2017,4,23 (日)
(岐阜・山県市)

  684m720m
                  〔三等三角点 松宇土〕
 
 
  
今回も午前中山歩で落人伝説の未登の里山へ

八月堂-(43分)−岡分岐−(35分)-鉄塔-(28分)-天狗城-(25分)-松宇土

松宇土-(18分)−天狗城分岐−(15分)−鉄塔−(17分)−岡分岐−(21分)-八月堂


【登り 2時間15分】 【下り 1時間30分】 

【距離約 7km】 【高低差 540m】 【累計差 750m】



午後は畑仕事やらファンキーケイコのオイル交換やらの忙しい一日なので
毎度の午前中山歩は老後に残しておいた近場で未登の里山へ行ってみっか
天狗ヶ城、松宇土は岐阜の山旅100コース下巻に紹介されている山

美山のコンビニでおやつを買い家から30分で八月堂へ着いた

御堂の横には直径4m高さ40mの立派な八王子杉がそびえる

まわしをしていたら隣人を見つけたので駐車してもいいのか聞いてみた
おばちゃんが「いいですよ 最近は登る人が少なくなったね」と言われた
もう少し上流の岡地区から登る方がいるからか?

冷たい風が吹き寒いのでフリースを着て手袋をする
まわしも済んだので八月堂で駐車代代わりの賽銭を入れ
無事の帰還を祈願して7:32本堂右へ回り込み歩きだす

八月堂裏の〔天狗ヶ城登山道〕の指標に従い進み
ネットゲートをくぐり入山

荒れ気味のジグザグ道を登って行くと右に御嶽神社を見る

マムシグサが行く手を阻む
他に花は無し

歩きだしは寒かったが尾根に上がった頃、風もなく汗が噴き出す
ここでフリースを脱ぎバンダナ装着で戦闘モードなんちゃって

8:06歩きだして30分
緩やかで落ち葉の積もった足に優しい登山道が続く

8:10 420mピークを左に見てのトラバース
右側は結構な高度感ある急斜面

14分のトラバースで市井分岐着(左から合流)
帰りはこっちへ降りようかな
まだ決めかねていた

460mピークを左に見てのトラバース再び
ここも高度感が有り一部細くなっている
下を見ると谷底だ・・・つい体が山側え傾く

8:35 右神埼 左山道の石標分岐へ着いた
一時間経ち汗をかいたので水分補給とした
神埼道は目前で一部崩れているが地形図を見ると巡視路と合流しそうな感じ
でも行く気にはならない

石標の先にお地蔵さん
大正時代の年号だった
勿論手を合わす

8:49 お地蔵さんから10分で鉄塔へ着いた
今回ルートで唯一の展望が広がっている
東方面の展望で手前の山々は名も無き山で遠くに小さな蕪山
それにしてもこの青空はなんだ!
なんて日だ!

同定出来なかったが、帰宅後調べると
中央大黒山で遠くに天王山
枝に隠れているのが汾陽寺山と権現山だった
このシルエットでは裏山三山も分からないなぁ

画像には無いが西方面の展望の左端に釜ヶ谷山で画像のピークはソボ洞コカシ洞で懐かしい
帰りにノンビリすればいいので写真だけ撮り4分で歩き出す
少し下り直ぐに山頂手前の急登が始まる

急登10分で9:13手取岩(斗政岩)に着く
岩の左を巻いて登る
下りは慎重に降りなければなるまい

手取岩から5分で天狗ヶ城分岐

ここまで春の花を探しながら登って来たがツツジが少し咲いていただけで
チョッと寂しい

分岐からすぐ小広い山頂の落人伝説の天狗ヶ城へ9:20着いた
山名は地形図では天狗城(てんがじょう)となっているが
説明板にも史跡にも天狗ヶ城だから天狗ヶ城だな

説明板によると800年前の源平合戦の末、平家の落人がこの地に土着したとか
こんな水も食糧も獲れそうにない山中に住んだのかい?
東側に広い大地があるが、そっちの方がそれらしいな

現在の田垣、田中、藤木、堀姓はその子孫だとか
同級生に藤木以外はいたな
ってあいつら平家の子孫だったの!!

樹間から舟伏山が望めたが、新緑に包まれると隠れそうだ
あっちはそろそろイワザクラ目当ての登山者で賑わっているだろうね
ここも写真だけ撮り松宇土へ向かう

グーグル画像で天狗ヶ城北に網目のような林道を見て驚いた
分かっていたが目前にし唖然とした
舟伏山への夏坂谷林道と繋がっているようだが
あれだけの林道が必要なのかわからん

いくつかのアップダウンで9:47松宇土へ着く
せっかく来たのに、ここも展望は無し

 

三等三角点 松宇土                        山頂記念

北東は人工林だが南西は自然林
シャリバテ状態だったので日向に座りミニパン4個を平らげる

山頂から西へハッキリとした踏み跡は続いている
少し行くと樹間から伊吹山を見つけたが
他の展望は無いので山頂滞在13分で10:00下山とした

手取岩の下りは落ち葉で足を滑らかすと谷底なので
アセビの木につかまり慎重に下る

10:32鉄塔へ着き展望を楽しみ缶コーヒー飲みアップルパイを食べながら思う
山の選択を間違ったな・・・

ズーム画像の左端が蕪山

鉄塔下の登山道を枝が塞いでいたので切ろうと思っていると登山者登場!
今回も誰にも会わないと思っていたのでビックリ!
岐阜の御夫妻でしばし談笑



夫妻と別れてから携帯ノコギリで邪魔な枝を伐採する
そして鉄塔滞在20分で下る

下りでは落ちている邪魔な枝を取り除きながら下った

11:09市井分岐
帰路は岡地区へ降りようと思っていたが日向の暑い車道歩きが嫌なので
結局登路と同じ左の道へ行く事にした

11:30八月堂着
無事の帰着に感謝を込め手を合わせる

葛原、塩後に居た数人の同級生は街へ出て行ったが
唯一林業に携わり岡地区反対の田島地区にいる同級生の家を訪ねる為、
上へ車を走らせると外車のオールドカー数台とすれ違う
骨董品のような車まで!
それにドライバーは全て外人なのに驚き!

結局同級生宅は留守だったので帰路へ着く

前方にムスタングとベンツの旧車が走っていた
ナンバーを見てまたまたビックリ〜
日本のナンバーじゃないがね?
こんなナンバーで走れるのかい???

家の近くまでベンツのバックを見ながら12:00ジャストに帰宅
全て予定通りの経過で行動できたね

老後に残しておいた近くの里山山歩だったが
意外や良い感じの登山道で良い山だった
だが山頂の展望が効かないお陰で登山者も少なく
ピークハントの山になっているのが惜しい山だなぁ

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