2020,10,11(日)
岐阜・垂井町

菩提山
 401m  
 四等三角点(菩提) 
 

登り 観光Pー(6分)ー御茶屋登山口ー(18分)−大手道分岐ー(41分)−山の神分岐ー(9分)−菩提道分岐−(32分)−菩提山

下り 菩提山ー(14分)−分岐ー(16分)−林道出会ー(14分)−菩提登山口ー(23分)ー観光P

【 登り 1時間 46分 】 【 下り 1時間7分 】【 距離約 4,6q 】 【 高低差 324m 】


竹中半兵衛の菩提山城跡ハイキング〜

伊吹山ドライブへ向かう垂井町での事、車中から山頂が切り開かれた低山を見つけ
帰宅後調べると知らなかった竹中半兵衛ゆかりの城山・菩提山だった
調べれば登山口が四ケ所と整備された楽チンルートと判明
これは登らねば!

竹中半兵衛と聞いても名は聞いたことあるが何者だったかな?
竹中半兵衛は信長、秀吉と仕え秀吉の天下取りに貢献した知恵袋の軍師だったが
36歳で陣没した
竹中氏一族の菩提寺・禅幢寺には一族の墓が並んでいる

池田トンネルを出て県道257を西へ向かうと信号交差点手前の[竹中半兵衛陣屋跡]
の案内板を見て右折
何回も通った道なのにこの案内板は気にも留めなかったなぁ

町立岩手小学校過ぎ右側の
観光無料駐車場に止め9:10先ずは観光をしよう
道反対の竹中氏陣屋跡櫓門 を見学
コロナ予防で竹中半兵衛像もマスク着用だ

門をくぐると直ぐに行き止まりで
石段を登り門の上に登ってみたが堀を見下ろすだけ

竹中半兵衛の子孫が旗本となり、陣屋を建て治めていた場所だ

門から下り隣の堀跡を見学
陣屋跡櫓門と堀の一部だけが唯一残っている遺跡のようだ
隣の資料館は無料だそうだが朝はパスしよう
その資料館裏のトイレで身軽になる

史跡見学を簡単に済ませ駐車場から9:22再スタート
道を北上案内板を見て左折
最近は朝晩涼しくなってきたが、台風14号の置き土産か?
今日の日差しは暑いであかんわ

歩き出して6分で御茶屋コース登山口へ着いた

当初は菩提ルートのピストンを考えたのだが距離1350mで高低差280mだったので
流石に物足りないだろうと調べると御茶屋コースが最長だった
でも高低差320m距離2035mと短いが
軟弱夫婦にはピッタリだ!



踏み跡少ない草地の登山道を歩き出すと東海道本線の線路が下に見えた
列車は来ないかと足を止めたが来る気配が無いので先へ
すると獣柵が現れ扉を開け進む

帰宅後調べると4カ所の登山口で一番利用者が少ないようだ
どうりで踏み跡が少なかった

所々に案内板が立っていて迷うことは無い
この丸太階段を登った所で禅幢寺からの大手道コースと合流
既に汗が噴き出してきたので帽子を脱ぎバンダナに交換
時間は9:46になっていてお薬タイムだ
腎臓の数値が悪くなってきており透析寸前と言われ飲みだしたこの薬
炭を粉にしたような飲みにくい薬だ
いきなりノドチンコまで入り苦しむ〜う〜ぐるじぃ・・・

暫し平たん路が続き毎度出る会話
「こんなルートが続けばいいなぁ」「ほんとや」
「でもそれだと山頂に着かんよなぁ」
幾度となく交わした会話なのだ

この先で地形図の貯水池から延びた破線に合流するはずだが
ナビで場所を決め見てみるが踏み跡もなく廃道のようだった

10:27山の神コース分岐着
1時間経っていたので水分補給で一服する
このコースは比較的緩やかで有難い

緩く下ると突如鉄塔が現れた
この鉄塔から北、向かって右側へ二股に別れている珍しい鉄塔だ

鉄塔の先が下山予定の菩提コースとの分岐だ
賑やかに案内板が立っている
6月の熊目撃情報も書いてあるぞ!

城跡まで400m15分と書かれているが、まだ高低差で100mあるがや
そんなタイムは気にしなくなってきた

お〜〜幟が見えてきたぞ!
分岐から15分 ここから菩提山城跡のようだ
この幟に描かれた竹中半兵衛の顔がイケメン過ぎる
オイラ竹中半兵衛を想像すると俳優の竹中直人が浮かんでしまう
ちなみに相方に聞けば、小学校の恩師の竹中先生を思い出すそうだ
その先生は池田町の寺の住職だったそうだ
ひょっとして竹中一族の末裔か?
それ以上話は盛り上がらなかった

丸太階段を登りきると10:59で分岐から23分・・・
大手曲輪を過ぎ先ずは左側の三の曲輪を見物

三の曲輪の先の出曲輪へは堀切へ一旦下り登り返す

平地になっている出曲輪からは木々が払われ濃尾平野の展望が広がっている
気温が上がり遠くは霞んでいるが
平野には名古屋駅ビル群、遠く恵那山、笠置山も確認できる

寄り道を済ませ先へ行っている相方を追う
台所曲輪で単独者に会う

そして11:08菩提山城跡山頂へ着いた
男性単独者のみの山頂だった

今回の戦も着くだけでヘロヘロになり直ぐに槍で突かれ戦死・・・

周りを散策し三角点を探すが分からない
単独者に聞いてみたが、その方ほぼ毎週登っているが見たことが無いと言われた

探せば城跡台地の南外れの大木に隠れるように設置してあったので挨拶
四等三角点(菩提)

展望広がる山頂にはベンチとテーブル、切株が点在している
日向は日差しが暑いので日陰のベンチで早めのランチとした
山頂ランチは久しぶりだなぁ

すぐ年配夫婦、単独女性が現れた
その後も一人、二人と登山者は登ってくる

山頂切り開き左端から池田山の山容が広がり
右端には南宮山と養老山地が見える
南宮山バックに記念撮影だが逆光で真っ黒なのがいい

相方が「孫が風邪をひいて保育園を休んでいるので様子を見に行こう」と言い出す
仕方ないので名残り惜しいが11:58下山とした
でも山頂滞在50分経っていたのでいいだろう

山の神ルート分岐を直進し菩提ルートで下る

しかしここから神社まで殆ど丸太階段が続き
ここから登らなくてよかったような気がする

階段は続く〜よ〜ど〜こまでも〜

そんな中、一人、四人とすれ違う

右に林道が現れる辺りが唯一階段開放地帯
林道を右に見て進むと直ぐ林道を横切る

(注)ここから上はハイキングコースとは言えないぞ!

傾斜も緩くなってくると12:36白山神社に着いた

芭蕉の句碑ではなく案内板

神社から長いコンクリート階段を降りると菩提寺らしいが
山道での下りを選定

菩提コース登山口を振り返る
この近くに登山者用駐車スペース数台分があり2台停まっている

ここから舗装路歩きだ・・・暑そう・・・

踏切を超えると小学校が見える
その向こう側が駐車場だ
日差しはあるが気持ち良い風が時々吹いていてありがたや

小学校近くまで来て振り返ると城跡の切り開きが遠望できたのでズーム撮影
そして13:05無事帰着
予定していた竹中一族菩提寺禅幢寺参拝と明神湖はパスして帰路へ着く

岐阜市茜部の孫の顔を見に行けば今日は暖かいせいだろうか
調子が良いようなので安心して帰宅する

歴史探訪ハイキングは楽しいもんだ(^^♪

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