2006,11,3 昨年の恵那山から恒例になりつつある?信州組とのオフ会山行。
5年前のサバイバル登山以来5年ぶりの小秀山へ、整備が
終わった思い出の二ノ谷から登りました。
そして、通算200回記念登山でした!
    小秀山A
  
1982m


   【日本二百名山・信州百名山】
         【岐阜百山】
      (岐阜・中津川市)
 乙女渓谷キャンプ場P-(47分)-天狗岩展望台-(44分)-夫婦滝-(70分)-カモシカ渡り
   -(22分)-三ノ谷分岐-(24分)-兜岩-(35分)-第三高原-(18分)-小秀山
 
小秀山-(48分)-兜岩-(20分)-二ノ谷分岐-(97分)-三ノ谷登山口-(37分)
   -乙女渓谷キャンプ場P
高低差 1100m
(累計差1334m)
距離 14km
登り 4時間48分 下り 3時間35分
メンバー こばさん ヒロちゃん
ごっちゃん  
       計3名
アプローチ 90km
1:30
私のネットの原点である信州のネット仲間の方達と、昨年初めて恵那山で楽しいオフ会をやりました。その楽しさを今年も実行すべく話が直ぐにまとまりましたね。(^-^*)/
行き先の山は二百名山・信州百名山・岐阜百山にも選定されている小秀山に決定!
要するに信州百名山を目指しておられるこばさん、ヒロちゃんの山行に乗っかったんです。
長野北部から遠路遥々来られるので、其れなりに楽しまなければね!
私が小秀山へ初めて登ったのは5年前の10月でした。先行した2パーティー(10人・5人)の後を追い、通行禁止の立て看板が気にはなったが、荒れた二ノ谷からうっかり入ったのでした。復旧工事が始まったばかりで、行きなり登山道が無くなり大変だった記憶です。
当時経験の少なかった(今もそうですが・・・)自分にはサバイバル登山同様で、挙句の果てに熊と間違われるおまけ付きの思い出深い山です。(^。^;)
1日の夜、ひらさんからT内さんは体調不良で欠席の連絡が入り残念でした。
そして2日の夜10時、一人で前夜泊予定のひらさんから電話が・・・中津川まで来たのだが、カードを紛失した為に帰宅すると連絡が入りガッカリでした。(T◇T )一年ぶりの再会だったのに・・・
仕方が無いので残った3人で楽しもうと気持ちを入れ替えたね。早朝6時には乙女渓谷キャンプ場Pへ着く為に4時20分に家を出ました。未だこばさん達は着いていないと思い、丁度6時にノンビリと乙女キャンプ場へ入って行けば、既にこばさんの車が駐車して有りました。
車内で朝食中だったこばさんヒロちゃんの鉄人お二人と1年ぶりのご対面でした。
何時もネットで見ているので分かってはいたが、相変らずお元気そうで何よりでした。(^O^)/~~
他の車を見ると長岡ナンバー、栃木ナンバーのマイクロバス、そしてこばさんの長野ナンバーと遠い県からの登山者が目に付きました。流石は二百名山の山ですね。

6:21 準備が整い さ〜行きましょう!

6:28 キャンプ場管理棟の横から入ります
此方へ向かう途中の七宗町の峠道路の温度計が6度だったのでかなり寒いかと思ったのだが、意外に寒さは感じませんでした。
まわし
(準備)も済ませ、先ずは道路脇のトイレへ立ち寄って身軽になってから歩き出す。
管理棟の前には「この辺り一帯は駐車有料」と書いて有りましたが、営業期間中だけかな?

6:31 先ずはルート確認から

6:38 二ノ谷沿いの整備された木道歩き
同時に歩き出した千葉県からの男性が「昨日位山へ登り、下山後小秀山の登山口の下見に来た
が分かり辛かったので、市役所に言ったお陰で昨日案内表示を付けたんですよ」と言われたが、
なるほど簡単な新しい案内表示が設置して有りました。でも此方は分かっておりましたよ!
5年前は工事が始まったばかりで一番手前の木道だけでしたが、そこから先にも立派な木道が出来ておりました。木道は濡れていて滑り易いが、黄色の滑り止めが付けてあるのでその上なら心配なしです。しかし、油断は禁物!良く滑ります。二ノ谷を改めて見ると、5年前に登山道が無くなった二ノ谷を良く登ったと改めて感心しながらの木道歩きでした。(^_^;)
標高900m近いこの辺りの紅葉を期待して来ましたが、ピークは済んでいました。(x_x;)
さて、ここから夫婦滝までは高低差380mの登りです。

6:43 残り僅かな紅葉の中

6:45 キツイ階段が続きます・・・(x_x;)

何処までも続く階段・・・(^。^;) 紅葉のピークに来て見たいな〜
この辺りの谷は深く、木道の下には旧登山道があるのだが、前回は何処を歩いたのか全く記憶がありませんでした。記憶があるのは、工事資材運搬用のレールに掴まったり、乗り越えたり、ぶら下がったりして前進した記憶と、橋が無くなっていた所は持てる石を投げ入れ、飛び石にして渡った事。古い木道が壊れた斜面では、木の根っこや小枝に掴まりながら恐る恐る通過した事。
石畳の登山道を進んで行き、夫婦滝が見え出し感動した事くらいです。
しかし、大変な工事だったと思いますね。(金もかなり掛かっていそうです)

6:49 ねじれ滝の撮影に余念の無いこばさん

やはりねじれているねじれ滝
僅かに残った紅葉と次から次へと現れる滝、渓流美、木道の景観美に何度も足が止まり毎度の事ですが中々先へ進めません。
そして私は木道の下に旧登山道が有るのだが、歩いた記憶が無く??でした。

僅かに残った紅葉

6:56 和合の滝を写すこばさんを写す(^-^*)/

7:08 立派な橋もありました

ポーズを取るお二人 此処から左岸へ

7:14 展望台からの天狗岩

7:21   暫しの高巻き
展望台の表示が有ったので寄っていく事にしました。新しく設置された展望台の目前には
天狗岩が聳え、二ノ谷奥には夫婦滝が確認できます。ここで8分の小休。
夫婦滝の水量の少ない女滝を見てヒロちゃんが下ネタを言ったが、書けません・・・(^。^;)
何度も左岸、右岸へと渡り返しながら進んで来ましたが、避難小屋の手前で右岸に渡ってからは滝まで右岸歩きです。

7:23 意外な事に避難小屋がありました

7:31 烏帽子岩(岩の上に登れるらしい)

7:34 夫婦滝が近づいて来ました

7:38 最後の階段にも余裕のこばさん

微かに流れる水量の少ない女滝

7:46 男滝をバックに男組記念撮影

8:11 男滝最上部

落差80mの男滝で先ずは写真撮影です。
丁度千葉の方が来たのでシャッターをお願いして記念撮影をし、16分休み歩きだしました。
滝からはジグザグの急登をこなし、右側の樹間越しに滝を眺めながら男滝上部へ登ります。
そして小滝を横切り登って行くと最終水場の孫滝へ着きます。


8:30 スッキリ切り開かれた笹薮

8:33 槍岩発見!

8:37 斜岩を支えるごっちゃん おりゃ〜

8:51 2月にシェーを披露した白草山と箱岩山
所々に巨岩を見ながら登って行くと前方に斜めにカットされたような巨大な斜岩が現れます。
ここはしゃがんで行かなくても通れます。(^。^;) 
徐々に傾斜も増し、木の根っこなどに掴まりながらの急登を行きます。
登山道から少し外れた所が明るいので行って見ると、展望が開けていて2月に恥ずかしながらシェーを披露した白草山が見えました。暫く封印したので今回はやりません・・・
谷の一部には綺麗な紅葉が残っておりました。是非、紅葉のピークにも登ってみたい山ですね。

9:13 カモシカ渡りの岩場の始まり

9:17 カモシカ渡り上部でパチリ
いよいよカモシカ渡りの岩登りです。こんな所カモシカが登るか!とボヤキながら登り、交互に写真撮影をしながら登りました。殆ど垂直に近いですね!
でも周りは木々に覆われているので、高度感は無いですよ!

9:19 支尾根からカブト岩遠望

9:29 三ノ谷分岐手前
カモシカ渡りの垂直の岩場を登りきると、岩場などの尾根歩きが暫し続きます。
一部展望の開けた所からは目指す兜岩が望めますが、山頂方面は見れません。
尾根歩きも笹薮の切り開きが現れると三ノ谷合流地点少し手前に出ます。
左に切り開きが延びていたので、ここが合流地点と勘違いしての小休。
5年前には此処の笹薮を掻き分けて行くと、オイラを熊と間違えた登山者が逃げて行った思い出の地です。世の中にこんな可愛い熊が居るか〜と叫びたかった!┐('〜`;)┌
今回は既に腹も減ってきたので、おにぎりを一個食べ15分の休憩でした。
こばさんがしゃがんで何かを写しておりました。覗きに行けば蕾を付けたミヤマシキミでした。
花に詳しいこばさんはこの花は初めて見たと言われたので、お墓に挿すシキミの一種だと言えば、信州には咲いていないし墓には挿さないと言われました。これには驚きました!
休憩後歩き出して5分で三ノ谷合流地点で、三ノ谷から5,7km、二ノ谷から3,6km山頂まで2,4kmと表示してあります。ここから兜岩までは徐々に傾斜が増し、ロープ場を登りきるとこのルートで初めて御岳が姿を現します。
今日は晴天予報だったのにガスが少し掛かた我が愛する御嶽山の登場です。
今年登った継母岳が左端に聳えているのが分かりましたが、山頂に着く頃にはどうなっているか分からないので、ここでシッカリと撮影しておきます。
この辺りから展望が開けて来ると兜岩が現れるので、迷わず直登のロープ場を登りました。
左にエスケープルートと右には巻き道も有ります。

カブト岩を仰ぐ

10:12 カブト岩への直登コース

カブト岩のヒロちゃんを写すこばさんを写す(^^;)

10:26 第一高原からの下り

10:34 第二高原辺り

10:49 なだらかな小秀山山頂が視界に!

10:53 第三高原

10:57 あと少しの一踏ん張り

11:11 小秀山山頂です

ガスの御岳をバックに記念撮影
山頂が近づいて来る頃からペースダウン・・・お二人に先を譲りノンビリと山頂到着。
栃木の15人パーティーが下山を始めた所だったのでホッとしました。(^。^;)
予想に反して御嶽山はガスの中・・・白草山も・・・辛うじて恵那山方面は確認できました。
ここでも千葉の方に頼んで、其々のカメラで記念撮影でした。
周りを見ると長野県側へ切り開きが続いており、登山口まで3時間と書いて有りました。
少し下って見に行きましたが、テープも有り長野県側からも登山道が出来ておりました。
これで長野県の方達も、わざわざ岐阜県側から登らずに済みますね!
いや、やはり二ノ谷から登った方が楽しいですよ〜(^O^)/~~

楽しいランチ

宴会突入
記念撮影の後は待ちに待ったランチ宴会ですね!こばさんが早速ジンギスカンを焼き始めます。こちらも持参した焼き鳥を焼きます。風も無く穏やかな日和の中、みるみる良い気分・・・
σ(^◇^;)。。。しかし、ドライバーのわっちとこばさんは下山までに酔いが覚める程度にね!ヒロちゃんはカーナビ役なのでタップリと・・・東北出身のヒロちゃんは流石に酒に強く、飲んでも全く変わりませんでした。勿論、何度もシャッターをお願いし登山口から抜きつ抜かれつで山頂まで来た、二百名山を目指して居られる千葉の方にも肉を振舞いました。

恵那山方面

山頂から北北東の御嶽山は・・・ガスの中・・・(-"-;)
後から来た美濃加茂市の百名山を目指しているご婦人二人と息子さんに、こばさんは早速焼立てのジンギスカンを振舞っておられました。女性には特に優しいこばさんです・・・(^^;)
楽しいランチも1時間20分があっと言う間似過ぎ、名残惜しく下山に掛かりました。
下山を始め第二高原辺りだったかな?後ろの方で大きなわめき声が聞えました。
良く聞けば、それは長岡の単独者が詩吟を歌っている声でした。これも熊よけの一種?

1:12 第一高原への登り返し

1:30 下山ルートはカブト岩を巻く
兜岩を過ぎて暫く行くと、2時近いのにジーンズ姿の軽装の登山者が登って行きました。
思わず「山をなめたらいかんぜよ〜」と叫びたかったです。。。
三ノ谷分岐まで下りて来ると二人の方がランチ中でした。そこで我々も少し休む事にしました。
この方達は此処までで止め、他のメンバーは先に下山したとの事。
我々も13分の小休後歩き出しました。此処から先は変化の無いジグザグの下降です。
所々に残った紅葉を楽しみながら下りて来ると、岐阜では少ない黄色に染まったカラマツがありました。しかし、手前の木々に遮られており写真に納まりません・・・
何処かのカラマツの多い山で、真っ黄っ黄ーに染まったカラマツ林の中を歩いてみたいものですね。途中で足を痙攣されて歩けない年配の方が居ましたが、仲間が居たので気にはなったが下山しました。無事明るい内に下山されたかな?
その後は単調な檜林の中を下って三ノ谷登山口の林道へ出ます。
三ノ谷登山口手前には山ノ神が祭って有りましたが、山男のお二人は早速無事下山お礼の参拝をされました。

3:32 三ノ谷登山口の林道へ着く

艶やかな赤です

3:41 紅葉の中黄昏の林道歩き

林道は紅葉真っ盛り

4:09 キャンプ場Pへ戻りました
下山後の楽しみに、こばさんの好きな温泉へ行きました。行き先は勿論、日本三名泉の下呂温泉、河原の無料露天風呂です。私は抵抗が有ったのですが、冗談のつもりでこの露天風呂の事を話したら、是非案内をして下さいと来たもんだ・・・(-"-;)そんな訳で渋々の案内でした。(苦笑)到着時は薄暗くなっていると予想をしたが、未だ明るく丸見えでした〜(^。^;)連休の為か下呂大橋からは多くの通行人が見下ろして行き、裸体を散々見られました。徐々に日も暮れだし、月夜の露天風呂は最高でした。対岸のホテルのネオンが目立ちだした時、昔から有るストリップ劇場の「ヌードショー」のネオンが特に眼を引きました。(^。^;)
この日は湯が汚れた為、午前中に一旦湯を抜いたらしく湯量が浅かったです。

連休だったせいか意外に多くの人が
入浴していました

下呂温泉(河原の露天風呂)
わいせつ画像ですみませんm(_ _)m
5年前に登った小秀山は、通行禁止になっていた二ノ谷から入ってしまい、経験の少ない自分にはサバイバル登山同様で大変だった思い出しか有りませんでした。
しかし、今回は前回のイメージとは違った山で、変化に飛んだ素晴らしい山でした。
また季節を変え、何度も足を運んでみたい山が出来ました。
期待していた山頂からの御嶽山は望めませんでしたが、変化に飛んだ二ノ谷からの小秀山を百戦錬磨のこばさん、ヒロちゃんにも満足して頂けたと思います。
ミヤマシキミの蕾 ミヤマシキミの果実 キリンソウ ツルリンドウの果実

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