2020 ,11,8 (日)

長野・南木曽町
岐阜・中津川市


  旧中山道で馬籠峠越え 790m
  

秋の旧中山道を妻籠宿から馬籠宿まで歩く
 

登り 妻籠第二P-(4分)-高札場跡-(37分)-大妻籠-(40分)-男滝-(40)-茶屋-(25分)-馬籠峠

下り 馬籠峠-(23分)-蕎麦屋-(30分)ー高札場-(ノンビリ41分)-馬籠口




【 登り 2時間35分 】 【 下り 53分 】 【 距離 約9㎞ 】 【 高低差 380m 】


相方がまたしてもTVで馬籠宿を見て
中山道を歩こうと言い出し
リクエストにこたえる事に

当初車を馬籠無料Pに停めバス異動で妻籠入りする予定だったが
馬籠のバス始発が9:15で妻籠着が9:41となり
行動開始時間が遅くなるので逆にして
妻籠宿から歩いてバスで戻る案に変更

家を6:00に出てビックリ!外が霧で真っ白け
この霧は環状線~中央道でも発生
ラジオニュースでは全国で発生しているようで
各地の高速で速度規制が出ているようだ
交通量は先週より少なめなので中央道をのんびり走り
中津川ICで下りR19で長野入り

7:45妻籠宿第二P着
この駐車場は24時間営業で一日500円也
トイレに入り掃除をしていたオジサンと少し会話
コロナの前までは7割が外人だったが最近は外人が居ないので来た
と言う方々が大勢来てくれるようになり有難いと言われた
皆さん同じ考えですなぁ
7:57歩き出す
ここの標高は410mだが、雨上がりの今朝は寒さは感じない

駐車場から4分で一旦宿場外れの高札場跡へ行き8:01再スタートです
実はこの後方の山に妻籠城跡があり行きたかったのだが
相方に却下され断念
城跡から妻籠宿を見下ろせるらしいが
今朝の霧ではそれも叶わないので次回に残しておこう

脇本陣のドウダンツツジの生け垣が赤に染まっております

やたら後ろを軽トラが行き来して騒がしいなぁ
そうか今日はPTAの資源回収の日でした

早朝で人通りが無く静かな妻籠宿
3年前来た時オイラは馬籠峠から高土幾山まで足を延ばしたので
相方は妻籠で長い待ち時間ができ全ての店を入ったそうで
今回は全てスルー

妻籠宿を18分で通り過ぎR256を渡り旧中山道へ
前回通り駐車場を横切ったのだが
相方が「妻籠宿の看板裏に旧中山道入口の案内板があったとよ」
早く言ってよ~

大妻橋を渡ってから指標通りに山道へ
木製手すりが壊れたままになっている

8:38大妻籠の小さな集落の中を歩く
山はまだガスが沸いている・・・

綺麗な紅葉が待っていた
近くの山も良い色合いになっている

一旦車道を横切り山中へ

石畳をエッチラオッチラ
珍しい牛頭観音の前を通過

万華鏡のような色合い

まだ誰にも出会いません

男滝は前日の雨のお陰で水量が多く
小さな滝なのに水しぶきが凄い
女滝は細い

滝から旧中山道へ戻るのは止め
県道7号への近道の階段をヒイヒイ登り頭上を見上げる
お~いい感じ

県道へ上がると見事に紅葉したモミジのお出まし
暫し県道を歩き川を渡り山道へ

9:41再度県道を横切り石畳道へ
この辺りから馬籠から歩いてきた人達とすれ違いだす



途中サワラの巨木を見る
樹齢300年胴回り5,5mは立派だ
サワラは木曽五木の一つで見た目は檜と見分けがつかない
唯一違うのが葉裏の葉脈がXかYで判別する

9:58立場茶屋着
妻籠と馬籠の中間地点で
昔は7軒の集落だったとか

茶屋の中で無料のお茶が飲めるが小腹が空いたので外の椅子で
毎度のアップルパイ風のパンを食し13分の小休
休憩中結構な人数が峠方面から下りて来る
妻籠からはオイラ達以外には誰も来ない
皆さん500円の駐車代が惜しいらしい

腹も満たし歩き出し振り返ると青空が広がっていた
少し歩くと後方から短パン半袖のトレランカップルに初めて追い越された

中山道も少し勾配が増しヘアピンを回り馬籠峠へ着いた
峠の茶屋で一服と思いきや休みか?営業前か?閉まっていた・・・

視線を北の展望に移すと遠く南木曽岳ではなく伊勢山が望めた



ここで反対側から登って来た御夫妻と標柱の前でお互いに写しあう

そして県道またぎ

峠から少し下るとラッキーセブン!
標高777mだって!

今日一番の彩でございます

お~~山が燃えちょる~

時間は11:00とランチには少し早いが
馬籠だと大勢居そうで怖いので
お食事処 樹梨さんで早めのランチです

検温、消毒、窓開放、ビニール間仕切りと広くない店内はコロナ対策バッチリです
蕎麦と栗おこわと漬物数種などの蕎麦定食を美味しく頂きました
店内にはTV番組有名人らしきサインが多数張り付けてあり
毎朝見ている東海テレビスイッチのもあります

ランチで腹一杯になり惰性で下りてきます

11:53いよいよ最後の登り返しでこの上が馬籠 陣場上展望台です
疲れた足にはキツイ階段だ・・・

展望台から恵那山を期待したがガスっていてイマイチでした
それで直ぐ移動し馬籠宿高札場で一応ゴールとします
あとは馬籠宿の店を覗きながらノンビリノンビリ下ります

今日出会った外人さん3人だけでした
今はオールジャパニーズで嬉しくなりますね
観光地に活気が戻ることは良い事だが密です

今回の目的の一つで土産物屋でブナの木を薄く削りだしたぐい吞みを買う事です
前回見つけ3000円だったので買わなかったのを後から後悔したので
今回3200円だったが買いました
酒好きな息子が帰省したら使おうかな~

馬籠の象徴

馬籠に来るたび必ず食べる串刺し団子状五平餅今回も食べます
一通り土産物屋を物色してもバスの時間13:25まで30分あるので
土産物屋前の椅子で行き来する通行人のモニタリングで時間つぶし
13:25バスに乗り妻籠へ戻ります

途中馬籠峠を通れば峠茶屋は営業しておりました

13:50駐車場手前の妻籠橋バス停で下車
第二駐車場を横切って愛車へと帰着

中津川ICから中央道へ上がるが先週より交通量は少なく
順調に帰れました

秋の旧中山道歩きで馬籠峠越えもいいもんだ

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