2020,3,15(日)
愛知・豊田市
紅葉で名高い香嵐渓の城跡へ

黍生
(きびゅう)374,5m  
 三等三角点(追分) 
 

登り 香嵐渓無料Pー(22分)ー登山口ー(27分)−水場ー(18分)−林道−(18分)−黍生山

下り 黍生山ー(9分)−鉄塔ー(19分)−鉄塔ー(11分)ー香嵐渓無料P

【 登り 1時間 25分 】 【 下り 39分 】【 距離約 4,4q 】 【 高低差 275m 】


分県登山ガイド[愛知県の山]を徐々に南下し
城山シリーズで豊田市足助の城跡を山歩

7:30家を出て東海環状道・美濃IC〜豊田藤岡IC〜猿投グリーンロードを経て
8:55香嵐渓観光バス臨時駐車場へ着いた

だだっ広い香嵐渓観光バス臨時駐車場は紅葉シーズン以外は無料で開放され
登山者指定の駐車場にもなっているのでここに駐車する
登山者かは不明だが3台駐車していた

9:07対岸の黍生山を眺めつつスタート(山頂は見えていない)
巴川沿いに歩き赤い橋を渡りR153の追分交差点目指す
朝なのにR153の交通量の多い事・・・
すると我が家でもまだ聞いていないウグイスの鳴き声が聞こえた

追分交差点を右折 接骨院右の道から登山口へ
古びた案内板は判読不能

斜度のきつい車道を上へ上り詰める

車道終点空き地の小屋裏が登山口で9:29より入山

良く踏まれた歩きやすい登山道を進むと
登山道に掘ったばかりの水切りが何か所か掘られている

すると前方で水切り作業をされている地元の単独者がいた
挨拶を交わし先へ

9:56沢沿いの古い橋を渡ると丸い大岩があり
水引のトイが設置してある
ここが地図上の水場のようだが飲む気になれない

ゆっくりノンビリ歩いていたら水切り作業の単独者に追いつかれた
この方は地元の方で黍生山へは何度も登っているようで
花情報を教えていただく
早速ウグイスカグラを教えていただいた
ウグイスが神楽を踊っている姿が由来らしいが・・・ん〜見えない

色々話を聞いて歩いて行くと10:14作業林道に出た

林道の水たまりにおびただしいカエルの卵が・・・( ゚Д゚)

久しぶりのクロモジの花
クロモジではないがシロモジで思い出すのが05.5,4の糸瀬山
山全体が黄色い花で染まっていたのが印象に強い
未だにシロモジかクロモジか判別できないが・・・

地元単独者から黄色いダンコウバイ
サカキモドキなど教えていただく
教えていただかないと見過ごしてしまいそうな花々で感謝

我が家の坪庭のアセビも鉢植えのアセビも咲いているが
こんな高い木のアセビは初めてだ
これも教えていただいた

花の写真を撮りながらノンビリ山歩で10:32 黍生山374,5m着

単独者曰く「凄い展望でしょう」と自慢げだ
でも地元民が登らないのが不満らしい
記帳ノートに何やら書かれていた

山頂には立派な無料双眼鏡と黍生城の説明板も設置してあります



山頂の説明板

北西に猿投山
左に伊吹山が見えるらしいが今日は見えなかった

西が名古屋市方面で毎度の名古屋駅ビル群をフルズーム撮影

北東に毎度の御嶽山
中央アルプスはガスの中だった

恵那山がでかく綺麗だ
郡上の大日ヶ岳から見ると全く違った山容の尖った山に見えるのが信じられない山容だ

単独者に記念撮影をしていただいていると新たな単独者登場
大きなカメラで盛んに写真を撮っておられる

時間も11時になったので少し早いがランチとした
すると子連れの4人、御夫妻とぼちぼち登ってくる

山頂端っこの面白い岩

ゆっくりノンビリしたかったが相方が早く下りようと急かすので
山頂滞在55分 11:27下山開始

山頂から下りだして直ぐ作業林道に出た
左折して林道を歩くと大回りなので前の山へ登り返す近岡ルートへ

見どころ無い単調な登山道を下ると見所ある木が登場!

山中のお墓を過ぎ竹藪に入ると近岡登山口も近い

12:00近岡ルート登山口着
林道の先の神明社前通過

足助新橋北交差点の橋を渡ると12:06駐車地点の香嵐渓観光バス臨時駐車場へ帰着

朝は3台だったが、この時間でも8台だけ

車異動で足助城跡へ
一人300円払い いざ入場

山頂で単独者に聞いた話では、ふるさと創生事業で再現したらしい

30分掛かるらしい周回路巡り・・・

この足助城(真弓山城)は15世紀西三河山間部に勢力を持った鈴木氏築城の山城で
後に家康の祖父に攻め落とされ松平の傘下に属した
その後は度々攻められ今川、松平、武田、鈴木と城主は変わった歴史を持つ

模擬本丸から足助の町を見下ろす
先ほど登った黍生山も目前だ

車に戻り今度はカタクリ見物に移動

香嵐渓入口の有料駐車場500円に停め未だ咲きだしたばかりのカタクリ求め
山を登るって・・・正面の山腹に咲いているようなので相方はパス

まだまだつぼみが多く一部の咲いている花目指すカメラマンも多い

渾身の一枚・・・

紅葉シーズンではごった返す待月橋
シーズンが始まると夕方の情報番組で必ず中継する川原だ

毎年2月15日から3月15日に開かれる[第22回中馬のおひなさん]の今日は最終日だが
今年は新コロナウイルス騒動で各種イベントもなくなり寂しい期間だったようだ
でも、そこそこの人出が見られた
足助八幡宮も参拝し全行程終了

14:00帰路に着く
車中「大混雑の紅葉シーズンなど来ることも無いのでよく見とけ」と・・・

山頂から豊田スタジアム近くのアパート住いの息子にメールを送ったが
返信が来ないとボヤク相方・・・今更なにを・・・

城山巡りで豊田市まで足を延ばしたが
軟弱者にはぴったりの程よい行程とカタクリの花
足助城跡散策など充実感に浸れたね(^^♪


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