2017,4,16 (日)
(長野・南木曽町)   (岐阜・中津川市)
  中山道〜高土幾山 1037,5m
    〔二等三角点 高土幾〕
 
 
  
妻籠からの中山道歩きと山歩きのコラボ山歩を企画

妻籠第3.P-(48分)−雄滝−(56分)-馬篭峠-(44分)-中間鉄塔-(12分)-入山口-(31分)-高土幾山

高土幾山-(17分)−入山口−(9分)−中間鉄塔−(26分)−馬篭峠−(37分)-馬籠宿無料P


【登り 3時間17分】 【下り 1時間42分】 

【距離約 15km】 【高低差 600m】 【累計差 750m】


TV番組で見た中山道に魅了され中山道歩きと山歩きのコラボ企画
はオーバーだが、是非歩いて見たかった妻籠から馬籠間をウォーキング
そして折角なので高土幾山まで足を延ばしてみた



今回相方は山は御休みと言っていたのに
中山道歩きと聞くや否や「私も行く!」だと・・・
そこで検討した結果、双方が折り合いベストプランで行く事となった

6:00家を出て関広見IC〜中津川ICと走り途中ドライブインのコンビニで食糧調達
ここで登山靴に履き替え運転を相方にバトンタッチ

妻籠宿へ入り妻籠第三Pで車を降りる
相方は車で妻籠まで行き馬籠を目指す予定
7:43駐車場奥の細道から念願の中山道歩きの始まり始まり〜
上を見ると駐車場の桜は五分咲き
標高430m程だもんな

小さな集落に出て少し車道歩き

馬籠峠までの標高差は約370mで距離は5,5km
峠から高土幾山の高低差237mで往復距離7q
峠から馬籠まで2,2qで総距離15km弱
大変だ・・・

大妻橋を渡って直ぐ
車道から中山道の指示に従い山道へ
道祖神で無事の完歩を祈願
昔の旅人も同じことをしたんだろうな

各分岐には距離を示した案内板が設置してあり
馬籠までの距離が分かる
妻籠〜馬籠間7,7q

大妻籠の集落通過
初代当主が弘法大師を祭っていた事から軒先に弘法大師の碑が祭ってあった
大師様に挨拶する

見事な布団干し
繁盛している様子で結構

8:09大妻籠を後にする
ここまで住人には誰一人出会わなかったが
途中からワンコが付いてきて、写真を撮っていたら先に横断歩道を渡り待っている
この先石畳が続くがワンコは少し登っただけで帰って行った
ここまでのガイドのようだ
ワンコインぶんか・・・

牛頭観音
荷物運びに使われた牛の供養塔だが、中山道唯一の石仏とか
怖い顔した石仏を見ると確かに頭の上に牛の顔が付いていて
なぜか笑えた



東海テレビの朝の番組「スイッチ」で高井アナが県内の中山道を全て歩いた時は馬頭観音ばかりだった

中山道の所々にクマ除けの鐘が吊るしてある
振り返ると南木曽岳が頭を出していた
倉科祖霊社の前を過ぎれば次は滝だな

 
男滝                           女滝

男滝女滝の道表に従い進むと8:31滝出現
最初が男滝でその奥が女滝
どちらも落差15m程だがしぶきがかかり涼しく迫力もあった

この滝は吉川英治著「宮本武蔵」の舞台にもとりあげられているそうな

女滝の先から急階段を登り一旦車道に出て歩く

8:43少しの車道歩きから再び中山道へ
5分で再び車道を横切り石畳で山中へ
8:56相方から馬籠峠着のコール
30分だろうと予測したがノンビリ50分かかったとか?

日陰歩きから日向に出ると暑い
今日の最高気温予想は高かったもなぁ・・・先が思いやられる

一石栃白木改番所跡を通過し
9:02御休み処へ着いた
二人のオジサンが開店準備中だったが
中で無料のお茶を頂き小休する

今日はこれから高土幾山へ登る事を言うと
「それ何処の山」「峠から登山道有るの?」
高土幾山は地元民でも知らない超マイナーな山なのかな?

6分の小休後歩きだすと目前からドッスンボヨヨ〜ンドッスンボヨヨ〜ンと黒い影が・・・
見覚えのあるシルエット
な〜んだ相方が歩いて来たのだった
しばし「お〜御無事でっか」と会話を交わし

さっさと別れてから馬籠峠手前でウォ−カ−が増えだす
若い女性3人組とすれ違うと良い香りが漂い
フェロモンまき散らされ足がよろめく
が必死に持ちこたえる・・・
相方とすれ違う時は何も匂わなかったのに・・・

歩きだして1時間44分要し9:27標高801m(地形図は790m)の馬籠峠着
くっそ〜予定では1時間半だったのになぁ
ここでミニパンを食べ5分の小休
峠の茶屋で一服のつもりだったが
封鎖されていて今はやっていないようだ
休憩中も外人さんが通過していく

馬籠峠から岐阜県側へ少し下り林道入口へ9:33入って行く

ダラダラの林道歩きで初めは日陰だったが日向になると汗が目にしみる
ここでバンダナを巻き歩く
そして林道歩きなのに足が止まり出す・・・
あ〜情けない・・・少し後悔がよぎる

 

でも踏ん張って歩き続ける
徒歩ナビの地形図によると林道左の膨らみに三角点が有るようなので笹原へ入ってみた
ピークで探しても見つからないので諦め進むと9:55埋没した四等三角点(峠)みっけ!
反対側に薄い踏み跡が有り木にはピンクリボンまで吊るしてあった

林道には林業者のタイヤ痕が付いているが
ぬかるみには登山者の足跡は残っていない
当然登山者は少ないようだ

行程中三ヶ所ある鉄塔の中間鉄塔あたりは視界が開け
この辺りだけ広い範囲で木々が切り開かれていて展望が良い

中央が南木曽岳で左奥に中央アルプス、右奥が摺古木山
過去に登った山ばかりで懐かしい

反対側は富士見台方面と大きく恵那山

撮影を済ませ歩きだすと二股に出るが右は巡視路なので真っ直ぐ林道を進み
古いゲートを過ぎた先の二股も真っ直ぐ

ゲートから5分でヘアピンカーブの入山口着
白い「火の用心」の小さなプレートとピンクテープが目印
いざ笹の中へ

登り始めは踏み跡は無いが、テープに導かれ上へ
ここからは日陰歩きなので気力回復だ

県境杭と各種テープに導かれ県境を歩く
県境沿いに桧が並んでいる
しかし今の県境は馬籠の山口村が岐阜県に編入されてからの県境で
以前の山口村と南木曽町の町境を示す為に植えた桧並木だろうね

山口村が岐阜県に編入された事により
昔から長野県と県境争いをしていた乗鞍山麓は長野県の言い分通りの県境に決まった
それを知り古い岐阜県地図を見れば確かに乗鞍山麓の一部の県境が表示されていなかった記憶だ

989ピークを過ぎ少し下ると急斜面の直登がきつい〜

小さなアップダウンの広かった登山道も細くなり頂上近しか?
その時、相方から妻籠へ着いたとコールが来た
そちらへ迎えに行くのは2時間後の予想と告げ切る

  

11:00二等三角点(高土幾)の高土幾山1037,5m山頂着
笹の切り開きの狭い山頂には山頂表記は無いし展望も無いので4分の滞在で下山

11:30中間鉄塔まで戻り富士見台眺めおにぎりとアップルパイで腹を満たす
残雪の富士見台も良さそうだな

登りではガスっていた中央アルプスも見え出す

母ちゃんが待っているので7分の小休で慌ただしく下山開始

長い林道歩きに飽きた頃12:09馬籠峠へ戻る
外人さん達がゾロゾロ歩いていた

峠集落通過
すれ違うのは外人さんばかり
外人さんでも挨拶すれば皆さん「こんにちは」と返される
しっかりとレクチャーされているんだね
それより白人ばかりなのが嬉しい

残り1qだが疲れた足に石畳はキツイねぇ・・・

この辺りの桜は未だ咲いていない
地形図を見れば標高700mだもん

中山道と道路がクロスする辺りには必ずバス停があるのだが
2時間に一本では使い勝手が悪すぎる

最後に待っていたこの階段は展望台へと続くのだが、これがきつかった・・・
続々とやってくる外人さんが途切れると足を止めたのが3回
外人さんが来ると笑顔で「こんにちは」
足はガクガク

12:41疲労困ぱいで展望台へ着いた
富士見台と恵那山が「おかえり」と言ってくれたように感じたのは
年寄りのそら耳か

馬籠宿高札場へ着き先の車道を右折して12:46無料駐車場へ帰着
朝は一番乗りだったようで一番手前に停まっていた

長野県の妻籠は有料駐車場ばかりだが、岐阜県側の馬籠は無料ばかりなのよ
帰り支度を済ませ
13:10相方と合流し満足感に浸り帰路へとつく
道中の中津川は至る所桜満開でピンクに染まっていた

中山道歩きだけでは物足りないので高土幾山まで足を延ばし
高低差は少なくてもほぼ5時間歩き通しはきつかったな〜
でも念願のコースが歩けて満足だね(*^^)v

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