2018,3,25 (日)
 (滋賀・長浜市)


呉枯ノ峰 531,8m
〔一等三角点 呉枯ノ峰〕
〜田上山323m

  

登山口P-(32分)−三角点-(18分))-三ツ頭-(23分)-呉枯ノ峰

呉枯ノ峰-(21分)−管山寺分岐−(8分)−管山寺

管山寺-(12分)−管山寺分岐−(20分)−田上山分岐−(38分)−田上山−(32分)−登山口P


【登り 1時間13分】 【下り 3時間】 【距離約 8q】 【累計高低差約 700m】


ガイドブックで見た一枚の写真に魅せられ
湖北の一等三角点の里山へ


家を5:50に出てコンビニで食糧調達と
道の駅でのトイレ休憩後、関ヶ原経由2時間で現地着

登山口到着後直ぐに後続車が着いたが単独者は無言で歩き出す
オイラも8:00タンク横よりスタート

登山口の案内は無いが三ツ頭への始点の看板があり
その後の矢印で山中へ

歩きだしは落ち葉の積もったジグザグ道だが
猪の餌場のようで一面掘り起こされ歩き難い

ガイドブックには一等三角点の山で登山者が多いとされているが
あまり歩かれていないような感じで落ちた枯れ枝、倒木が行く手を何度も邪魔する

尾根に上がると日向に出て明るくなるが汗も噴き出す

スタートして32分四等三角点地点だが探しても見つからないので先へ

8;50三ツ頭へ着いた

薄手の上着を脱いでバンダナ装着

終点北田部より三ツ頭 始点三ツ頭より細ヶ尾滝の上まで

始点三ツ頭より中蛇原までの案内有るが

地形図に滝の表示も無いし地名も良く分からんな

三ツ頭より先は遊歩道のような緩やか道で有り難い

9:131時間13分で一等三角点 呉枯ノ峰532mへ着く

久し振りの一等三角点だが地形図には山名は記載されていない
周りの展望は木々が茂り良く無いが、冬枯れで一帯は明るい

少し外れに単独者が食事中だったが声を掛けず4分の小休で
管山寺へ1,7qの案内表示に従い歩きだす

直ぐに残雪あり
その後どんどん下る

9:21田上山への分岐着
帰りに歩くルート

どんどん下りヤセ尾根を通過中右下の谷の残雪を見ていたらカモシカが走り去る
久し振りのシカ遭遇だ

9:37管山寺分岐着
ベンチと立派な案内板等が設置された所で
ガイドブックには唯一見晴らしが良いとされているが・・・
残念!木々が伸び展望悪し

ここから管山寺へは高低差100m程下る

意外や立派なブナ林の明るいルートで今日一番良い雰囲気

立派な標柱に中部北陸自然歩道となっていて納得
そこが朱雀池方面への分岐になっているが
山門のケヤキが見たく先ずは直進する

歴代住職の墓群前通過
誰も管理しないので無残に荒れ果てている

古い管山寺自然園の表示と山門を横に見て進み
護摩堂と住職の生活スペースの庫裡を見る

そして見たかった山門前の樹齢1000年のケヤキと御対面
残念な事に一本は朽ち果てていた・・・
早速記念撮影でセルフタイマーONで2回駆け上がったら足が攣りそうになる・・・

説明書きによると
樹高23m 幹周囲7,5m 樹齢1000年
菅原道真ゆかりの管山寺は現在無住の寺で
ケヤキは菅原道真が44歳の時に植えたと書かれている

ケヤキ材の建物で現存するのは800年前のもので
ケヤキは800年もつとTV番組で見た記憶があるが
ここのケヤキは更に古い1000年で凄い事だ

我が家の樹高15pのミニ盆栽の金芽ケヤキは芽吹き始まったばかり
何年もつだろうか???

本堂も朽ち果て崩壊が始まっていてロープで囲われ立入禁止
重要文化財の梵鐘は以前はあったようだが今は無くなっていてブルーシートで覆われている

朱雀池へ足を延ばすと立派な鯉が数匹泳いでいた
モネの池とは違い静まり返っていて鯉も幸せだろう

湖畔の近江天満宮もシートで覆われ立入禁止だ

荒れ果てた神社仏閣を一通り見て明るい登山道に戻り
ランチには早いがサンドイッチを食べ小休とした
ポカポカ陽気で風も無くノンビリしたいが15分の小休とした

歩きだして直ぐ岐阜・大野町からの御夫妻と遭遇
5回目だと言う夫妻はケヤキの巨木が一本倒れたと知り見に来たそうだ

気持ち良いブナ林の登り返しを登り10:38分岐に戻る

ここは余呉町坂口とスキー場からの車道終点の分岐となっていて
夫妻はスキー場からの車道で来たそうだが、途中残雪と倒木で進路をふさがれ
途中から歩かれたそうだ

さて、展望も無いので帰ろうか
すると周りが騒がしくなり気が付けば猿の群れが来ていた

辛い登り返しも今日は楽しい

11:00田上山分岐着
田上山城跡へ1,6qに従い右折

このルートも登りと同じ中堀の道で枝、倒木が多いが明るい所に出ると嬉しい

するとSLの汽笛が響く
右側は冬枯れの林で明るいが展望はイマイチでSLは見れない
このルートを歩いていて4回も汽笛を聞いたのに・・・残念

11:25田上山への分岐だろうが案内板の文字が消えている
徒歩ナビで方向を確認して左折
今日最後の登り返しを行く

緩やかに登り直ぐ田上山城跡北部の北外郭に着き先へ

広い尾根道を行くと田上山城中心部の主郭だ

説明書きによると越前朝倉義景の布陣跡で後に1583年秀吉と柴田勝家が賤ヶ岳で戦った時
秀吉の弟の羽柴秀長が一万五千の兵を従え陣を構えた所とされている

表示に従い意冨布良神社へ下る
途中上宮跡通過



広い道を下って行くと今日初めての展望が開けたが霞んで遠望が効かない・・・

林道へ出て真っ直ぐ最短ルートもあったが意冨布良神社へ行く為しばし林道歩き
途中から西国三十三霊場巡りの石仏眺めつつ下り
昨年で霊場巡りも完結しているので
見覚えのある寺名を懐かしみながら下ると

12:00田神山観音寺着

山号が田上山では無く田神山となっている

観音寺横の意冨布良神社

車道へ出て伊香高校を巻く感じで駐車地点へ向かうが
日向のアスファルト急坂道を登るのが今日一番辛かった・・・

12:15タンク横の駐車地点には我が愛車のみで
ここからの後続者は無かったようだ
結局出会った登山者驚きの3人のみ

帰り支度を済ませ帰路は八草トンネルで帰る事に
トンネルへ向かう途中前方に残雪の山が見え出す
懐かしい横山岳だ
トンネルを抜けると今度は湧谷山
どちらの山も残雪期に登った懐かしい山ばかり

帰路も2時間で帰宅

見たかった樹齢1000年のケヤキは迫力が有った
静かな里山山歩を満足感に浸り帰路に着く

TOP

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送