05,4,24
横山岳
1132m
(滋賀・木之本町)
白谷出合P-(36分)-東尾根登山口-(60分)-イワウチワ+ ブナ林-(48分)-展望地-(10分)-東峰-(20分)-西峰・横山岳 -(33分)-滝展望地-(24分)-鳥越峠-(30分)-白谷出合P |
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高低差 | 882m | 距離 | 9,1km |
登り | 3時間 | 下り | 1時間34分 |
単独 | 81km 1時間30分 |
湖北を代表する山で、どっしりとした双耳峰。
花の山として人気が高い。
今回の横山岳は数年前から予定に入れていたのだが、なかなか実現しなかった山だ。
先週も予定したが、急きょ変更して行けなかった。横山岳は湖北を代表する山で、どっしりした
美しい双耳峰が印象的だ。春は花が多く咲き人気の山で、やっと行ける事になって楽しみだ。
ヤマブキ | ミヤマキケマン | ? |
シロヤマブキ | ? | 東尾根ルート案内板 |
タムシバ | タムシバ | イワウチワ |
細くても出来る | 根元には花の蕾がある | |
深さは50cmはある | ダブル | ? |
タチツボスミレ | ツバキ | ヤマブキこの一輪だけ二重だった |
イカリソウ | イカリソウ色違い | イチリンソウ |
AM5:00に目覚ましをセットしたのだが、4:00に目が覚めた。何とか5:00まで寝ようとしたが寝れず
5:00少し前に起きた。家を5:33に出て山県市から西へ向かって車を走らせていると、バックミラーに
映る朝日がまぶしく、正面には池田山が大きく見え、遠くの山もはっきり見える。今日は良い天気
なのでウキウキモードだ。!(^^)! 谷汲辺りの道路脇の温度計が4℃を表示している。
今朝は寒いくらいの気温だが、山登りには最適だ!谷汲から303号線へ出るトンネルが完成していたし、
坂内村の細かった道路も広くなっていて快調に走れたおかげで、2時間の予定が1時間半で着いた。
6:49 初めて通る八草トンネル
7:01 双耳峰の横山岳が見えて来た
八草トンネルの手前と向こう側には新たに道路
工事が進んでいるので、かなり走りやすくなる
であろう。トンネルを過ぎ民家が現れだし、左に
杉野小・中学校が有る所を右に折れ、直に右へ
鋭角に進む。林道を奥へ行くと正面に横山岳が
見えてきて直に7:03白谷出合駐車スペース
に着く。両サイドと手前合わせて50台は止めれる
であろう。これだけ広いということは、ハイシーズン
にはかなりの登山者が来るのだろう。
トイレも有る。神戸ナンバーのマイクロバスがいて、
15人ほどが出発前の記念撮影をしている。
他には5台いた。準備を済ませ7:12スタート。
7:12 スタート 左(白谷) 直進(東尾根)
工事によるルート変更の案内板
↑
案内板
7:39 辛い林道歩き
白谷コースが林道工事の為、昨年から閉鎖
されていて迂回コースとして東尾根コースが
案内してあった。もの凄く遠回りのように感じ
るが、先行者達は皆行ったので自分も着いて
行く。林道脇には早速花が咲いていたので、
写真を撮りながら歩くが、それにしても長く
感じた。特に左の写真のコンクリートの坂道は、
勾配も有り辛かった。しかし、先行者を全て
追い越してやった。(^^;)
(結局、3.5kmの遠回りだった)
7:48 東尾根登山口
写真を撮りながらだったが、36分の林道歩き
だった。東尾根登山口には〔東峰まで2時間〕
の表示があり、いきなりの急登で辛い。
この登山道は林道工事後に新しく作ったらしく、
荒削りで滑りやすいジグザグ道だ。
周りには小さな草花が咲いていて、ツクシと
ワラビも出ていた。
7:54 ジグザグ道から振り返ると墓谷山
7:58 金糞岳が見えて来た
ジグザグ道を登りきると支尾根に取り付く。
右に金糞岳が見えて来て、眺めていたら近くで
休んでいた女性が話しかけてきた。神戸と姫路
のグループがレンタカーを借りて一緒に来たと
の事。「頂上辺りは身の丈ほどの雪で、アイゼン
無しでは行けないし、三高尾根は危険で降りれ
ないらしいよ」と言われた。
「え?そんなに雪が有るの」だった。
8:04 しっかりした登山道
8:27 登っている時は頂上かと思っていたが
東峰だった
ガイドブックには白谷コースと三高尾根からコエチ谷のコースは出ているが、東尾根コースが
有るとは知らなかった。尾根に上がってからは、ハッキリした登山道が続いている。
8:15歩き始めて1時間経ったので5分の小休止をする。高度計は700mだったので、既に450m
登った事になる。周りを見るとタムシバが沢山咲いていたので、勝手に〔タムシバ尾根〕と命名する。
周りは雑木が茂っているが、明るい尾根歩きが続く。樹間から左に見える尾根は三高尾根とばかり
思っていたが、家に帰って調べたら違っていた。白谷と東尾根の中間の尾根だった。
8:39 東峰がよく見えて来た。やはり雪は有りそうだ
この辺りからはブナ林が始まり少しずつ残雪も現れだした。
8:45辺りからはイワウチワが点在してきた。
8:51
8:58 完全に雪道になった
支尾根から主尾根に変わる辺りから一気に
雪が増えてきたので、スパッツを付ける。
しかし、雪はしっかり締まっているので、つぼ
足になる事は無かった。トレースもハッキリ
しているが、新しいのは無かったので一番乗り
が出来そうだ。
9:07 見事なブナ林
9:25
8:50に念のためにスパッツを付ける。このブナ林の下にはイワウチワの大群落が有りそうだ。
地面が出ている所には沢山のイワウチワの株がビッシリ有り、咲いている花も有れば蕾も有る。
雪解け後が楽しみである。どんな光景だろうか?きっと、大群落だろうな。このブナ林の秋も
凄いことに成るであろう。結局、イワウチワの有る所を30分も歩いた事になる。こりゃ凄い!
雪の斜面がきつくなって来て、時計を見たら
9:15だった。標高は1000mを指していて、
2時間経っていたので小休止をしようとしたら、
丁度腰掛けるのに良い木が有ったので座る。
腹も減ったので、稲荷すしを食べたら美味しか
ったので3個を食べる。先日コンビニの稲荷す
しを初めて食べたら美味しかったので、これは
山へ持って行けそうだと思い初めて持って来た
のだが、正解だった。ついでにエネルギーイン
ゼリーも飲みこれでバッチリエネルギー補給が
出来た。5分休んで歩き出す。徐々に傾斜も緩く
なり、樹林を抜けて明るくなったので、顔を上げ
たら何と、白山の御出ましだ。目の前に岩が有り
登ったら、オ〜!360度の素晴らしい展望だった。
9:33 展望が開けたら白山が見えた
東峰
能郷白山
蕎麦粒山
白山
岩の展望台より西に東峰
岩の展望台より北に三国岳・白山・能郷白山・蕎麦粒山
岩の展望台より南東に金糞岳・伊吹山・鈴鹿の北部
琵琶湖
上のパノラマのアップ
白山
高丸
三国岳
三周ヶ岳
金糞岳 白倉岳
伊吹山
湧谷山
蕎麦粒山
黒津山
花房山
9:45 東峰 1131m
9:58
10:00
岩の展望地からのパノラマ写真を撮り
西に見える東峰へ向かい8分で東峰到達。
標高は1131mなので、西峰とは1m違い?
ここからの展望も良いが、西側は見えない。
記念撮影だけ済まし雪の中を西峰(横山岳)
へ向かう。直に切り立った尾根上に出るが、
ここには雪が無い。しかし、直に雪道になり
多い所では2mは有るだろう。
10:05 あと少しで横山岳へ着く
真冬にはかなりの雪屁が出来ていただろう
尾根にはまだ2m程の積雪が有り、スリップに
気をつけて進むと前方のピークに小屋らしき
箱が見えて来た。頂上にはアメダスが有ると
聞いていたので、多分頂上であろう。
頂上手前から北側の展望と歩いて来た尾根道を振り返る
上谷山 手倉山
三国岳 三周ヶ岳
10:10 横山岳到達!(後の小屋はアメダス)
琵琶湖方面
林道を過ぎ、登山道に入って直に先行者を追い越してから誰にも会わず頂上に一番乗りで着いた。
いつもの事だが、一番乗りは静かで実に気持ちが良い。
展望は北側と南西の琵琶湖方面だけで、少しガッカリした。積雪は小屋の周りが溶けていて、段差が
1mほどだ。記念撮影と展望を堪能してから早速ビールを飲む。今日は天気もすこぶる良く、風も無く
火照った身体にビールが実に美味しい。そこへ前方からいきなり登山者が現れた。一宮市の男性で、
越地谷から三高尾根を登って来たそうで、雪は全く無かったそうだ。今日の昼食はタマゴかけうどんだ。
以前TV番組で讃岐うどんの一番美味しい食べ方として紹介されているのを見てから時々食べている。
うどんを温めてから、生卵に醤油と好みによりネギ、七味等を入れかき混ぜて食べるのだ。
先週に比べると実に質素だが、先週が豪華すぎでこれが何時ものパターンである。
そこへ、又1人男性が来た。神戸の団体さんかと思ったら違っていた、大阪から単独で来たとの事。
しばし山談義をしてから昼食を済ませる。そこへ神戸+姫路の15人が次から次へと到着し賑やかに
なって来た。
琵琶湖方面のパノラマ
下には白谷出合の駐車場も確認できる。右端の方には残雪の武奈ヶ岳が見える。
三周ヶ岳方面
白山 能郷白山
11:22 これから下る三高尾根
11:30 イワウチワ+カタクリが現れだす
頂上で1時間経ったので11:18分に下山開始。琵琶湖方面の笹の切り開きを下るが、雪解け水で
濡れていて、スリップして尻餅でもつこうものなら泥まるけになりそうなので、気を付けて下る。
三高尾根はもの凄く急斜面らしいが、いきなりの急下降なので先が思いやられる。フィックスロープが有るので掴まりながら慎重に下る。下り始めて15分辺りでイワウチワが現れ、写真を撮っていたらカタクリも有った。良く見ると周りにはイワウチワとカタクリが登山道脇に混生して沢山咲いている。この辺りで二人の登山者に出会っただけだったが、皆東尾根へ廻ったのだろう。いかん、鼻水が出だした。先週から人並みに花粉症に成ったのだった。(∋_∈)
急な登山道脇に咲いているので、足場を確かめてから写真を撮りまくるが、延々と続いている。
11:51 三高尾根は展望は全く無かったのだが、滝展望地
だけは切り開いてあり良い展望だ。
五銚子ノ滝は細く小さく見えるだけである。南東方面には、
朝は逆光でシルエットに見えていた金糞岳がはっきりと見える。
この先も急降下は続くが、登りに使わなくてよかった。(^^;)
金糞岳 白倉山
12:15 鳥越峠
滝展望地までは、カタクリとイワウチワだったが、
展望地を過ぎると上の花達が咲き乱れていた。
あまりりの急降下に休もうかと思っていたら、
鳥越峠に着いた。木陰で7分の小休止。
越地谷へは、峠から墓谷山への稜線を50m進ん
だ所で、左への道標に従い又しても急降下だ。
この辺りにも上の花が咲き乱れている。
12:37 越地谷林道から芽吹きだした
越地谷を振り返る
越地谷へ下りきると砂防ダムが有り、林道に
出る。そしたら、又してもいきなり鼻水が出だ
した。周りを見たら杉林だった・・・(^^;)
そしたら、次は凄い悪臭が漂ってきた・・・
嫌な予感が的中・・・林道のど真ん中に・・・
カモシカ君の死体が転がっていた。ウッ・・・
息を止め、目をそらして通り過ぎるが、意に
反してチラリと見てしまった・・・あばら骨が出
ていた。昨年の7月にも御前山の登山道で
腐敗臭を漂わせたカモシカ君の亡骸を見た
事が有ったが、これで3回目だった。ヤレヤレ
越地谷林道歩きは10分で終わり、網谷林道へ
出る。この林道歩きも5分で終わり駐車場に
戻れた。車が20台に増えていたのでナンバーチ
ェックをすると、3分の1が大阪で、3分の1が滋賀。
残りの3分の1が岐阜と愛知だった。
12:52 車に戻る
↓
頂上の切り開き
花の名前が分りませんので、教えて下さい。<(_ _)>
注! このルート図は地図上でシュミレーションしたものであるので、正確ではありません。
●
横山岳 1132m
●
東峰
●
展望地
ブナ林
白谷
●
滝展望地
●
駐車場
R303
●
鳥越峠
●
東尾根
→
↓
三高尾根
越地谷
網谷林道
八草トンネル
13:11
13:06満足感に浸り帰路に着く。
帰りにもう一度綱谷林道から写真を撮るが、
朝とは雰囲気が違って見えた。
登山口
花の名山に相応しく沢山の花が有り(花オンチなので良く分らない)変化にとんだ面白い山
だった。白谷コースは林道工事で閉鎖されていて(休みの日は、入れたらしい)ガイドブック
にも出ていなかった東尾根から登ったのだが、素晴らしいコースで、林道歩きから尾根、残雪
のブナ林から展望地、雪たっぷりの稜線歩きと、堪能してきた。白谷コースは急登らしいが、
こちらは緩やかな登りだったので、その分距離は3,5km長かった。後で知ったのだが、以前
良く見ていたtakatanさんのHP「2001 山遊びの会」の公開登山で横山岳へ来てたらしい。
今年になってHP作りと、維持管理の為に見ていなかったので知らなかったが、知っていた
なら会ってみたかったな〜。昨年買った400枚まで撮れる長時間バッテリーのデジカメのお
蔭で、今回写真を150枚も撮った。又しても写真を羅列しただけのレポになってしまった。
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