2016,5,22(日)  

岐阜・本巣市


 温見峠から能郷白山 1617,4m C
  

今日もフリーなので晴天予報につられ
ナント!9年振りの能郷白山に決定!
 

登り 温見峠登山口−(25分)−500m地点−(66分)−1492ピーク−(26分)−残り400m地点−(17分)−三角点−(4分)−能郷白山

下り 能郷白山ー(26分)−1492ピーク−(42分)−大津谷登山口




【 登り 2時間18分 】 【 下り 1時間8分 】 【 距離往復 約5km 】 【 累計高低差 650m 】


今回相方と福井の山を予定していたが急にフリーとなり
9年振りに能郷白山へ初の温見峠ルートでアタック!
そして驚きの出会いで大笑い
元気なころは温見峠からの能郷白山はインチキ登山
と決め過去3回は能郷谷から登っていたが
今は体力が無くなりインチキ登山が主流となってしまった・・・


今日も暑くなりそうなので庭のミニ鉢に水をたっぷりやり6:35家を出る
美山から尾並坂峠越えで根尾へ、上大須〜越波集落〜猫峠〜R157(大河原)で北上
三つの峠越えだ
道中林道沿いにはピンクのタニウツギ、里では終わった藤の花が存在感を現していた
カーブ連続の山岳道路では軽トラではパワー不足だが
ガンガン攻めて走る

途中の猫峠での話
峠の広い道路で対向車が待っていてくれた
すれ違いざまに車を見ると運転手がにこやかに手を挙げていた?
何かを聞きたいようにも見受けられたが、気のせいだと思い通過
この後で、この方との繋がりに驚かされるとは思ってもいなかった

「落ちたら死ぬぞ!」で名高い酷道157の黒津は避け猫峠経由でR157へ合流

狭いR157での対向車も無く峠が近づけば道路も広くなってきた
そして8:10四つ目の峠である温見峠に着けば(家から63km)10台程の先着車に驚くとともに
標高1000m弱で涼しいかと思いきや気温の高さにも驚く

まわしをしている間にも福井側と岐阜側からも続々と車が到着
今日は大賑わいだな

8:20歩きだすと足元にはユキザサ、チゴユリ、マイズルソウ、花が終わったバイカオウレン
が目を和ませてくれる県境ブナルートをノンビリ歩く
前方からも後方からも賑やかな登山者の声と野鳥のさえずりで賑やかだ

8:45登山口より500m地点まで上がってくると背後に少しずつ展望が得られるようになり
写真を撮りつつ息を整える

今日はミドリの長袖にミドリのバンダナだが半袖で十分な気温で汗が噴き出し
所々現れる急登に苦しみながらの登行が続く
すぐに後続者に追い越され挨拶が「今日は暑いですね〜」ばかり
昨日下界は30度だったが今日も30度超えそうだなぁ・・・

日陰は少しは涼しいが日向は最悪・・・
すると未だ蕾だがコバイケイソウに遭遇
例年より早く開通した天生峠からの籾糠山も大賑わいなんだろうなぁ
もう12年も行っていないなぁ

登山道脇が崩れた二カ所を通過
登山道は荒れていてザレザレ登山道が続く
下りは気を使いそうだ
根っ子や木につかまりながらのよじ登り箇所が点在

一気に後方の展望が開け振り返ると荒島岳の向こうに白山登場!
この時期仕方ないが霞んでいるのが残念

歩きだして1時間経ったので、笹の日陰に腰をおろし小休とした
そこを男性が通過「今日はあついですねぇ」の毎度の挨拶を交わす
オイラも直に歩きだし暫らくすると後方から「富成さ〜ん」と女性の声が掛った
先ほど追い越された方と間違えておられるようなので
先行される男性に声をかけ足を止めてもらう

ここで足を止めた3人で世間話をすると同じ関市と判明
美濃市の女性は近所の医院に勤務だとか、男性は同町の寺尾出身だとか
驚きの展開で、 ナント!オイラの相方の在所の前隣の出の方で
在所の亡き義父と従兄弟になる方だったのには驚き
オイラの母ちゃんの名前まで当てられ大笑い
実家のお兄さんは良く知っているが三男さんとは面識が無かったようだ
そのお兄さんから先日タケノコを頂いたばかりだったのよ
話が盛り上がっている間にも続々登山者通過



17分の関係話を終え先を目指すがオイラの足が重いままだったので
元気な御二人に先に行っていただく

9:51傾斜も緩み1492ピーク通過
すると前方に初めての方だと山頂と勘違いしそうなピークが姿を現す
斜度は緩くなったが、情けない事にここからが遠かった・・・

 



足元にはサンカヨウ、カタクリ、イワカガミが彩りを添える

10:10左が大きくえぐれた箇所通過
谷からの風が涼しいが日射しは暑いでいかん

くねくねダケカンバ通過
平坦地に近いが足が重いままだ・・・情けない事に何度も足が止まる

この辺りからは日陰無しの炎天下
前方からは賑やかな話し声
オイラ、、、フラフラで声も出ないし屁も出ない。。。
出るのは汗だけね

切れ落ちた砂利谷からの涼しい風を全身で受け止める

10:34 一等三角点(能郷白山)山頂到着
山頂標柱が三角点にもたれ掛かっている
残雪期だと素晴らしい展望だが・・・
当然ここからは展望が得られないので誰もいない
オイラも白山権現社方面を目指す

懐かしい前山と白谷
この白谷は徳山ダム湖へと続く
9年前の4月15日能郷谷から残雪蹴って登った事が鮮明に思い浮かぶ
あの頃の体力よ甦れ〜〜〜(T_T)/~~~

10:38やっとの思いで登山者で賑わう白山権現社着
権現社の日陰で富成さんが休んでおられスペースを確保されていたので横に腰を下ろす
今日は備蓄していたレトルトおでんの賞味期限が切れそうだったので
久し振りのおでんうどんでランチ
しかし・・・熱い・・・

富成さんと山仲間の御婦人と山談義に花が咲く
来る途中の猫峠ですれ違った車の方が富成さんだったと判明
ブルーケイコのモンベルステッカーを見て能郷白山へ向かったと確信したとか

今日は屏風山を目指されたそうだが、道が分からなく猫峠でオイラとすれ違う時に聞こうとされたそうだった
あの時が今日の出会いに繋がった瞬間だった
もし猫峠で屏風山へのルートを教えていたら今回の出会いは無かったのだな
楽しい会話とランチが済み帰り支度を済まされた御二人と11:13分かれる

まだ写真撮影が残っていたので、霞んだ山々を少し撮って見た
山頂南の磯倉より南の尖った山を冠山と勘違いされる方が多いようだが
あれは蕎麦粒山で奥が金糞岳
蕎麦粒山は滋賀の賤ヶ岳からも尖って見え存在感がある山だ



中央の尖った山が冠山で奥が金草山だ

(その場では忘れていて分からなかったが、帰宅後どこでもパノラマで調べる)

虫もうっとおしいが山頂滞在1時間経ったので11:35賑わう山頂より下山開始

登りで苦しんだが、下山は快調で多くの方を追い越す
暑い日向からやっと日陰が近づいた

急降下を慎重に

12:32 前方で金が鳴る
登りでは気が付かなかった鐘
それを叩いていたのが富成さんで追い付いた

そして又しても山談義をしながら同行する
富成さんの同行者は外国の山も登られ羨ましい事にマチュピチュも行かれたそうだ
すっげ〜な〜

バイクの音が近づけば12:43温見峠へ帰着
登りで会話した福井の女性グループの車が出るとこで
中から満面の笑みで手を振って行かれた
女性からあんなに手を振られたのは久し振りだ
そして奇跡の出会いだった富成さんとも別れる

初めての温見峠ルートから9年振りに登った能郷白山は
暑く熱く迎えてくれた
荒島岳に負け百名山に入れなかったが
濃尾平野から遠くに存在感を示す能郷白山は美濃の名峰と言っていい
そして驚きの出会いで大笑いの厳しくも楽しい山歩であった
やっぱ苦しくっても悲しくても山は止められね〜

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