2003,9,28

弓折岳
  
   2592m

(岐阜・上宝村)


村営無料P-(1:05)-笠新道登山口-(0:31)-小池新道登山口−(0:42)-秩父沢出合-(1:10)-シシウドガ原−(0:44)-鏡平山荘-(0:53)-
弓折稜線-(0:10)-弓折岳-(0:31)-鏡池山荘-(1:04)-秩父沢出合-(0:40)-ワサビ平小屋-(1:10)-村営無料P
【 高低差  1544m   往復距離  23km   】
【 登り     5:25    下り     3:45    】

  単独(車中泊)    家から180km(3:30)

以前から行きたいと思っていた鏡平からの槍ヶ岳を見に行き、
後は行ける所まで
・・・

9月7日に常念岳から見た槍ヶ岳に感動し、今度は雑誌で良く見る鏡池に映った槍ヶ岳が
見たくなり新穂高温泉から行く事にした。鏡平から先は行ける所まで行くつもり。
前日土曜の夕方6:00に家を出て、途中買い物などをしながら新穂高温泉に着く。
村営無料駐車場は新穂高ロープウェイの1kmほど手前のロックシェッドと呼ばれるトンネルの
切れ目の左側に有る「深山荘」の看板から左へ入ると400台止めれるスペースが有る。
奥まで入らなかったが、満車に近い状態だった。深山荘への入り口近くに空きを見つけ止める。
家に着いたことを連絡してから寝酒に缶ビール2本を飲み寝ようとしたが、蒲田川対岸の深山荘へ行く
吊り橋が電飾で飾られていて、明るすぎてなかなか寝付けなかった。

6:05    笠新道登山口

4:30目を覚まし準備を済ませ、5:00スタートする。
駐車場の一番奥から行けるのだが知らなかった
ので、トンネルの車道まで上がり、暗闇の車道を
ヘッドライトを頼りに歩く。直に第一駐車場に着くので
ここでトイレを済ませる。未だ暗く、曇っている為か星
も見えない中、団体さんが準備体操をしているのを
横目に歩き出す。橋を渡り笠山荘を過ぎると有料第3
駐車場が有るが、さすがガラガラである。
暗闇の車道を暫く行くとゲート(5:20)が有りすり抜けて
行き、誰も居ない道を歩いていたら後ろから人の気配
がして、あっと言う間にいかにもヤマヤと言える大男が
追い越していった。

延々と左俣林道を歩き続けていて徐々に明るく
なって来たが、やはり厚い雲が広がっている。
う〜ん・・・気が重い。左俣林道は歩きにくい道ではない。1時間ちょいで笠新道登山口に着く。写真を撮っていたら1人の年配者が来て言葉を交わしたら、何とこの方は笠新道を登り笠ヶ岳まで行かれるとの事。
笠新道は北ア一番の連続急登7時間と聞いているので、自分には無縁の世界と決めている。(--;)そこから直にワサビ平小屋へ着く。

6:17     ワサビ平小屋

奥丸山2440m

ワサビ平小屋では大勢の登山者が準備をしていた。しばらく行くと右手に奥丸山らしき山が見えて来た。
本当はこの山へ先に登る予定だったが、昨年の夏山情報で槍平小屋から先の登山道が崩れて危険な状態と聞いたので取り止めた。

6:36     小池新道登山口

ワサビ平小屋から20分程で大きな橋に着く。
ここを渡らずに左へ行くと、ここからが小池新道
の始まりである。一旦河原へ下り、石が敷き詰め
られた登りがいよいよ始まるのである。

林道歩きだけで1時間36分歩いて来て結構疲れて、
大きな石の敷き詰められた不安定な登山道で余計
疲れる。今回はビデオカメラ持参で来たので、休憩
を兼ねて撮影をしながらゆっくり登る。小池新道を登り始めて40分で秩父沢出合へ着く。ここでは冷たい水が飲めるので絶好の休憩ポイントだ。
下には登山口が見え、遠くには焼岳が望める。

岩の多い灌木帯をエッチラオッチラ、ゼエゼエ
言いながら登って行くと大きな岩が有り、ベンチ
代わりに座って休める。岩だらけの沢のような所
をペイントマークに従い右に折れるが、真直ぐ行くと
大ノマ乗越である。暫く行くと2人の御婦人が、大き
な声で仲間らしき人を呼んでいるが返事が無い。
訳を聴くと、仲間の1人が付いて来ないらしい
暫く呼んでいると大ノマ乗越方面のコースから返事が来た。分岐を右に折れず真直ぐ登ったらしい。

ここを真直ぐ登ると大ノマ乗越
この辺りはシシウドガ原

暫く行くと多少木々が茂った
登りが続き、44分でいよいよ
傾斜もゆるみ鏡平へ着く。
先ず表れるのが鏡池であ
る。池の縁に板が敷き詰められ其処から目の前にド〜ンと槍が目に入る。9:00だったので登山者も少なくしばし写真を撮りながら見惚れる。
「これが鏡池に映った槍だ〜」
しかし、常念から見た槍とは
違い、逆光になりシルエット状態だ。この時に写真を撮っておいて良かった事を後から知る。

9:00

9:12  10分休憩

池から木道を進んですぐに新築された鏡平山荘に
着く。氷の旗がなびいていたが、ここはカキ氷が名物だったが、涼しくて食べる気に成らなかった。前のテラスで暫く休んでいたら、既に槍はガスの中で見えなくなっていた。あ〜先程撮っておいてよかた〜と胸をなでおろす。さて此処からどうしようかと思案する。何故なら、小屋から東方面はガスがひどくなり、これから行こうとしている方面が見えない。
しかし、もう少し足を延ばそうと歩き出す。此処からも
急登が続き喘ぎながら登って行く。下山者に稜線から向うは見えるのか聞いたら「ガスの切れ間から双六などが見えますよ」と聞いて元気が出たが、もう少しで弓折岐
と言う辺りで不覚にも足のふくらはぎが痙攣してしまい、座り込み小休止をする。

痙攣も治まったので歩き出すが、この状態では無理できないので弓折岳でUターンしようと決め分岐に着く。
其処へ双六方面から来た賑やかなおばちゃん達に
「元気がいいですね〜」と声を掛けたら「あはは〜
私達は大阪から来たのよ。昨日は双六小屋で泊まり
今日は笠ヶ岳山荘で泊まるの」と言われた。
羨ましいかぎりである。

10:15

弓折稜線分岐から弓折岳までは緩やかなコースで、
10分で頂上に着く。稜線からは全体ではないが
双六岳が見え、谷間の向うには鷲羽岳2924mが
見えた。流石にこの稜線は登山者が多く行き交って
いる。話を聞くと皆さん笠ヶ岳へ向かう人、笠から
双六へ向かう人達ばかりだ。

弓折岳頂上に着いた時にはガスが酷くなり左の
写真のとうりである。この標識の北側の少し小高い
所が三角点であったので、そこで昼食にする。

10:25  弓折岳頂上

三角点から見た頂上標識

近くの夫婦連れと会話をしながらの昼食タイム。
この方達は笠新道から登り、笠ヶ岳山荘で泊まり
弓折岳周りで下山されるらしい。「笠新道はきつく無
かったですか」と聞いたら奥さんが「私足が攣っちゃったの、凄くきつかったわ」「でも、登り切ったんなら
凄いですよ〜」と感心しきりのごっちゃんであった。

ガスが無ければ弓折岳からは槍ヶ岳などの展望が
楽しめたのに残念である。昼食タイム50分で11:15
下山開始。暫くすると携帯が鳴る。家からで用が出来
たので19:00までに帰って来いと言って来たので急い
で下りる。

どこでもパノラマ 3」を使用して作成しました

11:46   弓折岳から降りてきて写す

19:00までに帰らなければならないとなると余り時間
に余裕が無いので、急いで歩く。鏡平山荘まで来て
も槍はガスの中で何も見えない状態が続いている。
山荘を過ぎた所の池に行ってビックリ!
大勢のカメラおじさん達が池の辺にビッシリ居る。
皆さん鏡池に映った槍ヶ岳狙いである事は、一目
瞭然である。ここで朝写しておいて良かったと胸を
撫で下ろす。

晴れていれば見れた展望

下山中にも登って来る人は結構いる。大きな三脚をザックに
付けている人が多いが、皆さん写真目当てのカメラマン達だ。
目の前の下山者を次々と追い越し(走っていた訳ではなく、普通
に歩いていたつもり)快調に進み12:50秩父沢出合着。
ここで喉を潤し、元気を取り戻し順調に下山する。
13:30ワサビ平小屋に着くが、腹が減っていたので天ぷら蕎麦を
食べる。外には冷水にトマト、キュウリ、リンゴ等が冷やしてあったが、リンゴ持参なので買わない。大勢の団体がうるさいほど
ワイワイやっていたが、去った後の静けさにホッとする。
蕎麦を急いで食べ、持参したリンゴを歩きながら食べたが、
美味しかったのでガツガツ食べていて、冷水で冷やしたバンダナ
を首に巻いていて、うっかり落としたのに気付かず帰って来た。
ワサビ平小屋から1時間10分で15:00駐車場に着く。
本当なら深山荘の露天風呂で汗を流して帰るのだが、のんびりしておれないので早々に帰路に着く。15:10に出、18:40に家に着く。

出発地標高 1044m   最高標高 2588m
到達地標高 2588m   最低標高 1044m
標高差    1544m   
距離林道 6,5km 登山道 5km 往復約23km 
 

小池新道登山口〜弓折岳高低図

弓折岳●
●小池新道登山口

今回の第一目的は鏡平の池に映った槍ヶ岳の写真を撮ることで、体力しだいで先へ
進みあわよくば双六小屋まで行き、バッジを買えたら最高のつもりだった。
しかし、弓折岳稜線手前でふくらはぎの痙攣を起こし断念。自分の体力はこの程度
なので納得している。槍ヶ岳の写真もあと少し到着が遅れたら撮れなかったであろう。
まずまず満足の旅であった。

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