2017，3,19　（日）
（岐阜・山県市）
　　大黒山　524,4m
　　　　〔三等三角点　大黒山〕　
　　　
近場でも行きそびれていた山へピークハント

篠座神社.P-（35分）−峠−（19分）-林道出合-（10分）-林道取り付き-（17分）-大黒山

大黒山-（15分）−林道出合−（9分）−峠−（23分）-篠座神社P

【登り　1時間20分】　【下り　47分】　

【往復約　5ｋｍ】　【高低差　365mｍ】　【登り累計　450ｍ】

近くて行きそびれていたと言うより
関心が薄かった山と言った方が正解だ
そんな山へ一人ピークハントにお出掛け
ルートは3本あるようだが、山は楽して楽しみたいので
一番楽そうな篠座神社よりピストンとした

大黒山は20年ほど前に山歩きを始め
初めて買ったガイドブック〔岐阜の山歩きベスト55コース〕で紹介されている
最近は買っていないので分からないが、55コース以外で紹介されているのを見た事が無い山だ。

R418で谷合いから葛原へ入る
安物のカーナビには篠座神社が記載されていないので鎮守の森を目安に行く
と国道に被さる程の鎮守の森が出現！まさに篠座神社だった。
神社手前の道を右折して進み神社東側の駐車スペースに停める

さほど寒さを感じない中8：10スタート
目前で林道は二又になるが右側を進む
左は谷を詰めて行き止まりのようだ

直ぐに橋を渡り左折しここより入山
本来薄暗い植林地のはずが斜面が伐採され明るい

これはグーグル画像で承知済み

明るい伐採地をジグザグ登行

伐採地を歩く事10分で緩やかな尾根に上がると
落ち葉が敷き詰められた足に優しい登山道となった

しかし倒木、落ちた枝などが散乱する個所がある
余分な体力は使いたくないが、帰りも歩くので邪魔な倒木、小枝を除けながら進む
よく枝の端を踏み片方の枝に引っ掛かりつまづく事が良くあるので・・・
決して歳だからでは無く若い頃からそうだった

8：42何かの祠へ着いた
造りも新しく正月のしめ縄とか鏡餅が供えたままだ
田舎の山中には秋葉神社が祭られている事が多いが、さて何だろう
大黒山だから大黒天か？？？

余談だが
一昨年岐阜七福神を廻りで初めて知ったのが、七福神の3人はインドの神様
あと3人は中国の神様で恵比寿様だけが日本の神様だって
あ〜この歳になるまで知らなんだ・・・

と考えながら裏へ進路を取ればそこが峠で、これより右の斜面へ取り付く
峠の先を覗くと釜ヶ谷から延びる林道終点だった

大黒山反射板の指標に従いトラバース道へ入って行く

全ての木がひねくれる事無く真っ直ぐに伸びている
これが人生だったらつまらないな

薄暗い植林地の前方が明るくなってくると林道へ出る
行きには気が付かなかったが、これより右へ延びる尾根が廃集落の馬場洞
浦部谷への分岐だった

これより先は登山道は無くなり林道歩きのようだ

「関係者以外の通行を堅く禁止します」
と書かれているが登山道を潰しておいてそれは無いだろう！
と叫びたいが、人様の山を勝手に歩いているので強く言えない
「悪さはしないのでチョッとだけ歩かせてね」と歩く

行きには気が付かなかったが、林道左の山中に旧登山道が延びていたようだ

荒れていないので歩き易い林道歩きは10分で9：13カーブ地点の入山口へ着いた
正面が取り付きだが薄い踏み跡を辿り斜面を進んで行くとルート無し・・・
登山道は尾根なので元へ戻り上の尾根へ進路を取る

尾根に上がればルートあり
アップダウンの歩き易い尾根道を歩く事15分で反射板が視界に入る

歩きだして1時間20分の9：30に反射板立つ大黒山山頂着

　　

三等三角点　大黒山

20年前に買ったガイドブックには「北を除いて展望が効く」と書かれているが
20年も経つと展望は殆んど無くなり反射板より東側に高賀三山の一部が微かに見える程度

記念撮影を済ませ冷たい缶コーヒーと一本満足で小休
すると白黒の野鳥の集団が周りに集まって来たが、種類は分からない
ヒッチコックの映画「鳥」のように襲われるのでは？
だが少しづつ近づきあっという間に飛び去ったので
ホッとした
(帰宅後調べればシジュウカラでした)



風もなく穏やかな山頂も18分の滞在で9：48下山とした

9：56林道へ降り立ち

10：03林道と別れる
林道左端を上に登るのだが、その下段が浦部谷への分岐である

一人なので快調に下り10：29伐採地へ戻る

眼下の壊れた橋の直ぐ下流の橋を渡り10：35無事帰着
結局誰にも出会わなかった

元気な頃だったら天狗城とのセット登山をしたかも

せっかくなので無事帰還に感謝し篠座神社に参拝する

近場でも展望が無いので登る気にならなかった大黒山だったが
歩き易い登山道で意外に良い山だったよ
次は落人伝説の天狗城か？

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