2016,11,20 (日)
(岐阜・揖斐川町)
 飯盛山745m 〜 西津汲793,3m 
                           〔三等三角点 西津汲〕


天狗の森公園P-(31分)-月の株-(22分)-飯盛山-(10分)-鞍部-(30分)--西津汲

西津汲-(36分)-飯盛山-(11分)-月の株-(19分)−天狗の森公園P


【登り 1時間38分】 【下り 1時間9分】 【往復約4km】 【累計差533m】



今日は午前中しか時間が無いので
老後に残しておいた揖斐の未踏の山へ
多くが花の春に登られる山のようだが秋に訪問
気楽に行って見たら・・・


6:30に起きた窓の外は真っ白け!
NHKの予報は揖斐川町は一日曇り・・・
第二候補の大茂山の本巣市は午前中晴れ間もある
仕方ないので第二候補に変更を決め
霧の中、予定遅れの7:30家を出た
本巣市方面まで行けば霧も消え晴れ間も出て明るい!
よっし!西の空も明るいのでやっぱり第一候補に行こう!!

道中、雲が低いのが気になる

ファンキーケイコをぶっ飛ばしR303東津汲交差点を通過、
左に飯盛山が見えるはずだがガスの中
R303を進み喫茶北陽を右に見て左折
トンネル潜り橋を渡り〔←三等三角点西津汲〕の案内板を見て鋭角に左折
三角点の案内板なんて初めて見たよ

濡れた落ち葉で滑りそうな林道を慎重に登って高度を上げて行く
車窓の外には雲海が広がっている

4〜5台で満車になりそうな小さな天狗の森駐車場へ着いた
先行者は一台 
ここは標高440m
まわしをして8:52スタート

遊歩道も手入れされてなく柵は倒れ遊歩道には石がゴロゴロ

9:06崩落地通過
左も切れ落ちているし右は崩落しているヤセ尾根だ
この道そのうち崩落が進むと無くなるな

薄日が射した崩落地側の山肌は良い色合いになっている

道が二股になり案内板は無いが真っ直ぐ行くと9:23月の株が現れた

この大木に月がかかった様があまりに美しいことから命名されたとか
そしてこの木には天狗がすむという伝説があり
枝などを切ったりすると天狗が起こり出すって
麓の神社には
月の株天狗大明神として祀られているそうな

なので天狗に気付かれないように静かに通過する

広く明るい森を通過
すると石ゴロゴロで草の茂った石階段が続く
落ち葉で敷き詰められ隠れた石が曲者
この歩き難い石階段鍋倉山を思い出す

傾斜も緩み9:45飯盛山山頂着
思った以上に広い

少し手前には花束が手向けてあった・・・誰かここで亡くなったの???

静かな山頂には単独女性が居るだけ
この方は以前西津汲まで歩いた事がるので今日は飯盛山までとの事

飯盛山から西津汲を眺める

西の空が怪しいく早く行った方が良さそうなので
会話6分で再スタート
左の切り開きから行こうとすると「向こうでよ」と
右の水筒とかテープが沢山着いた所を教えて頂く
一人だったら間違えていただろう

注意 ネットで見ると間違える方がチラホラいるようだ

さて鞍部まで90mの降下だ

単独女性が「凄い下りですよ」と言われた通り、こりゃ凄いわ・・・
急だし苔むして滑りそうだしヤセ尾根も有りの岩場通過は緊張る
想像以上だ
岩場が済むと滑りやすい斜面で2回尻モチ
そろそろ餅が食いてえなぁ

10分の緊張の後は一番見たかった鞍部の素晴らしいシロモジトンネルが・・・
でも黄葉はほぼ終盤だが素晴らしい尾根道だ
落ち葉ジュウタンを進む

もっと紅葉全盛期に歩きたかったなぁ

西津汲までは尾根の右寄りをテープに導かれ進む
時々見失いキョロキョロ

斜度が増した直登斜面が最悪・・・
雨上がりの黒土の斜面は滑る滑る
靴は泥だらけ
何処を歩いて良いやら・・・下りが心配だな

不思議な世界

テープに逆らって適当に進むと藪に阻まれ進めず
だいぶ傾斜も緩み反射板が2基向かいあって建っている所へ着いた


ここが山頂かと思いきや、まだ先が有るがや・・・
踏み跡はけもの道も兼ねているようで、猪の足跡一杯

やっと三角点山頂へ着きそうな地点で右に輝きを発見!
ほとんど冬枯れの山なのにモミジが一本色付いてた
終演寸前まで待ってってくれたんだね〜ウルウル
ホント何も無い山頂に輝いていた

突然ネオンが現れたような華やかさだ
(発想が乏しい)

三等三角点 西津汲

早速記念撮影
木にも〔西津汲〕プレートがぶら下がっている

草が茂っている時季より秋の方が良いようだ

さて他のサイトで外津汲と記しているがどちらが正解なのか?

地形図では山頂から鍋倉山まで破線が延びているが無事歩けるかは不明

何処なのかサッパリ分からんが、よーく見たら

お〜〜裏山三山+誕生山発見!
左から汾陽寺山 権現山 天王山 誕生山を確認
なぜか嬉しいんだよな〜
手前の三角山は妙法ヶ岳らしい

毎日各地の紅葉情報でモミジ谷の大矢田神社も出てくるが
これから楼門辺りから徐々に奥へ色付くそうだ

どこか分からず写した山並みは帰宅後調べれば
左端に先週登った大白木山 一番高いのがタンポ中央辺りが西台山 
右端が魚金山と高尾山と馴染無い山ばかりだった

山頂で少しノンビリしようとしたが風も強く西の空も怪しい
おにぎりをほおばっていると雨がポツリポツリ
滑りやすい下りが雨で濡れると最悪だよ・・・
慌ててお茶で流し込み帰り仕度

反射板過ぎ下り出すとテープが見当たらない?
どんどん下るが無い?アイアムア変
徒歩ナビで位置を確認すればかなり左へ寄っている事が判明
進路を右へ修正、テープ道を見つけ&じゃなく安堵

ぬかるんだ急斜面を慎重に通過
雨も直ぐに止んだので良かったよ

鞍部まで戻り一安心
鞍部右側は黄色い

行きと帰りでは何故か雰囲気が違った広い尾根道

木に熊の爪とぎ跡あり
位置が顔辺りだから大きな熊だな

さぁ〜最後の登り返し
黄色も見納めだ

滑りやすいヤセ尾根を四つん這いに登り

何度も足を止め息を整える

11:17急登を16分掛け誰も居ない飯盛山へ戻り着く

木には熊の爪痕?それとも誰かのいたずらか?

暫らく休もうとすると意地悪な雨が又してもポツリポツリ
ミニアンパン一つ口に入れ
雨具の上着とザックカバーを被せ3分で歩き出す
今日は慌ただしい山歩だ
しかし、直ぐ止んだ・・・

残り僅かな紅葉も見納めかな

11:41崩落地まで戻ってくれば
昼なのに谷沿いには未だガスが漂っている
各地で天空のナントかが見れただろう

だいぶ降りた所で飯盛山までの単独者が登って行かれた

その後、地表に出た根っ子につまずき転倒・・・今日何回目だ?自然に笑えた

11:50天狗の森Pへ予定より早く帰着
本巣市で箱入り柿を買い帰宅

イマイチの予報で出掛けた飯盛山と西津汲
老後の山と位置付けていたが西津汲はきつかった
老後は飯盛山で十分と悟った日だった

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