2006,5,5 | 薄曇で暑くも寒くも無い春真っ盛りの舟伏山へ誘われ 4年ぶりに イワザクラを見に行く 草花の意外な多さ三十種類に驚いた |
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舟伏山6 1040m (岐阜・山県市) |
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☆あいの森P-(40分)-桜峠-(30分)-みのわ平-(37分)-イワサクラ-(32分)-舟伏山 ☆舟伏山-(13分)-小舟伏山-(15分)-展望地-(1時間6分)-あいの森P 【写真を撮りながらのノンビリタイムです】 |
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高低差 | 680m (累計差790m) |
距離 | 周回約7,5km |
登り | 2時間45分 | 下り | 1時間34分 |
メンバー | ひばりさん 服さん 東さん 植さんの5人 |
アプローチ | 20km 30分 |
GWの最中、ネット仲間のひばりさんから舟伏山へのお誘いが掛かった。(^-^*)/ 最近は誰にも出会わない山行が続いていて人恋しくなっていた時だったので、仕事を休む予定は無かったが都合を付けて参加する事にした。以前から「一度ご一緒しましょう」と言うものの、お互い中々都合が着かず実現しなかったので実に楽しみである。舟伏山は残雪の3/19に登って居るし計5回登っている。しかし、イワザクラが咲いている時季は4年ぶりなので久し振りのご対面になる。未だ咲いていてくれる事を期待して行きました。 |
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9時に現地集合になっていたが、GW中は込む事が予想されたので1時間早めての出発になった。ひばりさんが7時に家を出て我が家の近くで拾ってくださるというので、近くの水辺公園Pで待つことにした。Pは2ヶ所有るので心配したが、心配的中で別のPに入るのが見えたので早速携帯に掛け道路で待つと直に到着。未だ新車の匂いがする車だったので、下山後の汗臭い体で乗るには気が引けるので自分の車を出そうとしたが、心配御無用だったので遠慮無く乗り込む事にした。既に車には山仲間の服さん、植さんが乗っておられたので挨拶をして乗り込む。もう一人の方、東さんとは美山のコンビニで合流をして、いざ花の舟伏山へ出陣! 運転中のひばりさんは、しゃべりっぱなし・・・(^_^)v |
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8:10 あいの森登山口スタート |
8:31 整備が行き届いた杉林 |
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未だ桜が咲いている「あいの森」Pへ着くと10台ほどの車が駐車していた。 登山口には冷たい山水がホースから吹き出ているので、山水愛飲家としては下山後が楽しみだね!早速準備を済ませ最後尾をノンビリ写真を撮りながら登ろうとしたら、皆さん舟伏山は初めてなので私が先頭で歩き出す羽目になった。(^。^;) 歩き始めは杉林の中の急斜面のジグザグから始まり、足元にはスミレ等が咲いていた。 3月に登ったあいの森ゲートからの登山道脇の人工林はかなりの倒木&間伐材が放置されていたが、此方は綺麗に整備されている。 |
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? |
ミヤマシキミ |
フイリシハイスミレ |
?スミレ |
8:56 さくら峠で早くも記念撮影 |
9:17 展望が開ける急斜面 |
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歩き出し30分ほどで尾根に上がり休憩の話が出たが、あと少しでさくら峠なので峠まで行く事にした。40分で薄墨桜の子孫が植えてあるさくら峠へ着く。HNがひばりさんだけあって、車中と歩いている間ひばりさんは殆ど喋りっ放しだ。これがひばりのさえずりだな?σ(^◇^;)。。。 服さんは物静かな感じで、東さんはチョッとした事にも反応して良く笑われる。 植さんはひばりさんの同級生で「関アルキニスト」の山歩きを皆さんと参加をされているとの事。早速の記念撮影と、早くも東さん特製の実に美味しいケーキが出てきた。 この段階で早くも差し入れが出るとは・・・先が楽しみだ〜♪( ^-^)_旦~~ 15分の休憩後歩き出すと人工林の中にヒトリシズカがタクサンニギヤカに咲き乱れていた。 3月に登った時は倒木が多く有ったのと、崩れかけた登山道を見てこの先大丈夫かと危惧したが、倒木は無く登山道もしっかりと踏み跡が付いていたので安心した。 誰かが整備をしたのであろうか?毎年繰り返されているんだろうな! 感謝! |
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ヒトリシズカ |
ヤマブキ |
チゴユリ |
スミレ |
? |
?スミレ |
カタクリ |
ヤブレガサ |
9:24 新緑の登山道 |
9:40 カタクリが点在する「みのわ平」 |
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さくら峠までは先頭を歩いていたが、花が多くなり写真撮影が忙しくなったら最後尾ばかりでした。服さんは有り難い事に花に詳しいので、名前を聞きながらの撮影が続く。 今まで舟伏山へ来てもイワザクラ以外は写した事が無かったので、花の多さに驚きながらの撮影である。途中で下山者とすれ違う時にイワサクラ情報を聞けば「もう終わっていますよ」 の返事にガッカリしました。ヤブレガサが有ると聞こえて、誰かが壊れた傘を捨てた話かと思っていたら植物の名前だったのには苦笑いでした・・・(^_^;) もう忘れない名前だ。 |
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9:51 小休(冷凍パイナップルが出た) |
10:07 足元にはニリンソウが咲き乱れる |
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何回も休憩をしながらノンビリ歩き、周りの登山者とも抜きつ抜かれつで会話をしながらの 楽しい登山。足元にはニリンソウが咲き乱れていた。 グループ登山は休憩の度に色々と差し入れが出てくるので病み付きに成りそうである。 ひばりさんからは冷凍パイナップル、服さんからスモークチーズ、あ〜ビールが欲しい〜 休憩をしていたら追い越していく登山者の一人が服さんの知り合いの方だった。 後に此の方とは意外な繋がりがある事が分かり、とても嬉しかった。(^-^*)/ 休憩後歩き出すと行く手前方の岩に人集りを発見! ヒョットしてイワザクラかな?近付けばそうだった。 (^O^)/~~ お〜少し色あせてはいたが咲いているでは無いか。やはり周りの方達も目当てにしていたのか撮影は順番待ちであった。諦めていただけに嬉しかったね! 色が2種あったが、古くなると色があせてくるみたいだった。 今年は雪解けが遅く、有り難い事に花期も遅れているのだろう。 それとも、オイラが来るのを待っていてくれたのか? んな分けないな・・・ |
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ニリンソウも花盛り |
希少種イワサクラ |
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イワサクラ アップ |
濃淡2種のイワザクラ |
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キバナイカリソウ |
ヤマルリソウ |
? |
ミヤマカタバミ |
イチゲ(花弁の数?) |
キクザイチゲ |
笹の花 |
コバイケイソウ |
10:34 あと少し頑張って! |
10:54 広い頂上へ着く | ||
能郷白山 |
昨年登った岩岳 |
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未踏の大白木山 |
楽しいランチタイム( ^-^)_旦~~ |
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標準タイムの30分オーバーで頂上へ着くが、花の山はタイムなど関係ないのだ! 広い山頂には登山者が大勢くつろいでいた。 日陰を選んで早速のランチタイムである。 焼き鳥とちびタコを焼いて振舞うと、美味しい唐揚げ、漬物等が回ってくる。 何時もは一人で済ますが、やはりランチは大勢の方が楽しいし色々な物が食べれていいね!残ったものは全て「ごっちゃんが一番若いので持って帰りなさい」で貰いました。(^。^;) ここでもひばりさんはさえずりっぱなしのピーヒャラ・ピーヒャラじゃ無く、ピーヒュルルー・ピーヒュルルーだった。ひばりさん御一行は先日に立山雪の大谷へ行かれたばかりだし、服さんは四国の石鎚山へ登られたとか、実に羨ましい話ばかりである。┐('〜`;)┌ |
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記念撮影 |
少し霞んでいるが良いの撮れたかな? |
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ランチの後に途中に出会った服さんの知り合いの方にお願いして記念撮影をする。 ひばりさんが「ごっちゃん」と呼んだのを聞いてこの方が「お宅HP有りません?」と聞かれたので頷くと「見た事が有ります」と言われた。嬉しい瞬間だった。(^-^*)/ この方はせきすいさんとも数回同行された事が有る、大野町のIさんと言われた。 私が1/4に登った池田山レポに登場した大野町のTさんの事も知っておられた。 何時も「ふみあとネット」で情報を得て山を選んでおられるとの事だった。 今回は小津権現へ行こうとしたが、ふみあとネットに情報が無かったので此方へ来たとの事。そう言う話を聞く度に、いい加減なレポは書けないと気を引き締めるのです。 でも、何時もいい加減なレポになってしまう・・・ゆっくり話がしたかったが、1時間以上が経っていて「ごっちゃ〜ん帰るよ〜」の声で慌てて帰り支度をして12:10下山開始。 気持ちの良い新緑の中、ウグイスが鳴いていた。 ひばりさん曰く「ウグイスは其々地方によって鳴き方になまりが有るのよ」 ひばりだけあり、鳥界の事は詳しいようだ。σ(^◇^;) へぇ〜?じゃあ静岡は「ホーホケキョ ズラ」京都は「ホーホケキョ ドス」 名古屋は「ホーホケキョ ダギャー」この地方なら「ホーホケキョ ヤテ」かな? (・ω・;) で、やはりひばりさんは「ピーヒョロロー」と鳴き続いたのだった・・・ |
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12:23 小舟伏山 |
12:32 急斜面の急降下 |
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此方の西ルートにはスミレは少なく、変わりにヤマルリソウ、ニリンソウが沢山咲いていた。 マムシグサの花と果実は見た事が有るが、芽出しは初めて見た。 オイラを見てマムシが逆立ちをして死んだふりをしているようだ。まさにその物・・・ 服さんは小枝を眺めて構図を決めている。そう言えば登って来る最中にも藤ヅルを見ては 「いいな〜」と眺めていた。小枝等を使う作品を作られるらしい。 そう言えば、帰りにはザックに小枝が突っ込んであったな。(^。^;) 東さんは白馬まで自分で車を走らせ、東京から来た息子さんと合流してテニスを楽しまれたり 絵画の趣味も有るとか。皆さん多趣味の方たちばかりで実に感心する。 あ〜!肝心なひばりさんは、フラワーアレンジメントなどの趣味がおありだ。(^-^*)/ |
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エンゴサク |
ヤマエンゴサク |
マムシグサの芽出し |
ボタンネコノメソウ |
フタバアオイ |
ユキザサ |
ミヤマキケマン |
ハルトラノオ |
だいぶ下まで降りた所で湿った所が有り思い出した。 この山はヒルが多いのでも有名である。 数年前の5月中旬に来た時は小学生だった息子が犠牲になったので、今月ももうじきヒルが暗躍するシーズンとなる。7月に登った時は20数匹のヒルと格闘しながら登った事もある。 思い出すだけでもオゾマシイ!皆さん気を付けてください。 急降下の登山道も終わりに近づくと谷川沿いになる。心地良い疲労感の中、なだらかな道を下って行き、1時40分あいの森に無事到着。皆さん花の多さに満足されておりました。 案内役の私は最初だけ先頭だったが、後は終始最後尾を歩くダメな案内人でした。(^^;) 車に着いて登山靴を履き替え、ホースから勢い良く流れ出る沢水で喉を潤す。 最後の締めは東さんの美味しい手作りケーキでした。あ〜満足な一日だった!(^O^)/~~ |
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今回の山は私には珍しいグループ登山であった。何時も気楽な一人旅が多いのだが、たまにはこう言うスタイルも良いもんだ。(^-^*)/ おまけに諦めていたイワザクラにも会えたし、意外なことに多くの花を見ることが出来て舟伏山が花の山だと知るに至った。 帰るのに未だ時間が早いので、東さんと別れる前に喫茶店で時間をつぶす。 ここでも話は尽きる事無く何時までも続く・・・ 普段の山行スタイルとは一風違った山遊びが出来、充実感に満ちて帰ってきました。(笑) |
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