2006,5,3 | 観音山とのセット登山で3年ぶりに来たのだが 想像以上の残雪と展望で楽しい雪遊びが出来ました |
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天蓋山2(てんがいさん) 1527m (岐阜・飛騨市) |
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☆キャンプ場-(37分)-冬道尾根-(1時間17分)-天蓋山頂上 ☆天蓋山頂上-(36分)-谷川-(23分)-キャンプ場 |
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高低差 | 570m | 距離 | 往復約5.5km |
登り | 1時間54分 | 下り | 1時間 |
メンバー | 単独 | アプローチ | |
世の中GWと騒いで居るが、我が家には有ってないようなもの。しかし、悔しいので山遊びをしました。天蓋山へは3年前に登ったが霞んでいて何も見えなかったので、今回は残雪期の第一候補だった。しかし、前回は1時間22分で登れたので物足りなさもあり、2座セット登山とする。神岡の観音山が1時間ほどで登れるらしいので、先ずは観音山を登り終えて此方を登る事にした。 | |||
観音山までは省略(観音山レポを見てください) 観音山を登り終え、9:10に観音山登山口を出る。R471を上宝方面へ進み双六谷から大規模林道へ左折する手前のコンビニへ寄ると大きな山之村ウインナーが目に留まった。今日のオツマミに持って来いなので買い求め、大規模林道を北上する。この大規模林道は3年前の天蓋山、寺地山、2年前の北俣の山行時に通った事があり4回目である。この道は山吹峠を通り富山県境の飛越トンネルまでの快適な林道である。途中からは笠ヶ岳や乗鞍岳が大きく望める私の好きなルートです。この日も観音山から見たガスは消え、ハッキリと笠ヶ岳が見れたので車を止める。天蓋山からの展望が待ち遠しく思える眺めでした。しかし、山吹峠が近づくに従い残雪が現れ、峠でこれだけの残雪があるので登山道にはかなり有るかも知れないな。σ(^◇^;)。。。 |
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9:33 山吹峠 |
9:37 車を止め笠ヶ岳をパチリ! |
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9:42 キャンプ場入り口の夕顔の駅を左折 |
9:56 キャンプ場をスタート |
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2年前だったかな?此方には「山之村牧場」なる観光地が出来たが、一向に車が通らないので未だオープン前らしい。快適な大規模林道を進むとキャンプ場入り口の「夕顔の駅」が有り、左折をして雪に埋もれたキャンプ場の中を進む。最後のバンガローへ着いてギョ!(>_<) 雪が進路を塞いでいた。道路脇の他県ナンバーの車は登山者が止めた車らしいので、マイカーもそこに止める。 この奥に大駐車場が有るのだが、雪の為そこへは入れなかった。 |
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9:58 雪に埋もれた登山口 |
登山口からはシラカバ林の中を進む |
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キャンプ場最後の炊事場横が登山口だが、此処からは完全に雪上歩きが待っていた。 残雪は登山道の中間辺りからかな?と予想をして来たが、嬉しい?誤算でした。(^。^;) 登山口からはシラカバ林の中をトレースに沿って歩いて行く。3年前に来たのだが、急登辺りの記憶しかなくトレースに沿って行くしかないのだった。 |
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10:07 谷川沿いに進む |
10:16 チョッとやばそうな谷川沿いを行く |
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シラカバ林を過ぎると谷川沿いのルートになる。初めは残雪の斜度も然程無いが徐々に傾斜を増し、滑ると数メートル下の谷川行きになる。雪解け水で冷たそうなので、それだけは避けたいな。 益々斜度が増し、トレースが無かったら引き返したかも知れないな・・・おまけに倒木も有り前進が辛くなって来た。歩き出して30分が経っていたので休憩ついでにガイドブックでルートを確認する。 どうも左の尾根へ登った方が良さそうだったので尾根へ登る事にした。周りを良く見れば先行者達もこの辺りから尾根へ登ったらしいトレースが付いていた。 |
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10:33 冬道の尾根へ出る |
尾根道へ出ると薬師岳がお出迎え |
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尾根に上がれば展望良し!振り返れば薬師岳がお出迎え! テープも有り、この尾根が冬道だと分かる。 |
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10:35 テープが有る冬道 |
11:05 傾斜を増した残雪道 |
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所々地面が出た尾根を登って行くと徐々に傾斜も増し、完全に雪上歩きになる。 暫し足を止め樹間越しに薬師岳、徐々に姿を現す北ノ俣岳を眺めながら登る。 この辺りで下山者3名に出会う。話しかけるとこの方達はルートが分からず谷川沿いに谷を詰め、山頂直下へ3時間掛かり登ったと言われた。残雪期だから出来る事ですね。急斜面を登っていると空腹感で足が先へ出ない。何回も足が止まる・・・シャリバテに成りそうだったので少し腹ごしらえをしていたら後続者に追い越される。そこへ下山者1名現る。この方が登った時間には山頂附近の木々は樹氷状態だったらしい。今は気温も上がり影も形も無かった。腹ごしらえしたらパワーが沸いてきたので歩き出す。徐々に広がる展望に何度も足を止め振り返る。(^O^)/~~ |
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11:21 ブナ林を進む先行者 |
11:27 振り返れば笠ヶ岳が後押しをしてくれる |
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11:32 急登を終えると気持ちの良い緩やかな雪原が現れる |
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木々が途切れた尾根に出れば西から東への展望が広がる。 これだけの天気と展望に恵まれるのは年に数回しかない事だ!この展望だけで大満足だが まだ360度の展望が待っている。(^-^*)/ 下山者とすれ違えば、皆さん満足げに「素晴らしいですよ〜」の連発だ! |
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中央に剣 |
薬師と北俣 手前に寺地山 |
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11:34 気持ちの良い雪原歩きが続く |
11:40 頂上手前 |
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剣と笠 |
乗鞍 |
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11:43 やっと見えて来た頂上ピーク |
11:47 空を仰げば太陽は高く 暑い! |
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大日 奥大日 剣 大汝山 薬師 北俣 |
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この眺めで登った事が有るのは2年前の北俣と寺地山だけである。 北俣の日帰りピストンの9時間は辛かった・・・ おまけに登山口まで残り30分では、雷雨の中逃げ帰った思い出の山です。 薬師の手前に見える寺地山のぬかるんだ登山道は、今の残雪期の方が歩きやすいだろうな。 あ〜どちらも再訪したい山だ! |
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北俣 赤木 水晶 黒五 三俣蓮華 双六 槍 抜戸 |
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槍 抜戸 笠 霞沢 焼 |
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乗鞍 御岳 |
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感動の天蓋山山頂からの展望!白山から飛越国境の山々も見えていましたが、カメラの画面が見え難かった為、適当に撮ったら見事に空だけでした・・・(x_x;) お蔭で画像が有りません。 3年前に来た時は回りは霞んでいて何も見えなかったので、今回の眺望には本当に驚かされました。 遠くに御岳も見れて感動!「御岳画像集」に入れておこう。 (トップ画面の左枠内に「御嶽山」が有ります。周りの山々からの御嶽山画像をネット仲間の協力を得て作りましたので見てください) |
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薬師・北俣をバックに記念撮影 |
富山からの4人+ワンコ |
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頂上に着けば、アッ!と驚く素晴らしい展望がお出迎えです。(^O^)/~~ まさに遮るものが無い360度の大展望が広がっておりました。 6名がランチの最中だったが、食事中の方に頼むのは気が引けたのでセルフタイマーで先ずは記念撮影を済ます。賑やかだった先行者の近くで会話に加わり自分もランチにする。 この方達は富山からの登山者で色々登られておられました。この中の若者一人はスニーカーで登って来ており驚かされました。写真を撮ろうとしたら隠れてしまうシャイな兄ちゃんだった。 ワンコは大日岳にも登ったと言う11歳の人懐こい登山老犬でした。 食事中にも2人パーティ2組が到着。今までは誰も来ない静かで寂しい山が続いていたが、流石はGWらしく多くの登山者が展望を求めて登ってきました。 風も無く穏やかな日和で寒くない。そして誰もが満足げに下山して行きました。(^_^)v |
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1:00 下山開始 少しシリセードで下る |
1:11 ブナ林の急降下 |
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1:37 谷へ降りる |
1:50 キャンプ場手前のシラカバ林 |
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尾根道ばかりで降りれないかと思い進んでは見たが、登りで上った所から少し先で雪が無くなり密集した薮だったので少し引き返し谷へ降りた。皆さん同じ事をしたようで足跡が行き来していた。 | |||
1:57 キャンプ場P | 2:14 山吹峠手前の快適道 |
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登山口を過ぎた所の雪解け水が流れる板張りの橋へ差し掛かった時、濡れた上に来た途端ツルーっと滑り、その後見事に尻餅をついた。そして手にしていたカメラが水の上・・・慌てて拾いバンダナで拭くが何とか作動してくれホッとした。σ(^◇^;) | |||
前回天蓋山へ登った時、ガイドブックのコースタイム2時間30分に対し1時間22分で登れたので、チョッと物足りないと思い観音山との2座セット登山を計画したのだが、欲張るのは止め眺望の良い天蓋山でノンビリした方が良かった。 | |||
(注) ルート図・高低図はイメージなので正確では有りません |
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