05,10,23
尾高山・御池山
 2212m  1905m

   (長野・飯田市)


しらびそ峠-(42分)-前尾高山-(48分)-尾高山-
(34分)-前尾高山-(31分)-しらびそ峠-(車移動)-
御池山登山口-(25分)-御池山-(16分)-登山口
高低差 尾高山 400m
御池山 100m
距離 尾高山 往復6km
御池山 往復2km
登り 尾高山 1:30
御池山 0:25
下り 尾高山 1:05
御池山 0:16
白影 ベッカム JereyS ごっちゃんの4人

南アルプスの展望地しらびそ峠より尾高山へ登り、
ついでに御池山へも登る。どちらからも初冠雪した
南アルプス南部が望める展望に大満足でした。

ネット仲間の〔白影さん〕から「福井の経ヶ岳へ行きませんか?」と、お誘いメールが届いた。
あの有名な中高年のアイドル、白影さんからのお誘いを断るわけにも行かず、断る理由も無かっ
た為、即OK!しかし、日にちが迫るに従って福井の予報が怪しくなり、とうとう雨マークになって
しまった。そこで急遽予定変更になり、晴れそうな南信のしらびそ峠からの尾高山へと決まった。

しらびそと言えば、8年前に家族でオートキャンプに行った事がある想いでの地である。
白影さんとは昨年5月に蕎麦粒山で出会ったのだが、すれ違い時に挨拶を交わした程度だった
ので初対面みたいなものだ。JereySさんも時々皆さんのレポに登場するが、初対面だった
のでお二人に会うのが楽しみだった。ベッカムさんとは6月に三ノ峰へ一緒に登った仲だった。

さてどんな山行になるやら、期待と不安が入り混じる複雑な心境で出掛けたのだった。

6:00に美濃市の中農総合庁舎まで迎えに来て頂けるので、早めに家を出て15分前に着いた。
そしたら直に白影号の到着である。車から降り白影号へ近づくと運転席から白影さん登場〜。(^0_0^)
イメージ的にはニヒルで物静かな印象だったが、にこやかにいきなり握手をして来て「会いたかったです〜」
と言われた。チョッと度肝を抜かれた感じだったが、こちらも負けじと満面の微笑返しで「いや〜こちらこそ
会いたかったです〜」とやり取りをする。(ハグハグまではやりませんでした)(^_^)b
JereySさんベッカムさんとも挨拶を交わし出発である。美濃インターからマグロード、中央道へと進む。
始めは曇り空だったが、東へ進むにつれ青空も出てきて先行き不安なし!気掛かりなのは最近ガス男
復活の兆しがあった事かな?恵那市辺りまで来た時に北方の山(たぶん小秀山方面)を見て驚いた。
雪で白くなっているではないか。TVでも「高い山は初雪が降るでしょう」とは言っていたが、そんなに高く
ない山も白かったのには驚いた。直に恵那山に近づき見上げれば、上部はガスで見えなかったが、中腹
辺りまで白かった。今日は寒そうな一日みたいだ。防寒着を持って来なかったのは、チョッと不注意だった
かな。ETC通勤割引を利用するので、100km以内に収める為に園原インターで降り、三遠南信自動車道
へ進む。矢筈トンネルを出て、しらびそ峠への案内表示に従って長い坂道を延々と登って行くと、周りの
木々は昨夜に降った雪で白くなっていた。

三人が挙ってガスはごっちゃんのせいだ!攻めまくり!

8:42 しらびそ峠(1831m)着

9:00 準備も整うアルピニスト達(私以外はね)

しらびそ峠からの薄っすらと初冠雪をした南アルプス南部の峰々

荒川前岳





盛丸山


河内

丸山

大沢岳

9:02 白影隊長を先頭にスタート

しらびそ峠に着いた時には既に数台の車が駐車していて、車の外へ出るとかなり寒さを感じた。
峠からの展望は、ガスが出てはいるが山々の稜線はハッキリ見えていた。

上河内岳

9:12 色付きかけたカラマツ林の中を進む

熊出没注意」の立て札のある登山口には、全長2,9km往復4時間と案内してあった。
白影隊長を先頭に雪で滑りやすいスチール製の階段からスタートする。手が冷たいので、
早速手袋着用。少し色付きかけたカラマツ林の中のハッキリした気持ちの良い登山道を進む。

日陰の笹は白くなっている

わずかばかりの紅葉

登り始めて20分もするとベッカムさんJereySさんが暑くなってきたので上着を脱ぐ。その後姿を見て白影さんが
「ベッカムさん今日はオーエンなの?」何の冗談を言ったのかと思い、ベッカムさんの後姿を見て??(^_^)b
何時も愛用している「ベッカム」のネーム入りシャツが「オーエン」になっていた。「あ〜間違えて着て来た〜」
だった。はっはっは〜今日はベッカムさんじゃなくオーエンさんだ!(~o~)

9:30 最初のビューポイントだが・・・ガス

9:44 シラビソの中の前尾高山山頂2083m

シラビソ原生林

前尾高山を過ぎ暫く行くと右の樹間に少し展望があり、ガスの切れ間に中盛丸山、大沢岳が見えた。
頂上まで1,5kmの表示を過ぎると大きく下る。シラビソ原生林の下には見事な苔の絨毯が敷き詰められている。

10:02 頂上まで1,0kmの表示

頭上の空は見事な青空 ここはブルーだ!

10:08 谷側ルートで展望が良い筈だが、ガスが・・・

展望が効きそうな所へ出ても、あっと言う間にガスが出てくる。その度に「やっぱりごっちゃんホ○○○」
この「ごっちゃんホワイト」は、私の山行がガスに阻まれる事が多い為、ベッカムさんが命名したものである。
それを長野のネット仲間の方もレポの中で使っておられるが、それを見た人は訳が判らないだろうな。(´。`)

10:12 頂上まで0,5kmの表示

緩いアップダウンを繰り返し徐々に高度を上げて行く。歩き始めから感心していたのだが、白影隊長の
姿勢の良さには驚く!背筋をピーンと伸ばし無駄な動きが無いような歩きをしている。ザックに付けてある
衣類、手袋も丁寧に揃えて止めてあり、適当にザックに付ける私と違い、かなりの几帳面さが滲み出ている。

自然のオブジェ(ブタみたい)

気持ち良さそうな緑のジュウタン

10:32 展望の無い尾高山頂上

三等三角点にタッチするJereySさん

頂上は展望が無い為、その先の60mと20m先にビューポイントが有るらしいので、60mの方へ
行って見た。先へ進むと狭い岩場があり、少しだけ展望が開けていた。早速撮影会の始まりだ。

荒川岳

赤石岳

大沢岳

丸山

頂上より60m先のビューポイントからの展望

20m先のビューポイントへ移動すると、こちらの方が
開けていた。早速、山座同定をしながら聖岳、赤石岳
へ登った事が有るJereySさんからアプローチの説明を
受ける白影隊長。気持ちは既に南アルプスらしい。

この様な立ち枯れのオブジェは好きである

頂上へ着いてから写真撮影だけであっと言う間に30分が過ぎ11:00になっていたので、展望を眺めなが
らのランチタイムにする。他には愛知県からの3人の登山者のみである。今日のような寒い日は暖かい食
べ物に限るので、皆さんラーメン、うどん、おでんと準備をする。持ち寄った物を分け合って腹一杯食べた。
あまりの食欲に白影さんが感心をしていた。その白影さんがミルクティーを作って下さった。辛いうどんを食
べた後だったのでとても美味しかった。ミルクティーと言えば、NHKに良く出ていた中高年のアイドル岩崎
元朗さんの定番だったような・・・白影さんもその路線を行くのかな?JereySさんは結構アルプスを登られて
いるみたいで、南ア南部のアプローチを説明している。白影さんもベッカムさんも闘志を燃やし行く気満々だ。
オイラは全く行く気が無いと言うか、行けない領域なので聞き流す。(゜ε゜;)
気が付くと見えていた山にはガスがかかり、空も怪しげな雲に覆われてきた。いよいよガス男本領発揮
かな?楽しい時間もあっという間に1時間が過ぎ、下山準備に取り掛かる。

楽しいランチタイム

左奥の赤石岳はガスに隠れたので手前の大沢岳、中盛丸山、兎岳をズーム撮影

12:05 尾高山頂上で下山時にパチリ

12:20 前尾高山が見えて来た

なんとも言えない幻想的な雰囲気のシラビソやトウヒの原生林の中を歩く。

12:48 ハイランドしらびそが見えて来た

1:02 カラマツ林の中を歩くベッカムさん登山口は近い

朝とは色合いが変わってきた

1:10 白影隊長手を振りながら帰還

全員無事下山!駐車場にはマウンテンバイクで登って来た若い女性が2人居て、観光客らしいおじさんに
写真を撮ってもらっていた。それを見た白影さんの様子がおかしい。微動だにしずに見ていた。
撮影が澄んだらいきなり近づき「一緒に写って下さい」と言って写真に納まった。流石は白影さん、若い
女性に眼が無い!抜かりが無いね・・・本性を見たぞ! 峰々の稜線はガスに隠れてしまった。(゜ε゜;)
ここから御池山登山口までは白影号で移動する。

日本初!「御池山」隕石クレーターの案内板

1:47 御池山へ向けてスタート

しらびそ高原から5分で「御池山 隕石クレーター」の案内板のある駐車場に着く。御池山隕石
クレーターは、直径約900m、2万〜3万年前に直径約45mの小惑星が衝突してできた物と推測
されるらしい。20年前から調査が進められてきたが、H15年に研究発表により確認されたのだ。
クレーターが覗ける地点が無いか車道を暫く進むが、結局適当な所が無かったのでUターンして
クレーター案内板の少し下に有る、御池山登山口駐車場に止める。
登り30分の行程なので、ザックは背負わず空身で行く。

2:08 展望が開け御池山頂上が見えて来た

気持ちの良いカラマツ林の尾根道

急にお腹の調子がおかしくなり、久し振りにキジウチかな?と思ったが・・・ザックが無いと言う事は
紙が・・・無い! これはいかん、葉っぱ嫌なので我慢しよう。(苦しい)

2:11 御池山頂上へ着く

兎岳

聖岳

上河内岳

正面に光岳

御池山頂上記念撮影!ベッカムさんの肩に注目!

あ〜逆光で暗い いい男達が見えない〜

しらびそ峠に着いた時にはガスっていた展望も徐々に回復してきた。やっぱ、最後はブルーだね!

2:49 駐車場へ戻る 見える山はクレーター展望台

車道のクレーター・ビューポイント???

ビューポイントの案内板

結局、隕石クレーターの全体は見れなかったが、案内板の航空写真を見ても尾根と谷が有るだけで
ハッキリとは認識できない。(x。x)゜゜

ハイランドしらびそからの前尾高山と尾高山

8年ぶりの「ハイランドしらびそ」500円で入浴可

ハイランドしらびそへ戻り駐車場からの展望を写してから入浴の為ホテルへ入る。
8年前にオートキャンプで来た時にも入った3階の展望風呂へ入る。今日はベッカムさんが
スパイダーマンタイツを着用してきたので、JereySさんが脱衣場で写真をとっていた。
白影さんも何を写すつもりだったのか?浴室の中へカメラを持ち込んだがレンズが曇ってダメ
だったので諦めていた。ここの風呂は温泉ではないが、熱過ぎず気持ちが良かった!
脱衣場で白影さんの裸体を見てアッ!・・・個人情報保護法に基づき、ナ・イ・ショ!

《ここで8年前のオートキャンプに来た時の写真を披露 8月でしたが涼しかった記憶》

兎岳  聖岳

帰路は「日本のチロル・下栗の里」


TOP

帰路は下栗の里を通り帰って来た。下栗の里は最大斜度35度の急斜面に集落があります。
深田久弥氏も「下栗ほど美しい平和な山村を私は知らない」と著書に絶賛して紹介しています。
でも、個人的にはあまり住みたくない地形ですね。このつづら折れの道でベッカムさんは気分が
悪くなったと、後から告白したのだった。運転をしている白影さんが「昨日のロッテの試合見に
行っていませんでした?」「エッ?誰か似ている人でも居ましたか?」そしたら寝ていると思った
ベッカムさんが「霧のことだワ」とボソッと言う。最後までガスネタで虐められたのでした。(゜ε゜;)
160回ほどの山行で人に乗せて貰って行ったのは2回目だったせいかこの後、国道へ出てから、
うかつにも少しウツラウツラと寝てしまった。(失態!)帰りも通勤割引を利用して中央道をひた走り
7:30に中農総合庁舎に着き、御礼を言って分かれた。今回の費用は1人2000円と安く収まった。
何時も単独が多い自分にとっては、格安山行企画でした。誘って頂いた白影さん有難うございました。

中央 赤石岳

下山を始めて直に何やらパラパラ降ってきた。雨かと思いきや雪だった〜(^^)/~~~でも、すぐ止む。

当初予定された山の経ヶ岳は、5年前の4月29日唐谷コースから登ったのだが、思いの外
多かった残雪に阻まれ、途中撤退した苦い想いでの山。同年10月に保月山コースでリベンジ
済みだが、やはり唐谷コースを登らねば気が済まない思いは有った。しかし、雨予報だった
ので急遽予定変更での尾高山だった。天気も良く南信への変更は正解だったね!!(^^)!
経ヶ岳の唐谷コースも何れリベンジせねば成るまい。今回のように複数で登ったのも久し
振りだったが、とても楽しく思い出に残る山遊びができました。
4人の年齢はさほど離れていなく、私が1人50代のオジンでした。一緒に登ってくれた皆さん

オジンを遊んでくれて有難うございました。気が向いたらまた遊んでね!<(_ _)>
次週は、長野のネット仲間の方達との恵那山(広河原コース)だ。5人で登るのだが、今度は
自分が一番若い!でもいかん、体力は一番無いみたいだ・・・どないしよう。(´。`)

尾高山  2212m

前尾高山

御池山 1905m

しらびそ峠登山口

ハイランドしらびそ

クレーター跡

R152

矢筈トンネル

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