05,9,12

 蝶ガ岳
    2677m


(長野・堀金村)

林道終点P-(13分)-三股-(23分)-力水-(1時間8分)
-まめうち平-(45分)-2200m地点(水)-(1時間35分)
-蝶ガ岳-(31分)-三角点-(20分)-蝶ガ岳ヒュッテ-
(1時間17分)-まめうち平-(51分)-三股-(11分)-林道P
高低差 1417m 距離 往復約14km
登り 三角点まで5時間4分 下り 2時間44分
単独 車中泊 230km  4時間30分

常念岳と並ぶ穂高・槍の展望地へ
三股から日帰りピストンする 穂高は圧巻!

我が家は第二日曜は締め切り前なので、毎月第二は仕事をしている。しかし、チョッと少なかった
ので仕事をするのを止め山行を予定した。だが予報が良くなかったので、日曜に仕事をして予報の
良い月曜日に行く事に決めた。予想どうりに家内からブーイングがでたが、聞こえぬ振りして出か
けたのだった。
蝶ガ岳と言えば常念岳から縦走するのが一般的だが、常念岳は2年前に日帰りして
いるので、今回も何時ものように蝶ガ岳の日帰りピストンをした。蝶ガ岳へせっかく行くのだから
展望も楽しみだが、蝶型の山バッジと、帰りに楽しみにしているのがリンゴだ。2年前に常念岳の
帰りに買ったリンゴの味が忘れられない。本当に美味しかった〜。
リンゴ農家には沢山の品種が時期毎に並ぶので、あの美味しいリンゴが目的で、この時期に
どうしても来たかったのです。

日曜の仕事を早めに止め、5時少し前に出発!衆院選の投票を済ませ、コンビニとガソリンスタンドへ
寄ってから、関・金山線でR41へ出て、高山市からR158で長野県へ入る。下呂市辺りから小雨の中の
ドライブだったが、予報では「明日は全国的に晴れるでしょう」だったので気にならない。
平湯峠の気温が17度だったので、今夜は寒そうだ。堀金村の道の駅へ寄り休憩。ついでに家に連絡
を入れる。登山口方面へ進むと、「ほりで〜ゆ〜四季の郷」と言う温泉が有り「蝶ガ岳・常念岳登山口
まで10km」の表示がある。ここから10kmの林道走りだが、舗装路なので心配なく走れる。
月曜のこの時間に登山者が居るとは思わなかったが、9時40分に数十台は停めれる広い駐車場に着い
たら、暇な人は多く10台が駐車していて、人影もあった。空は曇り空だが気にせず、早速ビールを出し
飲む。二本目の缶を開けたらナント!凍っているではないか・・・3分の1程飲んで諦めて寝る事にした。
2時頃に目が覚めたので、外へ出て見てビックリ!満点の星空だ。星座に詳しくは無いが、オリオンぐらい
なら分かる。そのオリオン座の中にあれほどの星が有ったとは知らなかった。家で見えるのは精々四隅の
星と三ツ星とその下の星ぐらいなものだ。暫く見ていたら寒くなったので、車に入り寝る事にした。

林道終点P
 

まめうち平

TOP

常念岳

前常念岳

   
  蝶槍

大天井岳

5:42 駐車場をスタート 蝶槍が見える(トイレあり)

5:55 三股登山口(トイレあり)1400m

4:30頃に目が覚めるが、辺りはまだ暗い。暫く様子を見ていたら1台の車が入って来たので、朝食の
準備にかかりノンビリと朝食とトイレを済ませる。トイレから出て1台のワゴン車に目が行く。
車内には棚が作られ、家財道具がビッシリキレイに並んでいる。早速オーナーに話しかけて見たら気安く
話に応じて下さったので、暫く話し込む。HP「我が登頂の山々」の管理人で長野県須坂市の服神院さん
と言う方で、名刺を頂いたので早速名刺交換をして改めて挨拶を交わす。服神院さんは日本全国の山を
歩かれていて既に3週間家に戻って居ないとか。ナント羨ましい生活だろうか・・・
昨日も穂高の稜線を歩き上高地から蝶ガ岳へ登ったのだが、展望が良くなかったので堀金村側から登り
なおすそうな・・・(∋_∈)そこへ1台のトラックが入って来て素早く準備をして歩き出した方は、地元の方で
気軽に裏山へ午前中登山をしに来たと言って素早く登って行かれた。服神院さんも同じく登って行かれた。
自分も遅れを取ってはいかんので、準備を済ませ10分遅れの5:42に蝶槍を仰ぎ見ながらスタートする。
ゲートから先は暫くは左下に本沢の沢音を聞きながらのカラマツの中の林道歩きだ。13分も歩くと三股登
山口に着く。何故か多摩ナンバーの車が入ってきていたが、蝶ガ岳ヒュッテの従業員の車らしい。

6:06 本沢を渡る吊橋 手前の木に注目!

6:17 力水(最後の水場となっている)

三股登山口の直先の常念岳への分岐を右に見て沢沿いに直進する。その先の右側からの崩壊地
を通り過ぎ、直に本沢を渡る吊橋に着く。そこから10分で最後の水場「力水」に着く。今回の登山では
蝶沢にも水場が有ったが、ここが最後の水場と言う事は蝶沢が枯れる事が有るのかな?

6:38 麓の雲海と朝日 1630m

6:23 ギョッ! 恐竜出現!

力水を過ぎると暫くはジグザグ道になる。振り返ると樹間から麓の雲海が見れた。
何気なく右の古株を見てギョッ!恐竜の顔そっくりではないか。口の中には石が詰め込まれていたので
それが歯の様に見えて、まさに恐竜だった。この辺りから日が差し掛けてきて、チョッと暑くなって来た。
振り返ると雲海の向うに噴煙を上げる浅間山らしき山も見えた。登る正面にも常念岳らしき山容も
見えて来た。歩き出して1時間が経つので、雲海を眺めながら5分休む。暫く進むと「三股へ2km」の
表示板があり、この辺りからはコメツガの中、徐々に傾斜もきつくなりだす。

7:03 はっきりと常念岳が姿を現す 1750m

7:14 コメツガ林の尾根道

三股へ2kmの表示板から10分で、正面に蝶槍、右手に常念岳が姿を現す。

7:25 まめうち平 1900m

突然後の方から「ヤッホ〜」の声。常念岳登山道の方から聞こえてきたが、今でも叫ぶ人が居るんだね!
急登を登りきるとそこが「まめうち平」だったので、5分休む。表示板を見て???
「3,9kmチョリン・2,5kmプー」なんのこっちゃ分からん。意味不明な表示は止めてほしい。(笑)

7:32 暫く湿地帯を歩く

8:15 蝶沢 冷たい水が飲めた

まめうち平からは少し下って樹林帯の中の湿地帯を歩くと、7:50に「標高2000m蝶ガ岳へ3,1km」の
表示板があり、樹間越に見える常念岳はまだまだ高い。この辺りからはいよいよジグザグの急登が続き
ゼエゼエ言いながら暫く行くと、沢音が近づいてきて蝶沢に着いた。沢なのに水が無いが、沢音が上から
聞こえるので見ると、有りました!10m程登ると冷たい水場があり早速喉を潤すが、冷た過ぎる。
ここで10分の休憩にするが寒くなってきた。腕時計を外して気温を測って見たら13度だったので寒い筈です。

8:21 蝶沢からの常念岳

8:52 旧ベンチ 5分休む

蝶沢の標高も2150mになり、等高線の間隔も狭くなってきて、延々と急登のジグザグ道が続く。
この辺りでは体力の無さを痛感して、何度も足が止まる。下山者の「素晴らしい展望ですよ!」の
声に気は焦るが、体が言う事を効いてくれないもどかしさに苛立ちを感じながら登ったのだった。

  しばし樹林帯の尾根歩き

9:36 最終ベンチ ここは休まず通過

ここまで登ってくる間に多少の花は有ったが、ありふれたのばかりだったので写さなかったが、
やたらと目に付いたのが花期が済んだ草木の赤い実でした。トータルすると10種程有ったが
写さなかったのを後悔した。予定時間をかなりオーバーしてきたが、どうにもならない。(゜ε゜;)
前回の空木岳より遥かに疲れた・・・(´。`) 所々に木製のハシゴ状の階段もある。

最終ベンチからの三角点辺り?

9:47 雲海が薄れてきた

最終ベンチ辺りからはかなり展望も開けてきて、三角点辺りとか常念の左に大天井岳も見えだした。
麓の雲海も薄れてきて、安曇野も見渡せるようになってきた。

9:57 大滝山分岐

10:06 左蝶ガ岳 右ヒュッテの分岐

大滝山分岐に出た辺りからは森林限界を超えたらしく、
周りから背丈のある木が無くなり展望が開けてきた。
沢山のナナカマドが赤い実を付けて出迎えてくれたし、
花畑が有った名残りの気配がする所だ。見え出した
稜線の向うには青空が広がっている。これから見える
展望にゾクゾクしながらひと登りで、槍の穂先が稜線か
ら突き上げてきた。徐々に姿を現す穂高の稜線に圧倒
された。多少ガスはあるが、常念からの穂高よりこちら
の方が少し近いのと多少角度も違うので圧倒される
ド迫力だ!長野のひらさんから聞いたとうりに槍ヶ岳が
裾野から見れた。(常念からだと手前に西岳が邪魔する)
焼岳から蝶ガ岳の緩やかな稜線が見れたが、その
焼岳もはっきり見える。記念撮影を済ませ、誰も居ない
頂上を後にして今回の目的地の三角点まで行ってみる
事にした。

10:12 蝶ガ岳頂上 2677m

蝶ガ岳からの穂高から常念までの展望

蝶ガ岳ヒュッテ

展望方位盤から槍を見るごっちゃん !(^^)!

蝶ガ岳ヒュッテ裏からの展望(ズーム撮影)

10:27 三角点へ向かうがこのピークの向こうだ

10:38 横尾分岐

今回の目的地の三角点へ向かうが、今迄の辛い登りとは違いルンルン気分だ!
辛い登りのご褒美がこの展望だ!辛い登りの時は山登りを辞めたいとまで思うのだが、この展望
を目にした時点で、そんな考えは微塵も無い。緩いアップダウンの登りのつもりだったが、
流石は足取りが重い・・・(x。x)゜゜横尾分岐の手前で上高地から登って来た御婦人2人と会話を
交わした。「三股からは素人にはキツイと聞いたので、横尾から登りました」と言われたので
「私もド素人ですけど、何とか登れましたよ」と言って分かれた。

三角点から上高地を見下ろす

三角点で昼食の服神院さん

頂上から30分で三角点に着く。その先には蝶槍がそびえているが、ここまでで充分なので
一休みをする。双眼鏡を取り出して山々を見てみると、常念の頂の登山者が見えたし、
蝶槍にも1人居た。今日は展望を眺めながらビールを飲みたかったので持って来たが、ここで
飲むと登り返しが辛いのでヒュッテ辺りまで我慢しよう。しかし、小腹が空いたのでパンを食べて
いたら蝶槍に居た方が来た。なんと、駐車場で会話をした服神院さんだった。同じコースで登ら
れたと思っていたら、三股から常念へ行き、こちらへ来られたとの事。え〜5時間掛からずに
ここまで来たとは・・・参りました。常念まで写真を撮りながらゆっくり3時間で登られた?・・・脱帽!
ここではゆっくり話が出来ないので、ヒュッテまで先に行って食事をして待つ事にした。

三角点から常念岳方面の展望

以前は三角点2664mが蝶ガ岳の頂上だったらしいが、今は2677mの以前は長塀ノ頭と呼ばれて
いた所が頂上となっている。

迫力のキレット

見るだけで満足の槍ヶ岳

11:19 秋色に染まりかけていました

11:23 ここでビールを飲みながら服神院さんを待つ

展望方位盤からの展望だが、左端の前穂辺りが上手く繋がらなかった

貸しきり状態の中、展望方位盤でビールを飲み干し、ラーメンの準備をしていたら服神院さんが来た。
穂高の稜線を見ながら、全国行脚の片鱗を聞く。百名山〜三百名山、色んなガイドブックの山旅
を殆んど登り尽くされているとか。前回は、三股からテントを担いで2時間40分で蝶へ登ったとか。
三角点まで5時間掛かったと言ったら笑われてしまった。なにぶん虚弱体質なもんでね〜。(^^;)
登山靴はソールが剥がれたらしく糸で縫い付けてあり、その糸も切れボロボロ状態だったので、
「新しく買っては?」と言えば「買い換えても直にボロボロになるから買わない」そうな・・・
そうか〜歩く回数が我々とは桁違いだもんな〜納得!そう言う自分の靴も最近ソールが剥がれてきた
のでシリコンを注入して誤魔化して来たが、そろそろ限界だ。張替えに1万円ちょい掛かるらしい。(x。x)゜゜

安曇野のガスも消えスッキリしてきた

12:10 名残惜しんで最後に一枚撮る

12:00になったので下山準備に掛かる。実は明日、健康診断が有る為
9時以降に飲食が出来ない。だから、8時までには戻りたいのだった。
逆算すると帰路に5時間、下山に3時間の予定なので12:00がリミットだった。
ヒュッテで今日の目的の一つの蝶型バッジを買い下山開始。
頂上へ向かわれた服神院さんに「おさきに〜」と声を掛けて歩き出す。
どうせ直に追い越されてしまうであろう。

12:56 蝶沢で水分補給

1:27 登山者と雑談する服神院さん

2:34 駐車場に戻る

蝶沢で冷たい水をペットボトルに入れていたら
服神院さんに追いつかれた。それからは服神院
さんと色々な話をしながらの下山だったが、着いて
行くのが大変だった。途中で膝がおかしくなりか
けたのでペースを落としてもポイント毎に待ってて
下さった。
12:21  最終ベンチ
12:39  旧ベンチ
12:56  蝶沢     水分補給
1:27  まめうち平  登山者としばし雑談
2:01  力水     ここでも冷たい水をタップリ飲む
2:23  三股
2:34  駐車場   フッー(´。`)疲れた〜

 

下山中は子供の話からHP管理の大変さなど、色々会話をしながら降りてきた。
車に戻り改めて服神院さんのワゴン車を見たら、運転席に洗濯物が干してあった。
月に5万円で生活されているので、コインランドリーとかコンビには利用した事がないとの事。
ヒュッテから2時間24分、登りの半分だった。登りに時間がかかり過ぎたためでしたが、
予定より早く下山できたのは、やはり服神院さんに引っ張って頂いたお蔭だな。
予定より少し早く降りれたので、余裕を持って帰り支度を済ませ、服神院さんに別れを告げ2:50
帰路に着く。途中で美味しいリンゴを買い、予定より少し早く7:30に帰宅できました。

蝶沢

蝶ガ岳

ヒュッテ

三角点

蝶槍

力水

常念岳

前常念岳

←横尾

帰路の途中、観光りんご園を見つけたので、
早速寄って今回の目的の一つでも有った
美味しいリンゴを購入する。このりんご園は
こだわりを持ったりんご園で、他には無い
品種も多く有った。野球ボールより小さくて、
一つで1000円のリンゴが目を引いたので、
小さなシミが付いている為300円だったのを
話の種に購入する。

帰ってから早速服神院さんのHPを見てみた。細かいサイトに分かれていたので、余り見ることが
出来なかったが、2004年の記録を見て驚いた。6月11日に舟伏山へ登られていて、数十匹の
ヒルとの格闘の末、デジカメを紛失されていた。翌日は、明王山へ登られてから岐阜でカメラを買い
13日に我が家の近くの天王山・古城山・蕪山と登られていた。全国の百山を総なめされている
凄い方だった事を知り、後からもっと色んな話を聞けば良かったと後悔しまくりでした。
今までにも色々な方に出会い、知り合いにもなりましたが、今回の服神院さんは桁違いの
スーパー超人でした。是非、また何処かでお会い出来る事を願っております。
15日頃には3週間ぶりに家に戻るそうなので、掲示板にでもおじゃましよっと!


最後におまけの槍ヶ岳

(高さ・直径ともに7cm)


午前中の穂高連峰の眺めは、やはり長野県側に限る。岐阜県側だと逆光になりはっきり見えない。
但し、午後は逆ですね。

←急登の連続

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