05,6,26

三ノ峰
  
2128m

(福井・大野市)


上小池P-(17分)-登山口-(1時間16分)-六本桧-(40分)-
剣ヶ岩-(1時間30分)-避難小屋-(10分)-三ノ峰
-(1時間37分)-六本桧-(60分)-登山口-(22分)-上小池P
高低差 1200m 距離 往復約10、6km
登り 4時間40分 下り 3時間12分
ベッカムさんと2人 127km  2時間15分

ネットで知り合ったベッカムさんは今ではHP管理人仲間。
そのベッカムさんを別山へ案内する事になった。
福井県側の上小池から三ノ峰経由で別山へ、の筈が・・・

3月の野伏ヶ岳でニアミス、次週の蕪山で出会ったベッカムさんから掲示板へ「どこかへ連れてって〜」
の書き込みがあった。何処かの掲示板で別山辺りへ行きたがっていたのを思い出したので、三ノ峰
〜別山を提案したら直に乗ってきたので話は早い。こちらは日曜限定なので天気予報ばかり気に
していたが、今年の梅雨はおかしく、都合の良い事に晴ればかりだ。そんな事よりも気になるのが
体力の差である。ベッカムさんは私より若く体力も有るし、槍ヶ岳へ何度も登っているアルピニスト
である。ヘナチョコ体力の自分は、まともに付いて行けるかが心配だったが・・・(x。x)゜゜


4:00に美濃市の中濃総合庁舎で待ち合わせなので、遅れないようにする為に前日はPM8:30に就寝。
3:00に起き軽い朝食、トイレを済ませ早めに家を出る。12分前に着いてベッカムさんを待っていると直に来た。
車から降りるなり「今日は宜しくお願いします」と言って握手を求めて来た「こちらこそ宜しく」と握り返す。
人と握手なんかしたのは何時以来か記憶に無い。暗闇での出来事だったが、以前会っているので違和感
は無い。ごっちゃん号に荷物を移し変え、いざ出発!だが、ライトの明かりで見たら腰にコルセットを巻いてい
るし、いきなり「お腹がおかしいので近くのコンビにで停まって下さい」だった。(゜ε゜;)
未だ薄暗い国道には意外に車が多く「何処へ行く車ですかね?」から会話が始まり、色々な話をしながら
のドライブだった。ベッカムさんの感心する所は、ネットでお馴染みの方達と積極的に交流を持たれている
所だ。自分との接触もその一つだろう。必然的にに会話の内容はそちらが中心になるので、皆さん布団の
中でクシャミが出たのではないかな。R156からR158へと変わり福井県に入り、荒島岳登山口のある勝原
スキー場を過ぎ、直に右の鳩ヶ湯への看板に従いUターンするような感じに鋭角に右へ曲がって行く。
暫く行くと「鳩ヶ湯まで8km」の表示が有る。鳩ヶ湯から上小池までも8km有るので、まだまだ先だ。
結局、国道から約20kmで上小池Pへ着く。

アカツメクサ
ヤマアジサイ 白いササユリ サンカヨウの果実
タニウツギ
ミツバオウレンの花後 ツクバネソウ ギンリョウソウ
ショウキラン ヤマボウシ コケイラン
ゴゼンタチバナ&ツマトリソウ アカモノ
カラマツソウ サラサドウダン ハクサンチドリ
ヨツバシオガマ ハクサンタイゲキ コバイケイソウ
アザミ
コイワカガミ ミヤマキンバイ ハクサンイチゲ
キスミレ ツバメオモト
ハクサンコザクラ シナノキンバイ
ナンゴクミネカエデ ミツバオウレン   ミヤマキンポウゲ
ササユリ? ハクサンシャクナゲ

トイレも有る立派な駐車場(40〜50台)

6:36 駐車場奥からスタート

6:15に50台は停めれそうな立派な駐車場に着く。
既に20台ほどが来ている。近くのナンバーが多いが、大阪
ナンバーも居た。先ずトイレへ行くが、ナントと水洗であった。
準備を始め気が付いたが、ベッカムさんは今日もトレードマーク
になった、背番号23とベッカムのネーム入りのシャツであった。
長袖だったので暑そうに見えたが、ここまで拘れば立派だ!
空は薄雲りながら晴れそうだが、最近、気温は上がり気味で
暑くなりそうだ。自分は荷物を軽くする為にガスなどは持って
来なかったが、何時もと変わらない重さになっていた。(^^;)
準備も済み、6:36にスタートする。案内看板に「熊注意」とあるが、
「ごっちゃんは声が大きいので鈴はいらないね」と言われた。
自分は声がでかいらしい。(゜ε゜;)先ずは駐車場の奥から
樹林帯の中を林道目指して下って行くと、足元に黄色の小さな
花が有り早速カメラを向けて「今日はどんな花に廻り合えるかな」
とベッカムさんが微笑む。最近になって花に目覚め、学習意欲
満々である。こちらはと言うと、有れば写すだけである。(´。`)
いきなり左に巨木が現れる。説明板には、「上小池大栗の木」
幹周り(約5,7m)樹高(19m)樹齢(320年)とあった。
こんなデカイ栗の木は初めて見た。

上小池大栗の木

6:47 打波川に沿っての林道歩き

6:54 登山口

7:11 山腰屋敷跡

10分ほどの林道歩きで登山口に着く。この林道を
進むと、刈込池自然研究路となり、駐車場から下り
た林道の吊橋へ戻るらしいが、行った事は無い。
登山口からはいきなりの急登が待っているが、花
も待っていたので2人ともカメラ撮影に忙しい。
白いユリが数本咲いていたが、何ユリなのかは
分らない。ベッカムさんには、花の名前には詳しく
ない事は知らせて有ったので気が楽である。
傾斜も緩くなった辺りのぬかるんだ道からひと登りで
山腰屋敷跡へ出る。(昭和の中ごろまで山腰家の
屋敷が有った)ベンチがあり休憩ポイントだが、休まず
進む。ここから暫くは緩やかな登りが続くので、周りを
よく観察をしながら歩くと、色々な花が咲いていて撮影
に忙しい。

ベッカムさんと「これは何?」「これは何だろう」の連発で一向に足が進まない。何でも良いので、花が
有れば写して後から調べれば良いのである。スローペースなのに身体にチョッと異変を感じ出した。
歩き出して1時間ほど経ち、汗もタップリかいて来た。しかし、何時もとチョッと違う事に気が付いた。
脂汗のような感じがするし、頭もふわつく感じだ。しゃがんで写真を撮った後、立ち上がると貧血のよう
にもなる。チョッとヤバイナと思い「今日、ひょっとしたら別山まで行けないかも知れない」とベッカム
さんに事前に話しておいた。ベッカムさんがギンリョウソウを見つけ、初めて見たので感激しながら写真
を撮っていたら、結構あちこちに咲いていた。どんな花が咲いているか楽しみで下ばかり見ながら歩い
ていたら、下の写真の花を見つけ足が止まった。ベッカムさんを呼んで見せたら「誰かのレポで見た事が
あるが、珍しい花らしいですよ」うんうん、初めて見た。早速撮影会だ!次はエビネに良く似た花も咲い
ていた。顔を上げればヤマボウシ。全く足が進まない。(~o~)撮影会が済み、歩き出したらそこは六本檜
だった。

8:10 六本檜に着く(檜は6本以上有る)

初めて見たショウキラン

ガスに煙る三ノ峰方面

上小池方面

六本檜で10分休む。南方には荒島岳が見えるはずが・・・霞んで見えず、上小池方面は見下ろせる。
4年前に来た時より20分もタイムオーバーしていた。果たして別山まで行けるかな?
三ノ峰方面には怪しげなガスが架かり、ハッキリ見えない。小休止後歩き出すが、まだ体がふらつく。
空腹感もあり、シャリバテかもしれないので15分後に休み、バナナとゼリーを飲む。

8:52 この辺りから気持ちの良い尾根歩きが始まる

行動食を食べたのと、尾根歩きになり多少は涼しくなったので、嫌な辛さは消えてきたが、
足取りは依然重い。先を見ると、まだかなりの高低差が有るのが見える。果たして登りきれるか
不安になってきた。

9:09 剣ヶ岩をバックにニッコウキスゲ

ニッコウキスゲを写すベッカム氏

8:55に初めてのニッコウキスゲに出会う。まだ蕾が多いが、所々に咲き出している。

剣ヶ岩を登りきると、パノラマ写真と花の写真のプレートがある。この辺りでベッカムさんが
靴擦れを起こしたので、テーピングテープで治療をする。早期治療だったので、大事には
至らなかった。この辺りにも花は沢山咲いていた。

9:50 先に行ってもらう

こちらは一向にペースが上がらないので、ベッカム
さんに「とても別山までは行けそうに無いので先に
行って下さい。三ノ峰で待っています」「じゃ〜先の
ピークまで自分のペースで歩いてみて決めます」
と言って先に行く。これで多少は気が楽になった。
時々気持ちの良い風が吹くと生き返る。(~o~)
ベッカムさんは写真を撮りながら徐々に離れて行くが、
こちらはマイペースだ。先へ行ったと思いゆっくりと
ピークへ着いたら大きなベンチが有り、他の登山者
と一緒にベッカムさんも休んでいた。「やっぱり、
一緒に三ノ峰へ行きましょ」だった。(^^)/~~~
 優しい方だ。

打波ノ頭
 ↓

避難小屋
   ↓

三ノ峰
 ↓

別山
 ↓

10:20 気持ちの良い尾根歩きだが、打波ノ頭への登りがきつそうだ。

※ 体調不良により標準タイムをかなりオーバーしています

ベンチからは暫く緩やかな尾根道だが、その行く
手には打波の頭への急登が待っている。
傾斜がきつくなって来た辺りで、ベッカムさんが
変わった花を見つけ登山道から少し離れた急斜面
へ取り付く。こちらは腰を下ろして休んでいたら
「あ!・・・カメラを落とした」だったので、覗き込むと
草が生えてはいるが、かなりの急斜面で谷も深い。
こりゃダメだなと思ったら「音的にはそんなに下へ
行って居ないはず」と足元を探していて「あった!」
ア〜良かった〜の出来事。花ばかり撮って足元ば
かり見ていたが、カサバノ谷はかなり深く、高度感
タップリある下の方からガスが湧き上がってくる。

10:48 避難小屋まで250mの表示

10:54 三ノ峰避難小屋

避難小屋まで250mの表示まで来ると、後は
ピークを左へ巻く緩やかな登りで直に避難小屋
へ着く。その避難小屋の手前の灌木の中の
左側に遭難碑のプレートがある。
昭和46年10月に新婚旅行にここへ来て、季節
外れの大雪で遭難死をされた御夫妻の碑だ。(合掌)
小屋の周りには黄色の花が沢山咲いていて
多くの登山者が休んでいた。何とここまで4時間
20分も掛かってしまった。4年前には3時間10分
で着いたのに・・・(^^;)

避難小屋の東側にはまだタップリの残雪が有り、
足元にはハクサンコザクラ、シナノキンバイが
点在していた。生憎別山はガスの中だが、
取りあえず頂上を目指す。避難小屋から10分で
三ノ峰へ着く。登山者が2人居たので、早速記念
撮影を頼む。結局ここまで4時間40分も掛かって
しまった。4年前には、この時間で別山まで行った
のに・・・情けない(x。x)゜゜

11:15 三ノ峰頂上 2128m


ベッカムさんが行きたかった別山はガスの中。
行きたそうに見えたので「登り1時間半で行け
るので、行って来てもいいよ」と言っても、行く
とは言わなかったので昼食にする。
お互いが申し合わせたかのように、ノンアル
コールビールを持って来ていて乾杯をする。

ガスが切れた一瞬

別山アップ

写真を撮って下さった方は下山して、新たに来たカップルが2組の計6名だけの頂上だった。
疲れていると食欲がわかないが、無理に押し込む。そこへ1人の若い女性が来て、休まずに別山へ
向かった。ノースリーブのTシャツからは、真っ黒に日焼けした腕が印象的だった。かなり歩き込んで
いるらしく、双眼鏡で後を追ったが休む事無く歩き続けて行ってしまった。(ΘΘ)くやし〜
LINK仲間のひろろとろろさんの写真は青空の日ばかりで、ベッカムさんが「ひろろブルー」と名付けた。
私の場合はガスの日が多いので、ベッカムさんが「ごっちゃんホワイト」と命名してくれた。
思わず「上手い!座布団3枚」と言いたかったが、複雑だった。(゜ε゜;)

山頂から別山方面へほんの少し行くと右側に珍しい花を付けた「ナンゴクミネカエデ」と言う木があった。
この木は南国の木らしいが、福井東部にも分布しているらしい。岐阜では確認されていないが、
私は白尾山の登山道で見たことがあった。これって、自慢していいのかな?(^-^*)/

後から来た4人組が「白山はどっちだ?」に対して、前から居た方が「別山の右側です」ときた。
そこで黙っておれず「いやいや、左側ですよ」と言ってやった。皆さん思い込みが激しいみたい。

12:36 雪渓はかなり小さくなった

12:42 三ノ峰へ別れを告げる

頂上に1時間18分居て、12:33下山に掛かる。手を洗う為に雪渓に寄った。
ベッカムさんはここで知らないうちにバンダナの中に雪を入れて首に巻いていた。なるほど〜

12:48 カサバノ谷からガスが湧き上がる
      高度感タップリで緊張する所あり

12:59 この先に大きなベンチがある

大きなベンチでひと休み。4年前に来た時、丁度登山道の整備をされていた人達と会話をした記憶。
登山道脇にプレハブ小屋が有り、そこで寝泊りしながらの工事だったとか。その時はヘリが資材
を何回も繰り返し運んでいたのを思い出した。その時作った丸太の階段は、既に崩れている所も
何箇所かあった。自然の厳しさを見せ付けられた感じだ。このベンチもその時に作ったのであろう。

願教寺山、よも太郎山、日岸山等々

13:24 想いでの岩

13:30 剣ヶ岩手前

4年前、三ノ峰までの予定で登ったのに、頂上で周りの人達に
進められ別山まで行ってしまった。お蔭で飲み物が足りなくなり
大きな岩の上で休んでいたら、居合わせた白鳥町の御婦人3人が
みかんとジュースを譲ってくださった。あの時は本当に有りがた
かった。あれで息を吹き返し下山出来たのだった。その想いでの
岩で、今回も腰を下ろした。ベッカムさんは「熱い!」と言って直に
立ったが、私は尻の皮が厚いようだ。ベッカムさんは膝が痛くなっ
たらしく、歩きがぎこちなくなってきた。登山道脇に咲いているニッ
コウキスゲの数が朝より増えたみたいだ。一日でかなり咲いたようだ。
でも、蕾もまだ沢山有るので、これから先はニッコウキスゲの乱れ
咲きが見られるであろう。

まだ30分は続く尾根道

この辺りからどうもお腹が張り、オナラが出そうになる。ベッカムさんと距離を空け、ブーブーする。

14:10 六本檜に着く(13分休む)

どんな花が咲くのかな?

この辺りでもオナラがよく出る。黙ってするのは気が引けたので打ち明けたら「肛門呼吸ですか?」
上手いことをおっしゃる、座布団3枚!打ち明けたら気が楽になり、出るは出るは・・・(´。`)
頂上でよくガスに巻かれるのでガス男と言っているが、こちらのガス男と勘違いされてはたまらん。
六本檜で少し休むが、出会う登山者は流石は皆さんお疲れ状態だった。
六本檜の手前で撮った、変わったランの写真を取り直そうとして探したが見つからなかった。
誰かに盗掘されたかな?15:00山腰屋敷跡に着きベンチで休む。飲み物も少なくなって来たが、
この先に沢が現れ喉を潤す事が出来た。頭から水を被り息を吹き返した。前回も同じ事をした記憶。

15:23 登山口へ着く

チョッと変わった堰堤

三ノ峰

←避難小屋

二ノ峰

一ノ峰

銚子ヶ峰

六本檜
 ↓

←登山口

杉峠

上小池P

 ↑
剣ヶ岩

TOP

15:45 上小池駐車場に着く

登山口に着いてから道を横切り河原へ直行だ。
又しても水をかぶる。(^_^)b
林道を歩いて行くと右に変わった堰堤が現れる。
橋を渡ると今度は左に吊橋がある。朝は気に
留めなかったが、刈込池へ行く橋で650段の階段
が有るらしい・・・パス!
その反対側の駐車場へ最後の登りを行くと、やっと
駐車場に着く。車は10台になっていた。
着替えを済ませ、4:00帰路に着く。
和泉村の平成の湯で汗を流し帰宅するが、R156は
空いていて快調に走れた。眠気防止には会話が
良いので、色々な話をしながら何とか明るいうちに
帰ってきた。


前回の三ノ峰〜別山登山 簡単レポ


2001,9,23  単独  登り 4時間50分 下り 3時間44分
油坂峠の気温5度の寒い朝、三ノ峰だけのつもりで駐車場に着いたら40台の車に驚き、7:00スタートする。
途中に追いついた福井の年配の御夫妻と抜きつ抜かれつで、会話をしながら登った。3時間18分で三ノ峰
に着き休んでいたら、福井の御夫妻に「別山まで行きましょう」と誘われたので、余りの天気の良さに安易に
着いて行ったのだった。

三ノ峰からの別山 奥には霊峰白山が鎮座する

大平壁の遥か彼方に御嶽山だ!

別山平からの別山

別山頂上2399m 後方は三方崩山

別山(2399m)からの白山(2702m

別山平までで大満足だったが、約40分で
頂上へ着けた。写真を見て頂ければ分るように
素晴らしい天気と展望に大満足 (^^)/~~~
北は日本海、南には伊吹山までハッキリ確認
できた。東にはアルプスの山々、西には奥越
の山々と、これが本当の360度の展望だ!
帰りの事も有るので、47分後に下山する。
途中、飲み物が足りなくなって辛かったが、
3人組の御婦人方に、みかん、ジュースを頂き
生き延びたのだった。初めての5時間登山を
経験して、少し成長した気分だったし
今でもハッキリ記憶に残っている山だった。

今回はネット仲間から山仲間、LINK仲間へと進化したベッカムさんを別山へ案内するつもりで
出かけたのだったが、自分の体調不良で思いを遂げれず非常に残念だった。
しかし、心優しいベッカムさんは文句の一つも言わず、40種以上有った花に満足されたようでした。

これに懲りず、また声を掛けてくださいね。



ベッカムさんは自分より2ヶ月後にHP「ベッカムと山へ登ろう」
を公開された同期の桜だ!(例えが古い)

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