05,9,25
富士見台2
(古代東山道コース)
1739m
(長野・阿智村)
神坂神社P-(36分)-登山口-(43分)-分岐-(46分)- 萬岳荘-(10分)-神坂峠-(37分)-富士見台-(22分)- 萬岳荘-(36分)-分岐-(30分)-登山口-(45分)-神坂神社P |
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高低差 | 714m (累計高低差985m) | 距離 | 往復約15km |
登り | 2時間52分 | 下り | 2時間25分 |
こばさん(長野)と2人 | 136km 2時間40分 |
昨年4月以来2回目の富士見台登山!
萬岳荘でのバッジ購入と、長野のこばさん
に会う為に古代東山道コースから登る。
※ こばさんを待っている時間は加算してありません
11:00に萬岳荘で待ち合わせなので、そんなに慌てて行くことも無いが、待たせてもいけないので結局
何時もと変わらぬ時間の5:40に家を出る。家を出る時は薄曇だったが、土岐から恵那へ向かう頃には
西の方から青空が広がりつつあり、中央アルプスの主領線辺りはガスっているが、恵那山は曇り空ながら
珍しくはっきりと確認出来た。神坂峠から行けば近いのだが、狭い道路なので遠回りになるが清内路村
経由で行く。(後で分かったのだが、神坂峠は通り抜けが出来なかったので、こばさんは大変だった)
途中で近道をしようと横川峠へ入ったら細い林道だったので時間を食ってしまった。
広い道を走ったほうが良かった。中央道・園原ICをくぐり直右へ折れる。後は神坂神社目指して林道を進む。
8:20に神社Pに着くが、山仕事の軽トラが1台だけで他には車なし。林道には通行止めの看板あり。
マツヨイグサ | ノコンギク | |
アキノキリンソウ | フシグロセンノウ | |
ツルリンドウ? | ツリフネソウ | キツリフネ |
ヤマアジサイ | ヤマホタルブクロ | オオマツヨイグサ |
《林道に咲いていた花達》
8:35 正面の神坂神社をスタート (画像が変わります)
この案内板が各所にあり
8:42 林道へでる
ヤマハハコ
アキノキリンソウ
富士見台は昨年の4月に清内路村からのロング
コースから登っている。そのコースは南沢山から
気持ちの良い笹の中の切り開きのコースだった。
他にもコースが有るが、神坂峠からは短すぎるし
その下の強清水からだと車道に何回も出る車道
沿いのコースだったので嫌だった。残ったのが
今回の神坂神社からのコースで、「古代東山道」
と名付けられていて気に入った。駐車場に説明
書きが有りました。簡単に書くと「701年に朝廷が
近江国を起点に東山道を作り、美濃を通り東北
までの数千キロに及ぶ道のりで、東山道は大和
政権が地方を服従させる為の支配・軍事の道でし
た。東山道の中でも、美濃・信濃は険しい山道が
多く、特に最大の難所が神坂峠越えで、古事記、
日本書紀などに記されております」
今日は古代ロマンの凄い道を通るんだな〜と
感慨深げに歩いたのだった。(そんなキャラでは無い)
神社の横を通り数分で林道に出る。未舗装の林道歩きはつまらないと思っていたのだが、意外にも
花が咲いていて、まだ時間には余裕が有るのので写真撮影をしながでらノンビリ歩く。
9:00 カーブ地点からの南アルプス
9:02 神社から1km来た表示 峠まで5,3km
9:06 空は快晴気分晴れやか(^_^)b
9:11 登山口 いよいよ登りが始まる
こばさんは今頃どの辺りを走っているのかな?と思いつつの林道歩きで、空を見上げれば青空が
広がり、言う事無しだ!!(^^)! ゆっくり歩いたので36分掛かり登山口へ着いた。カーブ地点の3台ほど
停めれるスペースに車が1台止まっていた。このルートには神社から少し下った所にも登山口が有る
らしいが、いきなり1時間の急登から始まるらしいので、軟弱な私はこちらを選び帰りにそちらから
下るつもりでした。
登山口→
登山口からは人工林の中のジグザグ道
9:36 神社から3km地点 峠まで3,7km
9:53 崩壊地工事現場
9:54 急登コースへの合流地点
←萬岳荘 急登コース→
登山口からの急登も20分程で、後は緩やかな登りが続く。このコースははっきりとしたコースだが、
この時期は利用者が少ないのか、やたらとクモの巣が顔などに付きうっとうしい。しかし、静かな
山歩きがしたい方には良いだろう。(~o~) 崩壊地工事現場からは恵那山の一角も望める展望地で
しばし足を止める。工事関係者がロッククライミングのようにロープで身体を支え、急斜面で仕事を
されていた。世間は3連休だと言うのにご苦労様だ!m(_ _)m
9:40になり登り始めて1時間が経ち、丁度展望が開けた所に出たので5分の小休を取る。
10:04 人工林もカラマツへと変わってきた
10:21 峠まで1,7km地点 萬岳荘まで20分
人工林の日陰の中は涼しかったが、カラマツ林が無くなり空も開けてきて明るくなると日が差し暑い。
登山道の真ん中で大きなヒキガエル?ウシガエル?を2種見つけて写真を撮ったが、グロテスク
だったので載せるの止めました。(¢_・)
カエルの代わりに
沢山咲いていた
花2種(登山道に入っ
てからは花は余り咲い
ていませんでした)
水平道に近い道を進むと小さな流れを越える。恵那山トンネルの下り車線のその辺りは小さな湿原に
なっていて、その先には「一本立」の表示板と大きなコメツガの木が立っていた。
10:26いきなり出現した柵に驚くが、説明書きを見て納得。この辺りには牛が放牧されていたらしい。
富士見台も昭和初期頃まで馬の放牧場だったと聞いた事が有る。
帰宅後調べて分かったのが、登山道脇に放置してあった数台の鉄製の階段だ。これは放牧場の
有刺鉄線を乗り越える為の階段らしい。萬岳荘に着いて直、冷たい水場があり喉を潤す。
10:34 富士見台南のピーク?
10:40 萬岳荘へ着く
神坂神社から2時間掛からないつもりだったが、ノンビリ林道歩きをしたのがたたり2時間を少し
回ってしまった。まだ待ち合わせ時間には20分あるので、回りを散策する。車道を少し戻った所
にも駐車スペースがあり、数台の車が居たので見に行くが、長野ナンバーは居なかった。
その代りに、大きなバッグを車から出して何やら準備をしている方が居たので話し掛けてみた。
この方達はラジコングライダーの愛好家達で、山の上から飛ばして楽しむと言う年配者達だった。
そこへ、ヘブンス園原からの送迎用のマイクロバスが登って来たが、一般観光客ばかりだった。
ここで17分待っているうちに11:00近くなってきたので、峠まで歩いて行く事にした。
峠の手前にも10台ほどの駐車スペースが有ったのでナンバーを確認するが居なかった。
そこで2人が登山準備をしていたので、何気なく、ここで長野の方と待ち合わせをしている事を話す。
これが結果的に良かった事になった。
11:22 待ち切れず登山口をスタート
富士見台
登山口
↓
←恵那山登山口
萬岳荘→
車が来る度にナンバーを見るが違っている。神坂峠でも15分待ってみるが来ないので、今日は
このまま会えないのかな?と思い、やむなく歩き出す。
(後で分かったのだが、後数分待っていたらランニングして来るこばさんに会えたのだった(^^;))
11:23 神坂峠遺跡発掘記念碑
11:41 薄い笹の中の踏み跡を進む
神坂峠を西へ行き、ガードレールの切れた所からが富士見台への登山口である。
登山口へ入ると直に強清水からの登山道が合流し、そこから直に神坂峠遺跡発掘記念碑がある。
昔は信濃坂と呼ばれていたらしい。暫く行くと山腹を巻くようなトラバース道になるが、右側の
笹が半袖姿の腕に当り痛いので、もう少し切り開いてくれても良さそうだ。左の中津川市への展望を
眺めながら進んで行くと、上空を微かなエンジン音を響かせながらラジコングライダーが横切った。
そのうち足元も見えないほどの踏み跡になり、気を付けて歩かないとつまづいてこけそうである。
11:50 神坂小屋(水洗トイレ・要100円)
〔写真にマウスで内部が見れます〕
11:53 やっと頂が見えて来た
萬岳荘からの近道と合流し、暫く進み振り返るとグライダー愛好家達が見えて来た。10機程が並べて
あった。結局こばさんには会えなかったと思いつつ、笹におおわれた高原状の頂上へ近づくと
10名程の人の中に、背中に焼岳とプリントしてあるシャツを着ている方が居た。直感でこばさんと感じた!
振り返った顔を見て思わず両手を振ったら向うも両手を振っている!~~\(^^)/~~~ハッハッハ〜こばさんだ〜
11:57 こばさん笑顔でお出迎え
12:20 ビールで乾杯!至福の時
満面の笑顔でお出迎えだった。お互い初対面なのに旧知の間柄のように自然と会話が出来た。
お互いに如何してすれ違ったのかを捲くし立てて話すが、少し興奮気味だったせいで頭に入らず
何度も聞き返しながら少しずつ分かってきた。こばさんは神坂峠まで車で入って来るつもりだったが、
恵那山(広河原道)登山者の為の駐車場から先が通行止めだったので、ヘブンス園原スキー場の
ゴンドラとリフトを乗り継いで車道に出、後はランニングで11:30に萬岳荘へ着き私を探したらしい。
その時に居た方が、「あっ!その方なら居ましたよ」と聞き登って来たとの事。
≪記念撮影≫富士見台には三角点は有りません
2年前に常念岳で長野市のひらさんと出会いネット
の世界へ足を踏み入れ、ひらさん繋がりで、こばさん、
ヒロちゃんとも知合えたのだった。こばさんは登山歴、
山スキー歴共々40数年のベテラン登山家です。
よって私はこばさんの事を「鉄人こばさん」と呼んでいます。
あっ!忘れた。マラソンもやっておられますが、今は
ドクターストップが掛かっている為、休止状態です。
話は尽きないが、とりあえず腹ペコなのでランチタイム
にし、おでんを温めビールを飲みながら会話を続けた。
プライバシーに関する話もありますので、ここには
書けません。(^_^)b 信州百名山を目指しておられる
こばさんにとって64座めの山です。富士見台の頂上
直下には中央道・恵那山トンネルの上り線が通って
いる。晴天なら素晴らしい展望だったのに、せっかく
遠路足を運ばれたこばさんには申し訳ない。
岐阜県側の中津川市方面の展望。台風一過の晴天を期待していたのだったが、徐々に曇ってきた。
いずれ登る事になる信州百名山の南木曽岳を写す
恵那山の上部はガスっていた
今日写した花の写真を見せたら、中には珍しいのが有ったらしく「撮りたいので同じコースで降ります」
と言われた。下山後はスキー場の駐車場まで送ればよいので同行してくださる事になった。
こちらも1人より話し相手が居たほうが楽しいので話はまとまった。台風一過で晴天を期待していた
のだが、徐々にガスが出てきて遠望が利かなくなっていた。一応写真撮影を済ませ1時間半も経って
いたので1:25下山開始。神坂小屋でトイレへ行くが、ナント!水洗だった。(要100円)
1:39 萬岳荘分岐
1:47 ハイカラな山小屋萬岳荘着
グライダースポット
↓
帰路は直接萬岳荘へ降り、今回の目的の一つのバッジを購入する。又しても缶ビールを飲む。(^ニ^)
こばさんは恵那山には
まだ登って居ないので
富士見台だけを買う。
13分休み2:00歩き出す。
ハイカラな萬岳荘
3:47 神坂神社への標識
3:05 登山口へ着く
色々な会話をしながら降りたので、あっと言う間に登山口へ着いてしまった。
ここからは、こばさん楽しみの花廻りだ!改めてこばさんの別の鉄人振りが発揮された。実に花に詳しい
ので驚いた。(~o~)花名がすらすら出てくるので、素早くメモる。登山口辺りの人工林の木も檜だと思っ
ていたら「臭いがしないので、木曾五木の一つのサワラですね」だった。早速臭いを嗅いだら、やはり
臭いが薄かった。こばさんには脱帽でした。<(_ _)> 林道沿いの沢で冷たい水をタップリ飲む。
3:50 神坂神社Pに着く
●
↑
登山口
●
↑神坂神社P
●←萬岳荘
▲富士見台
神坂峠→●
●
園原IC
今回このルート歩いたのは私達だけだったみたいでしたが、古代ロマンを感じながらの静かなルート
なのでオススメです。スキー場駐車場へ送り届け、国道分岐まで一緒に行きそこで分かれた。
ゴマナ
こばさんラン・スタート地点→●
今回は何時もとチョッと違った山歩きだった。ネット仲間のこばさんが長野県北部から遠路
はるばる来て頂けた。スンナリ会うことが出来なくヤキモキしたが、これがかえって劇的対面
を演出してくれたのだった。次回会う事が出来るのなら、ひらさん(現在カナダトレッキング中)
ヒロちゃん共々一緒に会いたいものだ。
恵那山
ゴンドラ
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