05,4,30

寺田小屋山

1505m

(岐阜・下呂市)


林道終点P-(28分)-登山口-(40分)-稜線-(10分)-
頂上-(27分)-登山口-(30分)-林道終点P
高低差 405m 距離 約6.5km
登り 1時間18分 下り 57分
単独 85km  1時間45分

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阿寺山地の1峰で、御嶽山を間近にする好展望
の山へ暑い中(30度)登る。

いよいよGWが始まったが、たいした山の予定が無い。何時もの年は、GWと言っても自営業の為
余り休みは無く3日間も有れば良しだったが、今年は不況の為トータルで5日間は仕事が無い。
今日は午後から家庭菜園のような畑仕事が有る為、早く戻れてまだ登って居ない山を選定して
寺田小屋山へ行く事にした。以前は、短い行程の山は2座セットで登っていた。鷲ヶ岳+母袋
烏帽子、冠山+金草岳、三森山+二ッ森山、虎子山+北尾根、等々を登った。この寺田小屋山
も湯ヶ峰とセットで登るつもりだったが、そんなにガツガツ登る事も無いので、ノンビリ登山にした。


家を6:00に出、関・江南線を快調に走っていたら峠の温度計が14℃を表示していた。タマゲタ!
先週は、谷汲辺りで4℃だったから10℃も高い。そう言えば昨日は29℃、一昨日が27℃だったので、
今日も暑くなりそうだ。(´。`;)ある程度予想はしていたので、お茶を半分凍らせて来たのは正解だ。
金山でR41に出て暫く行くと、流石はGWだ!車が多く先頭が大型トラックで40台〜50台のノロノロ。
下呂からはR257に分かれるのでノンビリ行く。R41を下呂の突き当たりから右のR257へ進み、3km
程行ったガソリンスタンドの信号を左に折れ、後は道なりに北上する。山が近づくに従って細くなり
心配になった頃に広い林道に出る。暫く行くと、白草山登山口に着く。ここには既に6台が止まっていた。
その先が二股になっているが、右側の上段の林道を進むと直に林道ゲートに着く。

乗政温泉辺りから見えたが霞んでいた

7:45 に着く。突き当りが林道終点ゲート
手前が広くなっているので、20台は止めれる。

7:55 名古屋ナンバーが一台準備中だったが、先にスタートする。林道終点には鎖のゲートがある
     ので車は入れない。暫くは林道歩きだが、直に目の前に頂上が見えて来た。

所どころに冷たそうな沢水が流れていたので、帰りに
飲むのが楽しみだ。[名古屋周辺の山200ベストコース
・山渓]には林道歩き25分になっていたので、地図と時計
を見ながら歩くが、山腹取付点が見当たらない。
ガイドブックの地図をコピーしてきたのだが、林道表示
の先まで実際には林道が延びている。という事は林道
工事で登山口が変更されている可能性が大きいので、
暫く先まで歩いてみたら、28分で登山口に着いた。

8:23林道を歩いて来て左に登山口あり。 
        何の表示も無し

帰りに飲んだら余り冷たくなかった

登山道に入ったら暫くは桧林の中を歩く。杉林だったら鼻水が出そうだが、桧林は何とかセーフ
みたいだ。日陰なので、なんとか暑さは凌げる。(^〇^)

15分ほど歩くと、歩きやすかった登山道には大小の石が点在する歩き憎い道となる。
10分もすると周りの笹も背丈が伸びて来るが、直に左の展望が開けて来る。

8:55 1時間が経ち左の展望が開けて来たので
5分の休憩をする。目の前には高森山が大きい。
麓の方は霞んで見えないので、御嶽山は望薄だ。

休憩を済ませ歩き出すが直に稜線が見えて来た

9:03 直に稜線へ出た。そこには砕かれたレンガが敷き詰められていたが、小屋の跡らしい。
振り返ったら林間に御嶽山が大きく見えた。先へ進み振り返るとド〜ン!と御嶽山のお出ましだ。

以前有ったアンテナ群の土台が残っている
ここからの展望が一番良い

目指す寺田小屋山頂上

御嶽山の左には乗鞍岳も見える

咲き遅れたショウジョウバカマがひっそりと

何時見ても秀麗で堂々とした御嶽山。今年は11回目の御岳詣でを
何時にしようか。残雪期にも行って見たいな〜

9:12 ここにも砕かれたブロックが敷き詰められ
ていたが、何かの小屋跡らしい。ここが最高点らしいが、
先へ少し行くと三角点が有る。

9:13 頂上は展望は無く細長い

何かの櫓跡のような物が建っている柱に
小さな山名表示板が有る。少し先へ行くと
下呂御前山が見れるだけで、他の展望は
雑木林越しに見れるだけ。

下呂御前山 

小屋跡地からの展望、高森山、箱岩山、白草山、小秀山などが重なって見える

頂上の展望がイマイチなので、手前のアンテナ跡まで戻り早い昼食にする。来る途中コンビニへ
食料調達に寄った時に餃子が目に留まった。念のために油と醤油とフライパンは持参して来たので
迷わず手を伸ばしたのであった。そして今日もお稲荷さんとビールで決まり。\(~o~)/
早速、餃子を温めてビールを飲むが、御嶽山を眺めながら冷えたビールが実に美味しい。
時間は9:30だ。こんな時間にビールを飲むなんて山でしか有り得ない話だ。3年前のGWに
下呂御前山へ速攻登山した時などは確か9:00に頂上でビールを飲んだ記憶が有るので、
今回は2番目の早さだった。(^^;)

乗鞍岳と御岳のツーショット

カラマツの芽吹き (イソギンチャクみたいだ)

良い気分で食事をしていたら駐車地点に居た名古屋
ナンバーの3人が、御嶽山を見て歓声を上げながら登場。
頂上の展望がない為、ここで食事をしていると話すと
「とりあえず頂上へ行き、戻ってきます」と言って行かれた。
よっしゃ!話しやすそうな方たちなので、話し相手が出来た。
その間写真を撮っていたが、カラマツの新芽が有ったので
撮ろうとしたが、なかなかピントが合わず苦労した。
3人が戻ってきたので、早速餌食となり山談義が始まる。
途中に二人連れが登ってきたが、結局この6名だけだった。

山談義の中では、当然ながら情報交換をする。その中に5月中に予定していた、中ア展望の山、
糸瀬山の話が出てきたので、興味深く聞く。なるほどなるほどウンウン φ(_ _)
HPを作った話をしたら、「見たいのでタイトル名を教えて下さい」と言われ、「それだったら皆さんを
レポートに載せたい」と言ったら、喜んで写真に納まってくださいました。但し、名前等は個人情報
保護法に基づき詳しくは聞かなかった。(^^;)自分も初めて長野のひらさんのレポに写真が出た
時は、思わず家族を呼んで興奮した記憶が有る。この方達も多少は喜んでもらえるんじゃないかな?
下山予定の11:00に成りそうだったので、皆さんに別れを告げ10:56下山する。
皆さん、楽しい一時を有難う御座いました。又何処かで会えるといいですね。 (^^)/~~~

11:14 アッという間に登山口へ着いた。エッ?こんなに短かった?状態・・・
 林道を歩いていたら下の方に白草山登山口が見えて来たが、こちらは大勢登っているみたいだ。
 白草山へ行ったのも既に4年前で、やはりGWの時だった。

この黄色の花は何かな?
岩岳にも有ったが、あの時は同行者がクロモジと
言われた。あれから「木の名前がわかる辞典」と
いう本を買って調べたが、どうもシロモジみたいだ。
クロモジは花と葉が同時に出るらしいが、これは葉
がまだ出て居ない。アブラチャンにも似ているが、
枝の感じが違っているので、多分シロモジで正解
だと思う。(間違っていたらゴメン)

林道歩きの途中に滝のような所が有ったので、
早速汗を拭き飲んでみるが、余り冷たくない。
次に現れた沢水は冷たく美味しかった。
たぷんたぷんになった腹を揺らしながら11:44
に林道終点Pに着く。

帰り途中に白草山登山口で一旦止まって、周りを見渡すと23台が止まっていた。寺田小屋山
に比べると、やはり此方の方が人気がある。しかし、登山者が少ない分静かではあった。
ここから少し下がった所で分かれ道があり、右が上がってきた湯屋温泉、真直ぐが加子母村。
鞍掛峠にも白草山登山口が有るので、見たかったので真直ぐの道を行く事にした。
きれいに舗装された林道を延々と行くと、鞍掛峠分岐に看板が有り見たら「一般の通行を禁ずる」
と出ていた。さて、何処に有るのだろうか?

寺田小屋山
 1505m

林道終点P

白草山登山口

高森山

箱岩山

白草山

鞍掛峠

湯屋温泉

行程的には短く物足りなさは有るが、
天気さえ良ければ御嶽山が大きく見え、
その点では満足度は高い。
初心者の入門コースにはうってつけだ。

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