の斜面には谷へ向かって多数のシュプールが描かれていますが、何処へ滑り降りるのでしょうか?
前大日を登り切ると一旦下るので板を外して担いで下ります。
下り切って振り返ると、途中で追い越した山スキーヤーはそのまま滑ってきます。
エッ?シールを貼ったまま滑れるの?
10:22 中大日への登りです。この辺りも気持ち良さそうなバーンです。
登りきると鎌ヶ岳が間近に迫ってきて、そして野伏ヶ岳も姿を現します。
先週野伏ヶ岳を滑ったひろろとろろさんが薮が多過ぎて滑り難いと言われたようにブッシュが目立ちます。
その野伏へ3月には登り、滑り降りたいと思っていたが・・・2年前にアイゼンで登って3時間50分掛もかったので
スキーでは何時間掛かるであろうか。やはり自分には無理っぽいかな。。。
中大日の山頂手前では直登する先行の登山者2人をトラバースでクリアーして行きます。(^_^;)
前回の船山は慣れないスキー登行と長い林道歩きの為、靴擦れ、シールへの雪付きに苦労しましたが、
今回は比較的に楽に登れました。言っておきますが、体力の話しではありません。
10:34 いよいよ山頂が間近に迫ります。
途中で止めようかとも思いましたが、なんとか登りきれました。(^O^)/~~
10:36 大日ヶ岳山頂着 | 山名表示盤はナントか | 雪浴中の大日如来像 |
山頂には予定の1時間30分に6分遅れの10時間36分に到着出来たのには満足。ふっ〜疲れた〜σ(^◇^;)。
先ずは御馴染みの360度の大展望です。しかし、メインの白山、別山は上部がガスの中。
他の近くの山々はご覧の展望でしたが、遠望は効きません。
山頂の様子は山名表示盤も大日如来像も辛うじて頭が出ていて、いかに積雪が少ないか分かりますね。
10分後に途中で追い越した山スキーヤー3人が登って来たので写真をお願いし、こちらも撮ってやります。
近くで見れば、かなりのベテラン年配者3人でした。恐れ入ります。m(_ _)m
山頂の標柱は1m70cm程ですが、60cm程出ています。と言う事は積雪は僅か1m10cm・・・ん〜少ない・・・
展望で忘れていたが、腹ペコなので早速ランチの準備をします。
ランチと言っても軽量を図ったので、カップ麺とパンなのでカップ麺だけを食べる事にします。
湯を沸かしている時に、そうだ!TOKIOさんへ到着コールをせねば!で連絡しました。
登りの途中では風が少し吹いたので山頂が気になったが、ランチ中は風も止み穏かな山頂が楽しめました。
食事中に連続で3回クシャミが出ました。。。誰かが噂をしているのか?先週なら分かるがね・・・
左から小白山 野伏ヶ岳 薙刀山 日岸山 よも太郎山 願教時山
左から願教時山 初河山 芦倉山 銚子ヶ峰 重なった一、二、三ノ峰 別山 白山
檜峠コースの裏大日と鎌ヶ峰 セッピが無い! | 手前から一・二・三ノ峰2128m 3回登ったがまた登ろう |
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2年前の3月に登った野伏ヶ岳 今年は滑るぞ! | 8年前に登った荒島岳 また登ろう |
ひるがのからの尾根コース トレース有り | 最後にガスが取れた白山 6年前に登ったきりだ・・ |
360度の展望も遠望は効かず、TOKIOさんが早朝には望めた御嶽山も北アルプスも暫く待ちましたが 全く姿を現しませんでした。白山は終始ガスが掛かっていましたが、帰り際にやっと山頂のガスが取れました。 あとは画像のとおりです。 充分山頂からの展望を堪能したので11:28いよいよ滑走開始です。 登りで使ったスキーグローブは汗で湿っていて冷たいので、予備の手袋に交換します。 かなり気温も上昇してきて雪が重そうなので、滑りには余り自信はありませんでした。 最近あるサイトでみたのですが、山スキーでは転倒は禁物。 無事に帰り着くには見た暮れの格好良さよりも如何に転倒しない滑りが出来るかに掛かっているそうです。(-"-;) 転倒すれば怪我、スキーの紛失などで帰れなくなります。(-"-;) 先ずは山頂から中大日への滑走ですが、気持ちの良いバーンもあっと言う間に滑り降り、中大日から鞍部へも湿った 雪に足を取られそうになりながら滑り降ります。ここからの登り返しは板を担いで、歩き難いブーツでの歩行です。 そこへ前方から滑り降りてきた年配スキーヤーは、私が見ているだけで2回もコケて居たので、 何故か嬉しくなりました。(^_^;) 前大日へフウフウ言いながら登り返し、次のバーンを一気に滑り降りブッシュが 出ている尾根は左の樹林帯へ回り、木にぶつからないように慎重に滑ります。 |
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11:40 前大日から振り返る |
11:45 最後の良き斜面かな? |
スノーパークのゴンドラ駅が見えてくると最後の広いバーンで、ここも湿った雪に足を取られそうになりながら 一気に下ります。下り切ると少しの登り返しがあり、カニ歩きで登ります。(^。^;)キツイ・・・ その後は傾斜も緩みブッシュも増えて来てコース取りが大変でしたが、TOKIOさんも尾根を外して斜面を 滑ったと言われたのを思い出し、木々の間を滑り開けたバーンへ出るとそこはもうゲレンデトップ上部でした。 ナントか帰り着き、一息入れて振り返ります。(´・ω・`) 要した時間は34分でした。 |
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11:49 悪雪の緩斜面は辛い |
12:02 連絡コースのゲレンデトップから振り返る |
結局、思い描いていたような格好良くは滑れず、ゲレンデを滑るのとは程遠いヘッピリ腰でナントか転転せず に降りて来れました。ま〜悪雪のせいにでもしておきますか・・・ それでも船山よりはマシだったな。(苦笑) 朝はアイスバーンになっていてコケた所は、雪が融け土が出ていたのには驚きです。殆ど春のゲレンデです。 ゲレンデコースに戻っても朝の締まった雪とは程遠く、完全に春の雪だったので12:13少し早いが今回の目的は 達成したのでこのまま終了にしました。 早く帰れば渋滞にも遭わず、レポ作りにも励めるので良しとしよう。 帰りに美濃市の柳屋へ寄り、来週の宴会ヶ岳のツマミにあれを買ってきました。(^-^*)/皆さん気に入るかな? いよいよ来週は22年振りのスキーによる信州遠征で根子岳ヘ行くのだが、標高2128mの雪質は良いのかな? さて、どんな結末が待っているのか。滑りよりも展望かな。(^O^)/~~ |
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