05,5,29

白尾山
  1612,5m


スキー場P-(26分)-リフト−(37分)−リフト終点尾根
−(28分)−林道コース分岐-(45分)-頂上
-(50分)-リフト終点尾根-(47分)-スキー場P
高低差 877m 距離 往復約9,5km
登り 2時間30分 下り 1時間45分
単独一人旅 68km  1時間20分

ガイドブックにもあまり紹介されていないマイナーな山。
意外にも、素晴らしい展望・・・の筈だったが・・・

白尾山はガイドブック「岐阜の山旅100コース・下」には、残雪期入門の山として紹介されていて
無雪期に登るのは難しいと記されている。その山をLINK集に入っている「山あっとらんだむ」の
ひろろとろろさんがレポートされたのを見て驚いた。登山道もハッキリしているし、何よりも頂上
の360度の展望に驚いた。ひろろさんから詳しい情報を得て、早速出かけることにした。
スノーパーク白尾(しらおスキー場)には嫌な思い出が有る。20年ほど前、スキー場が出来て
直の頃だったと思う。駐車場が満杯でゲレンデ下の道路沿いに止めさせられ、真上がゲレンデ
だったので心配だったが止めた。滑り終わって車に戻り、キーを差し込んでもドアが開かず??
助手席側から開いたが、外から良く見るとドアに傷が付いているのに気が付いた。
真上の3m程上のゲレンデの端の所だけ雪が無く、どうも上からスキーヤーが落ちてきてドアに
当ったらしいのであった。結局ドア内の小さなプラスチックの部品が割れていて、ドアロックが
解除出来なかったのだった。
それ以来、来た事が無く久し振りのしらおスキー場訪問である。


 実際に歩き始めたのはスキー場P7分手前の進入禁止ゲートから

TOP

週間予報が良くなくて心配だったが、金曜日には晴れマークが出たので安心していた。しかし、
土曜になって急に傘マークが出てしまった。またかよ〜てな感じ。午後の確率が50%だったので、
早出を心がけ5:35に愛犬の窓越しのつぶらな瞳に見送られ家を出た。家を出るときは、薄曇の切れ
間から晴れ間も有ったので何とか持ってくれと祈りつつの旅立ちだった。

6:55 しらおスキー場に着いたのだが、「場内立入禁止・不法侵入は訴えます」の看板にためらって
から奥へ行く。一番奥の駐車場まで行ってみるが、歩いても知れているのでここまで戻り車を止める。
ここの手前には、「山菜取りは有料で一人1000円頂きます。許可無く取ると訴えます」の看板も有った。
面倒なので山菜は取るのをやめようと決め、準備を済ませ曇り空の中を7:00スタート。

たぶんトラックが止まっている辺りに車を止めて
傷つけられたと思う。(当時は策が無かった)

登山口看板→

7:07 トラックが車止めの為に置いてある
この看板を左に進む。

看板を左折して、一番左のダウンヒルコースをリフト終点まで約2km歩く事になる。良く見ると、このコー
スには木片のチップが敷き詰められている。解体家屋の廃材のリサイクルのようだ。そういえば、奥美濃
のスキー場の中でもここは雪不足に泣かされる所なので、雪不足でも多少の雪でスキーに傷つけずに
滑れそうなので感心した。中間辺りでキノコが沢山有るのに気が付いた。最初は小さいのを見つけて、
一瞬シイタケか?と思ったが、臭いが違っていた。そしたらいきなり引き抜かれたデカイのを見つけた。
足の大きさと比較してもらえれば分ると思います。
木片チップが敷き詰められているので、キノコが有っても不思議ではないが、キノコは秋・・・?

7:33 リフト乗り場

1kmチョッとのクッションの良い緩やかなスロープ
のゲレンデ歩きだったが、結構疲れた。
ゲレンデ歩きは草が茂っていて露で足元が
濡れるかと思っていたが、そんな心配は無用
だった。気を付けていると、左に白尾山の表示板
が現れる。その上がリフト乗り場である。
チップの道もここまでで、ここからは草も見え出
したが、車輪跡が付いていたのでそれに沿って
登る事にした。ここからはリフト沿いに進む事になる。
振り返ると白鳥の町と、東海北陸道の白い橋脚
が目立っていたので、写真に撮るが写らなかった。

やたらといたヤスデ?

遠くから見ると白い花に見えた
フキノトウの終わり

途中に畳が沢山捨ててあったので、こんな所にも
ゴミの不法投棄が有ると思ったが、違っていた。
大きな石がゴロゴロしている辺りに敷き詰められ
ていたので、これもゲレンデ整備の為のリサイクル
のようだった。それにしてもゲレンデ歩きが長い。
そう感じられてきた頃にリフト終点が見えて来た。
真直ぐ直登でも良いのだが、左へコースの迂回路
が有ったのでそちらへ廻ってみたらワラビが沢山
有った。時々薄日が差すので、気分は上々。

8:00

8:10 気が付けば歩き始めて1時間経っていたので、リフト降り場で7分の小休。
そこに携帯が落ちていたので、開けて見たが当然ながら反応は無い。若い女の子のらしく、彼氏との
ツーショットと女友達と写ったプリクラが貼ってあった。たぶんスキーに来て落としたのであろう。

8:17 リフト終点の登山道案内板(1237m)
高低差380m約2,5kmの尾根歩きが始まる

樹間から頂上が見えるがガスが掛かっている

尾根歩きの初めは、右に桧と杉の混生、左は自然林の中をを進むが、直に新緑が眩しいブナ林
へと変わる。

暫く行くと右側に展望が開けるが、霞んで見難い。
かすかに見えるのは、たぶん母袋烏帽子である。
8:45尾根歩きから30分辺りで左の「境界見出標」
に着いた。コースはここで少し左へ向きを変えるの
だが、右下へ藪の切り開きが降りている。
ガイドブックによると林道終点辺りから、造林用作業
道がこちらの尾根に上って来ているらしい。
ここがその合流点だと思う(ここ以外にはそれらしき
所が無かった)でも、踏み跡は無い。
途中から頂上方面が見えたが、空が暗くなりガスって
来て霞んでいる。又しても雨降りか?覚悟を決めて
先へ進む。

ユキザサ

アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げて行くと、見事に根曲がりした杉林が現れた。
チョッと前にTVで白川郷の合掌家屋の仕組みを放送していたのを見た。豪雪に耐えるために
根曲がりの木(何の木だったかは忘れた)を利用して梁に掛け、曲がった所で重みを支える
らしい。それを考えた先人の知恵は素晴らしいと感心した事を思い出した。

ヤブデマリ?ムシカリ?

ナンゴクミネカエデ(岐阜では珍しい木です)

登山者が少ないと思っていたコースだが、意外にハッキリとした踏み跡で幅も2m程有り歩きやすい。
2箇所ロープの有る急斜面が有るが、掴まらなくても登れる程度だ。
しかし、疲れてきていたので掴まって登る。(^^;) 浮いた状態なので汚れていないのが嬉しい。

9:30 2箇所目のロープ場を登りきるとそこが切り開かれた白尾山頂上だった。そこには立派な
方位盤が設置してあったが・・・周りの展望はガスに包まれ何〜んにも見得ない・・・(x。x)゜゜
近くの大日ヶ岳と鷲ガ岳にも立派な方位盤が設置して有るが、ここのはまだ新しい。ガスが無ければ
御岳、乗鞍岳、恵那山、白山、荒島岳、能郷白山、大日ヶ岳、鷲ガ岳、母袋烏帽子等々が見えたのに・・・

三角点の横に?ムスカリが咲いている。こんな所に咲いているのは不自然であるので、誰かが
球根を植えたに違いない。チョッと笑えたし、花が何も無いので和ませてくれた。自然に反して
いるかな。右の写真を見てもらえれば分るが、意外な者が出迎えてくれた。この時期山に行くと
虫が多いが、今年はまだ出会っていなかった。無数の虫が身体にまとわり付く。ミニ三脚をセット
して写真を撮り、再生して見たら虫まるけ。再度撮り直そうとセットしてカメラを見たら、カメラの
周りは虫まるけ。(゜ε゜;)4年前の同じ時期に登った能郷白山、毘沙門岳以来の虫の多さに10分
で退散する羽目になった。ガスで展望が無いのは想定内だったが、虫の多さは想定外だった。
食事はまだ時間が早いので、見晴らしが良かったゲレンデ最上部のリフト終点でする事にして下山。

9:41下り始めて直に帰路の尾根コースが見える

下り始めて15分辺りで第一登山者発見!
10名程のパーティが登って来た。挨拶を交わし
話し掛けてみたら同じ関市の「関市アルキニストの
会」のメンバーであった。この方達は林道コース
から登って来たらしい。「後どれくらいかかりますか」
と聞かれて「ここまで15分でしたので20〜25分です」
「え!そんなに近いの」と驚かれたので、林道コース
はかなり早く登れるみたいだ。虫が多いので早く
降りたと説明して、虫が写った写真を見せてやったら
女性が「え〜虫除けスプレー持って来なかった〜」
だった。「山菜は有りました?」に対して「スキー場
入り口に有料1人1000円と書いて有りましたよ」
またしても「え〜!」だった。

10:06 林道コース分岐?

ギンリョウソウの時期である

下山途中数少ない展望 中央は母袋烏帽子岳だと思う

この辺りでも4人組と出会う。地元の人達で、頂上で
山菜の天ぷらを食べる為に登るのだそうだ。袋に山
菜を持っていたので、「採っても良いのですか」
と聞けば「いいですよ」の返事。会話中に2人の方が
追い越して行った。オレンジ色のお揃いの服に「関
山楽会」の文字。あ!過去三回、山で出会った「関山
楽会」の人達だった。この後にも2人に出会ったので
「会長も来ていますか?」「はい、来てますよ」の返事。
楽しい会長なので会うのが楽しみになってきた。

10:29 リフト終点広場へ出る手前でビックリした。
行きには気が付かなかったが、ゲレンデを整備する
圧雪車が置いてあった。(◎▽◎)

岩を乗っ取った木

リフト終点から望む白尾山 1612,5m

10:30にリフト終点に着いたら会長が居た。
此方の事は覚えていないのは分っていたが
「会長お久し振りです」「えーと、どちらの方で
したかね」過去に簗谷山、瓢ヶ岳、天王山と
三回会っていた事を説明する。
ここで食事をすると言ったら、この二人も「今日は
此処までにして、我々も食事にします」だった。
まず会長に話す事が有った。自分がHPを立ち
上げる時に悩んだのがタイトル名だった。
色々考えたが、「関山楽会」の「さんらくかい」を
モジって「山楽記」で「さんがくき」と付けた経緯
を話した。「さんらくき」だと、まるきりパクッた事
と取られそうだったからだ。(^^;)

歩き始めは「関アルキニストの会」に入って山歩きを始められ、平成3年に「関山楽会」を作られた。
40名程だった会員も、元気な若い人達が離れられ現在20名程になり、元気な方達は頂上を目指し
会長(76歳)と左の長老(87歳)は途中で折り返すパターンになって来ているそうだ。それでも元気
な頃は、アルプス縦走なども経験されていて思い出話を聞かせて頂いた。其の時は嬉しそうに、
自慢げにまくし立てて話されたのが印象的だった。5年前に立山へ行ったのが最後で、今は低山
歩きが中心だそうだ。今までに800回の山歩きをされていて、膝がガタガタになり無理が利かなく
なってきたとの事で、「毎週は歩かない方がいいよ」と忠告された。食事をしながらの会話で、あっと
言う間に1時間30分が過ぎたので、下山準備に掛かる。この方達が登り始めた時に、スキー場の
管理人のような人が「山菜は少しぐらいなら取ってもいいですよ。でも、フキを根っこから引くのだけ
は辞めてくださいよ」と言われたと聞いたので、自分も沢山出ていたワラビを取りながら12:00に降り
ることにした。リフト終点から少し下った右側の斜面には、取っても取っても取りきれないほどの
ワラビが出ていた。余り取っても家内は食べないので、自分だけ毎日食べさせられそうなので
小さめのスーパーの袋に一杯取ってやめた。御二人さん何時までも元気に山歩きを続けてください。

12:26 ゲレンデ右側に唯一の水場あり

12:42木片チップでクッションの有るゲレンデコース

12:47皆さんは登山口の看板の下まで入って来ていた。進入禁止ゲート手前に止めたのは
     結局自分だけであった。

12:54

白尾山
  1612,5m

スキー場P
 746m

林道コース登山口

リフト終点(1237m)
   ↓

←分岐(1340m地点)

進入禁止ゲート

母袋烏帽子岳

踏み跡の無い切り開き

帰路→

360度の展望を楽しみに行ったのだが、
生憎の天気で眺望が得られず残念!
おまけに虫が酷く10分で退散の結果
であった。比較的近くの山なので
何時でもリベンジ出来そうだ。
展望は又の機会に取っておこう。

(岐阜・郡上市)

ミヤマシキミ

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